今回は、アトルガンミッション第20話「茶屋の厄難」を進めていきます。
攻略手順
エジワ蘿洞に入り、イベントを見ます。Survival Guide未開通の場合は、ウォンテッド125でワジャーム樹林へワープすれば、すぐ後ろがSuivival Guideのあるマップへの入口です。
イベントの後、Survival GuideがあるマップのD-8テンキー5もしくはE-9テンキー2あたりから下り、下った先のマップG-8テンキー4あたりにある、ターゲットしても何も名前が出ない場所を調べ、イベントを見ます。
ストーリー
レルフィーとカラババの話を盗み聞きしていたアフマウは、レルフィーたちより先にエジワ蘿洞に来ていました。
サクサクサクサク……!
アヴゼンが何かを探しているのか、一生懸命に地面を掘っています。
サクサクサクサク……!
Aphmau「すてき、すてきー。」
サクサクサクサクサクサク……!
Aphmau「がーんばってー♪」
サクサクサクサク……!
Aphmau「どーんどん、掘ってー!ごー、ごー♪」
サクサクサクサクサクサク……!
Ovjang「……ン?あふまうヨ、みツケタゾ!」
Aphmau「ほんとう!?見せて、見せて。」
Ovjang「コノ、かたつむりノようナもの、……おるどぅーむノ、おたからカ?」
どうやら何かを掘り当てたようです。その様子を高台から見ていた1匹のキキルンが、無線機のようなもので仲間に連絡を取り始めました。
???「プルルルルン……」
???「プルルル、ルルン……うっかっかぁー。とても、これは、すばらしのラッキー!」
??? 「プルルルルルルン……」
呼び出し音が鳴り出してしばらくすると、他のメンバーにつながったようです。
Vavaroon「こちら、プンプンネッタワーク。メンバー・きゅう。ババルンなの。なにか、ごようがあるるる、るるるの?どぞ。」
Wawaroon「うっかっかかかぁー!こちら、プンプンネッタワーク。メンバー、にじうよん。ワワルンね。……ひみつのおたからをはっけーんネ!!どぞ。」
すると、他の仲間も無線機の会話に参加してきました。
Gogoroon「……プルルルル、ルルン!!こちら、プンプンネッタワーク。メンバー・なな。ゴゴルンなのーよ。おたからこと、くわしーくおしえてほしいーの!よ?どぞ。」
Wawaroon「ん~~~?おっけーな!あかいふくの、おんなのーこ!あかいふくの、おにんぎょーう!その、ふたりくみ、ぐるぐるもよいのかけら、みつけたもよーいネ!どぞ。」
キキルンたちのやり取りなぞ露知らず、アフマウたちは発見したかたつむりのようなものが何なのか、悩んでいます。
Ovjang「コノもよう……どこカデみタコトアルようナ、なイようナ?」
Aphmau「マウ、見覚えがあるわ。えぇっと……どこでだったかな?うーん……。」
Ovjang「ウウーン。ウウウーン?」
Aphmau「……封魔堂!?」
Ovjang「ダガ、あふまうヨ。よクみテミルト、まてきトハかたちガ、ずいぶんトちがウようダゾ。」
Aphmau「……ほんとね。……って、アヴゼンったらあたり前じゃない。こんなとこに魔笛が、あるわけないもの。きっとこれ、魔笛のマネをして作った出来損ないに違いないわ。」
Ovjang「ソウカ?……ダガ、コッチノほうガふるソウニ、みエルゾ?」
Aphmau「……でも、どっちだっていいわ。これがほんとの魔笛じゃなくてよかった。」
Ovjang「ソウナノカ?」
Aphmau「だってマウは別に……魔笛なんて、ほんとは……。」
そんなアフマウの言葉を遮るように、キキルンたちが集まってきました。
Ovjang「アレは、ききるん……の……わるイほうノヤツ!」
Aphmau「アヴゼン、こっちよ!」
咄嗟に逃げるアフマウとアヴゼン。しかしキキルンたちも追いかけてきます。
Ovjang「あふまうヨ!おイかケテ、きタゾ!!」
そして、あっという間に追い詰められてしまいました。
Wawaroon「おっほっほーぅ。かわゆい、かわゆい、おにんぎょ~う!うっかっかぁー。かわゆい、かわゆい、おんなのこ~!」
Vavaroon「おまいたち、ワワルンのあにきの、いうこときかないと、アンラキー!」
Gogoroon「いうこと、きくーとラキー!よ?」
Aphmau「マウに近寄らないで……!」
Ovjang「くルデナイ!さわルデナイ!」
アヴゼンは構えたまま、キキルンたちを警戒しています。
Wawaroon「ん~~~?おんなのこ? おにんぎょう?どっちーがぐるぐるもよいのかけら、もてるのかな?すなおにいう。これ、いーこヨ?おっけーな?」
Aphmau「……。」
Ovjang(……グルグルもようノ、かけら?)
Wawaroon「うかっ!しらぬいとは、いわせないネ!ワワルン、バッチー、みてたのな!イセッキで、さっき、みつけたのな~?」
どうやらキキルンが狙っているのは、アフマウたちが見つけたぐるぐる模様の……かたつむりのようなものらしい。
Aphmau「マウたちの後をつけたり物陰からマウたちのこと盗み見たり……あなたたち最っ低~よっ!」
Ovjang「ぶれいせんばんダナ!」
Wawaroon「うかっ!ワ、ワワルン、ぶれいちがーうネ!」
Aphmau「それにマウ、あなたたちにやるようなものは何ひとつ持ってないもの。」
Vavaroon「むむっ。やぱり、こいつ、あのふくろのなかにもてるる、るるるよ!おまいたち、みつけたぐるぐるもよいのかけら、すべてここに、おいてくけ!」
Gogoroon「やっと、やっと、みつけた。ゴゴルン、うれしーい!よ?」
Aphmau「な~に、なんなの?ぐるぐるぐるって?マウ、よくわかんな~い。」
Vavaroon「むむっ。こいつしらんぴりしてるる、るるるよ!」
Gogoroon「うそ、ついてもダメーなの!よ?」
Aphmau「えぇっと……。」
Ovjang「……あふまうヨ、いイニクイガ、バレテルミタイダゾ?」
Gogoroon「くふふふふ。どうするーの!よ?」
Aphmau「マウ、ぜったいに渡さない!」
アフマウたちがキキルンに追い詰められていることなど知りもしないレルフィーたちは、エジワ蘿洞に到着し、そのまま奥地にある遺跡に向かいました。
Karababa「……ホホホ。まぁ、これはこれは見事な遺跡ですこと!」
King of Hearts「アトルガンの研究によれば、天晶歴よりずっと古いものとか。」
Karababa「もっとも、ウィンダスのホルトト遺跡には見劣りしますけれども……。」
King of Hearts「そうでーす!ホルトトはビューティホーッ!!!アンド、ワンダホーッ!!!でーす。オールドはグレート?それ、違いまーすっ!」
King of Hearts「フフフ……今にも崩れそうだ。デンジャーでーす!」
するとキングは、先の方でキキルンに囲まれているアフマウたちを見つけました。
King of Hearts「……おや?あそこに見えるのは?」
Ovjang「シッ!シッ!アッチへ、ゆケ!!」
Vavaroon「おまいたち、そろそろかんなんするるる、るるるね!」
Ovjang「あ、あふまうヨ。さすがニ、コノじょうきょうハ、ヤバイゾ。ココハ、ひとツ、だれゾ、たすケヲ、よブベキデハナイカ?」
Aphmau「う、うん……。」
Aphmau(た……たすけて……。)
Ovjang「きこエないゾ。」
Aphmau「助けて……。」
Ovjang「モット、おおキクダ!」
Aphmau「助けて!レルフィー!!!」
Karababa「……今、あのお嬢さんは何ておっしゃいましたこと?」
King of Hearts「こいつの名前を呼んでました。」
King of Hearts「おまえ、デクたちを助けに行かなくてよいのか?」
もちろん、行きますよ!そう言いつつ走りだそうとしたところ……。
Karababa「お待ちなさい!こういうときは……一気に片をつけることですわ。」
そう言うとカラババは、魔法を詠唱し始め……。
カラババのサンダー系魔法が、キキルンたちのすぐ近くに落ちました
Vavaroon「な、なんやのー!うち、にげるる、るるるよ!」
Gogoroon「ゴゴルン、おっきなまほーだいっきらーい!よ?」
慌てて逃げ惑うキキルンたち。
Karababa「オーホホホホホ!ネズミもどきには、いささか刺激が過ぎましたようですことね?」
Wawaroon「……うかっ!ぐるぐるもよいのかけら、ワワルンたっちーの、おたからネ!おぼえとると、よーいネ!!」
そういうと、ワワルーンも逃げていきました。キングがアフマウたちに近寄り……。
King of Hearts「フフフ……」
Aphmau「な、なんなの……。」
King of Hearts「カラババ様、こちらにいらしてください。」
Karababa「……あら、なんですの?」
King of Hearts「この者たち、何か隠し持っているよーです。」
キングにはバレバレのようですが……。
Ovjang「ぜったいニ、ひみつダ!」
Aphmau「そうよ。マウたちが見つけたんだから!」
それが何なのか、教えるつもりはないようです。
King of Hearts「カラババ様に何たる態度!愚の骨頂でーす!!!」
しかし、そのキングの態度に、カラババが叱りつけました。
Karababa「おだまり!キング・オブ・ハーツ。失礼ではございませんこと?」
Karababa「はじめまして。それとも、またお目にかかりまして。……ですかしらね?」
Aphmau「は、はじめましてよ!」
Karababa「わたくしはウィンダスの特命全権大使、カラババにございます。」
Aphmau「……っ。」
Karababa「あらあら?お初にお目にかかりますのに、わたくしのことでなにかお気に触ることでも?」
Aphmau「……あるもの。許せないことがあるもの!だって……だって、マウのメネジンを……。」
King of Hearts「はて、メネジンとは?」
Ovjang「ともだちダ!きさまガめねじんニ、シタコトわすレタナドト、いワセヌゾ。」
King of Hearts「デクのフレンド……?おう!メモリーにありましたー。この国にも不良デクが徘徊してまーすかー?」
Ovjang「ナマ・イッテンジャ・ナイヨ!」
Ovjang「オまえノようナものニ、ソノようニ、いワレルすじあいナド、ナイ。……ぶれいもの!」
Karababa「困りましたわね。こちらのお人形さんとはちっとも、お話になりませんこと。」
Aphmau「……マウだって同じ気持ちよ!」
Karababa「……あらあら、仕方ないですわね。キングや、もう一度遊んで差し上げなさい。今度のお人形は、魔法を少々使うようですけれど。」
King of Hearts「フフフ……カラババ様。ご安心くださーい。私にも覚えたてのヘビーなマジック、ありまーす!」
そういうと、黒魔法の詠唱を始め……。
アフマウたちを中心に、とてつもない大爆発が起きました。
Karababa「オホホホホ。」
Karababa「キングや、少々やりすぎではありませんこと?」
King of Hearts「フフフ……すみませーん。おニューのマジック。パワーコントロールが難しいでしたー。」
カラババは周囲を見渡しながら一言。
Karababa「あらあら、みんな仲良くおねんねですこと?」
Karababa「おや、まぁ、わたくしの現地ガイドまで……。」
すると、キングが何かを見つけました。アフマウたちが見つけた、というモノでしょうか。
King of Hearts「カラババ様、例のブツを発見しました!」
Karababa「どれ、おかしなさいな。絶縁体は……痕跡なら、残っているようですわね。みなさま!こちらは、どなたのものかしら?」
……そう聞かれても、カラババとキング以外、全員先ほどの魔法で倒れ、意識を失っています。
King of Hearts「カラババ様、全員知らないそーでーす!」
Karababa「……あら、仕方ございませんわね。じゃあ、これはわたくしがいただいていきますことよ。」
Karababa「オーホホホホホ!……さぁ、キングや。これを持ち帰って、皇都の錬金術師に絶縁体の痕跡を分析させますわよ。」
King of Hearts「カラババ様、心当たりはあるのですか?」
Karababa「それぐらい、ごく潰しコミディンに働いてもらいますわ。それに、わたくしあの街のさる会社にもちょっと用がありましてよ。」
King of Hearts「おー、カンパニー?今度はビジネスでーす!」
例のブツとやらを手に入れたカラババとキングは、満足げな表情でこの場を後にしました。
……彼女らの姿が見えなくなった頃……。
???「急ぐんです!……大勢の人間の足音が聞こえます。」
1匹のインプがやってきて、アヴゼンの様子を伺っています。
???「ああ……我らも、気づいている。」
別の声の主が、アヴゼンの足を掴んで持ち上げ……。
???「来ました!」
アヴゼンをそのまま連れ去ってしまいました。
???「ラズファード様!ご無事です!こちらに、おられました!!」
ラズファードがアフマウを抱き上げると、意識を取り戻したアフマウが一言……。
Aphmau「にい……さま……?」
そしてまた意識を失ってしまいました。
Razfahd「手のかかる……。引き上げるぞ。」
Amnaf「お待ちください……。」
Rishfee「恐れながら、ラズファード様……あの者が、くだんの傭兵にございます。」
ちょうどレルフィーが意識を取り戻し、起き上がろうとしているところ。
Razfahd「名は?」
Amnaf「レルフィーです……。」
ラズファードはレルフィーの近くまで行き……。
Razfahd「いいか、レルフィー。このことは他言無用。もし、口外すれば……命はない。だが……」
Razfahd「この者を助けたことは礼を言う。」
そういうと、アフマウを連れて引き上げていきました。
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