アドゥリンM3-2:若き姫の悩み

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今回は、アドゥリンミッション第3章第2節「若き姫の悩み」を進めていきます。

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攻略手順

東アドゥリンのセレニア図書館(F-10テンキー9あたり)に入り、イベントを見ます。Waypoint「SCT.ワークス前」のすぐ近く。入口にいるEppel-Treppelに話しかければ中に入れてもらえます。

東アドゥリンのセレニア図書館の場所

東アドゥリンのセレニア図書館入口

ストーリー

アシェラがふらふらとセレニア図書館の方へ歩いていくのを見かけた人がいる、とレヴィルから聞いたので、東アドゥリンにあるセレニア図書館を訪ねます。図書館の入口にはタルタルのガードマンが立っていますが、声を掛けてみると、中へ入れてくれました。

図書館に入ると、奥の方にアシェラの姿を見つけました。

アシェラの姿を見つけた

Arciela「レルフィー……?あなたもここに何か用なの?」

あなたもここに何か用なの?

そ、そうなんです。えーと……うーんと……アシェラは、どんなタイプの異性が好きですか?

Arciela「え、はい?好きな、男性のタイプ……ですか?」

え、はい?

Arciela「ごめんなさい。いまはそんな気分じゃ……。」

そ、そうですよね……ごめんなさい。えーと、じゃあ……何か悩み事があるのでは?

Arciela「ああ、やっぱり悩んでるって、わかっちゃうんだ。みんなにも心配かけてるね、きっと……。」

みんなにも心配かけてるね

そ、そんなことはないですよ……。あ、そうだ!そんなことよりも、どんなお菓子が好きですか?

Arciela「えっ!?す、好きなお菓子、ですか!?わたしの!?」

好きなお菓子、ですか!?

あまりに唐突な質問だったのか、図書館の中だというのに、アシェラは大声を出してしまいました。

Andreine「あの……若姫さま。ここはその……図書館ですので。」

図書館ですので

Arciela「ご、ごめんなさい。静かにします……。」

ご、ごめんなさい

Arciela「こほん。ええと……す、好きなお菓子、ですか……。」

こほん。ええと…

Arciela「そうですね。チョコクレープの白蜜がけとか、ウィッチヌガーのメープルシュガー倍盛りとか。」

チョコクレープの白蜜がけとか

Arciela「ああ、ガトーオーフレースも捨てがたいかも。ベリーの酸味が甘さを引き立ててくれるんですよね。」

ガトーオーフレースも捨てがたいかも

Arciela「食べ過ぎです、って、グレンエスからも怒られちゃうんですけど、つい……って、な、なんでそんな話を?」

意表を突かれたでしょ?

Arciela「えっ?はい、それは意表を突かれました……けど。」

元気がなかったので、つい……。

Arciela「あ……あの……ひょっとして気遣ってくれてる、のかな?」

気遣ってくれてる、のかな?

Arciela「うふふ。たしかに一瞬、何を悩んでたか、忘れちゃいました。まさか、こんなところまで来て、わざわざスィーツ談義をする人がいるなんて思わないですよ。」

何を悩んでたか、忘れちゃいました

Arciela「ありがとう。今度ゆっくりスィーツのお話で盛り上がりましょう。」

ようやく笑顔になったアシェラでしたが、少し深刻そうな表情に戻りました。

Arciela「実は……ちょっと悩んでて……。聞いてくれますか?」

ええ、もちろんです。話してみてください。

Arciela「あにさまのこと……もちろん、あの姿のまま戻らなかったらどうしよう、ということと。」

あにさまのこと…

Arciela「それと……あのとき、あにさまが、わたしのほうを指差したのは何故だろうって。ずっと、それを考えているのだけど、正直わからなくて。」

あのとき、周りにいた色々な人たちが、色々なことを言っていたけれど、アシェラにはどれも正解には思えなかったようです。みんながそれぞれ、自分の言いたいことを言っていただけ……。

どれも正解には思えなかった

そのそれぞれの言葉について、本当の意味はわからない……けれど、言葉の裏に良くない感情がある事だけは、何となくわかっていた、と。

Arciela「レルフィー……わたし、もうどうしていいかわからないよ。」

もうどうしていいかわからないよ

Arciela「わたしたちは、ウルブカの奥へと突き進むべきなのかな?それとも、初代王の遺志通りに、立ち入っちゃだめで退くべきなのかな?」

アシェラには、日に日に諍いばかりが大きくなっている気がするようです。

このままでは、アドゥリン都市同盟は分裂してしまうのではないか……内乱になってしまうのではないか。もしそうなってしまったら、開拓を進めるべきかどうか、なんて議論自体が吹き飛んでしまうのではないか。

そして、明らかに今までこの地で見たこともないような魔物が現れていることもあり、アシェラには、ウルブカの地で起きている異変が開拓のせいばかりではないのではないか、という気がしている、と。

Arciela「あにさまは、なんではっきりと教えてくれなかったんだろう。それとも、あなたが言っていたように、もう心と心で会話をすることもできないくらいに身も心もリフキンになってしまったの……?」

なんではっきりと教えてくれなかったんだろう

アシェラ、少し落ち着いて。

Arciela「ごめんなさい。感情的になっちゃって……もう大丈夫。」

もう大丈夫

Arciela「あにさまの掛けた謎が、わたしには解けない。こうして、何日もセレニア図書館に通って色々調べてみたけれど。手掛かりになりそうなことは何も……。」

わたしには解けない

Arciela「あれから、あなたの持っているロスレーシャの実に何か変化があった?」

いえ……特に変化は見られないです。

Arciela「そう……わたしはでも、あなたならば、あにさまの意図が読み解けるんじゃないかって思ってる。あなたは、リフキン族の女王ロスレーシャにも認められた人だもの。」

あなたならば意図が読み解けるんじゃないか

Arciela「わたしは最近、森に行けてないけれど。あなたは開拓者だから通っているのでしょう?何か気づいたら、真っ先に教えてね。お願い。わたしは、もう少しここに通って調べてみるつもり。」

何か気づいたら真っ先に教えてね

Arciela「話を聞いてくれて、少し気持ちが軽くなったわ。ありがとう。」

レルフィー
レルフィー
どこの国でも、周りの人たちのイザコザが絶えないのね。もっとアシェラの力になってあげたいな。

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初稿:2024年5月18日
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