アドゥリンM4-4-2:瑞々しいトマトたち

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アイキャッチ[アドゥリンミッション] アドゥリンミッション

今回は、アドゥリンミッション第4章第4節第2項「瑞々しいトマトたち」を進めていきます。

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攻略手順

東アドゥリンのアドゥリン城門前K-9のテンキー3あたりにいるPloh Trishbahkに話しかけ、イベントを見ます。

アドゥリン城門前のPloh Trishbahkの場所

アドゥリン城門前のPloh Trishbahk

ストーリー

アシェラが「一緒に聞いて欲しい話がある」と言っていた、とフレミラから言伝に聞いたレルフィーは、すぐにアドゥリン城へとやってきました。

Arciela「あっ、レルフィー!よかった、フレミラの言伝を聞いてきてくれたのですね。」

言伝を聞いてきてくれたのですね

Arciela「先の地震で、地下水路のあちこちが壊れたって報告があって……。草騎士家が大騒ぎになっているんです。なんでも、『水の流れが変わってしまった』とか。」

え、それはどういう意味なのでしょうか……。

Arciela「それが……わたしにも、よくわからなくて。草騎士家の方が、今から詳しい事情を話に来るんです。あなたもいっしょに来てください。」

草騎士家……ですか?

Arciela「ええ、そう。現当主のイキ・アスカモット様がこられるの。文務大臣も務められてる方よ。知りませんか?」

アシェラは、言葉だけでは伝えきれないものがあると思って、カミールの報告の後、風水士でもあるイキと共にリファーリアへ行ってきたそうです。

イキと共にリファーリアへ行ってきた

今までのイキは、どこかよそよそしいような……もともとイキが寡黙ということもあって、どう接していけばいいのか迷っていたようですが……リファーリアへ一緒に行ってからは、イキの方から、よく声を掛けてくれるようになったとか。

このような、歩み寄るというとても大事なことを、アシェラ自身がずっと避けてきました。でも、レルフィーと出会ってからたくさんのことを知り、そのおかげで歩み寄るという大事なことに気付けた……そんな気がする、と。

Arciela「……あ、ごめんなさい。そろそろ、いきましょう。」

そろそろ、いきましょう


大広間へ入ると、既に十二名家の方々が集まっていました。

十二名家の方々が集まっていた

Lhe Lhangavo「ふぅー。まだ始まらないのかい?こちとらワークスの仕事もたまってるんだ。さっさとはじめてくれないかねぇ。」

Margret「まあまあ。貴重な時間を割いて、こうして招集されたのだし、興味深い話が聞けるかもしれないよ?」

Lhe Lhangavo「ハッ!だといいんだけどね。」

Arciela「……何が起こったのか、お話いただけますか、イキ様。」

Ikhi Askamot「よくない知らせ……水路が壊れた。」

よくない知らせ

Chero-Machero「ひどい地震だったもんなー。ま、壊れたら、また造りゃいいだろ。予算さえもらえりゃ、さっさと建築屋に頼んで修繕を始め……。」

Ikhi Askamot「万物は流転するもの。形あるものは壊れる。それは……必然。壊れたことが……よくない……ことなわけじゃない。」

Chero-Machero「は?なに言ってんの?イキ、おまえさ、もうちょっと他人にわかるようにしゃべってくれよ!仮にも、草騎士家の当主様だろ、おい。」

Ikhi Askamot「……ごめん……なさい。」

Chero-Machero「ああもう!怒ってるわけじゃねえっての。もうちょい胸張ってしゃべれって言ってんだよ。」

怒ってるわけじゃねえっての

Chero-Machero「おらおらおら。で、何が言いたいんだよ!早くしゃべれ。すぐしゃべれ。いましゃべれ!」

なんかムカつくので、後ろから蹴り飛ばしてやりましょうか……。

後ろから蹴り飛ばすか…

Arciela「レルフィー?なにをしようとしているの?」

Chero-Machero「な、なんだよ?俺の後ろに立って、なにをするつもりだ?」

バレチャッタ……うーん、ちょっと蹴り飛ばすのは難しそうです。仕方ないので、口を塞いで黙らせてしまいましょう。

Chero-Machero「お、おい、なにすんだよ。もごごごご。く、口を塞ぐなんて……もごもご!うーうーうー。」

もごもご!うーうーうー

……静かになりました。

Hildebert「まさか……イキ殿。風水の術が破れた、と。」

Arciela「風水の術……?どういうことですか、イルドベール様。」

Hildebert「む……うむ。今さら隠しても始まらんか……イキ殿。話して、よいな?」

その質問に、イキは黙って頷きました。

Hildebert「ユグナス殿が……暗殺されかかったときを覚えておりますかな、アシェラ殿。」

暗殺されかかったときを覚えておりますかな

Arciela「はい……。」

ユグナスの姿がリフキンへと変化させられたのを見た、あのとき。大遠征時代の歴史を学んでいたイルドベールは、真っ先にオーグスト王の呪いを疑ったそうです。

大遠征の時代……オーグスト王は、当時のアドゥリン王をはじめ名家の当主たちの夢枕に立ち、ウルブカへの遠征をやめるように警告し、それがきっかけで遠征が中止されました。

真っ先にオーグスト王の呪いを疑った

それだけでなく、時の王はアドゥリンの街の地下に、オーグスト王の墓所を新たに造り、初代王の御霊を念入りに弔ったと言います。

Hildebert「まあ、ここまでは、みなが知っていることだな?レルフィー殿も、よろしいかな?」

その問いに、レルフィーは黙って頷きました。

Hildebert「……御霊を弔うため、というのは真実の半分なのです。」

御霊を弔うためというのは真実の半分

Hildebert「おそらく、当主ではないアシェラ殿は知らされていない。だが、ここに至っては、お聞かせするべきでしょう。歴代当主に密かに語り伝えられてきた、王の墓所に関する真実を……レルフィー殿も聞いてくだされ。ただし、他言は無用に願います。」

Arciela「彼女は信頼して大丈夫です。」

Svenja「では、真実の残り半分とは?」

Hildebert「墓所の置かれているララ水道は、風水術を利用した巨大な封印の施設なのです。」

Arciela「封印って……まさか、初代王の魂をということですか?」

初代王の魂をということですか?

Hildebert「初代王の魂か……もしくは思念のようなものが、アドゥリンの街へと影響を及ぼせるのは確かでした。」

当主たちの夢枕に立ち、警告を与え……その警告を無視すれば、さらなる罰を与える、と。

それは、はじめこそ開拓疲れからの幻だ、と嘲笑されていました。しかし、時をおかずして流行病が発生し、当主らの間で不幸も重なったため、「王の呪い」という目に見えないモノへの恐怖は瞬く間に広がり、国は騒然となったそうです。

影響を及ぼせるのは確かでした

そこで、当時の王は、アドゥリンの街そのものを利用して、巨大な退魔の結界を張ることにしました。生活のための水路を造る、という名目で。

Arciela「街そのものを利用して……。」

しかし、それはあくまで表向きの理由。実際には、巨大な水路そのものが風水術的な仕掛けを施した、魔法装置……初代王の墓所を中心として広がる、いわば魔法障壁になっているので、あのように迷うほど複雑になっているのです。

巨大な水路そのものが風水術的な仕掛けを施した魔法装置

Arciela(カミールで、モリマーさんがいってた「ふういんそうち」って……このことだったんだ。)

封印施設の建築の指揮を執ったのは、当時の風水家の当主でした。水の流れ、風の流れのみならず、地勢を計算し尽くして、街の地下に巨大な退魔陣を描き上げたそうです。

地下水路の水は、ただ流れているのではなく、魔道士が魔法をかけるときの手の動きと同じ。邪悪を退け、街へと入れないために、決められた流れに従って魔法的な意味を持って流れているのです。

Arciela「オーグスト王のことをそこまで恐れていたのですね……建国の父だというのに……。」

Hildebert「大きな力は、それが良いものであっても、怖いもの。」

建国の父だというのに

Hildebert「ともあれ、魔法装置は以後よく働いていたように思えました。凶事がそれ以上起こることもなく、平和が戻ってきたのですから。」

Ikhi Askamot「それが……壊れた、の。」

Chero-Machero「だーかーら!壊れちゃ何がまずいのかってーんだよ!壊れたら直しゃいいじゃんか。慎重派はこれだからなー。そんな姿勢だから、進む話も前に進まないんだってーの!」

壊れちゃ何がまずいのかってーんだよ

Gratzigg「……。」

Chero-Machero「ここはひとつ、潤沢に予算をぶっこんで、だな!やろうぜ、すぐやろうぜ、ちゃっちゃと金かけて……。」

やっぱりムカつくので、今度こそ後ろから蹴り飛ばしてやりましょうか……。

Arciela「レルフィー?なにをしようとしているの?」

Chero-Machero「な、なんだよ?俺の後ろに立って、なにをするつもりだ?」

マタ、バレチャッタ……うーん、先ほどと同じく、ちょっと蹴り飛ばすのは難しそうです。仕方ないので、再び口を塞いで黙らせてしまいましょう。

Chero-Machero「お、おい、またかよ、ちょっと待てって。もごごごご……もごもご!うーうーうー。」

もごごごご……もごもご

……任務完了。静かになりました。

Ikhi Askamot「じゃあ、言い直す……呪術の経路が書き換えられた。」

Arciela「書き換え……えっ!?」

書き換え……えっ!?

Ikhi Askamot「少し……待ってて。これからの説明……準備、必要……。」


Ikhi Askamot「これ……は。風水盤と呼ばれる、気の流れを読むためのもの。街の地下にあるものと同期させてある……。」

風水盤と呼ばれるもの

Ikhi Askamot「ほら……同期が外れている。たぶん……術が別の術に変えられている。でも、これ以上はわからない。直接……行って、確かめないと。」

同期が外れている

Arciela「直接ですか?でも、あそこの奥は魔物が……。」

Svenja「それならば、彼女に頼んだらどうかしら?」

Hildebert「なるほど。レルフィー殿なら……。」

その瞬間、全員の視線が一気にレルフィーに集まりました。

全員の視線が一気に集まった

Svenja「この話、外に漏らすわけにはいきません。この中の誰かが行かざるを得ないのです。レルフィー……あなたの今までの活躍、わたしは決して偶然とは思っていませんよ。アシェラの信頼を得たあなたならば、ここにいる誰も異を唱えないでしょう。」

Hildebert「満場一致のようですな。レルフィー殿。水路の件、よろしく頼みましたぞ。」

満場一致のようですな

ここは、とてもお断りできる状況ではなさそうです。お引き受けしましょう……。

レルフィー
レルフィー
呪術の経路が書き換えられた、ということは、誰かの意思で故意に地震を起こした、ということ!?そんなこと、できるのかしら…。

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初稿:2024年11月21日
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