今回は、アドゥリンミッション第4章第5節第3項「スィーツの魔力」を進めていきます。
攻略手順
東アドゥリンのアドゥリン城門前K-9のテンキー3あたりにいるPloh Trishbahkに話しかけ、イベントを見ます。
ストーリー
セレニア図書館で、アシェラの好きそうな本を借りてきたレルフィーは、急ぎアドゥリン城へとやってきました。シンシアに、アシェラと会って話がしたいことを伝えると……。
Cynthia「アシェラ様。あなたと、お話になるって……。よろしく……お願いします。」
ああ、良かった。会ってくれるそうです。
部屋に入ると、アシェラはベッドにうなだれていました。
近くまで行き、声を掛けてみると……。
Arciela「…………会議が中断されたあと、あの魔物が言った通り、十二家当主に近しい人たちが同じような目に遭ったと次々報告が城に寄せられたの……。その中にね、ティアナちゃんも……。」
Arciela「リファーリアで世界樹が復活したときに、わたしもう泣かないって決めてたんだけど……ダメだった。無理だもの。あんな……あんなの、わたしには耐えられないよ。わたし、ほんとは弱かった……。」
Arciela「思い知ったの……。わたし、森のこと、ちょっと分かった気になっていい気になってたんだね……。もうなにが正しくてなにが悪いのか、よくわからない……。わたし、みんなにひどいこといっちゃったよね。でも、あれは嘘じゃくて、本心なの。」
Arciela「わたしはね……周りに不幸を呼ぶ、森に魅入られた魔女なんだよ……。精霊のあの子は身を挺して守ってくれたけれど、そんな価値わたしには……ないよ……。フレミラも……わたしのせいで……。」
Arciela「レルフィー……あなたも、これ以上わたしと一緒にいたら……きっと、不幸になっちゃうよ。」
アシェラは頑張った。弱くなんかない。そんな弱気なアシェラは嫌いです。
レルフィーがいるから、アシェラはひとりじゃない。不幸になんてならない。そもそも、人はみな、弱いんです。
Arciela「……でも、やっぱり、ダメ……。あなたは、そういってくれても……わたし……わたしは…………。」
Arciela「小さい頃……森に入った時に、いっそ……いっそ、わたしなんか、いなくなってしまえばよかった……!」
アシェラのその言葉に、レルフィーは思わずアシェラの頬を叩きました。突然のことに驚くアシェラ。
Arciela「……レルフィー……?」
そんなこと、二度と言うな!レルフィーは強い口調で言いました。
Arciela「……うん。ごめ……ごめんなさい……!」
Arciela「レルフィー、わたし、わたし……ごめんなさい。」
しばらく待ち、アシェラが落ち着いた頃……レルフィーは言いました。バラモアを探そう……それが、今やらなければならないこと。
Arciela「あの魔物、バラモアの言葉にどれほどの真実があるか、わかりませんよ……?」
そうだとしても、放ってはおけません。
Arciela「……そうですね。確かに、放ってはおけません。あの魔物が、メルヴィアンと関わっているのは間違いありません。信じてるのは……いえ、動けるのはわたしたちだけ……。」
そうです。呪いを解きましょう。
Arciela「はい……!」
Arciela「スヴェンヤ様の話では、倒れて運ばれた人たちは、みな同じ症状で原因がわからないそうです……。ただ、死んではいない。」
Arciela「まるで、そう、魂だけが抜けてしまったような状態だと仰ってました。口にはされませんでしたが、そんな状態、長くもつわけがありません……。一刻も早くアドゥリンにかけられた呪いを解かないと……!」
Arciela「大切な人たちのために、わたし、前に進みます!……一緒にきてくれますか?」
もちろんです。共に行きましょう。
Arciela「はい!」
その前に……前向きになったアシェラに、ご褒美があります。
Arciela「え?ご褒美、ですか……?」
レルフィーは、図書館から借りて来た「ハッピー☆になるお菓子」の本をアシェラに手渡しました。
Arciela「って、ちょ……!」
Arciela「なんでこんな場面で、この本を!?」
Arciela「ひどいです!」
Arciela「ほんとに、もう……ずるい……ですよ。」
Arciela「本当にあなたは不思議な人……。」
森で初めて会ったときは、こんな関係になるだなんて思ってもみなかったそうです。また会えたらいいな、くらいだったと。それは、きっとレルフィーも同じでしょう。
アシェラはこれまで、誰かに期待するとか、そういう経験がほとんどなかったので、晩餐会で再会したときは、すごくうれしかったようです。これからきっと、素敵なことが起こるんじゃないか……って。
ただ、その時はたくさんの人たちがいる場だったから、自分の気持ちを素直に出すことができなかった。
でも、いまなら……。
Arciela「レルフィー。こんなわたしのために、ありがとう……わたし、もう迷いません……!」
アシェラの決意が聞けたところで、いつからいたのか、ユグナスがすぐ近くにいることに気が付きました。
Arciela「あにさま……。」
ユグナスは突然、不思議な紋章を託してきました。
Ygnas「ララ……ボショ……カギ……。バラモア……ソコ……。」
それだけ言うと、ユグナスは倒れてしまいました。
Arciela「あにさま!」
すぐにアシェラが駆け寄り、ユグナスの様子をうかがいますが……。
Arciela「息はしてる。もう、また、無理をして……。」
Arciela「片言だったけれど、あにさまの伝えたかったことは、わかりました。バラモアは、ララ水道の王の墓所です。」
先ほどユグナスが託してきたのは、どうやら墓所へ入るためのカギだったようです。
Arciela「いきましょう!バラモアを倒して、すべてに決着をつけないと!」
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