今回は、アドゥリンミッション第5章第2節第2項「天守へ至る鍵」を進めていきます。
攻略手順
まず、ラ・カザナル宮天守を目指します。天守まではかなりの移動距離があり、普通の速度で走っていくと20~30分程かかります。
ラ・カザナル宮外郭の上層L-8テンキー1あたりにあるEntwined Rootsを調べて、外郭下層へ。
外郭下層J-10南側にあるコロナイズ・レイヴ、外郭下層F-10東側にあるコロナイズ・レイヴの2つを抜けて、外郭下層H-8テンキー1あたりのVertical Transit Deviceを調べて、上層へ。
外郭上層J-3テンキー9あたりにあるEntwined Rootsを調べて、外郭下層へ。
外郭下層J-6~J-7の東側にあるコロナイズ・レイヴを抜けて、外郭下層I-8テンキー1あたりのVertical Transit Deviceを調べて、ラ・カザナル宮内郭へ。
内郭上層M-4テンキー4あたりにあるワープ台に乗り、内郭下層へ。
内郭下層K-6の中央にあるコロナイズ・レイヴを抜けて、内郭下層D-7テンキー2あたりにあるワープ扉に入り、内郭上層へ。
内郭上層L-10テンキー2あたりにあるワープ台に乗り、内郭下層へ。
内郭下層K-10テンキー3あたりにあるワープ扉に入り、内郭上層へ。
内郭上層K-8テンキー5あたりにあるワープ台に乗り、内郭下層へ。
内郭下層I-8テンキー2あたりにあるVertical Transit Deviceを調べて、ラ・カザナル宮天守へ。手前にHome Pointがありますが、この後のイベントでエリアチェンジしてしまうので、忘れずに開通を。
ラ・カザナル宮天守はマップが存在しませんが、最初の丁字路を左右どちらに進んでもOK。途中でワープするので、ワープした先で「右ルートの場合は分岐を左」「左ルートの場合は分岐を右」に進めば、最奥へ行けます。
最奥にあるOminous Posternを調べ、イベントを見ます。
イベントの中でカミール山麓へ移動し、さらにイベントを見ます。
ストーリー
レルフィーは、アシェラとともにラ・カザナル宮の天守を目指すべく、足を進めました。
いかにも巨大な建造物といった雰囲気の外郭を抜けると、内郭は一転して不思議な景色が広がっています。
何もない空間に、足場と四角い物体だけが浮いているような場所。もし足を踏み外したら、いったいどこまで落ちていくのか……。
ところどころにあるワープ装置を使いながら、長い長い内郭を進んで行くと、ようやく天守と思わしき場所へ続くであろう扉が見えてきました。
扉の先にあるエレベーターに乗ると、いよいよ天守の中。天守の中は、さらに異様な雰囲気が漂っています。重苦しい空気をかきわけるように進んで行くと……不穏な扉を見つけました。
Arciela「この扉の奥に……ハデスが。でも、モリマーさんにダラクァルンさんが、まだきてないね。どうしたのかな……?」
先に入ってしまうのも危険な気がしますので、しばらく待ってみることにしましょう。
Arciela「そうですね。もう少し待ちま……」
???(レルフィー!アドゥリンの若姫よ!)
ちょうどそこへ、ダラクァルンが走ってきました。何か焦っているようにも見えますが……。
Darrcuiln(戻れ!その先に進んではならん!)
ダラクァルンがそう叫ぶとほぼ同時に、扉が突然光り始めました。
Arciela「扉が……!?」
すると、レルフィーたちの足元に魔法陣のようなものが浮かび上がり……。
Arciela「こ、この力は……!」
Darrcuiln(ぐっ、しまった……!)
Hades「ようこそ。待ちかねたよ、アシェラ姫。そして、レルフィー……。」
気が付くと、目の前にはハデスの姿。どうやら、扉の中……ハデスのいる部屋へ引き込まれたようです。
Hades「ふむ。ひとり足りないようだが……?まあいい。」
Arciela「メルヴィアン!」
Hades「人はみな、心に闇を抱えている。それは生まれ持った呪いのようなものだ。」
知っているかい?人は死に、肉体が失われたとしても、魂は不滅なんだ。そして、いずれは新たな生を受ける。そう、囚われ続けるんだよ。心の闇は、魂に深く刻み込まれているからね。
そして、生前の記憶は忘却され、はじめから無駄な時を、延々と繰り返すんだ……そう、終わることのない。命の循環、輪廻……。
そんな生き方にどんな意味がある?真実の先に待っているのは、ただの絶望だ。
だからこそ、僕は死による救済を行うのさ。愚かなモノ達を残らず、すべて、ね。そして、僕らは本来在るべき姿へと回帰する。
それのなにがいけない?死は破滅ではない、新たな生……そう、魂の救済なのだ。
世界は気紛れだ。時折、特別なモノが生を受ける。僕はそれを「魂の覚醒」と呼んでいるがね。
あの王、オーグストもそうだ。世界に名だたる聖人、偉人、変人、奇人……。なにかに突出したモノたち。いまこの僕の前にいる君たちもそうなのかもしれない。
何らかのメッセージなのか。幾重の転生を繰り返してきたこの僕ですら、いまだわからない命題だ……楽園の扉を、開くべきモノかもしれない。
Arciela「転生……楽園の、扉?」
……ふ、ふふ。僕は何を語っているのだろうな。まあいい。ここへきたということは、僕の邪魔をする気なのだろう?そう、あの時のオーグストと同じように。
滑稽だね。この僕に挑もうなどと、無謀にもほどがある。しかも、君たちだけでとは……
Hades「身の程を知るといい。そして、絶望しろ。絶対的な力の差というものになッ……!」
すると、そこへ……。
Morimar「ハァデェェエエェスッ――!!!」
遅れていたモリマーが、ハデスに向かって降ってきました。
Hades「そんなに吠えたら奇襲にならないだろう?」
Morimar「ヘッ、ほざきやがれ……!こちとら、足止めできりゃあ御の字なのよ!」
Darrcuiln(すまぬ、主殿。止めることかなわず、こんな事態に……!)
Morimar「……まだだ、まだこいつには勝てねぇ!!ダラクァルン!姫さんを乗せて、レルフィーとここから逃げろ!」
ハデスとにらみ合ったままの状態で、モリマーは逃げろと言っています。
Darrcuiln(承知した!)
Arciela「なぜです!みんな揃った、いまなら……!」
Morimar「違う、そうじゃねぇ!わしらには勝てねぇ理由が……」
と、そのとき……。
Hades「よそ見してる場合か?」
モリマーが目を離した一瞬の隙を突いて、ハデスが一気に距離を詰め、モリマーに強烈な一撃を浴びせました。
Arciela「モリマーさん!!」
吹き飛ばされてしまったモリマー。
Morimar「ゲホッ!……くそったれが!老人は労りやがれっつーの。」
Hades「ははは。そんなに元気な老人がどこにいる?」
Morimar「ケッ、イヤミな若造だぜ。あの頃くらい憎たらしい容姿なら、こっちも、やりやすかったんだがな……調子狂うぜ、くそったれが……!」
Morimar「おい、ダラクァルン!いつまでぐずぐずしてやがんだ、おまえは!さっさといけ!あんまり年寄りを働かせるんじゃねぇよ!!」
Morimar「姫さん!そして、レルフィーよ!わりいが説明してる時間はねぇんだ……いまは引け。あとのことは、アイツに任せてある……!長くはもたねぇが、お前らが逃げる時間稼ぎくらいはしてやるさ。」
Hades「……懲りない男だな。おまえの心がへし折れたときの顔が楽しみだ。」
Morimar「オラァァァーーー!!!」
Darrcuiln(乗るのだ、ここを離れる……!)
Arciela「でも……!」
Darrcuiln(急げ!)
アシェラを乗せたダラクァルンは、レルフィーと共に出口へと向かいました。ハデスに突進したモリマーはと言うと……。
ハデスの強烈な一撃を受け、またも吹き飛ばされてしまいました。
Hades「ふふ。おまえのようなタイプは、いくら痛めつけても簡単に折れるような玉じゃあない。最も効果的なもの、それは……仲間の犠牲だ。」
Hades「こんな感じにな。」
ハデスは、逃げるレルフィーたちに向かって氷の魔法を放ちました。
咄嗟にアシェラをかばうレルフィーでしたが……。
目の前で、なぜか氷が砕け散りました。
Darrcuiln(なっ……!)
Arciela「モリマーさん!!」
Darrcuiln(なんてことをっ……!)
なんと、モリマーが身を呈して、ハデスの動きを止めているではありませんか。
Morimar「馬鹿やろう、止まんなッ!!」
立ち止まらずに逃げるよう、叫びますが……。
Darrcuiln(見捨てることなどできぬ!我も残り、共に戦おうぞ……!)
Morimar「腑抜けたこと抜かしてんじゃねぇ!無暗やたらに突っ込むなって教えてんだろーが。いまが、そのときなんだよ……!!」
しかし……。
Morimar「ガッ、ハッ……!」
モリマーを貫く、鈍く光る剣。それは、ハデスが手刀の先に作り出した、魔法の力でできた剣のようなものでした。
Darrcuiln(主殿ッ!!)
咄嗟にモリマーの元に駆け寄ろうとするダラクァルンでしたが、その足元に飛んで来たのは、モリマーが愛用している斧。
Darrcuiln(なっ、なにを……!?)
Morimar「たッ、たまには……、わしのッ!いうことを、黙って聞きやがれ……ッ!」
自分の事は良いから、早く逃げろ……というモリマーのメッセージ。
Hades「得物を投げ捨てるとは、ずいぶん余裕じゃないか……なぁ、モリマー。」
Darrcuiln(主殿ッ!)
Morimar「来るん、じゃねぇ……!ヘッ、わしのしぶとさなら……理解してんだろ?」
Morimar「……ったく。主従とかぬかす前に、主の命令を聞けってえの。行けぇッ!ダラクァルン!!」
Darrcuiln(……ッ!?)
Arciela「レルフィー!」
いまはモリマーに任せて、退くしかありません。急ぎましょう。
Arciela「でもっ!」
Darrcuiln(若姫よ!主殿が抑えている、いましかないのだ……!)
Darrcuiln(我が背に乗れ!)
Arciela「は、はい……!」
Morimar「わしがこうしてこの野郎を抑え込んでるいまなら、あの扉から出られるはずだ!」
Morimar「全力で駆け抜けろ、ダラクァルン!いけぇッ!!」
Darrcuiln(すまぬ!主殿……!)
Hades「いつまで掴んでいるつもりだ?」
剣を一旦抜くと、さらにモリマーを貫く。
Morimar「グッ……。」
Hades「誰かの入れ知恵か?なにを知った、モリマー?」
Morimar「さあて、どうだかね……てめえに教えて、なにか、わしに得でも?」
モリマーの言葉を聞いて、足元の氷を散らすハデス。
Hades「フン、まあいい。とんだ茶番に付き合わされたものだ。」
足元が自由になり、その場にうずくまるモリマー。
Morimar「グッ、ガ……!?」
Hades「頑丈さが売り……というだけではないようだな。」
次第に体が光り始め、ついにモリマーにも死が訪れる……。
かと思いきや……。
Hades「ふむ、その異能の力、あの裏切り者から与えられたものか……くく、死ねないというのは、どんな気持ちだ?」
Hades「その呪縛から解き放ってやろう。言い残すことがあれば、特別に聞いておくぞ。」
Morimar「ヘッ……いうことなんざなにもねぇさ、次の世代に託した。老兵は去り逝くってな……。」
Morimar「まあ、なんだ……俺を逃がした、オーグストと同じ最期たあよ。嬉しい、もんだ、ね……。」
一方、モリマーの意思に従い、必死の思いでラ・カザナル宮を抜け出してきたレルフィーたち。カミール山麓に出たところで待っていたのは……。
???「やあ、レルフィー。そして、アドゥリンの若姫。無事逃げ果せたようで、なによりだ。」
聞き慣れた声に振り向くと、そこには……。
Teodor「待っていたよ。」
Arciela「テオドール……おじさま?」
なんと、テオドールの姿がありました。
Teodor「フム……やはり、一人欠けている、か。」
Arciela「どういう意味ですか?……まさか!」
咄嗟に身構えるレルフィー。まさか、テオドールもハデスの仲間……!?
Teodor「はは、まあそういきり立たないでおくれ。私は君たちの敵ではないよ。」
Darrcuiln(その点は保証しよう。彼は我らの味方だ。)
ダラクァルンがそう言うなら……レルフィーは構えを解きました。
Teodor「……詳しい話は後にしよう。こんなところで悠長に話してる場合ではない。」
Teodor「そうだな。光の龍が棲まうカミールの山頂で落ち合おう。では、待っているよ。」
それだけ言うと、返事も待たずに先に行ってしまいました。
Arciela「え?なに?なぜ、テオドールおじさまが……。」
Darrcuiln(疑問はもっともだがな。それよりもいまは、急いでこの地を離れたほうがよさそうだ。)
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