今回は、三国ミッションのウィンダス編4「魔晶石を奪え」を進めていきます。

攻略手順
三国共通ミッションのため、移籍組は手順やイベントがいくつか省略されます。初めてミッションを進めている方は、バストゥークミッション編をご参考に。

以下、移籍組の手順です。
ジュノの各層にいるガード(例えばジュノ上層ならF-5テンキー2あたりにいるEmitt)にクリスタルを4個トレードし、ランクポイントを上げておきます。自国のガードに渡してもOKです。
ル・ルデの庭I-9テンキー5あたりのウィンダス大使館カウンター内にいるPakh Jatalfihに話しかけます。
その後、ル・ルデの庭I-9テンキー8あたりのDoor:Windurstian Emb.を抜けた先にある、もうひとつのDoor:Windurstian Emb.を調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、ル・ルデの庭H-6テンキー8あたり、オーロラ宮殿(大公宮)にあるDoor:Audience Chamberを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、ジュノ下層J-8テンキー4あたり、天晶堂の一番奥にいるAldoに話しかけ、イベントを見ます。
※このイベントが魔晶石を手に入れるためのフラグっぽい
各獣人拠点をまわり、魔晶石を手に入れます。順不同。
ダボイ編
Survival Guideでダボイへワープ。G-7テンキー2あたりにあるWall of Dark Artsを調べ、その先の修道窟へ入ります。
修道窟F-6テンキー4あたりにあるMagiciteを調べ、イベントを見ます。イベントを見た後、魔晶石・メノ石が手に入ります。
ベドー編
Survival Guideでベドーへワープ。2枚目マップの最初の分岐を左に進み、その先のクゥルンの大伽藍へ入ります。
クゥルンの大伽藍G-8テンキー7あたりにあるDoorを調べて先へ進み、F-8テンキー2あたりにあるMagiciteを調べ、イベントを見ます。イベントを見た後、魔晶石・ミノ石が手に入ります。
オズトロヤ城編
Survival Guideでオズトロヤ城へワープ。地下マップH-9テンキー1あたりにあるTorch Standのどちらかを調べ、たいまつを点灯して扉を開きます。
扉を抜けた先、G-10テンキー9あたりにあるBrass Doorを調べ、その先の祭壇の間へ入ります。
祭壇の間G-8テンキー6あたりにあるMagiciteを調べ、イベントを見ます。イベントを見た後、魔晶石・クノ石が手に入ります。
報告へ
3つの魔晶石を全て手に入れたら、ル・ルデの庭H-6テンキー8あたり、大公宮(オーロラ宮殿)にあるDoor:Audience Chamberを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、ル・ルデの庭I-9テンキー8あたりのDoor:Windurstian Emb.を抜けた先にある、もうひとつのDoor:Windurstian Emb.を調べ、大使へ報告します。
ストーリー
ジュノのウィンダス大使館へ行くと、受付の方に声を掛けられました。
Pakh Jatalfih「大使が重要な仕事を頼みたいそうです。奥の部屋へ行って下さい。」
奥の部屋へ行ってみると……。
Heimji-Keimji「レルフィー、よく来てくれた。ジュノの大公宮から、誰かよこすよう通達が来ている。なにか話があるようだ。」
Heimji-Keimji「そこで、新人ではあるが、デルクフの塔での働きを見込んで、君に行ってもらいたい。」
Pakh Jatalfih「これは名誉なことよ、レルフィー君。あなたならきっと大公の信任を得ることができるでしょう。」
わかりました。今すぐ行ってきます。
Heimji-Keimji「それでこそ我が国の大使館員だ。」
Heimji-Keimji「すでにジュノ大公面会許可証は持っているのですか。これは心強いですね。この国への信頼にも関わってくる重要な仕事だ。しっかり頼むぞ。」
早速、ジュノの大公宮を訪ねました。
Kam'lanaut「ほう、新任の大使館員か。」
Kam'lanaut「私がジュノ大公・カムラナートだ。少しばかり、貴公の国の力を借りたい用件があってな。」
すると、奥から少年が1人、小走りに出てきました。
Eald'narche「お客さん?はじめまして、僕はエルドナーシュ。よろしく。」
Kam'lanaut「彼と私とは血を分けた兄弟だ。うるさく思うかもしれんが、横で話を聞くだけだから、気にせんでくれ。」
Kam'lanaut「本題に入ろう。今日君に来てもらったのは、ある任務を依頼したいからなのだよ。闇の王の噂は知っているな?」
Eald'narche「ダボイ、ベドー、オズトロヤ城に巣くう獣人たちが、闇の王の復活をたくらんでいるらしいんだ。」
Kam'lanaut「どうやら連中は、3種の魔晶石なる不可思議な石の力を利用しようとしているらしい。やつらの計画を阻止するために、ダボイ、ベドー、オズトロヤ城から、それぞれ3種の魔晶石を奪って来てほしいのだよ。」
Kam'lanaut「もちろん、なんの報酬もなしに依頼を引き受けてくれとは言わない。3種の魔晶石と引き換えに飛空艇パスを発行しよう。そなたの国はもちろん、どの国とも楽に行き来が可能になる。」
Eald'narche「魔晶石か……。どういうことなんだろ?気をつけないと、ね。僕らの世界は、だれにもあげられないから。」
Eald'narche「獣人たちも罠をしかけて待ってるんだろうね。しっかり情報を集めて行かないとやつらの思うツボだよ。」
Kam'lanaut「エルドナーシュの言うとおりかもしれん。まずは街へ出て情報を集めるがよかろう。期待しているぞ。」
ジュノ大公のカムラナートから直々に依頼を受けたレルフィーは、さっそく獣人拠点に向かおうとしましたが……。
Mawl'gofaur「待ちたまえ。」
側近の者に呼び止められました。
Mawl'gofaur「このたびの大公のご判断から、天晶堂のアルドという男に協力を要請することにした。」
Mawl'gofaur「その旨をこの密書に記してあるのだが、彼に渡してもらえないか。あれは何かと役に立つ男だ。君も面識を持っておいて損はない。頼んだぞ。」
アルドへの手紙を受け取りました。
ル・ルデの庭から、下層へと下りてきたレルフィー。天晶堂にいるアルドを訪ねました。
Aldo「ほう、新任の大使館員か。」
大公宮から、アルド宛に手紙を預かってきました。
Aldo「用件は分かった、ご苦労。で、お前には魔晶石について教えるように書いてあるが……魔晶石は、オズトロヤ城・ダボイ・ベドーの奥にある。しかし、ただ行っただけでは手に入れることは不可能だ。獣人どもが小細工をほどこしているからな。」
Aldo「ここジュノは世界の様々な情報が集まる場所だ。冒険者たちからもっとくわしい話も耳に入ってくるだろう。健闘を祈る。」
二度目以降のミッションは、ここでイベントが終わります。魔晶石を取りに行きましょう。
ダボイ編
魔晶石を取りに、まずはダボイへ。すでに「ダボイ村紋章」を持っているので、すんなりと修道窟にある魔晶石の元へいくことができます。
修道窟の魔晶石に触れると、かつて三国合同で結成された三か国合同調査隊に参加したメンバーのうち、フランマージュの視点での記憶が頭の中に流れ込んできました。
Francmage「お呼びでしょうか、陛下?」
Destin「フランマージュか。はやかったな。……宰相、彼に例の話を。」
Periduque「はっ。フランマージュ、今日おまえに来てもらったのは他でもない、例の北の地の調査の件に関して、だ。」
Francmage「あの件ですか。まったくバストゥークのヒュームどもが、いらぬ手間をかけさせる。あんな所を調べてまわりたい、などと……。」
Muchavatte「さよう。愚かなり、ヒュームよ!あの呪われた地に偉大なる力が眠っているなどと本気で考えているのであろうか、連中は?」
Muchavatte「永遠なる楽園の扉が、あのような邪悪な魔物ばかりが徘徊する地に隠されている、とでも?ふん!笑止の至りよ。」
Periduque「しかし、連中の好き勝手にうろつき回らせておく訳にもいきますまい。調査という名目で何を企んでいるかも、知れたものではないでしょう。」
Periduque「いいか、フランマージュ。おまえは調査隊に同行し、他の国の連中の動向をしっかり見張っているのだ。まさか何も見つからんとは思うが、もし万が一、北の地で何かが見い出されるようなことがあったなら、その時は他国の連中にそれを奪われてはならん。」
Francmage「承知しております。もとよりこのフランマージュ、任務には常に粉骨砕身であたりますので。どうかご心配なく。」
Muchavatte「あやつらは巧妙で、ずるがしこい。よいか、いかに暁の女神のご加護があろうと、決して油断するでないぞ。」
Muchavatte「王も美しいお妃をめとられたことだし、きっとそう遠くないうちに立派な世継ぎもお生まれになることだろう。我らがサンドリアは、これからもさらに前進してゆく。エルヴァーンが他の国の連中に遅れをとるなど、決してあってはならん。」
Francmage「心得てございます。」
Destin「うむ、心強いかぎりだ。しかと頼んだぞ、フランマージュ。」
Francmage「はッ!このフランマージュ、一命にかえましても!」
Francmage「やはり何も出やしないな……。どこまで行っても、荒れ果てた土地が広がるばかりだ。」
Iru-Kuiru「でもこのザルカバードは、普通じゃないよ。なんだか、イヤな空気で一杯みたいな感じがする……。」
Rabntah「あたしも気に入らないね、この土地は。鼻がちっとも利きゃしない。大昔ここでなにか、あったんじゃないかな?」
Francmage「ふん、野性のカンというヤツか?この地には、忌まわしきものが眠っていると言われている。せいぜいそいつが目を覚まさないよう、お祈りでも……」
Ulrich「た、大変だ!ラオグリム達が……!!」
Francmage「どうした!?何かあったのか!?」
Ulrich「ラオグリムとコーネリアがモンスターに襲われて、地表の裂け目に……!!」
Iru-Kuiru「なんだって!!」
Rabntah「どこだ、場所は!?」
Ulrich「こっちだ!」
Iru-Kuiru「結局、見つからなかったね、ラオグリムとコーネリア……。」
Rabntah「あきらめな。あたしが探して見つからなかったんだ、誰が探したってムリさ。おそらく、あの二人はもう……。」
Francmage「ふん、ヒュームとガルカが!勝手に辺りをうろつくから、こんなことになる。まったく、役立たずどもめが。もういい、これ以上続けてもムダだ。どうせ何も出てきやしない。調査を中止して、この地からひきあげよう。」
Rabntah「その件に関しちゃ賛成だね。あたしゃもううんざりだよ、こんな陰気な土地は。」
Iru-Kuiru「でも、まだすべて見てまわったわけじゃ………」
Francmage「これだけ見れば充分だ。役にも立たない廃墟が残ってるだけで、他には何もありゃしない。」
Francmage「まったく、こんな荒れ果てた、呪われた地で、何が見つかると思ったんだか。とんだ、骨折り損のくたびれもうけだ。」
Ulrich「ああ、そうだな……。仕方ない、計画はとりやめだ。明日この地を離れよう。」
Francmage「おい、ウルリッヒ……。ひとつ聞いておきたいんだが……、本当にお前の言うように事故だったのか?」
Ulrich「………どういう意味だ?」
Francmage「近頃バストゥークじゃ、ガルカとヒュームの間で、なにやらきな臭いことになってるそうじゃないか?」
Ulrich「なんだと!?きさま、何が言いたいんだ!?」
Francmage「フ……、まあ、そう熱くなるな。実際に何があったかなんてことは、私にはどうだっていい。お前達の国の事情など、私の知ったことではないからな。ただ、そんなことでこれ以上私をわずらわせるな、ということだ。」
Ulrich「…………。」
場面は変わり……ボストーニュ監獄。
Courisaille「フランマージュ殿。どうなされました、こんな夜更けに?」
Francmage「ああ、御苦労。なに、妙に目がさえてしまってな、ブラブラ歩き回っているだけだ。気にするな。」
Courisaille「はっ。お気をつけて。」
しかし、フランマージュが奥へ歩いて行ってしばらくすると……。
Francmage「お、お前は……!?なんだと!?ラオグリムの……!?知らぬ、ラオグリムは事故で死んだのだ!!」
Courisaille「………!?どうかなさいましたか、フランマージュ殿?」
Francmage「よ、よせッ……! 来るな!!やめ……」
Courisaille「…………フ……、フランマージュ殿……?」
その呼び声に、返事はありませんでした……。
ベドー編
続いて、ベドーへ。こちらで必要な「銀の鈴」「妖光の数珠」「漆黒のマチネー」も持っているので、すんなりとクゥルンの大伽藍にある魔晶石の元へいくことができます。
クゥルンの大伽藍の魔晶石に触れると、かつて三国合同で結成された三か国合同調査隊に参加したメンバーのうち、ラオグリムの視点での記憶が頭の中に流れ込んできました。
Blamor「しかし、火薬の威力とはすさまじいものですな!!」
Omran「ああ。おかげで、新しい鉱山を得ることができた。これでサンドリアにも対抗できる。」
Blamor「クゥダフの住処など一発で……。」
ヒュームの2人がそう話しながら歩いて行きましたが……。
Babenn「……。」
バベンは思うところがあるようで、その場に留まりました。するとそこへ……。
Raogrimm「どうした、バベン?」
Babenn「あ、ラオグリム様。やはり、あの鉱山にはクゥダフの神殿が……。」
Raogrimm「やはりな……。奴らはそのようなこと、知ろうともせんか。」
場面は変わり……。
Ulrich「なんだなんだ、クゥダフどもが大事そうに守ってるから、お宝でも転がってるかと思ったがな。」
Ulrich「次だ、次。さっさと作戦を終わらせちまおうぜ。」
Cornelia「ちょっと、ウルリッヒ!」
Raogrimm「やはり、卵を守ろうとして……。彼らは、知ろうともしない。」
さらに場面は変わり、ザルカバードにて……。
Ulrich「無様だな、ラオグリムよ!」
Raogrimm「ウルリッヒ、貴様……!」
Ulrich「前からおまえは、気にくわなかったんだよ!」
Raogrimm「自分が何をしているのか、分かっているのか?」
Ulrich「黙れ!」
ウルリッヒは剣を構え、ラオグリムに向かって突進しました……が。
Raogrimm「……コーネリア!?」
なんと、ラオグリムを庇ったコーネリアが、ウルリッヒの剣の餌食に。
Ulrich「う、ああ……。」
Raogrimm「なぜ……」
Cornelia「あなたは、死んではいけない人……。」
Raogrimm「コーネリア!!」
Raogrimm「奴らは……奴らは!!」
オズトロヤ城編
続いて、オズトロヤ城へ。こちらで必要な「ヤグードの松明」も持っているので、すんなりと祭壇の間にある魔晶石の元へいくことができます。
祭壇の間の魔晶石に触れると、水晶大戦での召喚魔法についての記憶が頭の中に流れ込んできました。
Star Sibyl「召喚……ですか?」
Karaha-Baruha「ええ、この魔法は召喚と名づけたいと思っています。」
Karaha-Baruha「神々の書によれば、初代の神子さまが偉大なる獣を従えるとき、召喚という言葉を使ったとか。ともかく、あと一息です。あと一息で、召喚魔法が完成するでしょう。」
Star Sibyl「……。」
Karaha-Baruha「不安なようですね、星の神子さま。」
Star Sibyl「……ええ、とても……。」
Star Sibyl「間に合うでしょうか。前線は、とうとうタロンギ大峡谷をくだり、サルタバルタへと至っております。オズトロヤ城の奇襲も失敗し、たくさんの命の火が日々、消えていく……。あの時の星読みのように……。」
Karaha-Baruha「星の神子さま。私を信じてください。必ず、ウィンダスは滅びの運命から逃れることが出来るはずです。神々の書が、私に、あらゆる知識をくれました。塔の意味も、満月の泉も。……そして、偉大なる獣を従える方法も。」
場面は変わり、オズトロヤ城……。
Ajido-Marujido「下がれ!私はウィンダス口の院魔道院の院長アジドマルジドだ!」
Yagudo Avatar「王座まで、たった一人で乗り込んでくるとは、命知らずの愚か者め……。ウィンダス口の院院長アジドマルジドと聞こえたが、それは真かな?」
Yagudo Templar「ウィンダス、口の院だと!?そのような肩書き、誰にでも名乗れるわ!八つ裂きにして、天の塔へ送りつけてやるわ!」
Yagudo Avatar「まぁ、待て……。わざわざ、ウィンダス軍の長があいさつに来たのだ。まずは話を聞いてやろうではないか。」
Yagudo Avatar「ククク、面白い。軍隊の長が命をかけてまで何を尋ねに来たかと思えば、満月の泉のこととはな?そろそろ気づいているのだろう?ホルトト遺跡が何のために建てられたものか。満月の泉がなぜに、あの遺跡の地下にあるのか。」
Yagudo Avatar「ホルトト遺跡は忌むべき塔。本来ならば、サルタバルタやその周囲へ満ちる魔法力を、あの塔が吸い取ってしまっている。おまえたちは我らヤグードがサルタバルタの大地を荒らしているというが、全てはあの塔を動かしたタルタル族のせいなのだ。」
Ajido-Marujido「しかし、ホルトト遺跡が壊れた今でも、サルタバルタの大地の魔力は減り続けているではないか。」
Ajido-Marujido「この地下で、おまえたちが掘りつづけている妙なものは何なのだ?不吉な光を放つ、あの石のせいじゃないのか?」
Yagudo Avatar「ククク、既にあれをも見たとは、あなどれん。しかし、サルタバルタが枯れつつあるのは、あの石のせいではない。20年前……我らが敗退したあの夜に、おまえたちが取り返しのつかぬことをしたからだ。」
Yagudo Avatar「ククク……わからんのか?ホルトト遺跡の中央の塔を降りていくがいい。そして、星の神子と亡き召喚士の過ちを、その目で見届けるがいい。もはや、ウィンダスに星月の加護はないのだ。さぁ、我らの元に跪け!」
場面は天の塔に変わり……。
Star Sibyl「星々よ……教えて……。私はどうしたらいいの……。」
Star Sibyl「教えて……カラハバルハ……。……私を助けて……カラハバルハ……。」
3つの魔晶石を手に入れてから
頭の中に流れてきた過去の記憶……その回想が終わった頃。
Lion「……どうしたの?大丈夫?」
ライオンがやってきました。
Lion「……その石……?へえ、そいつが魔晶石ってヤツなのね。その石の力で、連中はなにをしようって言うのかしら?」
そのとき……すぐ近くに、突然何者かが現れたような気配を感じました。
Shadow of Darkness「もうすでに目覚めている、世界の終わりに来る者は……憎しみ、おそれ、ねたみ、驕慢、無知……災いが、あまねくヴァナ・ディールをおおう。」
Lion「おまえは……!?」
Shadow of Darkness「俺を目覚めさせたのは、おまえ達人間だ。今度こそは、決着をつけてやろう。」
Shadow of Darkness「人間の歴史は終わる……。この地ヴァナ・ディールを、人間どもの墓場としてくれる!」
そういうと、幻影は消えていきました。
Lion「今のは、幻影……?……闇の王の……幻影……?まさか、闇の王のちからがよみがえって来てるというの?」
Lion「獣人達は本当に闇の王の復活に向けて動いているようね。……あなたも気をつけて……。」
3つの魔晶石を手に入れたレルフィーは、ジュノに戻り、ル・ルデの庭の大公宮へと向かいました。
Kam'lanaut「これが魔晶石か……。間違いない、これらの石にはクリスタルと同種の力が秘められている。不純で汚らわしいが、はるかに強力だ。」
Kam'lanaut「なるほど、ヤツらがそれぞれの拠点に居座ったのは、偶然ではなかったらしい。獣人どもも、おおきな力に導かれているということか……ふん、面白い。となると、そろそろ本腰を入れて、連中を排除にかかった方がよいかもしれぬな。」
Kam'lanaut「ご苦労だった。飛空艇パスはすでにもっているのか。では、報奨金を与えよう。有意義に使うがいい。」
Mawl'gofaur「この3種の石だけではまだ不十分ですが、これをそれなりの数たくわえ、ズヴァール城の地下深くに眠る第4の力と合わせたならば……ひょっとしたらその時、闇の王は本当にこの地によみがえるかもしれません……。」
Kareh'ayollio「しかし、そうなると20年前の戦いでズヴァールの最奥部を封じた護符がジャマになるはず。それを取り除くためのカギは、たしか3つに分けられて、3国それぞれに大切に保管されている、とか……。」
そのとき……。
High Wind「カムラナート様!」
門番が慌てて謁見の間に入ってきました。
Kam'lanaut「どうした?騒々しい。」
High Wind「ハッ、それが……たった今極秘で知らせが入ったのですが、三国の首脳が襲撃された模様です。」
Kam'lanaut「なんだと……?獣人ども、か?」
High Wind「ハッ……。」
Kam'lanaut「……ヤツらの方が先に動いたか。ふん、獣人どもめ、いよいよ本気で仕掛けようというわけか。こざかしい。」
Kam'lanaut「闇の王の復活か……。しょせんは獣人のやからと気にとめてもいなかったのだが……まぁ、それはいい。君もすぐに大使館の方へ戻ったほうがよいのではないかな?」
Kam'lanaut「今後もそなたらの力を必要とする時が必ずや来るかと思う。その時までごきげんよう。」
大公宮を後にしたレルフィーは、その足でウィンダス大使館へ。
Pakh Jatalfih「待っていました、レルフィー。任務ご苦労です。」
Pakh Jatalfih「大任の後に休む間もなく申し訳ありませんが、祖国ウィンダスが危機に瀕しているらしいのです!あいにく大使は留守なので、代わりにこれを持って、すぐに本国へ向かってください。飛空艇を使えばすぐでしょう。私はここで情報収集につとめます。」
ジュノへの急報を受け取りました。そこには「ウィンダス天の塔監視下ホルトト遺跡・中央塔に異常あり。至急帰国されたし」と書かれています。急いでウィンダス連邦へ戻りましょう。

当サイトに記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の登録商標、もしくは商標です。
Copyright(C) 2002-2025 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.