今回は、三国ミッションのウィンダス編8-2「王と道化師」を進めていきます。

攻略手順
ウィンダス港B-4テンキー1あたりにいるガードMilma-Hapilma,W.W.にクリスタルを6個トレードし、ランクポイントを上げておきます。
ガードのすぐ南、ウィンダス港B-5テンキー4あたりのゲートハウスにいるJanshura-Rashuraに話しかけ、ミッションを受けます。石の区・森の区・水の区のゲートハウスで受けてもOK。
ミッションを受けた後、ウィンダス森の区H-9テンキー7あたり、手の院の中にいるApururuに話しかけ、手の院の指輪を受け取ります。
手の院の指輪を受け取った後、他の指輪を集めるため、以下の場所を回ります。順不同です。
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目の院の指輪
ウィンダス水の区の北側G-8テンキー7あたり、目の院の中にいるTosuka-Porikaに話しかけます。
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鼻の院の指輪
フェ・イン地下F-6テンキー4あたり、通路の西側の一番上の部屋の入口Cermet Doorを調べます。Home Point #2からの移動がオススメ。
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耳の院の指輪
ダボイJ-8テンキー4あたりの見張り台にいるSedal-Godjalに話しかけます。Survival Guideでダボイへワープし、修道窟を抜けた先です。
3つの指輪を集めた後、ウィンダス森の区H-9テンキー7あたり、手の院の中にいるApururuに話しかけます。
Apururuの話を聞いた後、天の塔のKupipiに話しかけ、イベントを見ます。選択肢はどれを選んでもOKです。
イベントを見た後、西サルタバルタF-4テンキー6あたりにあるアマリリスの塔から外ホルトト遺跡に入ります。
外ホルトト遺跡の2枚目マップG-8テンキー7あたりにあるCracked Wallを調べ、現れた2体のカーディアンを倒します。
カーディアンを倒した後、再度Cracked Wallを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、ウィンダス森の区H-9テンキー7あたりの手の院の中にいるApururuに話しかけます。
Apururuの話を聞いた後、ウィンダス石の区テンキー5あたりにあるシャントットの家に入り、Shantottoに話しかけてイベントを見ます。
イベントを見た後、ウィンダス森の区H-9テンキー7あたりの手の院の中にいるApururuに話しかけます。
Apururuの話を聞いた後、トライマライ水路のSurvival Guideにワープしてから内ホルトト遺跡へ戻り、I-7テンキー1あたりにあるGate of Darknessを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、ウィンダス森の区H-9テンキー7あたり、手の院の中にいるApururuに報告します。
ストーリー
ゲートハウスでミッションを受けたレルフィーは、ウィンダス森の区へ向かいました。訪ねた先は、手の院にいるアプルル。
Apururu「ありがとう。ガードの人たちから聞いたと思うけど、こんな大変なミッションに来てくれて本当にありがとう。」
Apururu「あなたも知ってるとおり、わたしのおにいちゃん……アジドマルジド院長が闇牢に入れられちゃって、もう随分たつわ。おにいちゃんは、とっても強い人。だけど、闇牢はどんな魔力をも吸い取る部屋。こんな長く入れられたら……。」
Apururu「お願い!おにいちゃんを助けるのに協力して!いけないことだってわかってるけど、おにいちゃんを助けたいの!」
もちろんです。任せてください!
Apururu「……ありがとう。レルフィーさん……!わたしね、おにいちゃんを助けようと思って、一生懸命、調べたの。」
Apururu「中央塔にある小部屋は、星月の力で封じられたもの。だから天の塔で星月の力をこめて作られる『札』がないとあの部屋の扉は開かない。」
Apururu「でも、同じように星月の力がこめられたものといえば、院長の指輪があるの。院長が変わるとき、新しい院長のために作られ、天の塔から手渡される指輪よ。だからわたし、手の院の指輪を持って、闇牢へ向かったの……そして……。」
Shantotto「だめですわよ、アプルル。あなたには無理ですことよ。」
Apururu「……シャントット博士……。」
Shantotto「あなたが闇牢のことを尋ねまわっていると聞いて、ピンときましたことよ。……というより、あれじゃあ、『牢破りをするから捕まえてください』というようなものじゃないの。あさはかですわ。優秀な生徒の考えることじゃありませんわよ。」
Apururu「だってわたし、おにいちゃんを見捨てることなんてできないんです!でも、このままじゃおにいちゃんは、おにいちゃんは……」
Shantotto「わかってますわ。わたくしも、あの子を失うわけにはいきません。せっかく、口の院を任せることができるようなタフな魔道士に育てあげたっていうのに……。」
Shantotto「いいですこと?わたくしのいうことをよくお聞きなさい。その扉は、前に教えた通り星月の力で開くものですわ。ホルトト遺跡はすべて星月の力によって制御されているからですのよ。」
Shantotto「けれど20年前の戦争の時、ホルトト遺跡のいくつもの装置が、大きく損傷したことで、その扉の魔力も弱まっていたわけです。ですから、今までは『天の塔の札』でしか開かなかったものが、院長の指輪1つでも開くようになっていたのです。」
Apururu「……!」
Shantotto「ほら、気づきましたわね?あなたも、ちゃんと考えればわかる子なのに。そう、アジドマルジド本人がホルトト遺跡の力を復活させたでしょう?そのせいで、この扉も院長の指輪1つでは開かなくなってしまったのですことよ。オホホ、おろかですわ!」
Apururu「……。」
Shantotto「……あら、ごめんあそばせ。けれど、わたくしを恨むのは筋違いですことよ。わたくしには、1つの素晴らしいアイディアがあるのですからね!」
Apururu「本当ですか、シャントット博士!わたし、どうすればいいのですか!?」
Shantotto「オホホ!院長の指輪を5つ集めてごらんなさい。そうしたら、あなたの魔力でもきっとその扉を開くだけの力になるでしょう。」
Shantotto「いいですこと?5つの指輪を集めたら、このわたくしのところへ持っていらっしゃい。どうにかしてあげますわ、オホホ!」
Apururu「……ありがとうございます、このご恩は忘れません、シャントット博士。」
Shantotto「ああ、忘れては困りますわね。それともう1つ、忘れては困ることがありますわ。あなた、5つの指輪探しを自分でやろうなんて思ってませんわよね?」
Shantotto「冒険者に頼みなさい。レルフィーとかいう便利な冒険者をごぞんじ?おもしろいほど、面倒ごとに首をつっこんでくる冒険者だということですわ。これを利用しない手はありませんことよ。」
Apururu「だから、あなたにお願いしたいの。……これ……、わたしの手の院の指輪。大変なことを頼んでいるのはよくわかっているの……。でもお願い。おにいちゃんを助けて。お願いします。」
手の院の指輪を受け取りました。
ウィンダスのそれぞれの院長が持つ指輪を集めることになりました。アプルルから手の院の指輪を受け取ったので、次は目の院のトスカポリカを訪ねてみます。
Tosuka-Porika「ムムム!なんだ!私はやましいことなどなにもないぞ!神子さまに逆らう気など、まったくないぞ!」
すみませんが、もう一度目の院の指輪を貸していただけませんか?
Tosuka-Porika「なんだと?ムム、わかったぞ!またもや、心の院に行く気だな!?もはや、心の院に行く必要はない。行ってもならん。またもや神子さまにばったり出くわしたら、どう言い逃れするというのだ!?」
そうではなくて……闇牢のアジドマルジドを助けるために、目の院の指輪が必要なのです。
Tosuka-Porika「……ウムムム……。闇牢……か。あの牢に入れられたものは、魔力を吸い取られ、やがて死にいたるといわれている……。神子さまとて、アジドマルジドの命まで奪う気はないだろう。しかし、彼の魔道士としての命を奪うつもりなのかもしれぬ。」
Tosuka-Porika「ムムム!?いつだったか、一度、そういった悲劇があった……ように思うが……。あれは……?誰が……?」
Tosuka-Porika「……それはともかく、私はアジドマルジドを助けるつもりはまったくない。私に協力を頼むのは、筋違いというものだ。さっさと帰れ、帰れ!」
取り付く島もないとは、こういう状況なのでしょうか。しかし、諦めて帰ろうとしたところ……。
Tosuka-Porika「ムム?ちょっと待て……?まさか……、ムムム……おまえから感じるその魔力……。それは……。」
レルフィーは、これまでのいきさつをトスカポリカに話しました。
Tosuka-Porika「白き書に魔力が戻るとは!なんたる奇跡……!なんたる福音……!それはすなわち、ウィンダスが滅びから逃れたということだ!」
続けて、この書をアジドマルジドに読んでもらおうと思っていることを話してみたところ……。
Tosuka-Porika「……なに!?馬鹿な!それならば私に貸してみろ、私が……!」
半ば強引にレルフィーから書を奪い取ったトスカポリカ。しかし、書を開こうとしたところ……。
Tosuka-Porika「くぅうううっ!だめだ……。この魔力、手に負えん……。神子さまの『まがつみの星』なくとも、どうにか開けそうな感触はあるのだが……確かに、アジドマルジドほどの魔道士ならばこの魔力に耐えられるかもしれん……。」
Tosuka-Porika「……仕方ない、私の負けだ!アジドマルジドに読ませたら、その内容を、私にも教えることが条件だ。カラハバルハ院長が知った『真実であるがゆえに危険なもの』を私も知らねばならん。」
Tosuka-Porika「ほら、目の院の指輪だ。条件を守り、用が済んだらさっさと返すのだぞ!」
目の院の指輪を受け取りました。
手の院、目の院の次は……鼻の院のルクススを訪ねてみます。ルクススに会いに、フェ・インへ。
Rukususu「あら?こんなところで、またあなたに会えるなんて……。さすが、世界を旅する冒険者ですね。それで、どうです?あの古い民の幻影が、魔力を戻してくれた『神々の書』は、どうなりました?」
レルフィーは、その後の状況をルクススに話しました。
Rukususu「……そうでしたか。アジドマルジドは、まだ神子さまのお許しを得ることができないのですか……。神子さまがそこまでお怒りとは……もしかしたら神子さまは、アジドマルジドが持って生まれた魔法の力を、本当に殺してしまうおつもりなのかもしれません。」
Rukususu「闇牢には、その力があります。あたしが学生の頃、そうなってしまった人をこの目で見ました。……それで、アプルルは大丈夫なのですか?彼女は、それは気を病んでいるでしょう?」
今回のミッションの目的や、アプルルが考えていることを話してみると……。
Rukususu「なるほど。アプルルは、そのような手段に出ることを決心したのですね。……えらいわ。」
Rukususu「わかりました。あたしの鼻の院の指輪を、あなたに預けます。これをお持ち帰りなさい。アプルルを助けるために。そして、アジドマルジドに『神々の書』を渡すのですよ。彼ならば、きっと真実に屈することなく、顔を上げて進みつづけることができるはず。」
鼻の院の指輪を受け取りました。
手の院、目の院、鼻の院の次は……耳の院のセーダルゴジャルを訪ねてみます。前回のミッションに続き、再びダボイへ。
Sedal-Godjal「……ああ、ちょうどよかった。ずっと気になってたことがあるんだけどサァ……。この前のあの魔法人形って、何に反応してボクを探し出したの?」
あの魔法人形は、その耳の院の指輪が持つ「星月の魔力」に反応して、探し出してくれたのです。
Sedal-Godjal「へぇ、耳の院の指輪!これを持ってるのは、致命的だったのか。……かといって、捨てることはできないしなァ。それならそうだ。君にこれを渡しておくヨ。ボクが耳の院に帰るまで、大事に預かっといてよ。」
事情を説明することなく、耳の院の指輪を受け取りました。
さて、あとは口の院の指輪ですが……アジドマルジドが捕まってしまっているので、どうしたらいいでしょう。アプルルに相談してみましょう。
Apururu「あっ!そうだ、どうしましょう?口の院の指輪は、お兄ちゃんが捕まって、天の塔に没収されてしまったんだったわ……。」
Apururu「守護戦士のセミ・ラフィーナさまがあの指輪をわけもなく返してくれるはずないわ。クピピさんなら、うまく頼んでくれるかしら……。」
天の塔のクピピを訪ねてみます。
Kupipi「なんなの?なんなの?なんとなく、力が入ってるなの。クピピは、オドシには屈しないなの。言いたいことがあるならはっきり言うなの。」
口の院の指輪を貸してほしいことを伝えてみました。しかし……。
Kupipi「……だめなの。口の院の指輪なんて大切なものただの冒険者に渡せないに決まってるなの。どうして指輪が欲しいのか、はっきり言うなの。」
うーん、はっきり言うのはマズそうなので……アプルルに頼まれた、と伝えてみました。
Kupipi「アプルル院長が……?ますます怪しいなの。たくらみを感じるのなの。……と、冷たいことを言うクピピなのですが、あなたとクピピは長いおつきあい……。あなたには何か理由があると見破ったなの。そこでコッソリ教えてあげるなの。」
Kupipi「口の院の指輪は、セミ・ラフィーナさまがずっと持っていらっしゃるなの。そして、セミ・ラフィーナさまは今、ホルトト遺跡の北西の魔法塔へ出かけているなの。悪いカーディアンの退治に向かったなのなの。」
Kupipi「……でも、ずいぶん経つのになかなか帰っていらっしゃらないの。クピピは心配になってきたなの……。」
セミ・ラフィーナに限って何かあるとは思えませんが……なかなか帰ってこないらしいので、様子を見に行ってみましょう。ホルトト遺跡の北西の魔法塔、アマリリスの塔へ。
居場所が分からないので探し回る羽目になってしまいましたが、かなり奥深くまで進んでいくと、扉の向こうから何やら争うような声が聞こえてきました。扉を開けようとしたところ……。
2体のカーディアンが襲い掛かってきました。IL119の前では痛くも痒くもありませんが、アイテムレベル未満の場合はフェイスを呼んでおいた方がいいかもしれません。
カーディアンを倒し、改めて扉を開けて中へ入ると、そこには……。
Ace of Wands「誰にも邪魔はさせぬぞ。この塔は、我らカーディアンの国。」
Ace of Swords「これからおまえたち全てを無へと帰してやる!」
Semih Lafihna「ふざけるな!操りモノの分際で!おまえたちの役目は、とっくに終わっている!おまえたちは、主人を失ったことで、生きる意味を見失っているに過ぎない!素直に、眠りにつくがいい!」
カーディアンたちに捕らえられたセミ・ラフィーナの姿がありました。
Ace of Wands「そのようなことはない。われらは王を抱いたのだ。」
Ace of Swords「われらの王は既によみがえり、われらは王の下に集い、我らの未来を作るのだ!」
Semih Lafihna「なんだと!?手の院の院長、ゾンパジッパが生きていたというのか!?」
Ace of Swords「ゾンパジッパ!あれは王などではない。とても愚かな、罪深い道化師。」
Ace of Wands「我らの王は、気高く強く、まばゆく美しい……。」
彼らがいる部屋にレルフィーが駆け込んだのは、ちょうどそんなタイミングでした。
Ace of Wands「……何者だ!?捕えよ!」
セミ・ラフィーナと同様、捕らえられてしまったレルフィー。
Semih Lafihna「おまえ、何しに……!」
Ace of Swords「処分すべきものが2つに増えたようだな。さぁ、これ以上、余計な邪魔が入る前に、われらの手で処分しよう。」
Ace of Wands「そうしましょう。そうしましょう。」
万事休すか……と思われた、そのとき。
Joker「……待て。」
Ace of Swords「王よ!」
Ace of Wands「王よ!」
王と呼ばれるカーディアンが入ってきました。
Joker「この者たちをどうする気だ?」
Ace of Swords「王の間に足を踏み入れた不届き者でございます。われらの手で処分します。」
Joker「……それは禁ずる。そこにいるレルフィー……。その者は、神子の生み出した願いの星。その者を失えば、我が小さき友も悲しむ。レルフィーには、まだやってもらわねばならぬ役目がある。分かたれた我を1つに戻すために……。」
Ace of Swords「では、王よ。あの者はよしとして、そこのミスラはどう処分しましょう?」
Joker「その者にも、まだ2つ役目がある。まずはその懐にある院長の指輪を、レルフィーに渡す役目だ。」
Semih Lafihna「なにっ!?クソ!ここは、こいつらの言うことを聞くしかないようだわね……。」
この混乱の中で、レルフィーは口の院の指輪を受け取りました。
Joker「そしてもう1つの役目。それは神子を護ること。すべての星が集うその時まで、神子を黒き者から護るのだ。」
Semih Lafihna「おまえ、黒き使者のことを知っているのか!?」
Joker「すべてが集えば、すべてが分かる。ただ、その『時』がくるかは、おまえたち人の力次第。『時』を作るのだ。レルフィー、いまやおまえが、最も強き、導きの星。我が地と空を、まばゆく輝らしてみせるがいい。」
カーディアンたちから解放されたレルフィーは、ひとまず指輪が集まったことをアプルルに報告しに行きました。
Apururu「ええっ!?カーディアンたちが王を抱いた!?どういうことなの!?カーディアンたちが主人の言うことを聞かなくなるのはわかるの。それは『主人』という概念が消えてしまったら起こることなの。だけど、そうなったらもう、新しい主人が生まれるはずはないの。そんなことになるのは……」
Apururu「……いえ、まさかそんなはずはないわ!……ああ、そうだわ、冒険者さんは指輪を持ってシャントット博士のところへ行ってください。わたしは、ごめんなさい。さっきのこと、少しひとりで考えたいの……。」
5つの指輪を持って、シャントットの元へ。
Shantotto「なんですこと!?院長の指輪を5つ集めたですって!?……あらあらまぁまぁ。ほんとうに集めるとは思いませんでしたわ。ほら、わたくしに見せてごらんなさいな。」
Shantotto「……よくやりましたわね。けれども、冒険者ごときが、5つの院長の指輪をこのように揃えるなんて。恐ろしいことですわ。それに今回のことは、ウィンダスの歴史に残るような、かなりの事件になるでしょう。ただ、院長たちを全員、巻き込んであげましたから、アプルルだけが厳しく罰せられるようなことはありませんことよ。」
Shantotto「……さてと。それでは、最後の締めをいたしましょうか。エイ、エイ、エイ、エイ、エーイ!」
Shantotto「オホホホ!禁断の常夜の手袋のできあがりですわ!あとはこれを、アプルルに届ければよいのですわ!」
シャントットから常夜の手袋を受け取ったレルフィーは、アプルルの元へ。
Apururu「闇牢を開く準備ができたのね!?ありがとう!ほんとうにありがとう!じゃあ、闇牢へ行きましょう!」
Apururu「……ああ、違うわ。シャントット博士に言われたんだったわ。一緒に行くと良くないのよね。向こうで落ち合いましょう。気をつけてね、レルフィーさん。」
アプルルとは別々に、内ホルトト遺跡にある闇牢に向かいました。レルフィーが到着した直後くらいに、アプルルがやってきました。
Apururu「遅くなってごめんなさい。」
ううん、私も今来たところよ♪
Apururu「わたし、がんばるわ。レルフィーさん、見守っていて!」
そういうと、アプルルは常夜の手袋を手にはめて、闇牢の扉の前へ。
5つの指輪からまばゆい光が放たれると……ゆっくりと扉が開きました。
Apururu「おにいちゃん!」
Ajido-Marujido「なんだ……おまえか……。いや、夢か?」
ぐったりとしたアジドマルジドが、夢うつつに反応しました。
Apururu「大丈夫?おにいちゃん!?夢なんかじゃないわ、目を覚まして!」
Ajido-Marujido「そうか、夢じゃないのか……。今まで、永い夢を見ていたようだ……。黒い生き物が来たんだ……。そいつは、探していると言っていた……。苦しんで……いるようだった……。」
Apururu「黒い生き物?おにいちゃん、なんのことを言ってるの?」
まだ意識がはっきりしない様子のアジドマルジドですが、突然レルフィーの方を向き……。
Ajido-Marujido「なんだ?なにか不思議な力を感じるぞ……。おまえ、何を持っているんだ?」
レルフィーが持つ白き書……グラビトンが魔力を注いでくれた書に気が付いたようです。そこで、書をアジドマルジドに渡しつつ、これまでのいきさつを話しました。
Ajido-Marujido「なん……だって?古の民が、この書に魔力を与えてくれただって?そんなバカな……!いや、しかしこの魔力……。確かに……。」
Apururu「その本……、もしかして……!」
アジドマルジドは、受け取った書をゆっくりと開き始めました。
Apururu「おにいちゃん、だめよ!」
開かれた書からは、膨大な魔力が放出され……アジドマルジドは、その場に倒れこんでしまいました。
Apururu「おにいちゃんっ!!!」
……それからしばらくして。レルフィーはアプルルを訪ねました。
Apururu「あ、冒険者さん。おにいちゃんなら、まだ、目が覚めません……。シャントット博士も、様子を見に来てくださったけど、何も手立てはないって……。」
Apururu「このまま、目を覚まさなかったら……。でも、わたしがしっかりしなくっちゃ。冒険者さん、ありがとうございました。」
Apururu「こんかいのこと、おにいちゃんを助けてくれたご恩はずっと忘れません。」

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