今回は、三国ミッションのウィンダス編9-2「月詠み」を進めていきます。

攻略手順
ウィンダス港B-4テンキー1あたりにいるガードMilma-Hapilma,W.W.にクリスタルを9個トレードし、ランクポイントを上げておきます。
ガードのすぐ南、ウィンダス港B-5テンキー4あたりのゲートハウスにいるJanshura-Rashuraに話しかけ、ミッションを受けます。石の区・森の区・水の区のゲートハウスで受けてもOK。
天の塔の最上階にあるDoor:Vestal Chamberを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、3つの「古代の曲」を探しに行きます。どこから行ってもOK。
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古代の曲~ロ・メーヴ~
ロ・メーヴH-6テンキー5あたりにあるQu'Hau Springを調べます。ロ・メーヴのSurvival Guideにワープすれば、すぐ目の前です。
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古代の曲~アルテパ~
宣託の間にエリアチェンジします。流砂洞のHome Point #1にワープすれば、すぐ目の前です。
Home Pointを開通していない場合は、アルテパから流砂洞を抜けて行く必要があるので、下記記事を参考に。
ZM6 流砂洞を越えて今日は第6弾「流砂洞を越えて」を進めます。ジラートミッション第5弾「古代石碑巡礼」までの話はこちらから。ZM6 流砂洞を越えてこのミッションは流砂洞の奥地へ行くことになるのですが、この流砂洞には重量扉と呼ばれる、重さを感知して開く扉が設置さ... -
古代の曲~ウガレピ~
ウガレピ寺院の2枚目マップ(ユニティワープCL125のワープ先)E-8テンキー4あたりにある???を調べます。ユニティワープで緑丸の場所にワープします。
???がある部屋に入るためには「ウガレピのカギ」が必要になるので、ユニティワープから部屋までの道中にいるTonberry Cutterを倒して、カギを手に入れておきましょう。
「古代の曲」を3曲集めたら、天の塔の最上階にあるDoor:Vestal Chamberを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、満月の泉へ行き、バトルフィールド「月詠み」に挑み、勝利します。満月の泉は、トライマライ水路のHome Point #1にワープすれば、すぐ目の前です。
バトルフィールドに勝利した後、天の塔の最上階にあるDoor:Vestal Chamberを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後、もう一度Door:Vestal Chamberを調べ、イベントを見ます。
ストーリー
ゲートハウスでミッションを受けたレルフィーは、天の塔へ向かいました。訪ねた先は、神子の間。そこには、セミ・ラフィーナが1人、佇んでいました。
Semih Lafihna「……レルフィーか。ミッションの説明は受けたわね?」
Semih Lafihna「やっかいなことになったわ。ウィンダスとの間に結んだ和平条約に違反があったと、ヤグードどもが騒いでいるの。和平条約文には、『西サルタバルタにある中央魔法塔は、双方の同意ない限り、今後二度と動かさない』という約束事が記されている。しかし、アジドマルジドが魔導球を使って中央塔を動かしてしまった。それを目ざとく見つけたらしい。」
Semih Lafihna「ヤグードどもは、ホルトト遺跡をよこせと息巻いてるわ。奴等は、ウィンダスの目と鼻の先に、確固たる拠点を作りたいのでしょう。もちろん、そんなことはさせないけれど……とにかく今は、星の神子さまをお救いすることが最も優先すべきこと。アジドマルジドに会いに行きましょう。」
レルフィーは、セミ・ラフィーナと共に、天の塔から繋がる通路を通って心の院へと向かいました。
一方、心の院では、アジドマルジドが頭を抱えながら、部屋の中をぐるぐると歩き回っていました。
Ajido-Marujido「……。」
そこへ……。
Apururu「セミ・ラフィーナさま……。」
Semih Lafihna「アプルル!?あなたがここにいるということは……」
Apururu「……はい……。おにいちゃんから、聞きました。神子さまになにがあったのか……。ぜんぶ、手の院の責任です!神子さま……、セミ・ラフィーナさま……、ウィンダスのみなさん、ごめんなさい……!」
Semih Lafihna「アプルル、顔をあげなさい。これは、あなたの責任ではないわ。得体のしれぬものがうろついている中、神子さまを満月の泉へお連れした私こそが、すべての責任を負うべきなのだ。」
Apururu「セミ・ラフィーナさま……。」
Ajido-Marujido「得体のしれないものじゃないぞ。黒き使者は、おそらく蘇ったカラハバルハだ。」
Semih Lafihna「な、なんだと!?」
Ajido-Marujido「……ここに残されていた研究は完璧だった。あらゆる系統を超えて、はるかなる高みを見通した、完全な理論。完全召喚は成功し、彼は、大いなる獣フェンリルの心を支配したんだ。」
Ajido-Marujido「しかし、大いなる心を人の体は支えられなかった。カラハバルハの体は死に、それが神獣フェンリルをも殺すことになった……。そう、蘇った死者……『黒き死者』はカラハバルハであり、そしてフェンリルでもあるんだ。」
Semih Lafihna「カラハバルハでもあり、大いなる獣フェンリルでもある存在……。」
Apururu「だから、カーディアン・ジョーカーは満月の泉を占拠したのね。でも、なぜ神子さまを?」
Semih Lafihna「まさか、復讐のつもりか!?黒き使者がフェンリルだというならば、自分を死に追いやった神子さまを恨んでいるはず。神子さまのところへ現れたのも、神子さまへの憎しみから……?」
Ajido-Marujido「……そこはまだ、俺にもわからん。ジョーカーが望む結果……すなわち、黒き使者が満月の泉へ戻ったとき、いったいなにが起こるのか。ただ、無傷で神子さまをお救いするには、ジョーカーの望みどおりにするしかないだろう。」
Semih Lafihna「くっ。けれども、そうは言っても、あれは神出鬼没の存在。しかもどんな攻撃も効かないとなれば、無理に連れてくることなど不可能だわ。」
Ajido-Marujido「だいじょうぶだ。黒き使者がフェンリルならば、彼を満月の泉に呼ぶ方法がひとつだけある。『神々の書』にあった古代の民クリューの歌だ。クリューの民は大いなる獣たちと盟約を交わしていたそうだ。その曲は、3つに分かれて、古代の遺跡に残されている……。」
Ajido-Marujido「レルフィー、その曲を集めるのは、おまえに頼みたい。そのありかは3つ。ロ・メーヴ、宣託の間、ウガレピ寺院……。どのような形で残されているかまではわからないが、後世の人間に伝わるような形をしているはずだ。」
Ajido-Marujido「そしてセミ・ラフィーナ、おまえはミスラの族長ペリィ・ヴァシャイに事態の説明をしてくれ。もしも、神子さまになにかがあれば、俺たちタルタルは気力を失い、戦うどころか、なにもできなくなるだろう。」
Ajido-Marujido「そんな状況で、ヤグードどもに襲われたら、ウィンダスは瞬く間に陥落する……。その戦いが起こったときは、おまえたちミスラの戦士が中心となるだろう。力を貸してくれ、セミ・ラフィーナ。」
Semih Lafihna「……わかった。ペリィ・ヴァシャイ族長と共に、ヤグードの急襲に対する軍備を整えておこう。しかし、そのような事態が起こらぬようにしてくれ、アジドマルジド……」
Ajido-Marujido「あとは……アプルル、おまえが最初に話してたことの続きだが、本当にカーディアンたちを麻痺させることができるのか?」
Apururu「……うん、おにいちゃん。彼らの魔導球に、とっても強い星月の力を与えれば、彼らを動かす力の流れがおかしくなると思うの。ほんとうに短い間だと思うけど、力の流れが元に戻るまで動けなくなると思う。」
Ajido-Marujido「再起動するまでのわずかな隙か。その隙を狙って、神子さまを……。しかし、それほどの力、どうやって集めるんだ?おまえに扱えるか?」
Apururu「……おにいちゃん、任せて!わたし、おにいちゃんがいない間に、いろんなことを知ったんだから!」
Ajido-Marujido「へぇ、よく言うぜ。どこかの誰かが悪知恵を授けただけじゃないか?」
Apururu「そんなことない……もん!おにいちゃん、わたし行くからね!」
Ajido-Marujido「まぁ、せいぜい無理するなよ。」
Ajido-Marujido(それにしても……カラハバルハよ……おまえほどの魔道士が、「完全召喚」によって自分が死ぬことを予想できなかったのか?)
Ajido-Marujido(……もしも……もしも、予想していたとしたら……すべてを予想していたのなら……?)
レルフィーは、古代の民クリューの歌を探すため、まずはロ・メーヴにやってきました。
何かがあるとすれば、満月の夜にだけ水が噴き出して泉になる「ク・ハウの泉」があやしいところ。そう思って調べてみると……。
不思議な遺跡に、突然、ある曲が響き渡りました……。どうやらこれが「古代の曲~ロ・メーヴ~」のようです。
続いて、宣託の間へ。
宣託の間に入ると、不思議な遺跡に、突然、ある曲が響き渡りました……。
どうやらこれが「古代の曲~アルテパ~」のようです。
最後に、ウガレピ寺院へ。
事前に調べた情報によると、ウガレピ寺院の「ウガレピのカギ」を使わないと開かない扉がある部屋があやしいのではないか、とのこと。
そのウガレピのカギを持っているのは……トンベリ。さっそくレルフィーは ~~中略 ~~ トンベリのカギを手に入れました。
このカギを使って、あやしいという部屋に入ってみると……不思議な遺跡に、突然、ある曲が響き渡りました……。
どうやらこれが「古代の曲~ウガレピ~」のようです。
3つの曲を手に入れたレルフィーは、急ぎウィンダスへ戻り、神子の間へ。
Ajido-Marujido「レルフィー!」
Semih Lafihna「……間に合ったわね。」
Ajido-Marujido「ふっ、セミ・ラフィーナ、レルフィーは、ただの冒険者じゃない。」
Semih Lafihna「……そうね。」
Ajido-Marujido「待ってたぞ。実は俺たち、おまえが期限内に3つの歌を集めきれるかどうか、ヒヤヒヤしてたんだ。おまえは方々、飛び回ってて知らないだろうが、つい先日ヤグードの王から和平条約破棄の予告があったのさ。」
Semih Lafihna「わかるかしら?和平条約破棄は、実質的には宣戦布告と同じ。ホルトト遺跡の管理権に色よい返事をせねば、戦争になるということだ。しかも、その返事の期限はあと少し……。」
Ajido-Marujido「そして、俺が思うにその期限は、カーディアン・ジョーカーの命の期限でもある……。」
Semih Lafihna「……なに?それは、どういうことだ?」
Ajido-Marujido「実はな、死者の人形というものは、魔道士が生前に人形にこめた『魔力』の分しか生きられないんだ。だから俺は、港の子供たちに生き返らせた日を尋ねて、ジョーカーの命の限界値を算出してみた……。」
Ajido-Marujido「その計算だと、ジョーカーが生きていられる期限は、もうそろそろのはず。ジョーカー自身もその取り巻きも、その期限に気づいていることだろう。」
Semih Lafihna「……待て、アジドマルジド。そのジョーカーの命の期限とヤグードが示した期限、どう関係あるというの?」
Ajido-Marujido「ヤグードとカーディアンは、なんらかの取り引きをしてる。セミ・ラフィーナ、おまえも気づいているはずだ。ホルトト遺跡の光の部屋に封じられていた『護符』が盗まれた件。あの部屋を開くことができるのは、天の塔の人間か、俺か、カーディアンだけだ。」
Ajido-Marujido「それに今回の申し入れも、恐ろしくタイミングがいい。神子さまの不在を知っているか、そうでなくともウィンダスが弱りきっていることを知っているか……。」
Semih Lafihna「ならば、神子さまはヤグードの手に落ちたというのか!?」
Ajido-Marujido「いや、それはないだろう。もしもそうならば、期限など示さないはずだ。おそらくヤグード側は、ジョーカーが死ぬのを待っているんだ。これは想像でしかないが、ジョーカーが現れ、カーディアンの王となったことで、ヤグードとカーディアンの間がうまく行かなくなったのかもしれない。」
Semih Lafihna「……そんな!しかしそれでは、ますますわからない!ジョーカーは悪なのか善なのか。敵なのか味方なのか……。」
Ajido-Marujido「もしかしたら、悪でも善でも、敵でも味方でもないのかもしれないな。夜になれば現れ、昼になれば消える……そういった、大いなる意思のように……。」
Apururu「おにいちゃん!ごめんなさい、やっとできたわ!3博士の力をお借りしたの!急いでいたから実験はできなかったけど、きっとうまく動いてくれると思う!」
Ajido-Marujido「フン、3博士が作ったものなら動かないことはないだろうさ。動きすぎることはあるだろうけどな。」
Ajido-Marujido「さて、これでそろったぞ。俺たちがやるべきことは、すべてやった。なにが起こるかわからないが、想像はなにも生まん。ただ事実のみが証明する。さぁ、『満月の泉』へ行こう!その『時』とやらを呼びに……!」
一行は、急ぎ満月の泉へと向かいました。
Semih Lafihna「……神子さま!!!」
Ajido-Marujido「カーディアン・ジョーカー!古の民が大いなる獣と絆を結んだ証という、古の歌を集めてきた!」
Ajido-Marujido「この歌があれば、黒き使者はどこにいようとも、ここへやってくるだろう!これでおまえの望みは叶えられる!さぁ、神子さまをこちらへ返すのだ!」
Joker「……古の民……、クリューの民か……。よかろう。こちらへ歩み寄れ。レルフィーよ、おまえに古の歌を奏でてもらおう。」
Ajido-Marujido「レルフィー、こうなったら、あとはおまえに任せたぞ。なにがあっても、神子さまをお守りするのだ。」
Joker「……レルフィー、導きの星よ。よくぞ、ここまで来た。そなたは多くの星々と出会い、その輝きで、約束の地を照らしてきた。」
Joker「星の神子の願いがこの物語の始まりだった。しかし、おまえ自身は知っているはずだ。おまえの意思が、この『時』を導いたことを……。」
Joker「さぁ、その輝きで分かたれた我を導いてくれ。もう一度、この空に星月を呼び戻さんがため。」
Joker「……現れたな、分かたれた我よ……いま、またひとつに……」
Ajido-Marujido「……こ、これは……!?召喚……魔法か……!?」
ガ……ガガガガガ!
ガ……ガガガガガ!
この状況に暴走したのか、それともジョーカーに対する防衛機能が働いたのか、エースカーディアンたちが一斉に襲い掛かってきました。
Batons(黒)、Coins(赤)、Cups(白)、Swords(ナ)の4体のエースカーディアンとの戦いです。いずれもジョブに応じたSPアビリティを使ってきます。
IL119の前衛職であれば、さほど苦労することはないと思いますが、黒と赤を先に倒しておくと、余計なダメージを受けなくていいんじゃないかと思います。
念のためヴァレンラールを呼んでおけば、タゲを取ってもらえて安心です。
Apururu「止まって!子供たちよ!」
アプルルが、3博士の力を借りた星月の力により、カーディアンたちは動きを止められ、続々とその場に倒れていきます。
その様子を見ていた黒き使者。すると、2体の巨大なモンスターを召喚しました。エースカーディアンから、連続しての戦いです。
アジドマルジドが参戦します。彼が倒されてしまうと失敗になってしまうようなので、それだけ注意で。
ワイバーンのTatzlwurmはリゲイン持ちなのか、特殊技をよく使ってくるので、こちらの討伐を優先で。
マンティコアのYaliは後からじっくりと。
ヴァレンラールを呼んでいれば、タゲを取ってもらえて安心です。
Ajido-Marujido「レルフィー、やったな!奴もだいぶ、弱って……マズイ、カーディアンたちの目が覚めるぞ!」
Joker「……心配はいらぬ。分かたれた我には、もはや彼らを操る魔力はないようだ。」
Joker「では、あとのことは頼んだぞ。神子よ、我らがひとつになった時、新たなる約束を……。新たなる願いを。天かける星々と、天照らす月の光に。」
Star Sibyl「……わかりました……神獣さま……。」
Semih Lafihna「……これは一体……!」
Apururu「……カーディアンの心が……ひとつになっていく……!?」
Ajido-Marujido「……!神子さま、ジョーカーは……!」
Star Sibyl「あの光よ……、そしてあの光を、希望の星にするのは私……。」
Star Sibyl「さぁ、星月よ、私の願いをきいて……この約束の地に……神獣フェンリルさまの息吹を……」
……人よ、そう、それが……未来を作る力なのだ。
ウィンダスに戻った一行。レルフィーは、神子の様子が気になり、天の塔へ向かいました。そこにはアジドマルジドの姿が……。
Ajido-Marujido「レルフィー。神子さまは、お休み中だ。……満月の泉で、あれほどの儀式を行ったのだ。目覚めまで、まだしばらくかかるだろう。」
Ajido-Marujido「カーディアン・ジョーカーを始め、あの場にいたカーディアンたちは皆、ただの人形に戻ってしまっていた。彼らの魔導球にあった星月の力、満月の泉に残っていた星月の力、神子さまの持つまがつみの玉の力……それらすべてを使って、神子さまは神獣フェンリルを蘇らせたのだ。それが月詠み……願いを叶えるという力。」
Ajido-Marujido「神獣フェンリルが、伝説に謳われるような力を取り戻すには、多くの時間がかかるだろうが……ウィンダスは星月の加護を取り戻した。再びこの地に、静かに輝く夜と平和な眠りが訪れるだろう。」
Semih Lafihna「アジドマルジド。それに、レルフィー。」
Ajido-Marujido「セミ・ラフィーナ、行ってきたか。やつらそりゃ、ギャアギャア騒いでいただろ?」
Semih Lafihna「ええ。だから、書状をやつらのクチバシに叩きつけてきたわ。神獣フェンリルが復活したのだから、やつらがホルトト遺跡に文句をつける筋合いはない。」
Ajido-Marujido「あいつらは慎重だからな。エースカーディアンたちがいなくなった今、和平条約の破棄をするにも、しばらく様子をみることだろう。けれど、やつらのことだ、めげずに、いろいろな理由をつけてくるぜ?」
Semih Lafihna「そうね。けれども彼らを恐れる理由は、もうない……。神子さまは解き放たれたわ、……そうでしょう、アジドマルジド?」
Ajido-Marujido「そうだな。神子さまは、新しい導きの星を見出された。それに俺も……妙だな、カラハバルハの呪縛から解き放たれた気がするんだ。俺は、大天才カラハバルハが残していったものに、踊らされていたような気がする……。どう考えても、あいつは自分の死後、俺みたいな頭の切れる魔道士が現れることを予想してたように思うんだ。」
Apururu「おにいちゃん、いい気になりすぎよ。カラハバルハさまはきっと、短気で単純な魔道士が現れるのを予想していたのよ。」
Ajido-Marujido「……なんだ、アプルル。ずいぶんと生意気めいた口をきくな。俺が思うに、おまえたち手の院がもっと早く、野良カーディアンをどうにかしてりゃ、ずっと平和に解決できたんだぜ。」
Apururu「いいーだ。おにいちゃん、そんな意地悪いうと、口の院の指輪を返してあげないわよ。」
Ajido-Marujido「おお、とうとう戻ってきたか。あれがないと、院長部屋が開かないんだ。院長なのに締め出しをくらってるなんて、カッコわるすぎるぜ。」
Semih Lafihna「レルフィー、ジョーカーは君に、こう言っていたわね。『おまえの意思がこの「時」を導いた』と。君の意志は、未来を見失い、歩みを止めたウィンダスに素晴らしい始まりをもたらした。これから先、君の意志は君自身に何をもたらすのだろう。……私たち、我らがウィンダス、ヴァナ・ディール全体に何をもたらすのだろう。何をもたらしたい?」
Semih Lafihna「……ふふふ、答える必要はない。意志が『時』を紡ぐなら、君の答えを知る『時』が、きっとまた来るに違いない。」
Ajido-Marujido「職に困ったら、口の院に来いよ。実験台のひとりやふたり、雇えるだけの予算はあるさ。神々の書で知った、いくつかの魔法を試してやるよ。いい経験になると思うぜ?」
Apururu「ホルトト遺跡をさまよう野良カーディアンたちの回収も、協力してね。じゃあ、またね、冒険者さん!」
Semih Lafihna「私も、そろそろ行かねば。……そうだ、もう一度、神子さまのお部屋を訪ねてみるといい。お休みになる前に、神子さまは君とお話をしたいとおっしゃっていた。」
Semih Lafihna「では、レルフィー。再会の時まで、共に戦える日まで、その瞳の輝きの止まんことを……。」
レルフィーは、もう一度神子の間を訪ねました。
Star Sibyl「レルフィー……。来てくださったのですね。無事でよかった。あなたとはあれきりでしたから、心配しておりました。」
Star Sibyl「あの時、あなたの心にも神獣さまのお声が届いたことでしょう。そう、神獣さまは私たちに、ウィンダスの未来を、ウィンダスの始まりを約束してくださいました。しかし、それは始まりだけ。まがつみの玉は光を失い、月詠み……そして星読みも行うことはできなくなりました。この先、ウィンダスになにが起きるのか、私が知ることはできない。私が従うべき星の導きは、失われてしまった……。」
Star Sibyl「けれども、心配しないで。私は大丈夫。あなたのおかげで、私は知ったのです。私が進むべき道を。私は、ウィンダスの民に導かれる。なによりもウィンダスの民が幸せであるように、その道を探して進むのが私の役目。」
Star Sibyl「……もちろんあなたも、ウィンダスの民……私を導く大きな星のひとつです。さぁ、共に行きましょう。すべてが終わり、すべてが始まった……私たちのウィンダスを導くために。」

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