今回は、蝕世のエンブリオミッションの通算22番目、第5回4番目「海猫党の水難」を進めていきます。

攻略手順
事前に「ハムシー」と「ラミアの牙のカギ」を用意しておくと、攻略がスムーズになります。
「ハムシー」は、アトルガン白門やゼオルム火山などで釣れるほか、競売でも手に入ります。バストアサーディンなどと同じ、イワシらしいです。
「ラミアの牙のカギ」は、カダーバの浮沼I-7テンキー1と4の間あたりにある???から、ヴァナ・ディール時間で1日に1回手に入れることが出来ます。
ナシュモから行く場合は赤ルート、アラパゴ暗礁域のSurvival Guideから行く場合は緑ルートです。
ちなみに、監視哨ルートを使わない場合は「ラミアの牙のカギ」が全部で3本必要になります。
アラパゴ暗礁域[1]H-10テンキー9あたりにある???を調べ、イベントを見ます。コルセアのジョブ取得クエストと同じ場所です。アラパゴ暗礁域のSurvival Guideが近いですが、イベントが発生する場所へ行くためにはラミアの牙のカギが1本必要です。
アラパゴ暗礁域[11]F-7テンキー6あたりにいるApkallu Guideに話しかけ、イベントを見ます。カダーバの浮沼のSurvival Guideが近いですが、開通していなかったので、徒歩で移動しました。ここでも「ラミアの牙のカギ」が1本必要になりますので、道中のラミア族・メロー族・スケルトン族ドラウガーを倒して手に入れます。
Apkallu Guideにハムシーをトレードし、イベントを見ます。
Apkallu Guideがいる場所から少し西側、F-7テンキー4あたりにあるCamp Remnantsを調べると、コンフロント戦でのバトルになります。
バトルに勝利した後、再度Camp Remnantsを調べ、イベントを見ます。
イベントを見た後そのまま戻ってもいいのですが、カダーバの浮沼のSurvival Guideを開通していない場合は、必ず開通しておきましょう。アラパゴ暗礁域から出てすぐの場所にあります。
アラパゴ暗礁域[1]H-10テンキー9あたりにある???を調べ、イベントを見ます。デジョンなどで戻るか、カダーバの浮沼のSurvival Guideからアラパゴ暗礁域にワープする方法が楽ですが、ラミアの牙のカギが1本必要になります。
ストーリー
なぜそこに行こうと思ったのか……レルフィーは、多くの船が座礁してきた魔の海域と言われるアラパゴ暗礁域を歩いていました。
ちょうど、岩場と岩場をつなぐように横たわっている古い廃船を通過しようとしたとき……近くで数名の人が集まっていることに気が付きました。すると……。
Zweeha「何者だい?ここを知ったからには覚悟してもらうよ。」
なんだかヤバそうな人に見つかってしまったようです。しかし……。
Zweeha「ん?……傭兵のようだね?となると、使えるかもしれないね……」
何やら困っている様子。ついていってみると……。
???「……黙れよ!アズナーフ、お前にはわかんねえよ!」
???「おいおい、落ち着け。」
言い合っている2人がいます。喧嘩でしょうか。
Zweeha「ついてきな。あんたにやってもらいたいことがあるんだ。」
Aznahf「仕方ねぇっす。起きちまったものは元に戻せねえんで。」
Uki Pupakkuh「ちょっと、やめなよ。そんな言い方をするから、ムティーブだって頭に来てるんだろ?」
Aznahf「できねえことはできねえっていうしかないっす。」
Mutihb「あの船は、俺たちの『ブラック・クレイドル号』のようなもんだったんだぞ!?わかってんのか!?」
Uki Pupakkuh「そ、それは言い過ぎかも……」
Mutihb「おい、ウキ、お前まで……」
Qultada「……そこまでだ。客が来ている。コルセアとして一番、見せちゃいけない姿を晒すわけにはいかねえだろう。」
Mutihb「は、はい……。」
Uki Pupakkuh「すみません、船長。」
Aznahf「……反省してるっす……。」
Zweeha「腕の立ちそうな傭兵を連れてきてやったよ。ムティーブがアズナーフに無理難題ふっかけてた件、この傭兵ならできるんじゃないかと思ってね。」
Mutihb「ケートスを倒してくれるっていうのか!?」
えっ?唐突過ぎて何のことか分からないのですが……何も分からない状態で「はい」とは言えませんよ?言ってしまいましたけど……。
Qultada「まずは落ち着け。お前も、ムティーブも。」
Zweeha「そうさ。何があったのか、彼女に説明してやらないと。」
Qultada「そうだな……その前にまずは、自己紹介からいこうか。」
Qultada「俺たちはコルセア『海猫党』。誇り高い海賊の末裔といったところだ。だが、肝心の海賊船……『ブラック・クレイドル号』は、少し前の海戦でぶっ壊されちまってな。それを修理するためにいろいろな手を尽くしていたのさ。」
Qultada「そんな中、ムティーブが賭け事で一山あててくれてな。小さな船を一艘、手に入れてくれた。」
Mutihb「俺のダイスが火を噴いたんだ!」
Qultada「その船を使って『海猫党』の稼ぎは倍増、すべては順調だったんだが……ごほん。結果的には、アズナーフが、その船を沈めてしまったというわけだ。」
Aznahf「し……仕方ねえんで!ケートスがあんな浅瀬にいるなんてありえないことなんす!」
Mutihb「その話、俺は信じちゃいない。が、本当にケートスがいたなら、そいつを倒してこいって言ったんだ。ケートスを倒して海帝の皮を手に入れることができれば、その筋にかなり高く売れるはずだからな。」
Mutihb「そうしたら、その金を元手に、また稼いでやる。新しい船を買えるまで……」
Zweeha「やれやれ。それは、あんたのダイス次第だけどね。」
Aznahf「ウソじゃないっす……ケートスはいたっす……ケートスにやられて海に投げ出された俺は、死ぬかと思ったっす!実際、死んじまってもおかしくなかったんすよ!」
Aznahf「俺の仇もうってほしいっす!ケートスを倒してくれっす!」
Qultada「……そういうわけだ。そこで、傭兵のお前に頼みたい。」
Qultada「アズナーフの話だと、ケートスは、アラパゴ暗礁域の北西にある岸壁沿いに上陸しようとしていたそうだ。そこへ行き、ケートスがいたなら、それを倒して戦利品を持ち帰ってきてほしい。」
Qultada「ケートスがいない場合は……そうだな、まあ、周囲を調べてくれ。とにかく、船が沈んだ理由がわかれば御の字だ。もちろん、報酬は出そう。頼んだぞ。」
クルタダに言われた場所……アラパゴ暗礁域の北西にある岸壁沿いを探索していると、やたらとこちらに視線を送ってくるアプカルがいることに気が付きました。
Apkallu Guide「クァッ?」
言葉が通じるとは思えませんが、ケートスを知らないか、と聞いてみると……。
Apkallu Guide「クァッ……クァッ、クァックァックァッ!」
言っていることは良くわかりませんが、その様子から察するに、お腹を空かせているようです。そう言えば、なぜか都合よくアプカルの好物であるハムシーが荷物の中にあったことを思い出し、あげてみました。
Apkallu Guide「クァッ……」
ハムシーを一気に食べ終えたアプカルは、こちらに来い、と言わんばかりの視線を送ってきて、歩き出しました。後をついていくと……。
Mafaal Ja「……つまりだ。あんたたちは、ケートスの運び手を傷つけた人間を放っておけというのか!?」
Merrow No.1「アア、悲シイコト。人間ヲ、八ツ裂キニ、シタカッタワ。」
Bijoux「クァプクー、ピュークァー、ピックピー、クォクォ。ケートス、プクァ、カルカル。」
Apkallu Interpreter「えー……『今は、空気玉、見つけるのが一番大事なこと。ケートスの守護髭のため』。」
Bijoux「クィパークカカーピー、カルカル、クプピークピ、クペーックァポッ。アプ、ピックピッピ、クチャ、カプリチョ。」
Apkallu Interpreter「『はるか海の底、海溝の底、もぐるために、絶対に必要。人間を罰するのは、いつでもできる』。」
Lamia No.5「ダガ、人間ノ船ノセイデ空気玉ハ、割レテシマッタノダ。責任ヲ取ラセネバ、我ラノ気ガ済マヌ。」
Lamia No.1「エエ、ソウヨ。海ノ平穏ノタメノ空気玉探シニアタクシタチ、ドレホド苦労シタカ。数十年モカケテ海底ヲ這イマワリ、人間ノ遺跡ヲ探シマワッテ……ヤット見ツケタモノナノニ。」
Bijoux「クェークカー、クァレレクォーオ、クァークォ……プカ、クバーアクォクォ、ピックピー、クェプピ。」
Apkallu Interpreter「えー……『怒り、虚しさ、それを理解できる。しかし空気玉をもう一つ見つけ出すのが先』。」
Bijoux「ピーッピクプ。カルカル、クォクォ、ピックピー、ポッ、クプックル、カプリチョ。」
Apkallu Interpreter「『もう時間がない。見つけ出すために、人間の手も借りることになるかもしれない』……あれ、人間?」
Apkallu Interpreter「長老、人間なら、そこにいますよ?どうします、捕まえますか?」
おっと、こちらに気付かれてしまいました。
Mafaal Ja「なんだと!?」
Merrow No.1「人間ダワ!八ツ裂キ、ヨ!」
Lamia No.5「捕エヨ!」
Lamia No.1「ハラワタヲ、ブチマケテ、血ヲ、ススリマショウ!」
Bijoux「クェクェクミー。」
モンスターたちが襲い掛かってきました。迎え撃つしかないようです。
モンスターは、メロー族Merrow Kabukidancer、サハギン族Mamool Ja Diver、クトゥルブ族Qutrubが2体ずつの、計6体。それぞれ攻撃力も高いようなので、最初の抜刀を速やかに行ってフェイスを起動しないと、場合によっては何もできずに倒されてしまうかもしれません。
また、範囲攻撃を行っても自分が攻撃している1体にしか攻撃が当たらなかったので、範囲系WSやガ系魔法などの範囲攻撃手段は諦めた方がいいかもしれません。
ヴァレンラール・イロハII・シャントットII・コルモル・クピピで挑みましたが、基本的には攻撃しているだけで倒せそう。ただ、あまりに混戦状態なので、1匹倒した後に自動でタゲが移るように立ち位置を工夫しておかないと、やはり抜刀できずに倒されてしまう可能性があります。
フェイスがタゲを取っていればメロー族の脱衣技も怖くありません。
念のため、フェイスを呼んだ後に周囲のアプカルを攻撃して、プロシェルなどの強化をかけてもらってから、コンフロント戦に挑んだ方が安全かも。
モンスターたちを返り討ちにしたレルフィー。すると、長老と呼ばれていたアプカルが皆を静止しました。
Bijoux「クカァピッ、クェクェ。ピーックカー、クチャ、クァプクー。クェクェ、カプリチョ、クォッグピ。」
Apkallu Interpreter「えー……『皆、聞け。今はまだ戦うのは早い。皆も、強い人間も、武器をしまえ』。」
Bijoux「クォキョッピ、クピクク。」
Apkallu Interpreter「えっ!?あ、ほんとだ、来てる!」
通訳してくれているアプカルが驚いて向いた方向には……見慣れた姿が。
Gloom Phantom「オレサマ、グルームファントム!仲間モ、サンジョウ!」
Magh Bihu「マッグビフ!」
Dazbog「ダッツボグ!」
Gloom Phantom「ぜ~んブ、まとめテ……ディスティニーデストロイヤー団ッ!!!」
Mafaal Ja「あれが噂の……」
Lamia No.5「アノ剣ガ……」
Lamia No.1「マァ、カワイイ。アラ、オイシソウ……」
すると、フルームファントムがこちらに気付きました。
Gloom Phantom「ゴブゥ!?テメ~、メゴマックんトコデ~会ったヤツ、ゴブゥッ!」
Bijoux「クァープパーパ、カプリチョ。クーピクォー、クァープパーパ、カプリチョ、ピープクク、クララピ。」
Apkallu Interpreter「えー……『知っているのか、その人間を。知っているなら、頼み事をしたい』。」
Gloom Phantom「知ってるっチャ~、知ってるンジャ~ナ~イの、ゴブゥ!?」
Magh Bihu「シラナイヤツダネ。コンナサエナイヤツ、ハジメテミタネ。」
Dazbog「マ、マッグビフ、こ、このまえのショックで、い、いろいろわすれちゃったから……」
Gloom Phantom「オイ、テメ~、アプカル長老~んコト、手伝えヤ~!ゴブゥッ!アプカル長老、頭ツンツンなダケ、あってヨ~、この地でヨ~、頭はってンのヨ~。」
Bijoux「カプリチョ。クォクォ、ピックピー、ピーッピクプ。」
Apkallu Interpreter「えー……『人間、空気玉を探せ』。」
Bijoux「クェクェ、クァーピププ、カルカル、クォクォ、プカプカ。アール、オレカルカル、カプリチョ、クアレ。」
Apkallu Interpreter「『この地の獣人、総出で探している。でも、見つからない。だから、人間の世界にあるか探せ』。」
Gloom Phantom「ゴブゥ……空気玉、聞いたトキねぇナ~?」
Mafaal Ja「昔、ここらにいたラムールって人間が作り出したものだ。ケートスの守護髭が代替わりする時、必ず必要になるから俺たちが守っていたんだが……ラグナロクって戦いで、海ん中もめちゃくちゃになって、空気玉はいくつも割れてしまったのさ。」
Lamia No.1「ソノヨウナ中、コノタビノ、代替ワリ。アレガ無ケレバ、新タナ守護髭ハ、海溝ニ潜レヌ……。」
Merrow No.1「アア、悔シイコト。空気玉ヲ託シタ、ケートス、人間ノ船ニ、当テラレヨウトハ……。」
Gloom Phantom「だいじントキなのにヨ、人間メ~、余計なコトしかシねぇナ~!船ン持ち主にゃア、そんの命で償ってもらいてえナ~!」
Bijoux「ピッツ、クカーップ、クピクパークッ?」
Apkallu Interpreter「えー……『人間よ、心当たりがあるか?』。」
心当たりはありますが……たぶん、知らないことにしておいた方が良さそうなので……いいえ、と答えておきます。
Bijoux「クェッピピ。クーピクォー、クォクォ、ピックピー、ピピピ、グピーグピ。」
Apkallu Interpreter「えー……『人間よ、船の持ち主にも伝えよ。空気玉を見つけたら、罪を許そう』。」
Gloom Phantom「ゴブゥッ!?いいのかヨ~、太っ腹スギねえか~!?」
Bijoux「クピィピ、ピークー、クァークァーピ、クラー。」
Apkallu Interpreter「『しかも、お宝をやる。お前たちが見たこともない宝だ』。……長老、本気ですか?」
Bijoux「ピープクク、ピックピッピ。」
Gloom Phantom「……やれやれ。そンだけ、テメ~が期待されてるってコト、かもナ~。」
Magh Bihu「ヒトノテモカリタイホド、セッパツマッテルッテコトナンジャナイノ。ソレカボケタカ。」
Dazbog「ア、アプカルのちょうろうさま、ボ、ボケてたら、こまりますね……。デ、ディスティニーデストロイヤーだんのもくてき、つ、つたえて、ようすをみましょう。」
Gloom Phantom「ゴブゥ!!!じゃあナ~、オレサマたち行くゼえ~!サイナラだ!」
さて、とりあえずクルタダの元に戻って、報告しておきましょう。
Mutihb「あっ、待っていたぞ!どうだった?ケートスはいたか?」
レルフィーは、アラパゴ暗礁域の北西にある岸壁沿いで起きたことを、できるだけ詳しく話しました。
Qultada「……いやはや、大それたことになったもんだ。」
Zweeha「アプカルの長の話か……そういうのは伝説上のことかと思ってたよ。」
Uki Pupakkuh「えっ?どんな伝説なんですか?」
Zweeha「イフラマド王国の伝説さ。『アプカルが話す時は、海が話す時。耳を貸さねば、国が滅びる』ってやつだ。ただ、まさか、マムージャやラミアなんかにまで言うこと聞かせてるなんて、ね。」
Mutihb「……なんてこった……ど、ど、ど、どうしよう……」
Zweeha「あんたは、船が壊されて怒ってたけれど、ケートスの方もだいじなものを壊されてたんだねえ。」
Aznahf「ひいい……それどころじゃないっす!取り返しがつかないっす!俺が、あの船に乗ってたってわかったら……」
Mutihb「あの船が俺のだってわかったら……」
Zweeha「二人とも命がなさそうだねえ。」
Qultada「……脅かすのはそれくらいにしてやれよ。」
Qultada「レルフィー、ヒレ付きのマムージャやラミアどもは、ムティーブやアズナーフを知らないんだよな?それなら、ひとまず安心だ。しかも、こいつは大きなチャンスでもある。」
Mutihb「……?どういうことですか、船長?」
Qultada「空気玉とやらを見つけ出せば、誰も見たことがないお宝まで手に入るそうじゃないか!うまくいけば、壊れた船どころか、『ブラック・クレイドル号』そのものを復活できるかもしれねえ。」
Mutihb「なるほど!さすが船長、天才的なアイディア!」
Aznahf「でも……空気玉なんて聞いたことないっす……」
Qultada「お前らはどうだ?」
誰もが首を横に振っています。
Qultada「仕方がねえな。『海猫党』全員の目と耳と、手足を使って、情報を集めるとしようぜ。海の底にあったものなら、コルセアの俺たちに見つけられねえものはないはずだ。絶対に見つけてやろうじゃないか。」
Qultada「者ども、かかれ!」
クルタダの号令と共に、全員が散り散りになって行動を開始しました。
Qultada「レルフィー、ちょっと待て。」
「さっきは、怯えちまったムティーブとアズナーフの手前、ああ言って活を入れてやったわけなんだが……空気玉探し、そんな簡単にはいかねえと思う。この俺のダイスがそう囁いているのさ。お前のダイスはどうだ?俺が見込んだお前のことだ、強運を呼び込めそうか?」
もちろんです。いつでも強運を呼び込みますよ。
「仲間のために頼むぜ。俺は、お前に賭けるからな。」
「お前の強みは、アプカルの長老とやらにその力を見込まれていることだ。人間なのに、獣人どもに一目置かれてるってのは、珍しい。運命的なものも感じる話だしな……。」
「お前なら、獣人たちからもう少し、情報を引き出せるんじゃないか?アプカルに話を聞いてみてくれ!」

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