からくりAF3:「何もできない」だなんて言わせない

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アイキャッチ「Relfee冒険談」 AF取得クエスト

蝕世のエンブリオで行き詰ってしまったので、装備を強化するため、今さらながらアーティファクト取得クエストを始めました。今回は、からくり士アーティファクト取得クエスト第3弾「『何もできない』だなんて言わせない」を進めて行きます。

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攻略手順

  • からくり士レベル50以上
  • からくりAF2「キモいから名前で呼ぶな」をクリア
  • 上記クエスト完了後にエリアチェンジ

以上の条件を満たした状態で、アトルガン白門K-9テンキー2あたり、礼拝場の2階部分にいるIruki-Warakiに「からくり士」で話しかけ、イベントを見ます。

アトルガン白門にいるIruki-Warakiへのルート

アトルガン白門にいるIruki-Waraki

バストゥーク商業区F-9テンキー8あたりにいるShamarhaanに話しかけ、イベントを見ます。

バストゥーク商業区にいるShamarhaanの場所

バストゥーク商業区にいるShamarhaan

ゼオルム火山L-8テンキー4あたりにある???を調べ、トグルスイッチを手に入れます。移送の幻灯でハルブーン監視哨へワープすれば早いです。移送の幻灯を開通していない場合は、以下の記事を参照で。

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ゼオルム火山にあるトグルスイッチが手に入る???へのルート

ゼオルム火山にあるトグルスイッチが手に入る???

タラッカ入江のRock Slabを調べてバトルフィールドに挑み、勝利します。カダーバの浮沼のHome Point #1からタラッカ入江(マップの無いエリア)に入り、左手沿いに進んだ先にあります。Home Pointを開通していない場合でも、ナシュモからすぐです。

ナシュモからタラッカ入江へのルート

タラッカ入江にあるRock Slab

バトルフィールドで勝利しイベントを見た後、バストゥーク商業区F-9テンキー8あたりにいるShamarhaanに話しかけ、イベントを見ます。

アトルガン白門K-9テンキー2あたり、礼拝場の2階部分にいるIruki-Warakiに話しかけ、イベントを見ます。

ナシュモH-9テンキー5あたり、港のカウンター内にいるSajhraに話しかけ、イベントを見ます。

ナシュモの港内にいるSajhraへのルート

ナシュモの港内にいるSajhra

アトルガン白門K-9テンキー2あたり、礼拝場の2階部分にいるIruki-Warakiに話しかけ、イベントを見ます。

ストーリー

エリザベスを必ず迎えに行く……イルキワラキはそう言ったものの、なかなか動こうとしません。

Iruki-Waraki「……わかってるよ。エリーを迎えに行かなきゃね……。でも、やっぱりダメだよ。今のまま迎えに行っても、また同じ結果になるだけさ。」

エリーを迎えに行かなきゃね…

「エリーの言うとおりだ。ボクはエリーのように芸ができるわけじゃない、それどころか、1人では何もできやしない……。ボクは、からくり士失格なのかもしれないな……。だって、オートマトンに認められないからくり士なんて聞いたことがないもの。」

「師匠はどうして、こんなボクをからくり士と認めたりしたんだろう。ボクはどうすればエリーに認められるんだろう。師匠なら何か言ってくれるだろうか……。」


からくり士の師匠……と言えば、バストゥーク商業区にいる、あのお方でしょうか。

Valkeng「ヤァ、元気カイ?」

Shamarhaan「おお、これはまた立派なからくり士になったものだな。ワシも負けてられんのう。」

立派なからくり士になったものだな

どうも、お久しぶりです。

「さて、ワシに何か聞きたいことでもあるのかね?」

えっ、なぜ分かったのですか!?

「ははは、いやいや。いかにも何か聞きたそうな顔をしておったからな。客の表情から考えていることを読むのも仕事のうちじゃて。今回は同じからくり士のよしみじゃ。ワシが教えられることは何でも教えよう。」

ありがとうございます。実は……。

「……ほう。なんと、イルキワラキの奴が……。しかし、からくり士がオートマトンに捨てられるとは傑作じゃのう。これは次のネタに使えそうじゃい。ははは。」

なんと、イルキワラキの奴が…

「おっと、どうすればオートマトンがイルキワラキを認めるのかを知りたいのじゃったな?それは簡単なことじゃ。イルキワラキは、からくり士にとっていちばん大切なものを持っておる。それを教えてやればよい。」

「イルキワラキの性格上、それを持っていることがオートマトンに伝わっておらんのじゃろう。それどころか、イルキワラキ自身も、自分がそれを持っていることに気づいておるまい。」

Valkeng「大切ナモノッテ、ナァニ?」

「うむ。肝心の、からくり士にとっていちばん大切なものとは何か……じゃが、残念ながら誰にでも教えてやれるものではない。まずはそれを知る資格があるかどうかを判断せねばならん。本来であれば、からくり士として成長した者が、自分で気づかねばならぬものじゃからな。」

残念ながら誰にでも教えてやれるものではない

「資格を得たくば、このバルキーンの記憶板を持って、アラパゴ諸島にある『タラッカ入江』へ行くとよいだろう。おっと、その前にトグルスイッチも必要になるな。トロールが以前、建造物に使っておったと思うが……『ゼオルム火山』にならあるじゃろうか。」

Valkeng「結構大変ダネ!」

「……ふむ。オートマトンにイルキワラキを認めさせることは簡単じゃが、そこまでの過程にえらい手間がかかりそうじゃのう……。そこまでして、ワシの弟子を手助けしたいのかね?」

そうですね、乗りかかった船ですから、最後まで手助けしたいと思います。

「そうか。イルキワラキもいい弟子を持ったな。」

イルキワラキもいい弟子を持ったな

えっ!?いえ、弟子ではありませんよ。

「む、弟子ではないのか?まぁ、なんにせよ良いことじゃ。応援しとるぞ。」

Valkeng「頑張レヨ!」

シャマルハーンから、バルキーンの記憶板を受け取りました。


レルフィーは、アトルガン白門にある移送の幻灯でハルブーン監視哨へワープし、ゼオルム火山でトグルスイッチを探し始めました。

スイッチというくらいなので、それっぽい場所を中心に探していると……南東の海岸近くで、スイッチらしき部品が外れているのを発見しました。これを持ち帰ってみましょう。

ゼオルム火山にあるトグルスイッチが手に入る???


「バルキーンの記憶板」と「トグルスイッチ」らしきものを持ってタラッカ入江へ。

この入江にはちょっとした洞窟のような場所があり、その先には岩板に遮られた大広間があります。そこへ行ってみると、広間の中央辺りに、古いオートマトンが座っていました。背中部分のスロットの蓋が開いたままになっています。

古いオートマトンにバルキーンの記憶板とトグルスイッチを取り付けた

レルフィーは、古いオートマトンにバルキーンの記憶板とトグルスイッチを取り付けてみました。

『……起動チェック開始……。』

『各部接続状況確認。第3胸椎に許容値内のインピーダンスの変化を確認。続行します。』

『自律システム稼働状況、95…97…99…100%。』

『システム精査完了。起動します。』

システム精査完了。起動します

Valkeng「本あさるとニオケル作戦内容ヲ確認。」

Valkeng「『作戦名称未設定』作戦目標:レルフィーの破壊」

作戦ヲ実行シマス

Valkeng「標的ヲ発見。コレヨリ、作戦ヲ実行シマス。」

えっ!?


オートマトン「バルキーン」が襲い掛かってきました。

しかし……本来の適正レベルでは強敵なのかもしれませんが、既にマスターレベルに達しているレルフィーにとっては、ほぼ「雑魚」。

バルキーンが襲い掛かってきた

バルキーンの体力が減るに従い、近接兵装になったり、遠隔兵装になったり、魔兵装になったりするようですが、それらを見る余裕もなく討伐完了。ちょっと来るのが遅すぎました……。


Valkeng「作戦……失敗……。命令ニ従イ、記憶装置内ノ音声ヲ再生シマス。」

「あー、オホン。どうも、こんにちは。シャマルハーンです。見事、ワシのオートマトンに打ち勝ったようじゃな。なかなかやりおるわい。」

ワシのオートマトンに打ち勝ったようじゃな

「さて、このオートマトンじゃが、これは過去に皇国軍と死者の軍団との戦いで用いられた戦闘用のオートマトン、その中でも隊長機と呼ばれておった代物じゃ。見た目は通常のオートマトンと同じじゃが、内部にはオルドゥーム文明の遺物を用いるなど、現在でも一般に公開されておらん技術で作られておる。」

「今では旧式扱いになるとはいえ、戦闘能力は通常のオートマトンとは比べ物にならん。特別なことでもない限り、このオートマトンに勝利するなど考えられぬことじゃ。」

「では、なぜこのオートマトンに勝利できたと思う?」

自分のオートマトンが強かったから……でしょうか?

なんと答えたのかワシには伝わってないがの

「うむ。正解じゃ。と、言っても、なんと答えたのかワシには伝わってないがの。」

「じゃが、このオートマトンに勝利したということは、たとえ自分では気づいていなくとも、既にからくり士にとって一番大切なものを持っておるということじゃ。」

「続きはワシの口から伝えよう。ここまでよく頑張ったな。話は以上じゃ。」

「……なお、このオートマトンは、音声再生終了後、10秒で自動的に爆発します。」

「ピー……再生ヲ終了シマシタ。」

え……ちょっっっ!!!

10秒で自動的に爆発します

バルキーン自爆


貴重な旧式オートマトンを、いきなり爆発させるなんて……複雑な思いを抱えつつ、レルフィーはバストゥーク商業区にいるシャマルハーンの元へと戻りました。

Shamarhaan「おお、無事に帰ってきたか。心配しておったぞ。うむ。わかっておる。話の続きを聞きに来たのじゃな?」

「と、その前に1つ聞いておきたいことがある。ワシのオートマトンになぜ勝利することができたか、その答えを直接聞かせてはくれぬか?」

その前に1つ聞いておきたいことがある

もちろん、自分のオートマトンが強かったからです。

「ふむ。あたらずとも遠からず。概ねは理解しているといったところかの。戦闘用のオートマトンより強い力を得ることができた、その秘密が何なのかを、これから教えよう。」

「オートマトンは、マスターであるからくり士がいることで力を発揮するものじゃ。からくり士が力を引き出さねば、その真価を得ることはできん。からくり士のいないオートマトンなど、マスクのないゴブリンのようなものよ。マスクをとったゴブリンは……」

あれ、イルキワラキも同じようなことを言っていたような……?

「何?あやつめ……まるでワシがそのネタをパクったようではないか!!」

Valkeng「今マデ、ズット温メテキタ、『トッテオキ』ダッタノニネ!」

「……まぁ、それは置いておこう。えーと……なんじゃったかな。」

えーと…なんじゃったかな

「そう、オートマトンの力はからくり士によって引き出されるもの。じゃが、オートマトンの力をすべて引き出せるからくり士は、ほんの一握りしかおらん。オートマトンの力を引き出すには、己のオートマトンをよく理解し、強く信頼することが必要なのじゃ。」

「もう、わかったじゃろう。いったい何が、からくり士にとっていちばん大切なものなのか。ワシのオートマトンを倒せるかどうかは、オートマトンの力をどれほど引き出せるか見極めるためのテストだったのじゃよ。」

Valkeng「合格ダヨ!|トッテモ強インダネ!」

「うむ。じゃが、からくり士が引き出す力というのは、何も戦う力に限ったことではない。オートマトンの成長もまた、からくり士が引き出す力によって成されるもの。オートマトンを見れば、からくり士の力量も計り知れるというものじゃ。」

何も戦う力に限ったことではない

「あのポンコツをあれほどのオートマトンに育てあげたイルキワラキじゃ。必ずや大切なものを持っておるじゃろう。」

えっ?ポンコツ……?

「ははは、昔は奴のオートマトンも、そこらのオートマトンと変わらない……いや、それ以下のオートマトンだったのじゃよ。」


Iruki-Waraki「おっちゃん!今日は、あの人形はいないの?」

Shamarhaan「おぅガキンチョ。オマエも飽きずによく来るなぁ。」

オマエも飽きずによく来るなぁ

Shamarhaan「悪いが、ありゃ捨てちまったよ。」

Kuh Polevhia「エーッ!?なんでー!?今日もロケットパンチ見せてよ~!」

Iruki-Waraki「そうだよ!なんで捨てちゃったのさ~!どこに捨てたのさ~?」

Shamarhaan「あんな危なっかしいもんは、捨てちまったほうがいいんだよ。ラミアに首切られて動かなくなっちまったから、ひきずってくんのが面倒くさくて置いてきたのさ。」

Kuh Polevhia「はくじょ~もの~!」

Iruki-Waraki「かいしょ~なし~!」

Shamarhaan「もう、あんなもんに興味を持つのはやめな。ロクなもんじゃねぇよ、ありゃ。」

あんなもんに興味を持つのはやめな

Iruki-Waraki「ロクでもないのは、おっちゃんのほうだろ~!」

Kuh Polevhia「だろ~!」

Iruki-Waraki「もういいよ!ボクが拾いにいってくる!」

Shamarhaan「はいはい。頑張ってね。もし拾ってこれたら、そいつはオマエにやるよ。」

Iruki-Waraki「言ったな!よーし、絶対拾ってきてやる!」


Iruki-Waraki「おっちゃん!おっちゃーん!」

Shamarhaan「あー、どうしたガキンチョ。お人形さんは見つかったのかい?」

Iruki-Waraki「ああ!バッチリだぜ!すぐ見せてやるよ!」

Shamarhaan「何?アラパゴまで行ったというのか……?」

Shamarhaan(ナシュモは今、疫病が流行っていて、一般人が渡航することなどできないはず……。)

Kuh Polevhia「ふぅ、持ってきたよ~。」

ふぅ、持ってきたよ~

Shamarhaan「これは……確かに……。」

Iruki-Waraki「どうだ!これで、こいつはボクのものだね!」

Shamarhaan(しかしいったい……ん?こいつは……武装アタッチメントが一切ない……。同じなのは見た目だけか。)

Shamarhaan「おい、こいつはどこで拾ったんだ?」

Iruki-Waraki「店先だよ。変なガルカのおっちゃんが店から出てきて捨ててったんだ。たぶん、あのおっちゃんが、おっちゃんの人形を拾ってきたんだよ。」

Shamarhaan(店先……ガッサドの工房のことを言っているのか……?そういえば民間用のオートマトンを作っているという話を聞いたことがあるが……奴め、何を考えているんだ?)

Iruki-Waraki「店ん中、人形でいっぱいだったぜ。」

Kuh Polevhia「へー。お店でも売ってるんだね~。」

Shamarhaan「…………。」

ガッサドの工房のことを言っているのか…?

Iruki-Waraki「どうしたんだよ、おっちゃん。これ、もらっていいんだろ?」

Shamarhaan「ん、ああ。しかしこれ、動くのか?捨てられるだけあって、かなりの欠陥品のようだが……。」

Iruki-Waraki「わかんねーよ。捨てたのはおっちゃんだろー。さぁ、立てっ!立つんだっ!」

Shamarhaan「そんなんで動くか。何かスイッチとかないのか?」

Iruki-Waraki「えーっと……ん、なんか変な棒が一緒についてきてるな。……これか?」

なんか変な棒が一緒についてきてるな

Iruki-Waraki「うぉっ!」

Shamarhaan「む!?」

Kuh Polevhia「わぁ!」

Iruki-Waraki「すげー!立ったぞ!」

Kuh Polevhia「かわいー!プリケツー!」

すげー!立ったぞ!

Iruki-Waraki「おい、ボクの名前はイルキワラキだ。わかるか?」

Automaton「%@&$?」

Iruki-Waraki「ちげーよ、何言ってんだよ!」

Kuh Polevhia「あはは!かわいー!」

Shamarhaan「おい、あまり不用意に近づくな。」

Kuh Polevhia「あなたのお名前はなんていうの?」

Automaton「……&@%?」

Kuh Polevhia「そう!エリザベスっていうのね!」

Iruki-Waraki「言ってねーよ!なんだよエリザベスって!」

なんだよエリザベスって!

Kuh Polevhia「ウチで飼ってるリトルワームの名前!」

Iruki-Waraki「何飼ってんだよオマエ……。」

Automaton「エ……リ……@$?」

Iruki-Waraki「お?」

Kuh Polevhia「おお?」

Shamarhaan「む……?」

Automaton「エ……リ……ザベス?」

Iruki-Waraki「すげー!ボクの名前はイルキワラキだ!わかるか?」

Automaton「イルキ……ワ……ラキ?」

Iruki-Waraki「おおっ、やったー!覚えたよ!」

Shamarhaan「…………」

Shamarhaan「戦闘を目的としないオートマトンか……。これなら、あるいは……。」

戦闘を目的としないオートマトンか…

Iruki-Waraki「ん?『おーとまとん』ってなんだ?」

Shamarhaan「ん、ああ。この、からくり人形のことだ。オートマトンっつーんだよ。」

Kuh Polevhia「おーとまとん?」

Kuh Polevhia「ちがうよねー?あなたのお名前は、エリザベスだよねー。いい名前でしょ、エリザベス?」

Automaton「キモい。」

Kuh Polevhia「えっ!?」

Automaton「…………。」

Kuh Polevhia「…………。き、気のせいかにゃ?」

Shamarhaan「ふむ。オマエら、こいつがもっといろんなことをするのを見たくないか?」

Kuh Polevhia「いろんなこと?」

Iruki-Waraki「見たい見たい!」

Shamarhaan「よし、それなら『からくり士』でもやってみるかな。」

『からくり士』でもやってみるかな

Kuh Polevhia「からくりし?」

Iruki-Waraki「何をやるのさ?」

Shamarhaan「ははは。そいつは見てのお楽しみさ。それじゃ、さっそくガッサドにかけあってみるわ。」

Iruki-Waraki「あっ、どこ行くんだよ!」

Kuh Polevhia「いいなー。かわいーなー。」

Kuh Polevhia「いろんなお洋服とか着せてみたいねー。」

Iruki-Waraki「んなもん着れるかよ。さ、帰ろうぜ。エリザベス。」


Shamarhaan「……いかんいかん。年をとると、昔の思い出に浸りがちになるな。」

ワシの弟子のこと、頼んだぞ

Shamarhaan「さぁ、イルキワラキの元へ行ってやってくれ。ワシの弟子のこと、頼んだぞ。」

Valkeng「頼ンダゾ!」


シャマルハーンから話を聞いたレルフィーは、イルキワラキの元へと急ぎました。ちょうどイルキワラキの元に着くと同時に、ヤファーブもやってきました。

Yafahb「イルキワラキさん!」

Iruki-Waraki「あれ……?キミは……。」

Yafahb「いったいいつまで待たせるつもりですか!もう私は心も体も限界です!」

いったいいつまで待たせるつもりですか!

Yafahb「今日は思い切って、オートマトンの目を盗んでここまでやってきたのです。もはや戻れば、命の保証はないでしょう!もう、後戻りはできないのです!」

Yafahb「さぁ、オートマトンを迎えに来ていただきますよ!」

Iruki-Waraki「でも……ボクは……。」

Yafahb「オートマトンを連れ戻す自信がないのですか?それなら大丈夫です!秘策があります!」

それなら大丈夫です!秘策があります!

Iruki-Waraki「えっ?秘策?」

Yafahb「まずはナシュモの港まで来ていただきましょう。そこへ来ればすべてわかります。時間がありません。急いでください。」

Iruki-Waraki「…………。」


イルキワラキと共に、レルフィーもナシュモへ向かいました。

Yafahb「来てくれましたね。オートマトンも、そろそろ私を探してここに来るでしょう。」

そろそろ私を探してここに来るでしょう

Iruki-Waraki(エリーが……ここに……。)

Yafahb「見てください。あのキキルンの群れを。」

Iruki-Waraki「え、うん……なんか集まってるね。」

あのキキルンの群れを

Yafahb「前もって、私が呼び集めておいたのです。これからあそこで、オートマトンが芸をすると言って。」

Iruki-Waraki「芸?キキルンを相手に?」

Yafahb「そうです。貴方のオートマトンといえど、キキルン相手では、何が『ツボ』なのかわからないでしょう。そうして、オートマトンが困っているところに突きつけてやるのです。『お前の芸はその程度だ』と!そうすれば、自分の無力さを知り、イルキワラキさんのところへ帰る気になるでしょう。」

Iruki-Waraki「はぁ……。でも、ボクもキキルン相手に何すればいいかなんてわからないよ。」

Yafahb「まぁ、そこは構いません。これはあくまでも、オートマトンに1人ではやっていけないことを気づかせるための作戦ですから。そこに貴方が現れれば、オートマトンもきっと、迎えを断ることができないでしょう。」

Iruki-Waraki「はぁ……。そんな都合良くいくかな……。そもそもエリーがキキルンなんて相手にするだろうか……。」

Yafahb「大丈夫です。前回、あれだけ大口を叩いたのですから、挑発されれば、たとえ相手がキキルンであろうとやらないわけにはいかないでしょう。」

Iruki-Waraki(それでエリーが帰ってきたとして、本当にそれでいいんだろうか……?)

Yafahb「おっ、さっそく来ました!さぁ、もう後戻りはできませんよ!」

さぁ、もう後戻りはできませんよ!

Elisabeth「オゥ、コノヤロウ!いったいどこをほっつき歩いてやがった!」

Elisabeth「ん……。イルキワラキ、何しに来やがった?何度来たって、オレは帰らねぇからな!」

Iruki-Waraki「ボクは……。」

Yafahb「いやはや、今日は貴方の芸を拝見させていただこうと思いましてね、それで皆様にも集まっていただいたんですよ。」

Elisabeth「アーン?何言ってんだ、テメー?」

Yafahb「いやだなぁ、このあいだ言ってたじゃないですか。『客はオレの芸を楽しみにしている』、『オレは1人でもやっていける』って。だから、その芸を見ればイルキワラキさんも納得するかなと思って、呼んできてあげたんじゃないですかぁ。」

Elisabeth「とりあえず、ムカツクから殴っていいか?」

Yafahb「ま、まぁまぁまぁ。こんなにお客さんもいるんですし、いいチャンスだと思いませんか?」

Elisabeth「客?オマエらくらいなもんじゃねーか。」

Yafahb「何言ってるんですか。まわりをちゃんと見てくださいよ。」

まわりをちゃんと見てくださいよ

Elisabeth「まさか、このチンチクリンどものことか……?」

Yafahb(人のこと言えるか……!)

Yafahb「ええ、もちろん。それとも、キキルンだと何か問題でも?」

Elisabeth「そりゃ、キキルンなんか……。」

Yafahb「おやおや!あれだけ大口を叩いておきながら、お客を選ぶんですか?」

あれだけ大口を叩いておきながら…

Yafahb「なるほど!たしかに人のいいお客であれば、どんな芸でも喜んでくれるでしょう!なるほどね!そういう意味でしたか!いやー、私としたことがお恥ずかしい勘違いを!」

私としたことがお恥ずかしい勘違いを!

Yafahb「ま・さ・か!そんな恥ずかしい言い訳だとは思ってもみなかったもので!」

そんな恥ずかしい言い訳だとは思ってもみなかったもので!

Yafahb「嗚呼、恥ずかしい!恥ずかしい!!恥ずかしいこと極まりない!!!」

恥ずかしいこと極まりない!

Elisabeth「テメー、命は惜しくないようだな?いいだろう。キキルンだろうがなんだろうが、みんなオレの芸の虜にしてやるよ。」

Yafahb「みなさーん!聞きましたかー!今から、このオートマトンがここで芸を披露するそうですよー!」

Elisabeth「テメー、タダで済むと思うなよ……。」

Iruki-Waraki「エリー……大丈夫かな……。」

Elisabeth「よーし、オマエら、よく目に焼き付けておけよ!……って、近い!近い!離れろオマエら!」

Tsutsuroon「なんた、こいつ?」

Jojoroon「からた、かたーい?」

Buburoon「おくち、どこ?どうやて、しゃべてるるの?」

Elisabeth「ダーーーーッ!邪魔だッ!オマエら見る気あるのか!?」

オマエら見る気あるのか!?

Tsotsoroon「だーーーっ!ツォツォルンも、できるの!」

Sisiroon「おめめ、どこ?どうやて、みてるるる?」

Yafahb「……見事にグダグダですね。」

Iruki-Waraki「エリー……。」

Elisabeth「ちょっ、触るな!何がしたいんだオマエら!」

Tsutsuroon「なんた、このあたま?」

あたま、からっぽー?

Jojoroon「あたま、からっぽー?」

Buburoon「おてて、これ?どうやて、もてるるの?」

Elisabeth「…………。」

Yafahb「おやおや、やっぱり無理ですかな?所詮、貴方の芸もその程度なのですよ。所詮貴方は、1人では何もできない、ただの思い上がったオートマトンにすぎないのです!」

所詮、貴方の芸もその程度なのですよ

Elisabeth「…………。」

Iruki-Waraki「……違う。エリーは……そんなんじゃない。」

Yafahb「イルキワラキさん!?」

Iruki-Waraki「エリー、キミは……。」

Elisabeth「やめろ。確かにオレは何もできなかったかもしれない。だが、オマエに同情されるほど落ちぶれたつもりはない!オマエに何ができる?オレがどうであろうと、結局オマエが何もできないからくり士であることには変わりないんだよ!」

Iruki-Waraki「たしかにキミの言うとおり、ボクは何もできないかもしれない。けど、エリー。キミは違う。キミは立派なオートマトンだ。何もできないなんてことはない!」

何もできないなんてことはない!

Iruki-Waraki「今までずっと見てきたんだ。キミが何でもできることは、ボクがいちばん知っている。キミはボクの自慢なんだ。キミがどんどん成長するのが嬉しくて、ボクはからくり士を続けてるんだ。」

Iruki-Waraki「だから、誰にもキミに『何もできない』だなんて言わせない。キミが立派なオートマトンであることは、ボクが保証する……!」

Elisabeth「…………。」

Yafahb「イルキワラキさん……。」

Elisabeth「……だから、どうした。」

Yafahb「!!」

Elisabeth「結局、何もできねーんじゃねーか。他のからくり士は、みんな必死でストリンガーで命令したり、いろいろやったりしているのに、オマエは何をやっている?オマエが一流のからくり士だなんて、笑わせるぜ。」

そう言いながら去ろうとするエリザベス。レルフィーは、エリザベスの行く手を塞ぎました。

テメーもオレに何か言いたいことでもあるのか?

Elisabeth「……どけよ。テメーもオレに何か言いたいことでもあるのか?」

イルキワラキが一流な理由……それは……。

Elisabeth「何だよ。言いたいことがあるなら、さっさと言え!」

Yafahb「ええ!言わせてもらいますとも!貴方は、大切なものが何も見えていない!イルキワラキさんは、今まで貴方のことを見てきたというのに、貴方は今まで、いったいイルキワラキさんの何を見てきたのですか!?」

Yafahb「貴方がやっている芸も、貴方がしゃべっている言葉も、すべてイルキワラキさんが教えてくれたものじゃありませんか!貴方が今、手にしている力は、すべて貴方のマスターが与えてくれたもの。貴方の力は、すべてイルキワラキさんの力なんですよ!」

Yafahb「それなのに、どうして『何もできない』なんて言えるんですか!イルキワラキさんは、貴方をここまで『育ててきた』んじゃないですか!」

どうして『何もできない』なんて言えるんですか!

Elisabeth「…………。」

Yafahb「からくり士にとって、オートマトンを使役することだけがすべてではありません。オートマトンと共に歩むものが、からくり士なんです!ストリンガーを使わないのがなんだっていうんですか。それは、命令しなくとも貴方が動いてくれると信頼していることの証じゃないですか。」

Iruki-Waraki「エリー、もう一度やってみようよ。」

Elisabeth「……?」

Iruki-Waraki「今度はボクにも手伝わせてくれ。もしキキルン達を楽しませることができたら、ボクのことを認めてほしいんだ。」

Elisabeth「…………。」

Iruki-Waraki「お願いだよ、エリー。」

お願いだよ、エリー

Elisabeth「……わかったよ。そこまで言うなら、やってやるよ。」

Yafahb「よーし、キキルン達!今度こそ、オートマトンのショーを始めるぞー!」


イルキワラキとエリザベスのショー1

イルキワラキとエリザベスのショー2

イルキワラキとエリザベスのショー3

イルキワラキとエリザベスのショー4

イルキワラキとエリザベスのショー5


Yafahb「いやー、なんだか一瞬でしたね。」

なんだか一瞬でしたね

Yafahb「それにしても、さすがはイルキワラキさん達ですね。まさか、今時こんな手法で来るとは、完全に予想外でしたよ。貴方はどうでした?レルフィーさん。」

おもしろかったですよ!

Yafahb「キキルン達も喜んでいましたね。やはりイルキワラキさんは、アルザビで、いや、アトルガンで1番のからくり士ですよ!」

Iruki-Waraki「ふぅ。久々でちょっと緊張しちゃったよ。」

Elisabeth「…………。」

Iruki-Waraki「ん、どうしたんだい?エリー。」

Elisabeth「あ、いや……。オレもちょっと関節がギシギシしたわ。」

Iruki-Waraki「なんだよそれ。シャマルハーン師匠じゃあるまいし。」

シャマルハーン師匠じゃあるまいし

Elisabeth「……んー、あー。」

Iruki-Waraki「?」

Elisabeth「……まぁ、うん。」

Iruki-Waraki「エリー。」

Elisabeth「え、うん?」

Iruki-Waraki「アルザビへ帰ろう。」

Elisabeth「……………………ああ。」

Yafahb「ああっ、やったーーー!!ついにこの極悪オートマトンから解放されるッ!」

ついにこの極悪オートマトンから解放されるッ!

Yafahb「今まで陰でポンコツ野郎とか調子こいてるとか言いながら頑張ってきた日々が報われ……」

ん?ヤファーブさん……?

Iruki-Waraki「それじゃ、ボクらはそろそろ帰るよ。」

Elisabeth「またな。」

ボクらはそろそろ帰るよ

Iruki-Waraki「そうだ。アルザビに来ることがあったら、また立ち寄ってくれないかな。待ってるよ!」


しばらくして、レルフィーはイルキワラキの元を訪ねました。

Iruki-Waraki「やあ。来てくれたね。なんだかエリーが、キミに用があるみたいだよ。」

エリーが、キミに用があるみたいだよ

Elisabeth「オウ、なんだかイルキワラキがいろいろ迷惑かけたって聞いてな。で、なんだ。詫びの1つも入れておかないといけないかと思ってな。こいつを受け取ってくれ。いつのまにか持っていたものなんだが、イルキワラキが言うには、からくり士用の服らしいんで、オマエが持っていたほうがいいかと思ってな。」

エリザベスから、パペトリタージを受け取りました。

Elisabeth「しかし、なんでオートマトンのオレがそんなものを持っていたのか、イマイチ思い出せないんだよな……。」

なんでオレがそんなものを持っていたのか…

Elisabeth「ま、それじゃ、なんつーか頑張ってくれよ。じゃあな!」

Iruki-Waraki「レルフィー、本当にありがとう。感謝しているよ。また遊びにきてね。」

レルフィー
レルフィー
一時はどうなるかと思ったけど、結果オーライね♪

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初稿:2025年11月29日
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