冒険者としてヴァナ・ディールを駆け巡っているレルフィーですが、たまには休みたいこともあります。
……ということで、今回は冒険から離れて、レルフィーの休日を追ってみることにしました。
需要のない話でしょうけど、もし良ければお付き合いください。
こだわりの服装
長い長いミッションが終わり、一息ついたある晴れた日。レルフィーは1日だけお休み…オフの日を取ることにしました。
今日は戦うための装備をモグハウスに置いて、お気に入りの恰好…いつもの「為さんマークのエプロン」と「ショートパンツ」姿でお出掛けです。
ゲームの中ではエプロンとショートパンツですが、実はこれ、白いTシャツとデニム生地のショートオーバーオール(ショート丈のオーバーオール)姿のつもりなのです。
でも、ヴァナ・ディールの世界にはそのような装備がないので、見た目が一番近いと思われる「カンクリエプロン」と「カスタムパンツ」を組み合わせている訳です。
本当は、カクリエプロンに初期装備の「ヒュームパンツ」を組み合わせれば、まだ今よりはデニム生地に近い色になるのですが…初期装備はだいぶ前に捨ててしまったので、形が同じで色違いの「カスタムパンツ」で代用しているのです。
ちなみにレルフィーは設定上、白系のTシャツも、デニム生地のオーバーオールも、微妙なデザイン違いでたくさん持っていることになっています。なので、いつも同じ服を着ているように見えますが、実はちゃんと毎日違うものを着ているのですよ。
いつもと違う街並み
さて、せっかくの休日をどこで楽しもうか。何も考えず「今日は休み!」と決めてしまったレルフィーは、特に行く当てもなく街に出てきました。
いつもは駆け抜けていくだけの通りも、ブラブラとゆっくり歩いてみると、なんだか別の街に来たかのように、景色が違って見えます。
ちゃんとこの街にも飲食できる屋台があって、若い人たちが流行りのペア・オレを片手に談笑していたり、屋台の横にあるテーブルでピタサンドを頬張る姿が見えました。
せっかくなので、レルフィーも流行りのペア・オレを買ってみました。
エルヴァーンが好むというデルフラントペアのしぼり汁とミルクを合わせた飲み物は、ミルクの濃厚な甘味と、デルフラントペアのさっぱりした甘味が【丁度よい相手だ】…いやいや、<丁度よいバランスだ>。
アネゴと話し込む
ペア・オレを片手に、次にやってきたのはお城。
いつもはミッションやクエストのために出入りしているお城ですが、こんなにゆっくり眺めたことは無かったかも。こうやってじっくり眺めてみると、大きくて立派なんだなー。
お城の真正面は人がたくさんいて恥ずかしいので、少し離れたところでお城をバックに記念撮影。
お城を後に歩き始めると、少し離れた路地裏にアネゴを発見!アネゴはまだ気付いていないようなので、近くまで行ってから声をかけてみます。
レルフィー「アーネーゴッ!」
メルフィー「あらレルフィー。あれ、その恰好は…今日はオフ?」
レルフィー「そうなんです。アネゴはここで何をしているんですか?」
メルフィー「ちょっと大きなクエストを終わらせてきたから、休んでいたところよ。」
時間を忘れて、すっかり話し込んでしまいました。
お昼は初めてのラーメン
お昼の時間を少し過ぎてしまったので、レルフィーは屋台でラーメンを食べました。濃い目の味付けをしたスープの中に、細長い麺と具材が浸っていて、とても美味しそうな見た目に魅かれたのです。
ちょっとちょっと、食べながら口を開けたらダメですよ、はしたない。
レルフィーにとって、これが人生初のラーメンでしたが……。
レルフィー「おじさん、ごめんなさい。とっても美味しかったけど、食べきれなかったです…。」
おじさん「ああ、うちは盛りが多いことで有名だからね。いいよいいよ。また来てくれなー。」
森を散策
お腹を満たした後は、腹ごなしということで、森を散策することにしました。
レルフィーは十分にレベルが上がっているので、街のまわりにいるようなモンスターが襲って来ることはありません。装備がなくても、安心して散策することができます。
しばらく歩いていくと、1本の大きな木を見つけました。まわりには動物たちも集まっています。
大きな木と言えばウィンダスにある星の大樹を連想させますが、さすがにそこまでの大きさは無いかな。
すぐ横にちょうどいい木陰を見つけたので、腰を下ろしてちょっと休憩。
木々の間から漏れる太陽の光がキラキラしていて、日々の喧騒を忘れてしまいます。小動物たちが寄って来て、何か一生懸命話しかけてくれているような鳴き声をきいていたら、つい、ウトウトしてしまいました。
モグハウスへ
ちょっと「ヒヤッ」とする風が吹いたことに気が付いて辺りを見回すと、日が傾き始めていました。いつの間にか寝てしまっていたようです。
そろそろ帰らないと。
レルフィーのまわりで一緒にウトウトしていた小動物たちに別れを告げて、元来た道を歩いて戻ります。
日が傾き始めた森は徐々に薄暗くなっていき、遠くからは獣の鳴き声も聞こえてきます。
かつて駆け出しの冒険者だった頃、レルフィーは、薄暗くなっていく景色と、この獣の鳴き声に恐怖を感じていました。いつも、夜になる前には街に逃げ帰っていたのです。いつからそれが平気になったのか。今となってはわかりませんが、今でもあのときの恐怖心は覚えています。
そんなことを思い出しながらゆっくり歩いていたせいか、街に着いたころには、すっかり日が落ちていました。
街では、ちょうど屋台が閉店準備を始めた頃。夕飯用にと、あわてて屋台でピタサンドとチャイを買ったレルフィーは、ゆっくりとモグハウスに戻っていきました。
レルフィー「何もしないで1日ゆっくりするのも、たまにはいいわね。さーて、明日からまた頑張るぞー!」
こうして、レルフィーの休日はゆっくりと過ぎていきました。
さいごに
これまでずっと、ゲーム内でのネタを記事にしていたので、ゲーム外ネタは初めての試みでした。
ヴァナ・ディールにはたくさんの冒険者がいますが、みんながみんな、毎日冒険尽くしという訳ではなく、たまにはこういったオフの日を楽しんでいる人もいるんじゃないかなーと思って、考えてみたネタです。
ちなみに、レルフィーは青色の目をしたポニテヒュムで、アネゴは茶色系黒色の目をしたポニテヒュム。ゲーム内では同じフェイスですが、自分の中で勝手にそういう設定を作っているので、見分けていただけると幸いです。
それでは、番外編「Relfeeの休日」はここまで。また次回(があれば)!
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