今日は第17弾「1万年の夢の終わりに」を進めます。ジラートミッションの最終章です。ジラートミッション第16弾「宿星の座」までの話はこちらから。
ZM17 1万年の夢の終わりに
だが、楽園を求めるモノがいる限り
運命という名の歯車は回り続ける……。
ノーグにて
ライオンのこともありますので、ギルガメッシュに報告しておきましょう。ノーグへ行くと、ちょうどギルガメッシュに会うことができました。
Gilgamesh「無事戻ったな。」
今回の一連の騒動については、きっと後世に語り継がれるような英雄譚にはならないだろう。しかし、歴史の裏舞台なんていうものはそんなもの。多くの人間にとっては、知らなくてもいいことがたくさんある、と言います。
Gilgamesh「だがな、おまえのおかげで、このヴァナ・ディールは救われたんだ。本当にありがとうよ。」
ライオンのことは、少し前にアルドが来て、すべて話していったようです。
Gilgamesh「……バカ野郎が。育ての親より先にいっちまうなんてよ……。親不孝にもほどがあるってんだ。」
ライオンは、まだ小さなこどもだった頃に、どこからからこの島に流れてきたそうです。それまでどこにいたのか、何をしていたのか、誰にもわからなかったけど、大戦当時はそんな話がそこら中にあった、と。
先代のおやじさんから子育てを任されたときは、どうしたものかと困惑したけど、ライオンがいなかったら今のギルガメッシュはなかった、と言います。
Gilgamesh「海賊やってる親をあいつが実際どう思っていたのかはいまとなってはわからねえ……。だがな、血は繋がってなくとも世界を救ったあいつは俺の自慢の娘だ。」
ジュノ下層にて
アルドの様子を見に行ってみましょう。ジュノ下層J-7にある天晶堂のDoor:Neptune's Spireを調べます。
Yin Pocanakhu「アルド様はどうなったんだい?あんた、一緒だったんじゃないのかい?」
Garnev「おいおい、まさかお前、ボスを見捨てたわけじゃないだろうな?もしそうだったとしたら、ここから無事出られるとは思うなよ!?」
いきなり喧嘩腰で応対されましたが…。
Aldo「フッ、お前らどうした、しけたツラしやがって?まるで葬式からお帰り、って感じだぜ!」
ああ、よかった。ちょうどアルドが戻ってきました。
Sattal-Mansal「ボス!」
Yin Pocanakhu「生きて……、いたんだ……!」
死んだと……、思われていたんだ……!
Aldo「おいおい、いつも言ってるだろ、オレは不死身だってよ。」
しかし、今回ばかりはさすがにヤバイと思ったらしいです。レルフィーがいなければどうなっていたか……改めて、お礼を言われました。
思い返せば、レルフィーが初めて天晶堂に顔を出したとき、アルドは「またヒヨッコのおでましか」と思っていたようですが…。
Aldo「いつの間にか腕っぷしの強い、タフな冒険者に成長しやがってた。ちょっとばかし悔しい、かもな。」
そんな話をしていると…。
Verena「兄さん!」
フェレーナが姿を見せました。今まで、アルドたちが無事で帰ってこれるよう、ずっと祈っていたそうです。
Verena「私には祈る以外、何もできないから……。」
Aldo「すまん、心配かけたな。」
フェレーナは、アルドの姿を見て一旦は安心したようですが…ライオンの姿が見えないことを気にしています。
Aldo「それがな、フェレーナ。ライオンはいないんだ。」
ライオンがその身をもってエルドナーシュの計画を阻止したことを伝えました。だから、ライオンはここにいないんだ、と。
Verena「そんなっ!」
ライオンは立派に戦いました。ライオンの死は、絶対に無駄ではないのです。
Verena「そんなことを言ってもおねえさんが帰ってくるわけじゃない!おねえさんだって、フィックだって、死ぬ時は恐かっただろうし、つらかったはずよ!……私はそのことから目をそむけたくないの。」
Aldo「フェレーナ……。」
……そのとき、フェレーナは何かを感じ取ったようです。
Verena「何か、何か感じるわ……。この温かさは?おねえさん?どうして、死んだはずなのに……?」
フェレーナには、どこからかライオンのぬくもりが感じられたようです。きっとライオンはどこかで生きている。そう信じていよう。
Aldo「さて、と。お前をこの天晶堂に誘いたいとこだけど、ここにいる器じゃねぇだろうな。」
旅の途中で表を通りかかったら、いつでも歓迎するからのぞいていってくれ、と言いながら、自室へ戻っていきました。
Aldo「お互い、つかの間の休息、ってやつだな。」
そう、言い残して……。
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