PM5-1 鍔音やむことなく

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アイキャッチ「Relfee冒険談」 プロマシアミッション

そろそろミッションを進めるぞ!週間…ではなく「月間」になりそうですが、引き続きプロマシアミッションを進めていきます。今回は第5章第1節です。

前回、第4章第4節の話はこちらから。

PM4-4 そしりを受けつつも
まだまだミッションを進めるぞ!週間、ということで、引き続きプロマシアミッションを進めていきます。今回は第4章第4節です。 前回、第4章第3節の話はこちらから。 PM4-4 そしりを受けつつも 礼拝堂からタブナジア地下壕へ戻ってきたので、まず...

第五章 帰路を踏みしめ

PM5-1 鍔音やむことなく

ルーヴランスたち一行はサンドリア港には向かっていなかったようなので、他の国へ行ったのかもしれません。そこで、バストゥーク港に移動してみたところ、話が進みました。

Ulmia「ここは……、いったいどこです……?」

ここはバストゥークじゃねぇか

Prishe「あれぇ?ここはバストゥークじゃねぇか!サンドリア大聖堂に行くんじゃなかったのかよ!?」

一行はサンドリア王国ではなく、まずバストゥーク共和国に立ち寄ったようです。

Prishe「おい!おまえ、しっかりしてるように見えておっちょこちょいだなぁ!隠さなくたっていいんだぜ!思い切って行き先を間違っちまったんだろ~!?」

しかし、ルーヴランスによると、バストゥーク共和国が目的地だそうです。

迎えが来ていない…

Louverance「しかし……、思ったより早くついてしまったようですね。迎えが来ていない……。仕方ありません。大工房に向かいましょう。」


ルーヴランス一行は大工房へ向かったようですので、我々も大工房2階H-8にいるCidの元を訪ねてみます。

ルーヴランス君に会ったかね

Cid「ルーヴランス君に会ったかね?わしの知り合いから、おぬしも自力でタブナジアに渡ったと聞いていたが……?」

そんな話をしているところへ、ちょうどルーヴランスたちがやってきました。

ちょうどルーヴランスたちが…

Louverance「あなたは!?いったいどうやってタブナジアからここへ?」

驚くのも無理はありません。飛空艇の出航を見送った人が、先にバストゥーク共和国にいるのですから。

Louverance「……シド殿、予定よりも早めに戻ってくることができました。飛空艇は、係の方にお返ししました。良い船をお貸しいただいて、感謝の言葉もございません。」

Cid「それで、おぬしが探しているミルドリオン枢機卿は、タブナジアで見つかったかな?」

Louverance「……いえ、やはりタブナジアにも戻られてはいないようでした。彼女らお二方から、有意義な話が聞けましたが、その行方はいまだに把握できません。」

Cid「ふうむ。残念だ。それではわしが頼んだ魔晶石の案件についてはどうだった?」

Louverance「それについてはある程度、興味深い話を聞くことができましたが、それは今ここでは……」

Tenzen「魔晶石、でござるか?」

魔晶石については、我々も探しているもの。後でテンゼンにも同席してもらってルーヴランスから話を聞くつもりでしたが……。

魔晶石は我々も探しているもの

Cid「この人たちにもあの話をしてもよいのかな?北方に眠る大いなる力のことを?」

はい、もちろん。

我々は、エシャンタールから言われた通り、サンドリア王国、バストゥーク共和国、ウィンダス連邦の3国を回り、情報を集めていました。タブナジアからバストゥークに持ち込まれた魔晶石。その魔晶石が採れた場所がわかれば、我々の目的の地を見つけることができるはずなのです。

Cid「しかしあの後、古い友人からおもしろい話を聞くことができてな。魔晶石は北の地で発見されたのではなく、北の地で発見された不思議な遺物から生み出されたものだということがわかったのだ。」

Ulmia「不思議な遺物?」

Cid「それは、箱状のものだったらしい。なんでもデムの岩などのように、得体の知れない金属で作られており、古代の民が作り出したものだとか。」

Prishe「それは洗礼の箱……?」

その箱は、神学生たちが受ける「洗礼の儀式」に使われるもので、タブナジア礼拝堂の聖遺物室に安置されているはずだという。ミルドリオンに託されたその部屋のカギを、戦争の後もずっとプリッシュが守ってきたんだとか。

Louverance「なるほど。あなたは忌むべき子であると同時に、神学生の洗礼を受けた身であったことを失念していました。ならば、お教えしましょう。」

ルーヴランスは、シドから頼まれ、その洗礼に使われた「洗礼の箱」の調査も行う予定だったことを話してくれました。しかし、ルーヴランスよりも一足先に、タブナジアを訪れていたジュノの外交官が、その洗礼の箱を持ち去ってしまっていた、とのこと。

Prishe「あの箱が持ち去られた!?」

あの箱が持ち去られた!?

Cid「ううむ、ジュノの黒衣の学者たちめ!わしが大いなる力について調べ始めたことをかぎつけ、先手を打ったのか?その箱を調べれば、魔晶石の謎も解けるかと思ったのだがこれはいかん!」

Prishe「あれは恐ろしいもんだ。俺はあれのせいで……あいつから、あれを取りもどさねぇと!あれは、タブナジアから出しちゃならねぇもんなんだ!」

Tenzen「プリッシュ殿!ひとりで行かれては危険でござる!」

プリッシュは慌てて部屋を出て行ってしまいました。

Louverance「あなたとテンゼン殿は、北方の遺跡……ソ・ジヤの北西の塔でナグモラーダと会う約束があるのでしたね。」

その北方に眠る大いなる力、今回のルーヴランスの任務とは異なるようですが、彼自身には関係があることのよう。

向こうで会いましょう

Louverance「私も行かなくてはなりません。では、向こうで会いましょう。」

我々も急いでソ・ジヤへ向かいます。


ボスディン氷河F-7にある塔からソ・ジヤへ入ります。Survival Guideでボスディン氷河へワープし、段差を2段上がっていきます。

ボスディン氷河からソ・ジヤへ

Prishe「おせえぞ!」

Tenzen「やっと来たでござるな。いやはや待ちくたびれたでござるよ。」

結構急いで来たつもりだったのですが…遅くなりました。

Louverance「この塔を下りるのは初めてです。いったい、この先にはなにが……。」

ルーヴランスもやってきた

そこへ、ルーヴランスも一足遅れてやってきました。

Ulmia「ルーヴランスさん、あなたもいらしたのですか!?」

Prishe「てめぇ、俺を止めに来たんなら、追いかえすぞ!俺は誰がなんといおうと泥棒野郎から箱を取り返すんだからな!」

しかし、ルーヴランスに邪魔するつもりはないとのこと。ミスタル家の名を継ぐ騎士として来た、という。

Louverance「……それよりも、ナグモラーダの姿がありませんね。」

おそらく、先に4つ目のクリスタルの御許へ向かったのでしょう。テンゼンの鳳凰丸が道案内をしてくれるようですので、我々も急いで向かいましょう。


まずはソ・ジヤH-8テンキー7あたりにある部屋へ行きます。

ソ・ジヤのエレベーター前扉

部屋の北側にある扉Stone Doorを開けようとすると、ゴーレム族NMのNunyunuwiが出現しますので、サクッと倒します。

ゴーレム族のNMと戦闘

Nunyunuwiを倒した後、再度Stone Doorを調べると、扉が開いて先へ進めます。扉の先へ進むと、まるいエレベーターがありますので、このエレベーターに乗って下のフロアへ向かいます。

まるいエレベーターで下のフロアへ

下のフロアについたら、道なりに進んでいき、突き当たりの扉Stone Doorを調べ、中へ入ります。

ソ・ジヤ最下層フロア

突き当りの扉に入る

Louverance「これは……?」

Ulmia「これが……?」

Tenzen「母なるクリスタル……。世界の始まりに、5つに分かたれたという……。」

母なるクリスタル

Tenzen「なんと神々しい光でござろう。いつのまにか、この光から生まれ……そしていつか、この光に還るからでござろうか……眺めているだけで、すべての不安や恐れが拭い去られていくでござる。」

Prishe「なぁ、おまえにも聞こえないか?あの歌、俺たちを呼んでる声……クリスタルから聞こえる声……」

……その星は……あなたの星……、
……の唄は……あなたの……。

……いつの日か……
みなの夢と……祈りとなる……、
人々は……歌……。

……永遠を超えて、さしのべられた手と手は
もう放されることはない。

謎の少年が現れた

???「これで役者はそろったな。」

Prishe「ナグモラーダ!てめぇ、この箱泥棒!洗礼の箱を奪いやがって……!」

Nag'molada「ふん、洗礼の箱……か。これがタブナジアにて、そのような目的で使われているとは思わなかったぞ。」

洗礼の箱を持ってナグモラーダも現れた

Nag'molada「デスパシエール老の話では、新たに教会に入る者は皆、この箱の前で女神アルタナに仕えることを誓うそうだな。本来の役目からは遠いが、意味深い使い方だ。退化した人間たちも、この箱の重要性を無意識に知ることができたということか……。」

Prishe「本来の役目?おまえ……、その箱が本当はなんなのか知ってやがんのか!?」

Nag'molada「ああ、知っている。おまえが身につけている、そのアミュレットのこともな。」

Prishe「このアミュレット?」

アミュレット

アミュレットはもともと、ジラートの王がクリューの民の心を読むために作った、絆の証だそうです。

1万年の昔、ジラートの民は他人と共鳴する能力「心の言葉」を使っていたどうですが、いつしか人の心を「虚ろなる闇」が包むようになってしまった。そのため、「心の言葉」を失った者は、クリューと呼ばれるようになった。

そこでジラートの王は、クリューを理解するために、そのアミュレットを作らせたんだとか。そして、アミュレットを身に付けた者は、自ら見たものや聞いたものを全て、王へと伝える、と。

Nag'molada「おまえはそれをジラートの王子から授かっていたな。それを今度は、自分のために使ったわけだ。わかるか。ヤツはそれをおまえに与え、永い年月を経て変わり果てた世界の道案内をさせたのだよ。母なるクリスタルの御許をめぐるために……。」

Prishe「そうか、だから俺も……。」

しかし、選んだ相手がまずかったようです。最初の3つのクリスタルはともかく、ただの冒険者ごときが、この4つ目のクリスタルにたどり着くまでに、随分の時間を要してしまった、と。

そのおかげでナグモラーダは、謎の少年が誰なのかを思い出すことができたようです。ナグモラーダらの輝かしい時代を終わらせた者。時代の裏切り者と呼ばれた者。

Nag'molada「そうだな、セルテウスよ?」

謎の少年の名はセルテウス

セルテウスは、クリューの印を持つ身でありながらクリューを裏切り、ジラートの王子からの信頼を受けながらジラートを裏切り、眠れる神々の石を継ぎながら眠れる神々をも裏切った。そして、母なるクリスタルから生まれ落ちた身でありながら、母なるクリスタルを裏切ろうとしている……徹底した裏切り者だ、と。

なぜ、セルテウスがそのような道を歩み、今になって姿を現したのか……しかし、ナグモラーダが一番聞きたいことはただひとつ。セルテウスが、いかにしてその「虚ろなる闇」を操る力を手に入れたのか、ということ。

Nag'molada「神都アル・タユの消滅に巻き込まれながら、おまえだけが生き残ったはその力のおかげだろう?そこでいったい、なにがあった?なにを見、なにを知った?」

しかし、セルテウスは口を開きません。

Nag'molada「答えはないか、セルテウス。では、無理にでもこじあけさせてもらうぞ!その虚ろなる心の内を!」

Prishe「だめだ!」

Nag'molada「ははは!この箱……暁の瞳は虚ろを進化させ魔晶石と変える!そのようなことも忘れたか、セルテウス!?」

無理にでもこじあけさせてもらうぞ

Selh'teus「……!」

Nag'molada「これでも答えぬつもりか?おまえの内なる虚ろが魔晶石となり、おまえを内より貫くぞ!」

Selh'teus「……!」

プリッシュは突然「返すぜ!」と言ってアミュレットを返してくれました。そして……。

Prishe「おい、おまえ!いくら思っても無駄だ!俺に教えろ!おまえの言うべき言葉を、歌うべき歌を!」

いくら思っても無駄だ!俺に教えろ!

Nag'molada「なに!?」

その星はあなたの星、その唄はあなたの唄。

そしていつの日かそれは、
わたし達みんなの夢となり、
祈りとなるだろう……。いつか、きっと。

おお、輝け、星よ! 響きわたれ、唄よ!

永遠を超えてさしのべられた手と手は
もう、放されることはない
もう、ほどけることはない

Nag'molada「まさか、ヤツは私の問いに答えているのか?ただ、私がヤツの言葉を聞けないだけで……、私が心の言葉を失っているから……」

クリスタルがまばゆく光り…

クリスタルがまばゆく光り、目の前が真っ白になりました。


心の言葉失いし2人の子を連れてまいりました

Yve'noile「心の言葉失いし2人の子、右セルテウス、左ナグモラーダを連れてまいりました。クリューの都へ旅立つ前に、王の励ましと祝福をいただきたく思います。」

王の祝福をいただいた子は、クリューの都でも何不自由なく暮らすことができるので、心配することはありません。

それに、私たちは女神アルタナに誓っています。できるだけ早く、あなたがたの病の原因を突き止め、ジラートもクリューもない世の中に戻そうと。

心の言葉が聞こえずとも、私たちを信じてくださいね。心の言葉を失う前のように、人に正直に、人を疑わずに生きるのですよ。

私たちを信じてくださいね


Grav'iton「おお……とうとう人から生ける神が生まれたというのか……。おまえはそうまでして、楽園のビジョンを我らに見せようというのか。ジラートの人々が、心の言葉ある人々が見た、人の目指すべき楽園の姿を……。」

Selh'teus「なにをためらうことがある!?グラビトン、みんな……さぁ、あの先へ行こう!楽園のビジョンを見れば、俺たちもジラートの人々が目指しているものを理解することができるはず!」

Selh'teus「そうすれば、俺たちはジラートの人々とまたひとつになれる……同じ人間同士の、こんなばかげた争いは終わるんだ!」

Grav'iton「セルテウス……」

Selh'teus「どうしたんだ、みんな。恐れなくてもいい、ディアボロスは俺たちのために……」

Grav'iton「もう遅いのだ、セルテウス。……私たちは、もう、堕ちている……。私たちの心は、けがれてしまっている。」

Selh'teus「そんなことは……!」

もう遅いのだセルテウス


Nag'molada「イブノイル様!どうして、このようなところに!ここは封鎖されたはずの……!」

Yve'noile「ナグモラーダ……あなたはクリューであるのに、なぜ、ジラートのために働くのです?」

Nag'molada「イブノイル様?」

Yve'noile「この戦いは、もはや戻れないところまで来てしまった。殺しあい、騙しあい、疑いあい、私たちは同じ人だというのに理解しあえない。」

Nag'molada「すべては霊獣のせいです。奴らは愚かなるクリューの人々を利用している。ジラートの王に楽園の扉を開かせんがために。……それに、セルテウスなる裏切り者。ヤツがイブノイル様との約束を破ったがために、このようにたくさんの血が流れるまでに……!」

Yve'noile「ナグモラーダ、あなたはまだ私を信じてくれているのですね。ジラートもクリューもない世界に戻すと誓った、あのときの言葉を……。」

あなたはまだ私を信じてくれているのですね

Nag'molada「……イブノイル様、私はクリューを裏切った男と呼ばれています。しかし、裏切るもなにも、私は初めから、クリューであろうと思ったことなどない。私は、あなた様のところへ戻ったに過ぎない。これから先、あなた様を裏切ることは決してありません。」

Yve'noile「ナグモラーダ、それは私が、あなたの信頼を裏切ったとしても……?」

Nag'molada「イブノイル様?」

Yve'noile「あなただけではない、私はジラートの人々を裏切ろうとしている。なぜなら私は……」

レルフィー
レルフィー
クリスタルが見せたものは……過去の記憶?

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初稿:2023年7月4日
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