今回は、アトルガンミッション第22話「特使の御楯」を進めていきます。
攻略手順
ナバゴ処刑場へ行くためには、ウォンテッドワープのCL128もしくはCL135の「ゼオルム火山」にワープするルートが一番近いです。ゼオルム火山はマウントで移動できるのもGood!
ナバゴ処刑場に入るとイベントが始まります。
イベント後は、ナバゴ処刑場を道なりにまっすぐ進み、マグマの見える穴がいくつかある地点まで行ったら、右手方向にある2本の柱の先を見ると、Decorative Bronze Gateが見えます。そのゲートを調べ、再度イベントを見ます。
イベント後、再度ゲートを調べて、バトルフィールド「特使の御楯」へ。Karababaと共に「Khimaira 13」を倒します。IL119であれば、ソロ+カラババで余裕。
ストーリー
ナバゴ処刑場では、何者かが集まり話をしていました。
???「……くすっ、驚きましたよ。よもや、冥界の犬を従わせるほどの剛の者がこちらにもいようとは……。ねぇ、ルザフさん?」
そう言うのは、赤黒い肌をしたインプ。ルザフとは、例の幽霊船でレルフィーたちを吹き飛ばしたヤツですね。
Luzaf「礼を言う。これで、しばらくは手下も安堵できよう。」
Gurfurlur「グフフッ。エトラメオデ。アロ、タヤオ!(グフフッ。あたりまえだ。おれ、つよい!)」
Megomak「『礼には及ばぬ』とグーフールーは言ってる。」
グーフールーと呼ばれているのは、トロール傭兵団の団長。そして、そのトロールの言葉を通訳してくれているのは、モブリンのメゴマック。
Gurfurlur「ウゴヤーヒーデン、ヒエバコニマゼネア!(わがよーへーだん、はいぼくのもじはない!)」
Megomak「『困ったことがあれば、いつでも手を貸してやろう!』とグーフールーは言ってる。」
???「くすくすっ、それは頼もしいですね。海賊に身をやつし、黄泉の理を破ってまでも追いつづけた悲願。あなたたちの合力、その大いなる助けとなるでしょう。」
Luzaf「黙っていろ、フリット……。貴様に何がわかる?」
Flit「ふふっ、出すぎた真似をしました……。」
赤黒い肌をしたインプはフリットと呼ばれていました。
Gurfurlur「ウンソンソラ……。オロマ、オロ。アノゼ。(あんしんしろ……。うらみ、ある、おなじ。)」
Gurfurlur「カオカコヘラバソ、ウルレマ、エミオレマ、エブウロトムナ、テラケアセオ。(こうこくほろぼし、おれらも、おまえらも、うばわれたもの、とりかえそう。)」
Megomak「『皇都陥落のあかつき、お前らが魔笛を欲しないと誓うならば、我々も約定を守ろう』とグーフールーは言ってる。それに……カオカコヌ、ゼウハオ(こうこくの、ざいほう)も、だよな?」
グーフールーが言っていることと、メゴマックが訳した内容に違いがあるように感じますが……。
Luzaf「魔笛も財宝もくれてやる。 ……もはや、我らには不要のものだ。」
Flit「……いいんですか?なにしろ、魔笛の……。」
フリットがそう言いかけたところで、ルザフが口を挟みました。
Luzaf「フリット。コルセアの掟はどうした……?」
Flit「提督には絶対服従!……でしたね。はいはい、黙りますとも。」
ルザフによれば、アトルガン皇国とは、聖皇のためならば民のいかなる犠牲も厭わず、逆らう勢力があれば武力を持って根絶やしにする。今も昔もそういう国だから、我らの取り分は聖皇の首、それだけでいい……とのこと。
Gurfurlur「ハンタエコ!?ノルボ、エミオ、ホナ、コサ!カオカコ、アロ、ヘラバサ。ソアカオ、カボ、テラ!(ほんとうか?ならば、おまえ、ふね、かせ!こうこく、おれ、ほろぼす。せいこう、くび、とる!)」
これにより、条約は成立しました。
同盟の記念として、メゴマックはスペシャルな武器「キマイラ13」を提供してやるから連れて行け、と、キマイラ13を呼び出しました。
キマイラというのは何なのか……。
ある場所に「ハザルム試験場」というアトルガンの秘密施設があり、そこでは禁断の錬金術によって、日々異なる生物どうしが合成され、新たな生物が作り出されていたようです。その人工的に作られた生物が、合成獣……つまりキメラのこと。
ラミア、プーク、メロー、ハイドラ、マンドラゴラなど、そこで生命を得た生物はとても多いという。
なぜそんなに詳しいかと言うと、かつてメゴマックは、そこへ胚を盗みに行ったことがあるのだという。胚というのは、わかりやすく言えば「生命の卵」とも言うべきもの。
メゴマックも錬金術師の端くれ、商売になる兵器として、自分のキメラを作ってみたくなった、と。そして完成したのが、このキマイラ13なのでしょう。
Megomak「どうだ、すごいだろう?」
……しかし、ルザフの姿が見えません。合成獣を作る者など信用できない、とのことで、どうやら話の途中で帰ってしまったようです。つまり、交渉は決裂。
Megomak「なんだって!?こんなにすごい兵器を提供するってのにか?」
そこへ……。
Gurfurlur「ガショゾンソミ、ソンニャアシュド!(ごしゅじんさま、しんにゅうしゃだ!」
ちょうどルザフたちの交渉が決裂した頃、レルフィーたちがナバゴ処刑場に到着しました。
Megomak「なんだ、お前ら?」
Karababa「あら、ご挨拶ですこと。わざわざ、上客が出向いて差し上げたというのに。わたくし、帰ろうかしら?」
メゴマックは思い出しました。メゴマックが持っている胚を欲しがっている、奇特な西の博士がいたことを。しかし、目の前にいるのは西の博士ではなく、キングが「ヴァナ・ディールのドクター」と呼ぶ、カラババ。
錬金術師でもないのに、なぜ胚を欲しがるのか。メゴマックはそれが気になるようですが、これは闇取引。余計な詮索は無用です。
Megomak「まぁ、いいさ。敵の敵は味方だからな。ブツは持ってきたんだろ?」
Karababa「キング、あの箱を……。」
キングは、持ってきた箱を目の前に置きました。すると、その箱にグーフールーが即座に反応。
Gurfurlur「カロ、アロ、マルオ、ウウキ?(これ、おれ、もらう、いいか?)」
しかし、メゴマックは強い口調でグーフールーに言います。
Megomak「サカナアエチ、エミオフ、ソゴッチラ!(そこにおいて、おまえは、さがってろ!)」
Gurfurlur「アロ、エミオユラ、タユア。ワソロラノ……。(おれ、おまえより、つよい。わすれるな……。)」
そう言いながら、たいそう不満そうな表情を浮かべ、グーフールーは下がっていきました。
Megomak「給料は、たらふく払ってやってるのにな。強欲なやつめ……。」
Karababa「さぁ、内輪モメもお済みのようですし、約束どおり胚を渡してくださいますこと?」
内輪モメの様子を見ていたカラババが、待ちくたびれたとばかりにメゴマックに話しかけましたが……。
Megomak「……いいぞ。持ってけ……こいつが、その胚のなれの果てだぜ!行けっ!キマイラ13!!」
メゴマックは胚ではなく、キマイラ13をけしかけてきました。
Karababa「……あらあら。ありきたりな展開ですこと。わたくし、あくびが出ますわ。さあ!かかっていらっしゃい!」
襲いかかってくたキマイラ13でしたが、IL119+マトン+カラババの前ではなす術もなく、あっという間の勝負でした。
そして、キマイラ13と戦っている間に、キングはカラババの言いつけにより出入り口のドアを溶接してきたようです。
King of Hearts「カラババ様~!オーダー通りドアを溶接してきました!これでしばらくは、トロールどもも入ってこれませーん。」
で、あのモブリンの姿が見えません。何処へ行ってしまったのでしょうか。
Karababa「もう、いいんですのよ、キング。捨て置きなさい……。このわたくしを愚弄したことなんて、ち~っとも怒ってませんから。」
King of Hearts「でも、胚はどーするのですか?」
Karababa「もう、いりませんわ。この、キマイラのつばさの一部があれば十分ですことよ。オホホ。楽しみですわ~♪」
「キマイラのつばさ」を鼻の院に分析させれば、サンドリアに先んじて、ウィンダスがアトルガンのシッポをつかむことができる。バカ王子の悔しがる顔が目に浮かぶ、と喜んでいます。
King of Hearts「しかし、あいつギルケースを……」
Karababa「あら?わたくし、ギルを入れたなんて一言も言ってませんですけれど?」
King of Hearts「ホワイ?ではケースの中身は……。」
そろそろでしょうか。3……2……1……。
Karababa「ボムのうで、ですわ。オーホホホホホホ!」
箱の中身はギルではなく、ボムのうで。キマイラ13をけしかけて、ギルを持ち去るつもりだったメゴマックは、見事に大爆発の餌食となりました。
Karababa「さて……傭兵のレルフィーさん。わたくし、用も済みましたし、お先に失礼するとしますわ。あなたが、破れない良品の盾だった、と、よろしく伝えおきますことよ。」
Karababa「あなたの社長にね。」
そう言うと、カラババとキングはデジョンのような魔法で消えていきました。
そして、これまでの様子をうかがっていたフリットも……。
Flit「あの人間……。どこかで見た覚えがありますね……。」
そう言いながら、消えていきました。
当サイトに記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の登録商標、もしくは商標です。
Copyright(C) 2002-2024 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.