ToAM23 宴遊の終幕

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アイキャッチ「アトルガンミッション」 アトルガンミッション

今回は、アトルガンミッション第23話「宴遊の終幕」を進めていきます。

ToAM22 特使の御楯
今回は、アトルガンミッション第22話「特使の御楯」を進めていきます。 攻略手順 ナバゴ処刑場へ行くためには、ウォンテッドワープのCL128もしくはCL135の「ゼオルム火山」にワープするルートが一番近いです。ゼオルム火山はマウントで移動でき...

攻略手順

アトルガン白門I-10あたりのサラヒム・センチネルに入ると、イベントが始まります。

ストーリー

Karababa「オーホホホホホホ!……よござんす!わたくし、それで手をうちますわ。」

それで手をうちますわ

ナバゴ処刑場から戻り、報告のためにサラヒム・センチネルにやってきたレルフィーを迎えたのは、機嫌の良さそうなカラババの笑い声でした。

Naja Salaheem「さすがは大使様。決断力があられて、弊社としましても、おおいに助かりますわ♪」

あのナジャ社長と、あんなふうに談笑できる人を初めて見ました……とアブクーバも驚いています。

聞こえてくる話の内容からすると、どうやらサラヒム・センチネルの支社が中の国で営業することになるようです。しかも、星の神子さまご公認で。

それもこれも、ナバゴ処刑場でレルフィーが本当に役立ってくれたから、とカラババが話しています。レルフィーのような傭兵が来てくれたら、ウィンダスのふにゃけたミスラ傭兵団も気が引き締まるから……と。

本当に役立ってくれたから

Karababa(まぁ、しょせんは、わたくしの弾除けでしたけれども。)

で、具体的にどのように計画を進めていくか、ですが……。

まずは、場所の選定に社屋の設計、兵員徴募に組織編成。そして武器の調達に傭兵の調練、連邦軍との交渉に……。

Abquhbah「あの、社長……。ナジャ社長!」

Naja Salaheem「なんだい、うるさいネェ!」

それほどの任務となると、ウィンダス駐在のイブワムだけでは、ちょっと荷が重すぎるのでは……というのがアブクーバが懸念しているところ。

Naja Salaheem「うっ……確かにそうだネェ……。」

ちょっと荷が重すぎるのでは

Naja Salaheem「うーん……。」

うーん…

Naja Salaheem「うーーーん……。」

うーーーん…

Karababa「オホホ。ずいぶんと、お悩みのようでございますわね。わたくしが、ズバッと解決してご覧にいれますわ。アブクーバッ!!」

Abquhbah「はっ、はいぃぃ!」

なんとカラババまでもが、ナジャ社長のようにアブクーバを呼びつけました。

Karababa「こちら、社員数は何人ですの?社員登録番号で教えてくださいますこと?」

社員数は何人ですの?

Abquhbah「えっと、そ、それは……その、社外秘で……。」

Karababa「早くなさい!」

Abquhbah「弱りましたね~。あの、……内緒ですよ?(ごにょごにょ……です。)」

ごにょごにょ……です

Karababa「まぁ、そんなに!(でしたら、ちなみにわたくしの、あの盾は何番ですの?)」

Abquhbah「えと、たしか……(ごにょごにょごにょ……です。)」

Karababa「あらっ、覚え易い数字ですこと。」

レルフィーの番号を聞くあたり、何か嫌な予感がしますが……。

Karababa「さて……わたくし、こちらの社員番号を使って人選のために占いを行ってさしあげますわ。」

Naja Salaheem「占い……で、ございますか?」

Karababa「ええ、そうですわ。これは、はるか古よりウィンダスに伝わる算術、魔数分解を応用した……それは当たると評判のありがた~い、えらび唄ですのよ。」

そう言うと、カラババは「えらび唄」を歌い始めました。

Karababa「ど・れ・に・し・よ・う・か・な♪」

ど・れ・に・し・よ・う・か・な

Karababa「ほ・し・の・み・こ・さ・ま・の・い・う・と・お・り♪」

ほ・し・の・み・こ・さ・ま・の~

Karababa「な・ぞ・の・た・ね♪よ・ろ・い・む・し♪あ・か・モ・コ・そ~♪」

な・ぞ・の・た・ね

Karababa「ま・ほ・う・う・って~♪バババンッ・ドガンッ・ズガンッ!!」

バババンッ・ドガンッ・ズガンッ

Karababa「……でましたわっ!定めを背負いし者の番号が……。」

Naja Salaheem「そ、それで大使様?い、いったい……誰なんでございます?その運命の傭兵というのは……。」

Karababa「それは……。(ゴニョゴニョゴニョ……。)」

ゴニョゴニョゴニョ

Naja Salaheem「ん!?その番号は……たしかレルフィー!!」

やっぱり!!

Naja Salaheem「よりによって……。」

Karababa「あら?その役目、この者には荷が重すぎるとでも?」

Naja Salaheem「え?いえ。そんなことはないですけれども……。大使様が盾と呼ばれるこのレルフィーは、聖皇さまの覚えめでたく謁見を賜ったこともあるほどの……ウチのエースでございまして……。」

え、あれだけいろいろ言っておきながら、今さらエース扱いですか!?

King of Hearts「あの傭兵、キングよりハイレベルのエンプレスってこと?しかも、キングよりハイレベルのエースだと?オーマイゴッです!!」

くわしく話してくださいますこと?

Karababa「……そのお話。くわしく話してくださいますこと?」


場面は変わって、皇宮内。

…アヴゼン!

…………アヴゼン!

……どこにいる?

……なにをしている?

……誰を、頼ればよい……?

……誰を、信じればよい……?

……わらわは、なにをすればよい……?

教えてくれ…

アヴゼンよ……。

教えてくれ……。


場面は戻って、サラヒム・センチネル。

履歴書も山のように届くようになりまして

Naja Salaheem「……ええ、それでお目通りの噂が広まったおかげで、履歴書も山のように届くようになりまして♪」

Abquhbah(本当は、社長が広めたんですけれど……。)

それもこれも、大使の盾を務めたレルフィーの働きがあったから、だそうです。ですから、そのレルフィーを遠地に派遣するのは、まさしくナジャ社長の片腕を失うようなもの。

けれども、ウィンダスに支社を築き、聖都をしっかりと守ることもまた、サラヒム・センチネルの大切な使命と心得て……。

Naja Salaheem「このナジャ・サラヒム、断腸の思いではございますが……。」

Karababa「なるほど!あなたのおっしゃりたいこと、わたくしにも、よ~くわかりましたことよ。レルフィーが、聖皇と接触するだなんて、まったく……想定外でしたわ。」

よ~くわかりましたことよ

Naja Salaheem「え?ええ、そうですネェ。それはうれしいオドロキでございました。」

Karababa「こうなると、ますます当地でのレルフィーの重要性は増しますわね。」

Naja Salaheem「……ええ。それはもう…………ん?」

カラババの口ぶりは、以前からレルフィーのことを知っているかのようにも聞こえますが……。

Karababa「オホホ。……仕方ございませんわね。わたくし、やっぱり、きっぱり、支社のお話、考え直させていただきますわ。」

Naja Salaheem「……ヘ!?」

Karababa「あら、あなた。だって今さっきこう仰ったじゃありませんこと?レルフィーを手放すのは、腕と腸を失うぐらい辛い、って。」

今さっきこう仰ったじゃありませんこと?

腕と腸……確かに、「片腕を失うようなもの」「断腸の思い」と言っていましたね。

Naja Salaheem「いえっ、それは言葉のアヤでございまして……。」

King of Hearts「イッエース!私のメモリーにもしっかり保存されてまーす。」

Naja Salaheem「ちょ、ちょっと……お待ちください……!」

Karababa「残念ですわ。こちらの会社に、ゆくゆくは我が連邦の国防を……そんな青絵画を描いた瞬間が、わたくしにもございましたけれど……。まさか……あなたに腸と腕を失うような思いをさせてまでわたくしは……。」

King of Hearts「おー!カラババ様のハートは、ラヴ&ピースでーす!」

Naja Salaheem「大使様っ……まさか、まさか……ウチの支社の件はっ!?」

Karababa「う~ん。とりあえず~白紙?」

とりあえず~白紙?

Naja Salaheem「!!!!!」

Karababa「それでは、わたくしこれにて失礼致しますわ。オホホ!」

そう言って、カラババたちがサラヒム・センチネルを後にしようとしたところ……。

Naja Salaheem「待ちなッ!!」

待ちなッ!!

ついにナジャ社長の本性が出てしまいました。

Karababa「あら、困ったわねぇ、キングや。そろそろ準備しないと、宰相ご招待の晩餐会に間に合わなくなりますのに……。」

その言葉に、何も言えなくなるナジャ社長。

King of Hearts「トゥーレイト!失礼でーす!国際問題でーす!」

Karababa「そうですわね。それでは、みなさま。ごめんあそばせ~!」

今度こそカラババたちは、サラヒム・センチネルを後にしました。もちろん、ナジャ社長はこの結果に黙っていられるわけがありません。

Naja Salaheem「アブクーバッ!!」

Abquhbah「はっ、はいぃぃ!」

Naja Salaheem「シムシムだよっ。シムシムをまきなっ!ここいら一帯、隙間なく清めるんだよっ!」

シムシムをまきなっ!

Abquhbah「はっ、はいぃぃ!」

シムシムというのは、近東原産の小さな食用の種子で、いわゆる「ゴマ」のこと。アトルガンでは、魔除けや厄除けの意味で、ゴマを撒く習慣があるのでしょうか。

Naja Salaheem「んんん?おやおやおやおや~?これはこれはレルフィー二等傭兵さん。」

嫌なタイミングでナジャ社長に気付かれてしまいました。

Naja Salaheem「現地ガイド兼人間盾を、ちゃ~んとやり遂げられたそうですネェ?たったいま、大使さまからお褒めの言葉をいただきましたわ。さぞや、お喜びのことでしょう?」

このイヤらしいネチっこい言い方……そうとう機嫌が悪いようです。

Naja Salaheem「そして、きっとあたいからの褒め言葉も期待してらっしゃるだろうネェ?おあいにくさまだよっ!」

おあいにくさまだよっ!

Naja Salaheem「あたいは今、あんたの顔も見たくない気分なんだよっっ!!!とっとと失せて、あたいを1人にしとくれっ!さもないと……あんたの腕と腸をソーセージにして喰っちまうよっ!!」

レルフィー
レルフィー
社長の八つ当たりが始まりましたね。触らぬ神に祟りなし、です。とっとと失せることにしましょう。

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初稿:2023年10月7日
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