今回は、アトルガンミッション第35話「亡国の遺産」を進めていきます。このミッションは、前話から引き続き連続ミッションになります。
攻略手順
前話のイベントでタラッカ入江に移動していますので、目の前にあるRock Slabを調べ、バトルフィールド「亡国の遺産」へ突入します。
バトルフィールドに勝利すると、イベントがあります。
ストーリー
タラッカ入江に降り立ったレルフィーは、財宝が隠されているという岩板(Rock Slab)の奥へ向かいました。
そこには大量の財宝と……ゲッショーの姿が。
Gessho「……山猫の傭兵がやってくると聞いてござったが……よもや、其がレルフィー殿とは……残念至極でござる。」
同じよそ者同士、初めて会ったときから親しくしてもらえて、心から感謝していますが……しかし、今は敵味方としてこの辺境の地で相まみえるのは、天命という他ないでしょう……。
Gessho「いや、言葉が過ぎ申した……。もはや、是非もなし。」
Gessho「月照、参る!!!」
ゲッショーとのバトルです。
IL119あればソロでも余裕で倒せますが、途中で微塵隠れを使ってくるので、念のため注意しておくといいかも。
レルフィーは、連れのマトンが微塵隠れに合わせてシールドバッシュで発動を止めてくれたので、何の被害もなく倒すことができました。
Gessho「……流石はレルフィー殿。されど、この月照。故あって敗れるわけには参らぬ。……い、いま一度、尋常……に……。」
Gessho「うぅ……。拙者の完敗で……ござる……。」
レルフィーのような達人に敗れたのなら、冥土で何も恥じることもない。せめて最後の頼みとして、介錯をお願いしたい、と言います。
その言葉に、一度は構えるものの……そのまま武器を下ろしました。介錯の前に聞きたいことがあります。
Gessho「敗軍の将は兵を談ぜず。拙者、もはや語る口を持ち申さん。」
Gessho「やはりレルフィー殿は、お強いが甘いのう。故もわからず拙者を斬れんのでござろう?いや、そこが貴殿の魅力でもござるが……。」
仕方ないので、ゲッショーの譲れない理由を聞かせてくれる、とのこと。
Gessho「ふふふ……驚きめさるなよ。実は拙者……東のさる国の間者に候ふ。」
……驚かないのか?と聞かれましたが……いや、別に……。
Gessho「いや、此は恥ずかしや。とうの昔に看破されておったとは……。」
……気を取り直して。ゲッショーがゆっくりと話し始めました。
今から1年と数ヶ月ほど前のこと。ゲッショーは、帝から直々に命令を受け、東の島を出立しました。
目的は、膠着した戦線を打破するための秘策を、皇国軍が準備しているという情報の真偽を確かめ、それは本当ならばそれを阻止するため。
そして、敵の敵は味方という考えから、皇国から「蛮族」として恐れられている豪族や野伏せりたちと、同盟を結ぶためでした。
しかし、皇国の策については、魔笛や人形がそのカギである、ということは掴んだものの、それ以上のことはわからず……期待していた豪族も、噂通り強かったものの粗暴で、信頼をおけるものは数えるほどしかいませんでした。
それに、敵地とはいえアルザビの罪なき人々への連中の仕打ちは、見るに堪えられないものでした。
そんな頃、かつて武器を交えたことがある物の怪の頭目ルザフと再び会う機会が巡ってきました。腹を割って話してみれば、ルザフは礼節をわきまえた立派なお方。レルフィー同様、信頼をおける人でした。
そんなルザフが、ゲッショーの手を取り、こんなことを言いました。
「先のことは水に流し、貴殿と共に今度は皇国兵と干戈を交えようぞ」
そして先ほどのこと。
ルザフは、家来のフリットを通じ、戦と天変地異で荒廃した東の国への多額の資金援助まで申し出てくれ……しかし、それも今は夢となってしまいました。フリットとの約束を守れず、イフラマドの財宝は今、こうして皇国に取られてしまうのだから……。
Gessho「……いやいや、レルフィー殿を怨んでいるわけではござらぬぞ。御主も、愛する御国のため、守りたき者のため死力を尽くしたに過ぎんのでござろう?」
ゲッショーの話は、レルフィーが理解しているものと少し違います。事の次第を話しましょう。
Gessho「さてもさても、其は妙な話にござるな。」
一方では、ゲッショーに財宝を取りに行かせ、他方では、レルフィーに財宝を護らせようとする……。しかし、ルザフの内に秘めた情熱……ゲッショーの見解では、決して演技ではないとのこと。
となれば、この度の件は、家来のフリットが独断で起こしたものではないだろうか……。
しかし納得できないのは、レルフィーをルザフから遠ざけたばかりか、ゲッショーに殺させようとした、その動機。
もしかして、ルザフがハザルム試験場に向かったのは、実はフリットの思う壺なのではないだろうか?レルフィーを遠ざけておいて、あわよくば葬ってしまおう、と考えているのかもしれない。
そのためには、アフマウを護る者がいては邪魔であるから、という理由に間違いないのではないか、と。
Gessho「蛇の道は蛇と申す。拙者も闇に生きし忍びの身ゆえ此の予測には自信がござる。急がねば、御主が主君あふまう殿の御命、危ういと見た。」
Gessho「拙者、天地神明に誓うてこの財宝には手をつけぬ所存。よって……一刻も早う、はざるむへ!あふまう殿が元へ馳せ参じられよ!」
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