今回は、アルタナミッション第25弾「喰らわれし未来」を進めていきます。
攻略手順
南サンドリア[S]I-7テンキー2あたりにいるRaustigneに話しかけ、イベントを見ます。現代だと北サンドリアへ行く凱旋門のあたりになります。
ストーリー
サンドリアに戻ったレルフィーたちは、ラジュリーズに会うため、凱旋門へやってきました。
Raustigne「ラジュリーズさまがお待ちであります。どうぞ、こちらへ……」
ドラギーユ城の、ラジュリーズがいる部屋まで案内されました。
Lilisette「ラジュリーズさま。あの……ごめんなさいっ!ポーシャを助けられませんでした……!」
Lilisette「ていうか、あの、彼女は騙されて、自ら……」
リリゼットが口早にそう伝えますが、ラジュリーズは不思議そうな顔でこちらを見て……。
Ragelise「……きみらは、何者だ?」
Lilisette「……え?」
Ragelise「ああ、その格好、マヤコフのところの踊り子か。見ない顔だな。」
ラジュリーズは、リリゼットもレルフィーも、初めて見るような様子でそう言いました。
Ragelise「ポーシャの件はヴェスティーレ達から話は聞いている。一般人を危険に晒してすまない。」
Ragelise「あとは騎士団でなんとしても彼女の身の安全を……」
Lilisette「……っ」
ラジュリーズがそこまで言ったところで、リリゼットはたまらずに、部屋を飛び出してしまいました。
慌ててレルフィーが後を追うと、ドラギーユ城の前にある木の根元にリリゼットの姿を見つけました。
Lilisette「……ねぇ、レルフィー。わたし、忘れられちゃったみたい。おとうさんにも……」
Lilisette「……どうしよう。どうなるの……?わたしたちの未来、なくなるの……?」
Cait Sith「今のままだと、マズいわねン……打った手が、次々に返されて……どんどん、アータたちが存在しない未来へ、傾いてきているわ……」
Lilisette「どうしたらいいの……わたしが、もっと強かったら未来を勝ち取れる?」
Lilisette「あの、レディ・リリスみたいにもっと強くて、もっと大人だったら……?」
その頃、ドラギーユ城では……。
???「……バルドニアに行かれるのですね?」
Ragelise「ああ。ザルカバードで大規模な会戦が始まるからな。オレも隊を率いて出兵する。」
???「本当の目的は……ポーシャさんを、助けにいかれるのでしょう?」
Ragelise「……いや。オレが優先すべきは国務だ。」
???「それでは、彼女の奪還は、二の次になりますな。心中お察しいたします。」
Ragelise「……やむをえない。」
???「僭越ながら……それで、よろしいのでしょうか。」
???「仮に、会戦で獣人軍を打破し、この戦争に勝利したとしましょう。しかし、愛する者を失って、何のための未来か。」
???「そう思っておられるのでしょう?」
その問いに、ラジュリーズは答えられません。
???「正直に、なるべきではないでしょうか。ラジュリーズどの。」
Ragelise「しかし……」
???「なれば、戯言、と思ってお聞きください……」
ドラギーユ城の前では、ケット・シーがリリゼットにゲキを飛ばしつつも、慰めていました。
Cait Sith「しっかりしなさいよン。メソメソしてる場合じゃないのよン。」
Cait Sith「アータたち、アカツキのシンペーさんでしょう?アタクシたち、誇り高きケット・シー一族が、そう認めたのよン。」
Cait Sith「こんなところでグズってたら困りますわ!ねえ、レルフィー?」
レルフィーも、リリゼットを元気づけるために声を掛けます。
Lilisette「でも……」
リリゼットはひとりじゃない。共にがんばりましょう!
Lilisette「うん……ありがとう。ちょっと元気出た。」
Lilisette「そうね、もう一人じゃない。レルフィーがいるんだもんね、しっかりしなくちゃ……!」
ようやく、いつものリリゼットに戻ってくれました。
Lilisette「ねえ、ケット・シー。未来がふたつあるって……ヤツらに勝つにはどうしたらいいの?」
Cait Sith「え、ええ……?そんな、急にいわれてもアタクシ……」
Lilisette「……役に立たないわね。本当にアルタナの遣いなの?しょうがないわね、一緒に考えましょう。」
Lilisette「まず、情報を整理してみましょうか。あいつらはどこから来てたんだっけ?」
未来のヴァナ・ディールから来たんですよね。
Lilisette「それはどんな世界なんだっけ……?」
戦いが続いている世界だったはずです。
Lilisette「ねえ、謎のポイントになるのは、どこ?」
「水晶大戦」について、かなぁ。
Lilisette「そう、あちらの未来は大戦が終わっていない。」
Lilisette「この大戦が、分水嶺……つまり、戦争の中で、きっかけがあってどちらの未来になるか決まる、ってこと……?」
Cait Sith「ええ、おそらく……。」
Cait Sith「氷河でデーモンを倒したときに、見ましたかしら?キラキラしたものが、空にのぼっていくのを……?」
Cait Sith「きっと、アトモスは見境なしに、未来を食べているンですわ。」
Lilisette「ヤツらの手下を倒したら、あちら側の未来が喰われた……?」
Cait Sith「盤の上で戦うチェスのようなものかしらン?ふたつの勢力が未来を奪い合い、限られた駒を動かしている……。」
Lilisette「チェス……駒……ポーシャ……」
Cait Sith「きっとヤツらはポーシャを手に入れて、次の一手を打とうとしているところですわ。」
Lilisette「次の一手……ザルカバード会戦……!」
Cait Sith「おそらくそこでも動きがあるでしょうねン。」
Lilisette「……わかったわ。わたしたちはポーシャを、すべての駒を取り戻してヤツらの未来を奪ってやればいいってわけね。」
Cait Sith「そしてこれ以上、こちらの未来が失われないよう、大戦を終わらせる……嘆きの涙を減らす……。」
Lilisette「……ねぇ。あいつ、ポーシャのこと、おかあさまって言ってたわ……」
Cait Sith「つまり、そういうこと、かしらねン……。」
Lilisette「わかったわ。なんとしても、取り戻す。渡すもんですか……!」
レルフィーたちがサンドリアで決意をしていた頃、ザルカバードでは……。
Lady Lilith「……いよいよだ。戦争だぞ。」
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