攻略手順
ザルカバード[S]のF-8テンキー5あたりにあるRally Point: Redを調べ、イベントを見ます。
イベントの後、ズヴァール城外郭[S]にエリアチェンジし、イベントを見ます。
イベントの後、ズヴァール城外郭[S]のG-7テンキー9あたりにあるPeculiar Glintを調べ、イベントを見ます。
イベントの後、イベントで受け取った「離脱用特殊照明弾」を持っている状態で、再度Peculiar Glintを調べ、レイヤーエリア「闇の牙城」に挑戦します。
レイヤーエリアでは、デーモン族のCount Bifrons、オーク族のOrcish Muscleが2体、Orcish Manglerが2体の、計5体とのバトルです……が、デーモン族のCount Bifronsを倒すことでクリアになります。
レイヤーエリアをクリアした後、イベントを見ます。
ストーリー
レルフィーたちは、サンドリア陣営に戻ってきました。
Lilisette「バストゥーク、ウィンダス、すべて定刻通りに作戦を完遂しました!」
Ragelise「よし。御苦労。ここまでは予定通りだ。」
ラジュリーズの姿を見て、リリゼットは何か言いたそうなな顔しています。
Vestillet「……おい、ラジュリーズ。」
そんなリリゼットの様子を知ってか知らずか、ヴェスティーレがラジュリーズに声を掛けますが……。
Ragelise「よし、このまま地盤を落とし、そのまま間髪入れずにズヴァール城包囲戦に突入するぞ……!」
Ragelise「各国、態勢を立て直せ!迂回部隊は、チューブの爆発を待ってズヴァール城を回りこめ!!」
Ragelise「その間、我々鉄鷹騎士隊が迂回の動きを気取られないよう、ここで敵を拘束し引きつける!!」
まるでポーシャのことを振り切るかのように、ラジュリーズは戦闘指揮に力を込めています。
Vestillet「ラジュリーズ……」
Ragelise「何だ!?」
Vestillet「おい、本当にいいのかよ。彼女、ポーシャちゃんは………」
Ragelise「何度も言わせるな。この大戦の雌雄を分ける瞬間だ。」
Ragelise「それより、迂回の先鋒は茜隼騎士隊だ……後にウィンダスの獅子戦闘魔導団、バストゥークの第三共和軍が続く。頼んだぞ!」
Vestillet「……わかった。」
そこへ、ラーゾスが慌ててやってきました。
Larzos「……すまない、通してくれ。作戦長、ラジュリーズどの!」
Ragelise「……なんだ?」
Larzos「ラジュリーズどの。獣人軍が落としていった物資から、このようなものを押収しました。奴らが通信に使っていたのかもしれません。」
ラーゾスは、先ほど拾った小さく光るものを、ラジュリーズに手渡しました。
Ragelise「これは……リンクパール?でかしたぜ。これで敵の動きを傍受できるかもしれん。」
ラジュリーズが小さく光るもの……リンクパールを耳にした瞬間、声が聞こえてきました。
???『だれか、いるの……?』
Ragelise「ポーシャ……!?ポーシャなのか!!」
Portia「まさか……ラジュリーズさま?」
リンクパールから聞こえてきた声は、まぎれもなくポーシャのものでした。
Ragelise「どこにいる?ポーシャ……!」
Portia『ズヴァ……の部屋……ラジュ……リー……』
しかし、受信状況が悪いのか、声がはっきりとは聞こえません。
Ragelise「クソッ、聞こえない……!」
Portia : 『き、来て……だめ……!あなたを救……申し……ために……』
Ragelise「ポーシャ!ポーシャッ!!!………クソッ!!オレは……どうすればッ……!!」
せっかく、ポーシャを助けたい気持ちを押し殺して指揮をとっていたラジュリーズだったのに、彼女の声を聞いてしまっては、心が揺らいでしまいます……。
そこへ、王立騎士団長のクスローが連絡にやってきました。
Cousseraux「ラジュリーズ!茜隼騎士隊を迂回準備へ!作戦の次段階に入るぞ!急げ!」
その声に、とてもではありませんが返事ができないラジュリーズ。
Larzos「余計なことをしたようで、その、申し訳ありません……。」
Ragelise「いや……」
Larzos「心中お察しいたします。どうにかならねえもんですか……」
Ragelise「……難しい。余計なことに隊を動かし、起死回生の作戦が失敗などしようものなら、元も子もない……」
Larzos「ぐぬう……」
Ragelise「オレは……せめて……」
Ragelise「せめてオレ一人だけなら……」
葛藤するラジュリーズでしたが……覚悟を決めたようです。
Ragelise「ヴェスティーレッ!!」
Vestillet「なんだ。」
Ragelise「オレも行くぞ……。」
Vestillet「なんだって?しかし、ラジュリーズ……鉄鷹騎士隊は……?」
Ragelise「副長のエテルベールに任せる。クスロー卿もおられるし、拘束側の部隊は問題ないだろう。」
Ragelise「迂回部隊の準備が整ったら、オレがバストゥークの部隊に合図する。爆発がおこったら、ただちに正面から攻撃をしかけろ。」
Ethelbert「……はっ!」
Ragelise「迂回部隊の作戦の傍ら、オレは、単独でポーシャを探す……。」
Vestillet「ラジュリーズ……」
Ragelise「オレらが一刻も早く城を陥落させれば良いことだ。」
Vestillet「確かに、お前が来るなら敵を畳むのが数段早くすむだろうが……大丈夫なのか?それに、勝手な持ち場変更は軍紀に背くぞ……?」
Ragelise「オレが罰せられるくらいなんだ。作戦が滞りなく進めば万事問題なしだ。」
Lilisette「ラジュリーズさま!わたしたちもご一緒します!行かせてください。」
Ragelise「いいぜ。一緒に来な。」
Lilisette「はいっ!」
その様子を、はるか遠くで見守っていたリリス。
Lady Lilith「かかったぞ。」
Lady Lilith「王手詰み……この一局は貰った。」
Lady Lilith「さようなら。可哀そうなリリゼット……。」
Ragelise「まずズヴァール城外郭を抜ける。そこから、内郭を囲い込むぞ……!」
Ragelise(ズヴァール城のどこかの部屋にポーシャは捕らえられているようだ。途中で拾っていく。)
Lilisette「はい。わかりました。行きましょう。」
一行は、迂回路を使い、ズヴァール城の前までやってきました。
Lilisette「ううぅ……ここがズヴァール城……気味の悪いところね……」
Ragelise「……こちら迂回部隊。」
Bartholomaus「ラジュリーズどの、迂回部隊に加わられたのか?」
Ragelise「ああ。こちらは配置が完了した。そちらの爆破を待って、行動を開始する。」
Ragelise「……やってくれ。」
Bartholomaus「了解した。」
Bartholomaus「……時間だ。やれ!」
Adelheid「はぁい。いきますよぉ~!」
Adelheid「これで……」
Adelheid「ボッコボコにしてやるんですぅ……。」
Adelheid「やあっ!!」
アーデルハイドにより、各地に仕掛けたチューブが爆発し始めました。
Demon Befouler「何事だッ……!?」
その様子に慌てたデーモンたちが、次々とズヴァール城から姿を現し始めます。
Ethelbert「……来たぞ!」
Ethelbert「連合軍、鉄鷹騎士隊構えッ!正射!!」
グォォォオオオォォッ!!
鉄鷹騎士隊による一斉射撃が始まりました。
Ragelise「……始まったぞ。」
Vestillet「各隊、順次回りこめ!」
Ragelise「敵が表に気を取られている。今がチャンスだ!」
迂回部隊も一気に進路を進めていきます……が、しかし。
Count Bifrons「……赤髪の小娘を目撃。本部にお知らせしろ。」
リリゼットの行動を監視していると思われるデーモン族たち。
Count Bifrons「……表が騒がしいようだが……」
Count Bifrons「奴ら、何か企んでいるぞ。状況を見極めろ……」
迂回路からズヴァール城外郭へ侵入した、ラジュリーズ率いる迂回部隊。作戦は順調に進んでいるように見えますが……。
Ragelise「妙だな……。爆発で数が減り、残りは表に気を取られているとはいえ……敵の数が少なすぎやしないか……?」
ラジュリーズがそんなことを気にしている横で、リリゼットが何かを見つけました。
Lilisette「……あれ、ここは?……この部屋何かしら……?」
Lilisette「ラジュリーズさま!こんなところに小部屋が!」
リリゼットが見つけたのは、小部屋への扉。中へ入ってみると……。
Ragelise「……ポーシャッ!?」
なんとそこにはポーシャの姿が。
Portia「ラジュリー……ズ、さま……?どうして……?」
Ragelise「色男が迎えに来たんだ。待ってたわ、って言ってくれよ。」
しかし、その再会に水を差すかのように、デーモン族のカウントビフロンスが現れました。
Count Bifrons「……預かりものに、何用かな。」
Ragelise「フン。デーモンの分際で人の女に横恋慕か?身のほどを知りやがれ!」
Ragelise「……行くぜ。」
ラジュリーズが構えたのに対し、ビフロンスは武器すら抜きません。そのとき、ラジュリーズは何かに気付きました。
Count Bifrons「愚か者め、まだわからぬか。」
ビフロンスのその言葉とほぼ同時に、リンクパールから連絡が入ります。
Vestillet『……ラジュリーズ!妙だぜ、内郭の包囲が完了したが、敵が見当たらない……』
Vestillet『闇の王とやらはどこに……?』
Ragelise「まさかっ……表かッ……!!」
その頃、外では闇の王が現れ……。
あっという間に隊員たちを吹き飛ばしてしまいました。
Cousseraux「クッ……!!作戦変更!いったん引け!鉄鷹騎士隊ッ!」
しかし、引く間もなく倒されて行く隊員たち。
Cousseraux「……クソッ、なんという力だ!こいつが……闇の王……!!」
Ragelise「しまった……城も玉座も、もぬけの空かッ……!」
完全に裏をかかれました。連合軍の作戦は、見事に見抜かれていたのです。
Ragelise「いかん……迂回部隊に勢力を割いた今、表の鉄鷹隊にデカいのをあてられたらひとたまりもない……!」
慌ててリンクパールに向かって叫びます。
Ragelise「ヴェスティーレッ!ただちに迂回の隊を戻せ!!」
その様子を見て、ニヤニヤしているのはビフロンス。
Count Bifrons「……愉快愉快。聞いていた通りだな。エサのまわりを注意深く見ていれば、敵の動きがわかる、と……。」
Ragelise「……クソッ!」
そこへ、クスローからも連絡が入ります。
Cousseraux『ラジュリーズ、聞こえるか?裏をかかれたぞ!隊を戻せ!』
Ragelise「了解ッ……!」
Count Bifrons「そうもいかぬぞ……?」
Lilisette「……これはっ!」
上空に、大きな穴のようなものが空いたかと思ったら……。
Lilisette「これは……ダメッ!ラジュリーズさま!」
Ragelise「……ぐあぁぁぁっ!」
ラジュリーズの胸の呪痕が強烈に反応し始めました。
Portia「ああぁぁぁっ!」
同じように、ポーシャの呪痕も反応しています。
Count Bifrons「……これはこれは、ご機嫌、麗しゅう……。」
あまりの衝撃に、ポーシャは気を失ってしまいました。
ラジュリーズも何とか耐えてはいますが、ダメージは大きいようです。
Ragelise「なんだ……これは……」
Ragelise「禍々しい……冷たい……炎……?」
Ragelise「……いったい?」
Lilisette「ラジュリーズさま!」
ビフロンスは、リリゼットたちの方に向き直り、一段低い声で……。
Count Bifrons「お前たちに用はない。ご退場願おうか……。」
その様子を察したラジュリーズは、慌ててレルフィーに離脱用特殊照明弾を投げ渡しました。
Ragelise「レルフィーッ!離脱用特殊照明弾……戦闘の際に使え!城内外の連合軍にこちらの状況を知らせるんだ!」
Ragelise「うまくすれば、援軍が来るかもしれない……。なくしたら、また取りに来るんだ。頼んだぞッ……!」
ビフロンスとのバトルです。カウントビフロンス以外に、モンクタイプのオーク2体、戦士タイプのオーク2体もバトルに参加します。
敵の強さがわからないので、フェイス5体を呼び出してフルメンバーで挑みましたが……IL119あれば、前衛ならフェイスがいなくても、後衛ならヴァレンラールあたりを1人呼べば十分そう。
4体のオークは倒す必要が無く、最初からビフロンスのみを集中攻撃して倒してしまえば、その時点でクリアになります。
Count Bifrons「……ほう、やるな。しかし、遅い……。」
上空に現れた禍々しい冷たい炎が、ラジュリーズに話しかけます。
???「……汝、存念を申せ……」
Ragelise「……オレは、オレはッ……!」
ラジュリーズは何かを言い掛けましたが、その言葉を飲み込みました。
Ragelise「……グッ。」
何も答えないラジュリーズに、上空の禍々しい冷たい炎は姿を消していきました。
Lilisette「大丈夫?ポーシャ、ラジュリーズさま!」
Lilisette「ど、どうしよう、レルフィー……。」
するとそこへ……。
Haudrale「……まだ、足りぬか。」
オドラールが姿を現しました。
Haudrale「……ビフロンス卿。足止め御苦労。餌の回収に来た。」
倒れているポーシャに向かって手を伸ばし……。
Haudrale「……リリスさまがお待ちだ。来い。」
その言葉に、手を伸ばしかけるポーシャ。その様子を見て、何とか立ち上がったラジュリーズが、それを止めます。
Ragelise「まちや……がれ……」
Haudrale「……その呪痕でまだ戦う気か。」
Haudrale「そうだ、それでいい。そうでなくては、彼の方の慧眼に適わぬからな。」
オドラールは、手のひらから武器を出し、構えました。
Haudrale「もっと怒れ、戦え。」
しかし、その様子を見たポーシャが声を上げます。
Portia「……待って!」
Portia「……やめて!この人たちに手をださないで!」
Portia「なんだか知らないけれど、わたしのことは必要なんでしょう?みんなを生かせると、そういうから、わたしはあなたたちに……あれは嘘なの?」
その言葉に、何も答えないオドラール。
Portia「そうなら……」
ポーシャは自らの武器を喉元にあてがい……。
Haudrale「死ぬつもりか?」
今度はポーシャが、その問いに何も答えません。
Lilisette「……ポーシャッ!」
Portia「リリゼット……レルフィーさん……ラジュリーズさま……」
Ragelise「よせ……ポーシャ……」
Portia「……ありがとう。」
ポーシャがその手に力を込めた、そのとき。
どこからか、デーモン族が落ちてきました。
Demon Suppressor「……大変です!あ、あちさっ……」
Haudrale「なんだ?」
Noillurie「女は義と恋に生きるもの……」
Noillurie「受けてみよ、わたくしの恋の一太刀……!」
Demon Suppressor「…ぐあっ!」
なんと、ノユリが助太刀にやってきました。
Noillurie「助太刀に来ましたぞ……ラジュリーズどのっ!!」
Ragelise「ノ、ノユリ……?」
Noillurie「恋する者が、愛しい人の危機に駆け付けず、なんとしましょう!」
颯爽と現れ、デーモンに一撃を食らわせたノユリでしたが、倒されたデーモンが最後の力を振り絞り、ノユリの背後から反撃をしようとしています。
そこへ、さらに助っ人が現れ、デーモンに止め。
Mayakov「美しく、戦いたい……!ヴァナ・ディールに太陽ある限り!」
なんと、ノユリだけでなくマヤコフまで。
Mayakov「無事みたいね。よかったわ!」
Mayakov「迂回部隊は全員、城から引き揚げているわ。あなたたちも、さあ、早く!」
Noillurie「お逃げください。ラジュリーズどの!」
オドラールと対峙するノユリも、ラジュリーズに逃げるよう声を掛けます。
Haudrale「ふん、茶番を……」
Ragelise「恩に着るぜ……」
すかさず、リリゼットはラジュリーズに肩を貸し、マヤコフはポーシャを抱きかかえます。
Noillurie「表に出たら、サンドリアの陣に合流なされよ!」
Portia「ありがとう……」
Noillurie「礼には及ばぬ。武人として当然のこと。」
Haudrale「逃がさんぞ!」
逃がすまいと斬りかかるオドラールでしたが、それをノユリが受け止めます。
Noillurie「させるか!」
Haudrale「……やるな。」
Haudrale「今は、貴様らの命、預けておく。引くぞ、お前ら。」
オドラールらは分が悪いと思ったか、この場を引いていきました。
Noillurie「く、逃がしたか。」
そこへちょうど、薔薇傭兵団のキメネが報告にやってきました。
Chimene「ノユリさま!城内の確認が終了しました。すべての兵の撤収が完了した模様です。」
Noillurie「うむ、では我らがしんがりを務めるとするか。参れ!」
Chimene「は!」
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