今回は、アドゥリンミッション第3章第1節「エクソシスト帰る」を進めていきます。
攻略手順
西アドゥリンの飛空艇発着所H-4テンキー5付近に行き、イベントを見ます。Waypoint「飛空艇発着所」へワープすれば、その場でイベントが始まります。
ストーリー
PIO.ワークスのレヴィルに言われた通り、西アドゥリンにある飛空艇発着所までやってきました。すると……。
Ingrid「あなたがレルフィー?」
声を掛けてきたのは、金髪ショートカットのヒューム。
Ingrid「話のあらかたは聞いているわ。あたしはイングリッド。ウェーザースプーン家のイングリッドよ。」
ああ、あなたが無慈悲のイングリッドさんですか。
Ingrid「無慈悲のイングリッド?ふうん。あなた……面白い呼び名を知っているじゃないの?」
Ingrid「誰に聞いたの?怒らないから言ってごらんなさい。」
レヴィルに聞いた……なんて、とても言えないですね……。
Ingrid「……まあいいわ。自分がそう呼ばれていることは知っているもの。でもね。女神の加護を失った連中に、どうして慈悲をかける必要があるというの。」
Ingrid「無慈悲、けっこう!あのものたちに必要なのは、灰の欠片も残さずに消滅させることだけよ!魂の穢れしものたちを全て消滅させることこそ、エクソシストの使命だもの。」
Ingrid「無慈悲のイングリッド。その名をいずれ、あなたたちの住む中の国にも響かせてあげるわ!」
わかりました。さあ、アドゥリン城へ行きましょう。ご案内します。
Ingrid「え?案内なんていらないわよ。あたしは、ウェーザースプーン家に縁(ゆかり)ある娘なのよ!」
……娘?
Ingrid「そこは疑問を持つところではないわ。」
はい、すみません。
Ingrid「まあ、いいわ。あたしはアドゥリン家のお城なんて何度も行ったことがあるの。あなた、何も聞いてないの?」
はい、何も聞いていません。
Ingrid「ふう……。ということは、あたしが中の国から戻ってきた理由も知らないのね。」
ウルブカで最高位のエクソシストであるイングリッドを呼び戻した訳……それは、呪いにかかってしまって、哀れな姿になってしまったという、アドゥリンのドラ息子のため。
初代王の呪い、ということになっているらしいけど、詳しい事は診てみないとわからないようです。ただ、ヴォルティミアも言うように、呪いであることは間違いなさそうですが……。
Ingrid「はあ。まったく世話の焼ける男だわ、ユグナス。開拓推進を言い出したところまでは、見どころのあるヤツだと思ってたのに……。」
Ingrid「こんなところで、開拓の流れを止めるわけにはいかない。ヴォルティミア様の言う通りなの。ウルブカの開拓はこの世の流れ。イルドベールの言うような『忌まわしき所業』などではないわ。」
イルドベールって?
Ingrid「いつも白い服を着ている、ウェーザースプーン家のお偉い爺様よ。十二家に一目置かれたあなたなら、てっきり存じ上げていたかと思ったのだけれど。」
Ingrid「ねぇ、中の国の冒険者。あなたも開拓者として志願したのならばわかるはず。あたしたちは、そこがどのような魔境であろうとも、障害は断固として排除し……邪魔するものは根絶してでも、道を切り拓いていかねばならないの。あの、大遠征の時代のようにね!」
Ingrid「あなた、大遠征を知っている?」
も、もちろん、知っていますよ……!
Ingrid「そう?とても知っているようには見えないけれど……まあいいわ。」
Ingrid「ウルブカの開拓は、初代王の時だけではないの。数百年前にも一度、開拓の時代があったのよ。それが大遠征って呼ばれている時代。」
Ingrid「ウルブカの開拓を禁じた『初代王の言い伝え』は、時が流れるにつれて薄らいでいったわ。すると、どうなったと思う?」
言い伝えが薄らいでいった結果始まったのは、各家による権力争い。覇権、確執、せめぎ合い……どの家も、政敵を出し抜くのに必死で、目の色を変えて開拓に奔走したといいます。
そういった話は、家によっては栄光に満ちた武勇伝として、美談になっているかもしれませんが……綺麗ごとを好む連中は、闇の穢れを知らない人たちばかり。敢えて歴史の闇に背いているのだそうです。
魔境に踏み入ったウルブカの民は、冥府から現れたかの如き恐ろしき悪霊や、魔獣に苦しめられたという。
そして、その当時の開拓者たちを魔の手から護ったのが、イングリッドらエクソシスト。
悪霊や呪いを恐れていては、人間に明日はない!といいます。
Ingrid「っと……少しおしゃべりが過ぎたようね。あなたには関係のない話だったかしら。」
Ingrid「ねぇ、中の国の冒険者。あなた……哀れな姿と化したユグナスと話ができるそうじゃないの。」
Ingrid「けっこう!あなたには用がないけど、あなたの力には用があるのよ。その力にみんな期待してるってわけ。」
Ingrid「あなたは通訳。それ以上の同行の理由なんてないのよ。それは覚えておいてね。さあ、行きましょう!」
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