ミッションを進めるぞ!週間、ということで、引き続きプロマシアミッションも進めていきます。今回は第3章第5節です。
前回、第3章第4節の話はこちらから。

PM3-5 神を名乗りて
プリッシュが医者のところに担ぎ込まれたとのことですので、ジュノ上層G-10のMonberauxを訪ねます。
Monberaux「さきほど運ばれた患者の知り合いですか?あ、あなたは確か……。」
とそこへ、一足遅れてウルミアも駆け付けました。
Ulmia「ここに運ばれた女性の知り合いです!彼女は!?」
Monberaux「ああ、あなたもあのお嬢さんのお知り合いなのですか。ではご一緒にどうぞ。ただ……ひどい状態なんです。意識があるのかないのか、ひどく苦しまれていて……」
Ulmia「プリッシュ!」
Tenzen「おぬしは!」
部屋に入ると、テンゼンの姿がありました。
Monberaux「お知り合いですか?こちらのご武人は、昏倒したお嬢さんをここまで運んできてくださった方です。こちらの冒険者の方は、お嬢さんのお知り合いの方のようで……」
Ulmia「プリッシュ?なにがあったのです、プリッシュ?」
Prishe「……世界の……」
Ulmia「え?」
Prishe「……終わりに…………来る…者……」
Ulmia「世界の、終わりに来る者……?それは……?」
Tenzen「!?」
その言葉に、テンゼンの刀が反応しました。
Prishe「呼んで……いる…………だまれ……や、やめろ……」
Ulmia「アミュレットがない!アミュレットはどうしたのですか!?彼女がいつも身につけているアミュレットです!」
Tenzen「そのようなものは、最初からなかったでござるが?」
Ulmia「そんな!そうだわ、あなたの持っているアミュレットをください。きっとそれが同じ役割を……。お願いです、プリッシュを助けるために!」
プリッシュに不思議なアミュレットを貸すと、落ち着いて眠りについたようです。しかし、今度は目覚める気配が一向にないとのこと。
Monberaux「あのアミュレットのせいなのでしょうか?あれはあのとき、ここを逃げ出した少年から渡されたものですよね。あの不思議な少年ならこの原因を……」
Tenzen「その少年とは、もしやあの少年でござるか!?ジュノ政府が追っている!?」
Monberaux「ええ、あなたもご存知なのですか?」
Tenzen「うむ、ジュノ大公宮にて、その危険な少年の話を小耳にはさんだでござる。……なるほど、その少年と同じアミュレットを、あのおなごは持っていたのでござるか。となると、そのために狙われた……?」
Ulmia「そんな……。あのアミュレットは、大聖堂のミルドリオン枢機卿さまからいただいたものだときいております。罪人に関係があるものではございません!」
Tenzen「ミルドリオン枢機卿……?」
プリッシュがまだ小さかった頃、ある事故により大きな怪我を負ったときに、ミルドリオン枢機卿がお守りとして渡したものらしい。なので、プリッシュはアミュレットを肌身離さずに持っていないといけない、と。
Ulmia「それなのに、だれがあのアミュレットを……。」
やはり、あの少年が自分のアミュレットを取り戻しにきたのでしょうか。しかし、モンブローによると、あの少年を北方の遺跡ソ・ジヤで見かけたという話をきいたばかりだという。
Tenzen「なに!?それは本当か!?」
Monberaux「……え、ええ。凍傷の手当てをしたジュノの兵士がこぼしてましたよ。その知らせを受けて、親衛隊がボスディン氷河に向けて旅立つとか。」
Tenzen「なるほど、ボスディン氷河にある遺跡ソ・ジヤとやらに第4の石が!?早速向かわねばならぬでござる!」
Monberaux「あ、お待ちを……!ソ・ジヤは、天晶堂が管理しているはずです。ご出立の前に許可をいただいたほうがいいかもしれません。」
Tenzen「そうでござったか!かたじけないでござる!ではごめん!」
我々も北方の遺跡「ソ・ジヤ」へ向かいましょう。
ジュノ下層I-7にある天晶堂へ行き、入り口のカウンターにいるGhebi Damomoheにソ・ジヤの許可をもらえないか聞いてみます。
Ghebi Damomohe「北方の遺跡ソ・ジヤへ行きたいですって?あの遺跡でしたら、ほとんどの塔は開放されていますから、ご自由にどうぞ。ただ……中央塔の深部だけは、我々天晶堂もまだ調査中の場所ですからね、おいそれと通すわけにはいきません。それでもどうしても通りたいとおっしゃるのなら……ここは取引といきませんか?」
話を聞くと、最近、近東で流行ってる宝石があって、その宝石ターバンの真ん中につけるらしいです。小指に乗るくらいの薄い六角形の板状で、赤や青などの色が薄くついていて、中で細いラインがたくさん交差し、時折瞬いてとても綺麗な石なんだとか。
その石がソ・ジヤでよく採れるので、この商機を逃したくない。もしその宝石を持ってきてくれたら、ソ・ジヤの深部の件を考えてくれる、と。
その宝石とは、「カーマインチップ」「グレーチップ」「シアンチップ」のいずれか。
Survival Guideでボスディン氷河にワープして、すぐ北にあるH-8の魔法塔からソ・ジヤに入ったところにいるDiremiteが「グレーチップ」を持っています。
グレーチップを手に入れたら、ジュノ下層I-7の天晶堂に戻り、Ghebi Damomoheに渡します。
Ghebi Damomohe「えぇ、これこそ近東で人気の宝石です。確かに受け取りました。あなたはスジがいいようですね。特別にソ・ジヤの深部までの散策を許可いたしましょう。」
500ギルとソ・ジヤ識別札を受け取りました。この識別札を深部の扉にかざすと、開くとのことです。
Ghebi Damomohe「ただ、もう一度言いますが、ソ・ジヤ中央塔の深部はまだ調査途中なんです。あそこではよく行方不明者がでていますから、くれぐれもお気をつけて……。」
ソ・ジヤへ向かいます。
再度、Survival Guideでボスディン氷河にワープして、すぐ北にあるH-8の魔法塔からソ・ジヤに入り、最深部にある異界の口を目指します。赤や紫のもやもやに飛び込みながら移動していきます。
もやもやワープの4回目で、中央部に丸い穴が開いたエリアに着きました。この丸い穴の部分はエレベーターになっているので、しばらく待っていれば床が上がってきます。その床に乗って、下のフロアへ移動します。
下のフロアについたら、北側の通路を進み、T字路を左に進めば、異界の口への扉が見えてきます。扉の手前にHome Pointがあるので、触れて開通しておきましょう。
ソ・ジヤ識別札をかざして、奥へ進みます。
Tenzen「どうでござる!?ここらで見かけられたという、あの少年は見つかったでござるか!?我輩、この中央塔付近をもくまなく捜索したものの、少年とやらを見つけることかなわなかったでござる。」
Tenzen「残ったは、この先……!?これは……この寒気は……」
異界の口の奥にあるMemento Circleを調べて、バトルフィールド「神を名乗りて」へ入ります。
Tenzen「ここは、いったい?なにかの儀式が行われた場所でござろうか?……あれは!?あのおなごは、ジュノで休んでいるはずでは!?」
Tenzen「……少年!?」
異界の口に入ると、横たわっているプリッシュの姿がありました。そして、すぐ横の通路からは、あの少年が現れたではありませんか。
少年がプリッシュのもとへ駆け寄ると、プリッシュが目を覚まし……。
Prishe「おまえ、俺を助けてくれたのか?」
Tenzen「待て!おまえがあの少年とやらでござるな!?」
テンゼンが声をかけると、少年はすぐさま逃げ出しました。そして少年が出てきた通路からは……。
Diabolos「裏切りモノメ!私からハ逃げられヌゾ!」
Tenzen「夢の霊獣ディアボロス!?まさか、既にここは、彼の夢の中なのでござるか!?」
ディアボロスが襲ってきました。
IL119の前では、さすがの霊獣ディアボロスもただの雑魚。あっという間に片が付くでしょう。
Diabolos「いくラ 戦ってモ 無駄ダ。これモマタ 夢のひとツニ 過ぎなイ。私は 夢を 司るモノ。どんナ 夢モ 私の夢ト ナル。さァ 私の夢の世界デ 静かニ 眠レ……」
Tenzen「そうはいかぬ!」
Diabolos「……!?その炎、フェニックス!?」
Tenzen「いかにも、この刀、鳳凰丸に宿るは、命の霊獣フェニックスの息吹!そして我輩は、武士テンゼンと申すもの!我輩、そなたたち霊獣の放った警告、世界の終わりに来る者が現れんとの言葉をきき……我輩も共に戦わんと、ひんがしの国から参った次第!既に5つの母なるクリスタルのうち、3つものクリスタルが虚ろなる闇に取り囲まれている……。さぁ、母なるクリスタルを守る霊獣として、虚ろなる闇を滅するがために、共に戦おうではないか!」
Diabolos「なニ?虚ろト 戦うダト?なるホド。フェニックスは いまダ 半身を 失ってイルノカ。だからコソ1万年前の 戦いを忘レ 人ニ無意味ナ ことヲ させるのカ。」
Tenzen「無意味!?無意味とはどういうことでござるか!?」
「虚ろなる闇」というのは、魂の理に従って永遠にあるもの。人の魂の奥底にあるものだと、ディアボロスは言う。
だからこそ、人は「虚ろなる闇」から逃れることはできない。「虚ろなる闇」が呼ぶ声が、そして、それに答える自らの「虚ろなる闇」の声が聞こえたはずだ、と。
Tenzen「あの声が……?」
Diabolos「人よ しかシ絶望すル 必要ハ なイ。1万年前 クリューの民モ同ジ 絶望に 落とサレ そのたメニ ここ クリューの街デ 私は 生まレタ。」
ディアボロスは夢を司るモノ。人は、ディアボロスの夢の世界デュナミスにて生き続けることができるという。
虚ろに体を食われ失っても、その心は、ディアボロスの夢の中で永遠に生き続ける。「世界ノ終ワリニ来ル者」が現れ、もはや人が滅びに抗う術は残されていない、と。
Diabolos「……さァ 私の夢ヲ 受け入レル のダ。既に 多くノ 人ガ デュナミスにテ 生きてイル。そこハ 満ち足りてイテ争いのなイ 世界ダヨ。」
Prishe「だまれ、ばけもの!誰が夢の中で生きる道なんか選ぶか!勝てない戦いだって!?そんなのやってみなきゃわかんねぇじゃねぇか!」
Diabolos「女……おまえモ 虚ろなる闇ノ 声ヲきいたかラコソ 我が夢ヲ 見たはズ。あの声ヲ 聞いたト いうノニ 虚ろなる闇ヲ 恐れぬト いうノカ?」
Prishe「へへんだ!虚ろなる闇なんかぜんぜん怖くねぇよ!俺はタブナジアの戦いでも生き残った!あきらめさえしなきゃ、人にはいくらでも生き残るチャンスはあるんだ!そうだろ!?」
はい、もちろん!その通りです!
Diabolos「なんだト?なゼ 夢ガ 覚めていク? 私の夢ガ……!?」
Diabolos「……そうカ、なるほド……我が夢ニ そなたヲ 招いたワケデハ なク そなたノ 夢ニ 私ガ 導かレタ のカ。……となるト まさカ そノ女 あのトキノ……?いや しかシ この輝キ……、この輝キハ……、クリスタルノ……」
Tenzen「大丈夫でござるか?あの少年は……、逃げられてしまったでござるな……。あの少年がなぜ、ここにいたのか、それにディアボロスの言っていたこと……。ううむ、わからぬことだらけでござるな。あのおなごに会いに一度、ジュノへ戻るでござる。」
ジュノ上層G-10のMonberauxを訪ねます。
Monberaux「あの娘さんでしたら、意識を取り戻しましたよ。」
Prishe「いや、そうじゃない。きっとミルドリオン様は、俺に託したんだ。」
Ulmia「託した……?なにを……?」
Ulmia「プリッシュを助けていただいて本当にありがとうございました。なにが起こったのか、プリッシュからだいたいの話を聞きました。彼女は夢の中で、得体のしれない化け物に捕われていたとか?あなたとテンゼンさんのおかげで、プリッシュは意識を取り戻すことができましたが、彼女のアミュレットは見つからなかったそうですね……。アミュレットのことといい、夢のことといい、私たちの預かり知らないところでいったいなにが起こっているのでしょう?あなたはなにかご存知なのではありませんか?」
Tenzen「それはこちらが知りたいことでござる!」
Tenzen「そなたと共に現れた少年は、我輩、ジュノ政府も追っている危険な罪人。あの後、少年は再び姿をくらまし、いまだジュノ親衛隊もその身を捕らえることできぬ様子。プリッシュ殿、答えていただきたい。何故、あの場所にあの少年がいたのでござる?あの少年はどこへ行ったのでござる!?」
Prishe「……さぁな。俺にだってよくわからねぇ。」
Prishe「とにかくわかったのは、あいつがおっちゃんの言うような危険な罪人だろうがなんだろうが、俺はあいつに助けられたってことだけだ。それより俺にとって問題なのは、あいつよりも、あの化け物の方だぜ!おっちゃん、あの化け物のこと知ってるみたいだったな?ありゃなんなんだ!?なんで俺があんな目にあわなきゃなんねぇんだ!?」
Tenzen「うむむ……。ディアボロスは、夢の霊獣でござる。」
Ulmia「霊獣、ですか?」
霊獣とは、大いなる力を持つ生ける神々のことで、ここヴァナ・ディールには「5霊獣」と呼ばれる、5体の生ける神々がいます。彼らは遥かな昔、ヴァナ・ディールを包み込もうとしていた悪しき意志からヴァナ・ディールを守るために戦ったと言われています。
Tenzen「その5霊獣のひとつは、我輩の刀、鳳凰丸に祝福を与えてくださった再生の鳥フェニックス。」
Tenzen「そして、夢の使者ディアボロス、星月の導きフェンリル、虹の子カーバンクル、空の覇者バハムート……。」
Prishe「バハムートだって!?」
Tenzen「バハムートを知っているでござるか?我輩は世界の終わりに来る者を止めるため、中の国に現れたというバハムートに会わんと、ひんがしの国より海を渡ってきたでござる。」
Prishe「そういえば……、リヴェーヌ岬んとこに登ったとき、バハムートが世界の終わりに来る者がどーのこーのって喋ってたな。」
Ulmia「それにプリッシュ、あなたも眠りのうちにそう口走っていました。いったい、世界の終わりに来る者とはなんなのです?」
Prishe「……さぁ、俺にもわからねぇ。でも、おまえたちが来る前に、ディアボロスがその話をしてた。どうやら、石の記憶って歌に関係してるらしいんだ。」
Ulmia「石の記憶……」
Prishe「ディアボロスは、世界の終わりに来る者が現れるとき、おまえたちが交わした契約が果たされる、って言ってた。だからあいつに、バハムートに一刻も早く会えって……。」
Tenzen「契約!?その契約というのは、いったいなんでござる!?」
Prishe「残念だけど、それも俺にはさっぱりわかんねぇよ。ただ、契約のこともあいつのことも、きっとバハムートが知ってるはずだ。タブナジアに帰ればきっと……。」
Tenzen「タブナジアへ帰れば?もしや、そなたたちはタブナジアの者でござるか?」
Ulmia「ええ。私たちはタブナジアから来たのです。それも、タブナジアに突然現れたバハムートに会おうとして、タブナジアからこちらの大陸に転移させられてしまったのです。」
Tenzen「そうでござったか!しかしそれはまた、なんという幸運か。我輩、天晶堂のアルドどのに、タブナジアへわたる船を願い出ていたのでござる。お二方にはぜひとも、バハムートの元へ道案内を頼みたいでござる!」
Prishe「そうか、アルドが言ってた客ってのはおまえのことだったのか?よし、じゃあさっそくタブナジアへの船を出してもらおうぜ!」
Tenzen「うむ、そうしようでござる!」
Prishe「……そうだ、それと…言いにくいんだけどよ、このアミュレット、俺にしばらく貸してくれ。タブナジアまで逃げてこれたら、おまえのこと、かくまってやるからさ?」
Prishe「……じゃあな!」

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