PM5-3 みっつの道(ウルミアルート)

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アイキャッチ「Relfee冒険談」 プロマシアミッション

ミッションを進めるぞ!月間ということで、引き続きプロマシアミッションを進めていきます。今回は第5章第3節のCルートです。

前回、第5章第3節Bルートの話はこちらから。

PM5-3 みっつの道(テンゼンルート)
ミッションを進めるぞ!月間ということで、引き続きプロマシアミッションを進めていきます。今回は第5章第3節のBルートです。 前回、第5章第3節Aルートの話はこちらから。 PM5-3 みっつの道 このミッションは、名前の通り3つのルートに分岐し...

PM5-3 みっつの道

このミッションは、名前の通り3つのルートに分岐します。どのルートから進めてもいいですし、3つのルートを並行して進めていくこともできます。

ゲーム内のミッション情報では、上から順番にルーヴランスルート(Aルート)、テンゼンルート(Bルート)、ウルミアルート(Cルート)になっているので、この順番で進めていきます。

今回はウルミアルート……Cルートです。

PM5-3C 群れ立つ使者は

南サンドリアA-6テンキー6あたりにいるヒナリー夫人を訪ねます。

南サンドリアのヒナリー夫人がいる場所

南サンドリアのヒナリー夫人

Hinaree「冒険者の方、よくおいでになってくださいました。プリッシュさんは見つかりまして?」

ヒナリー夫人は、ウルミアからだいたいのことを聞いているそうです。

患いの身にありながら、争いに巻き込まれて行方が知れず、ジュノから各国に手配されるまでに追い詰められていますが、ずいぶん前に一度会ったときの印象では、罪を犯すようには思えなかった、と言います。

ただ、ひとつ気にかかることを思い出したとのことで、昔の話をしてくれました。

ミルドリオンがプリッシュを連れてきたとき、ご主人であるカッファルは、プリッシュには気を許すな、と言っていたそうです。その理由を尋ねると、プリッシュは不遇な生まれにあり、いずれ大罪を犯す定めの下に生まれてきたのだ、と。

しかし、ヒナリー夫人は私利私欲を捨て、女神アルタナに帰依する身。どんな罪を犯していようと、助けを求める者を無下にはしないので、ウルミアにはここに滞在していただき、できる限りの協力をすることにした、と言います。

ウルミアさんにご伝言をお願いできませんでしょうか

Hinaree「それで……冒険者の方。ぜひ、ウルミアさんにご伝言をお願いできませんでしょうか?」

ウルミアはサンドリア港にいるので、サンドリア大聖堂の高僧シャザルヴィージュより、お話ししたいことがある、と伝えてほしい、とのことです。

PM5-3C-1 結び目

サンドリア港へ行きます。エリアに入ればいいので、モグハウス経由でも、Home Pointワープでも何でもOK。

サンドリア港で奏でるウルミア

……綺麗なお嬢さんだが、毎日毎日、誰を待っているのかねぇ。
……おまえ、ちょっと声をかけてこいよ。名前をきくくらいなら、おまえにもできるだろ?
……冗談言うな、勤務中だ。だが明日なら、自分は休みだから……
……何度聞いても、いい曲だねぇ。懐かしい気分になるよ。
……この年になってもう一度、あの曲をきけるとは思わなかったよ。思い出の曲をありがとうね。

……あんたの捜してる女の子は、まだ見つからないのか?

Ulmia「ええ、まだ……。」

……大丈夫よ。あなたの歌に惹かれて、いつか必ずここに現われるわ。あなたの歌にはそれだけの力があるもの。

Shikaree X「ねぇねぇ、そこの歌うたい、ここで誰かを捜してるの?」

ここで誰かを捜してるの?

Ulmia「え……、は、はい!私、小さな女の子を捜しているんです。青い髪で、神学生の格好をした女の子を……。」

Shikaree X「フーン。青い髪で、神学生の?その特徴って、ジュノから手配されてるコに似てるね。」

Ulmia「……え、ええ……旅の方、ジュノが手配している子のこと、よくご存知なのですか?」

Shikaree X「うん、まあね。実はボクも、ちょっとヤボ用があって、その女のコを捜してるんだ。まあ、ボクが捜してる女のコがキミの捜してるコといっしょかどうかは知らないけれど?」

Ulmia「失礼ですけれど、あなたはその少女を捜すようにジュノに雇われた方ですか?」

Shikaree X「そう見える?そう見えるなら、それでもいいよ。エルヴァーンってヤツは、見たいモノしか見ないモノだしね。」

見たいモノしか見ないモノだしね

Shikaree X「ねぇ、キミは知ってるかな?ボクが捜してる女のコと、もうひとり、ジュノで手配されてる男のコがいるでしょ?あのコたちは、いっしょなのかな?ふたりで仲良く逃避行とシャレこんでるのかな?」

Ulmia「わかりません。……ただ、もしあなたが捜している少女と、私が捜している少女が同じ人物なら……彼女は、決して逃げるようなことはしません。」

Shikaree X「ふーん。逃げるネズミを追うのが、ミスラの使命なんだけど、今回はちょっと違うみたい。ああ、しょうがない。あんまり時間もないし、男のコの方、追いかけてみようかなぁ。」

Ulmia「ちょっと待ってください!その少年のこと、あなたはなにかご存知なのですか?」

Shikaree X「歌うたい、人を食った質問は、自分が食われてもいいときだけにしておいたほうがいいよ。キミの捜してる女のコとボクの捜してる女のコがいっしょなら、キミとはまた会えるはず。気が向いたらそのときにでも教えてあげるね。じゃ。」


今のは誰?

レルフィーがウルミアのもとに着いたのは、ちょうどミスラが去っていくタイミングでした。今のは誰だったのでしょうか?

Ulmia「今の方が誰なのかはわかりませんが、プリッシュを捜していたようです。」

ウルミアによると、去っていったミスラは、まるで獲物を追うような目をしていたそうです。

Ulmia「プリッシュは、大丈夫でしょうか?大丈夫ですよね?無事ですよね?あのプリッシュですもの、きっと……!」

はい。あのプリッシュだもの、きっと大丈夫です。

Ulmia「ありがとうございます。そう言っていただけると、なんだか安心できます。」

レルフィーが側にいれば、どんなことが起きてもきっと大丈夫、そんな気がする、と言ってくれました。

Ulmia「……あっ、ごめんなさい。よくわからないことを言ってしまって。」

何人かの方々を訪ねて回った

ウルミアは、カッファル伯爵夫人ヒナリーの紹介で、何人かの方々を訪ねて回ったそうです。しかし、プリッシュのことは誰も知らなかったとか。

そのヒナリー夫人から、ウルミアに伝言を預かってきたことを伝えます。サンドリア大聖堂のシャザルヴィージュを訪ねるように、と。

Ulmia「ほんとうにありがとうございます!わかりました!すぐにサンドリア大聖堂に向かいます!」

我々もサンドリア大聖堂に向かいましょう。


北サンドリアL-6テンキー5あたりにいるChasalvigeを訪ねます。

北サンドリアChasalvigeの場所

Chasalvige「あれから気になってミスタル家のことを調べてみたのですが……」

ミスタル家のことを調べてみたのですが…

そこへ、一足遅れでウルミアも来ました。

Ulmia「お久しぶりです。あなたが高僧シャザルヴィージュ様でしたのね。先日は、名乗りもせずに失礼しました。私は、ウルミアと申します。カッファル伯爵夫人よりお心添えをいただきまして参りました。」

Chasalvige「……やはり、あなたがそうでしたか。楽園について、男神の呪いについて興味をお持ちでしたのも、それを知ればすべて納得がいきます。」

そういうと、シャザルヴィージュは後についてくるよう目くばせをして、部屋を出ていきました。我々もそのあとに続きます。

場所を変えるためシャザルヴィージュについていく

Chasalvige「この場所ならば、人に聞かれる心配はございません。互いに胸底を明かし、有り体に語り合いましょう。タブナジア大聖堂の聖歌隊が完成を目指していた5つの歌のことを。」

Ulmia「あなたは、知っているのですか?……あの歌のことを……?」

大戦前、ウルミアがミルドリオンらと共にカッファル邸を訪問したとき、シャザルヴィージュもまた、ムシャヴァットに同行を許され、その場にいたようです。

おそらくその頃のウルミアは、そのときの集いがどのようなものか知らなかったと思いますが、あれは、サンドリア大聖堂とタブナジア大聖堂の解決しがたい反目関係を改善させるためのものでした。

特に、あの頃のタブナジア大聖堂は、内乱の頃から続く徹底した秘密主義のために、良くない噂が絶えなかった。そこでムシャヴァットは、その噂の真偽を確かめるために、使いを出したとのこと。

しかし、ミルドリオンが連れてきたのは、年端もいかないふたりの少女。そのひとりだったウルミアは、ある歌を歌いだした……。

ミルドリオンが連れてきたのはふたりの少女

Ulmia「ええ、けれども私、まだうまく歌えませんでした。私の歌を聞いて、ムシャヴァット枢機卿様はお怒りになりました。」

Chasalvige「いいえ、そうではございません。」

あのときムシャヴァットが声を荒げたのは、ウルミアが歌ったあの歌の完成を恐れたため。あの歌がもつ恐ろしい力を、止めようとしたからだったのです。

Ulmia「恐ろしい力!?」

Chasalvige「これは、知らないままの方がいいことなのかもしれません。」

すべての始まりは、今より約500年前……エルヴァーンにとって、屈辱の時代と呼ばれる頃にまで遡ります。

約500年前のクォン大陸

その頃、ここクォン大陸は、ミンダルシア大陸より侵攻したウィンダス連邦の軍によって支配されていました。

その頃のエルヴァーンには、まだ国を作る意志はなく、いくつかの部族がそれぞれの森にて暮らしていたとのこと。

しかし、もちろんエルヴァーンの誇り高き血には変わりなく……剣に勝利を誓って立ち上がった勇士が、ランフォル・ドラギーユでした。

ランフォル・ドラギーユが立ち上がった

後にタブナジア公になる勇将アルフォロン・タブナジアとともに、2つの秘宝を使い、興国を成し遂げたようです。

しかし、その戦いが終わったとき、ふたつの秘宝はどちらも失われていたといいます。そして、その代わりに2枚の謎めいた石版が、サンドリア大聖堂とタブナジア大聖堂に残されていたのです。

謎めいた石版

それから永い間、その謎を解き明かすべく努め、とうとうランペール王の時代に、秘宝のひとつ「聖なる剣」を取り戻すことができたようです。しかし、タブナジア大聖堂はどうしても、もう1枚の石版の内容を教えようとはしませんでした。

そこで、サンドリア大聖堂が内偵に探らせた結果、タブナジアにはある「歌」が書かれていることがわかったのです。

そう、それこそがあの歌……ウルミアが歌った「神の歌」……。「すべてを歌い終わるとき神が降臨する」歌だったのです。

Ulmia「神を降臨させる、歌!?まさかそんな!?」

神を降臨させる、歌!?

その歌詞は読み解かれても、その旋律を知るものがおらず、タブナジア大聖堂は永い間、その歌い手を探していたようでした。けれども、ついにその始まりを歌うことができる者が現れ、その力を示す足がかりを作った。

Ulmia「でも、私は……!あの歌は、プリッシュが忌むべき子ではないと、そう証明するための歌だと言われて……!」

Chasalvige「存じております。ですから私は、あなたさまをここへ、お呼びしたのでございます。そちらの冒険者さまより、サンドリア大聖堂の命を受け、ミルドリオン枢機卿様を捜し求める騎士がいるという話も聞きました。」

その騎士のことを調べていると、どうやらその者は「忌むべき男神」のことを調査するため、北方を旅していたということ。その目的はわかりませんが、ミルドリオンもまた、男神のことを追い求めていたようです。

Chasalvige「お気をつけになってください。あの歌の意味、そしてあの歌を知るあなたの価値。ミルドリオン枢機卿様があなたがたが生きているということを知ったら……。」

タブナジアへお戻りください

Chasalvige「ウルミアさん、どうかあなたのご友人を連れてタブナジアへお戻りください。」

シャザルヴィージュが騎士の話を調べている中で、ボスディン氷河にいる魔道士たちが教えてくれたことによると……プリッシュは、おそらくウィンダス連邦の「鼻の院」にいるようです。

Ulmia「ウィンダス連邦に!?ありがとうございます、シャザルヴィージュ様!私、行ってみます!」

……部屋の外では、ミスラと思わしきに何者かが、この会話を盗み聞きしていたようです。話が終わるとともに、逃げていきました。

PM5-3C-2 向かい風

ウィンダス水の区南側J-8テンキー7あたりにいるKerutotoを訪ねます。

ウィンダス水の区南側のケルトトがいる場所

ウィンダス水の区南側のケルトト

ストーリーの進行上、最初に話しかけると、クエスト「笑み曲ぐ夢魔と」の話になります。所謂「召喚獣ディアボロス取得クエスト」です。夢幻香を手に入れたら、このクエストで間違いありません。

その場合は、もう一度か二度話しかけてみると、ミッションの話になります。

Kerutoto「うわぁ!なんかきみ、すっごいまぶしいんだけど、いったいなにもってんの!?」

すっごいまぶしいんだけど

Kerutoto「……え?凍りついた前髪で釘が打てる女を探してる?ああ、その女だったら、ヨランオラン博士のとこに運ばれてったよ。」

でも、あの女は厄介ごとの塊だ、と言われました。

我々とは逆に「まがまがしいもの」を持っているようで、そのせいで「大いなるもの」に狙われているようです。ただ、どこかの誰かがソ・ジヤ遺跡を起動したものだから、その「大いなるもの」は自由を失ってしまったようですが。

獲物を逃した「大いなるもの」が怒り狂っているようで、ケルトトは良い瞑想ができず迷惑しているようです……。


ウィンダス石の区E-5テンキー6あたりにいるYoran-Oranを訪ねます。

ウィンダス石の区のヨランオランがいる場所

ウィンダス石の区のヨランオラン

Yoran-Oran「おや?君は確か、恐怖の3大王を連れてきた冒険者では!?今日はいったい、なにを連れてきたんだね!?」

今日はなにを連れてきたんだね

Yoran-Oran「前回は思わぬ展開に取り乱してしまったが、今回はそうはいかんぞ!」

タルタル3兄弟のことはまだ忘れていないようです。ヨランオランに怒られている中、タイミングよくウルミアがやってきました。

Ulmia「お邪魔します。鼻の院の前院長さまのおすまいはこちらでしょうか?」

お邪魔します

Ulmia「ああ、良かった。先にいらしていたのですね。」

Yoran-Oran「……おお?これはまた、ずいぶんとお美しいお嬢さんではないか。はっはっは、だが、これくらいのことではもはや、この私を驚かすことはできんぞ!なぜなら私は、ウィンダスいちの沈着冷静を誇る……」

と、そこへ、さらにお客人がやってきました。

Kapeh Myohrye「ヨランオラン博士の住まいはこちらか!?」

Muhk Johldy「ヨランオラン博士は在宅か!?」

Shikaree Y「アタシは罪狩りのミスラ、スカリーY。覚悟はイイわよね、ヨランオラン博士?」

罪狩りのミスラ

Yoran-Oran「つ、罪狩りのミスラあぁぁぁぁ!?」

Shikaree Y「ヨランオラン博士。アタシが今日ワザワザここに出向いた理由、もうわかってるんじゃないの?アタシたち罪狩りのミスラにはいくら隠してもムダなのよ。アタシたちは忌むべき力を感じちゃうんだから。」

Yoran-Oran「忌むべき力……?」

Shikaree Y「アナタたちタルタルには、今までエンのなかった魔力でしょうよ。」

しかし、ミスラはその魔力を持っている石のせいで、同じ部族同士殺し合いをしたことがあるとのこと。だから、今すぐに忌むべき石、魔晶石を渡しなさい、と。

Yoran-Oran「つ、罪狩りのミスラさま……おっしゃることはわかります。し、しかし、なにかの勘違いではありませんでしょうか?魔晶石などという恐ろしい石、土を研究する私といえど持ちあわせておりませんが……?」

Shikaree Y「アッソウ。前もって言うのは好きじゃないんだけど、アタシ、血を流すことって好きなのよネ。」

Yoran-Oran「……!知らないものは、知りませんよ!?だってそれがあなたたちのいう、自然の摂理ってもんでしょう!?」

スカリーYの側近たちが、即座に弓を構えました。

側近たちが弓を構えた

Yoran-Oran「ひいい!?」

Ulmia「やめてください!武器で脅すなんて、横暴です!よってたかって、力ずくで事を成すことに正義があるとでもお思いなのですか!?彼は持っていないと言って……」

Muhk Johldy「ならば、忌むべき石を持つは、おまえか??」

Kapeh Myohrye「それとも、そこの冒険者か?」

そのとき、ヨランオラン邸の扉が開き、何者かが入ってきました。

???「……ふっふっふ……ミスラのねーちゃんたち!そのどっちもハズレだぜ!」

Shikaree Y「!?」

Prishe「魔晶石の真の持ち主はなにを隠そう、この俺!プリッシュ様なんだからな!」

魔晶石の真の持ち主は…

なんと、そこにはプリッシュの姿が……!

Ulmia「プリッシュ!?」

Prishe「おーよ!みんな、待たせたな!俺が来たからにゃ、もーだいじょぶだぜ!」

しかし側近たちの弓は、プリッシュに向けられました。

弓がプリッシュに向けられた

Ulmia「だいじょうぶって……!バカっ!そんなことを言ったら、あなたが今度は!」

Shantotto「そこまでですわよ!」

そこまでですわよ!

Yoran-Oran「おお!シャントット博士!?」

Shantotto「スカリーYとやら!いくら罪狩りのミスラといえど、わたくしの目が黒いうちは、石の区で勝手はさせませんわよ!」

Shikaree Y「厄介なのが来たわネエ。」

Shantotto「ヨランオラン。この際ですから、あなたにも言っておきますわよ!」

あなたにも言っておきますわよ!

Shantotto「いくらなんでもエルヴァーンの隠し子を作るなんてフケツなこと極まりないですわ!」

Yoran-Oran「なっ!?知らん、私は知らん!それは大きな間違いだーっ!」

Shantotto「さてと。プリッシュさんとやら。」

皆さんに見せてさしあげなさいな

Shantotto「これ以上ことがややこしくなる前に、ほら、皆さんに見せてさしあげなさいな。あなたの持つ魔晶石とやらが、手渡したくとも手渡せない理由を……」

Shikaree Y「なんですって?」

Prishe「仕方ねぇなぁ。しっかり見とけよな!」

すると、プリッシュは服を脱ぎ始め……。

Muhk Johldy(まさか……このようなことが……?)

Kapeh Myohrye(忌むべき石をその身に宿すなんて……?)

Shikaree Y「……。魔晶石は、それ持つ者の種の業を越えた闇を呼び覚ます石。それ持つ者は、やがて人であることを捨て、忌むべきものとなるというもの。」

魔晶石は闇を呼び覚ます石

Shikaree Y「ネエ。なぜアナタは、それを身に宿しているの?なぜアナタは、忌むべきものとはならないの?」

Prishe「忌むべきもの、か。どこへ行っても、その言葉からは逃れられねぇなぁ。でも俺はここで立ち止まるわけにはいかねぇ!俺たちは一刻も早くバハムートんとこに行かなきゃなんねぇんだ。ヴァナ・ディールのみんなを救うために!」

Shikaree Y「バハムート?それは、真龍の王バハムートのコト?」

Prishe「もっちろんさ!」

Shikaree Y「本来なら、その魔晶石はえぐり出してでも奪い取るのが、罪狩りの決まりだけど……アタシといっしょに、アットワ地溝まで来てもらいましょうか。アナタの胸にある、黒い魔晶石。あの女ならそれに詳しいはず……。」

Prishe「ふぅん。そいつは願ったりだぜ。ウルミア、俺はあのねーちゃんについていくぜ!俺が探してるタブナジアの魔石のありかを知ってるはずだ!」

そいつは願ったりだぜ

Prishe「ウルミアのこと、頼んだぜ!それと、親切なおばちゃん、おじちゃん、良くしてもらってありがとよ!」

Shantotto「おば……っ!?」

プリッシュはそういうと、スカリーYたちと共にアットワ地溝へと向かっていきました。

Ulmia「プリッシュの胸に、なぜあのような石が……?それも、忌むべき石だなんて……プリッシュはなぜ、今になってタブナジアの魔石を探し出そうとしているのでしょう。私も、アットワ地溝に行かなくては……」

そうですね、我々も急ぎ、アットワ地溝へ向かいましょう。あ、でもその前に、ちょっとシャントットの元へ。


ウィンダス石の区K-7テンキー5あたりにいるShantottoを訪ねます。

ヨランオラン邸からシャントット邸へ

エルヴァーンのお嬢さんを、あの隠し子疑惑のあるヨランオラン博士のところに置いておくわけにはいきませんでしょう?ですから、わたくしの家に運ばせたんですけれども、苦労いたしましたわよ。解凍するのに、いろいろな魔法を試してねぇ。

……けれどもまぁ、夢の世界デュナミスを司るという、大いなるものディアボロスの話が聞けたのでよしとしましたわ。ボスディン氷河にある遺跡ソ・ジヤには、「大いなるもの」が封じられているという話はきいていましたけど、まさかそれが夢を司るものとはねぇ。

しかもあの子は、胸にあった魔晶石のせいで、ディアボロスの永遠に平和な夢の世界に誘われていたそうですわ。

ぞっとしますわね!戦いも争いもない世の中なんて、いったいなにが楽しくて生きてるんだかわかりませんものねぇ!オーッホッホッホホホホ!


アットワ地溝へ行き、千骸谷へ向かいます。ユニティワープを使うのが一番早いので、ユニティ・コンコードの案内人に話しかけ、「ウォンテッドエリアへ移動」を選択し、CL125のアットワ地溝へ飛ばしてもらいましょう。

飛ばしてもらったら、H-6テンキー1あたりを目指します。千骸谷へ入る手前にHome Pointがあるので、未開通の場合は開通を。

アットワ地溝から千骸谷へ

千骸谷へ入ったら、左手の壁沿いに進み、黒いもやもや(Dark Miasma)を調べます。

千骸谷の黒いもやもや

バトルフィールド「向かい風」に突入します。

Shikaree Z「そうか。ミルドリオンのヤツめ、やはり地下壕にもいなかったか。どこにいるかはわからんが、しかしヤツが生きているのは確か。ヤツを探し出し、罪を償わせなくてはならん。世界がこの乾いた地のようになる前に……。」

Shikaree X「その件はボクに任せておいてよ、プリッシュとかいう神学生ならきっと、ミルドリオンの居場所を知っているはず。ボクが調べたところではウィンダスの鼻の院にいるらしいから、これからすぐに行ってくるよ!」

その件はボクに任せておいてよ

Shikaree Y「遅いわネエ。これだからボクちゃんは仕事が遅いって言われるのよ?」

Shikaree X「なにおお!?」

Shikaree Z「おまえは……!?まさか、プリッシュか!?しかしその姿は、あの頃のまま……!?」

Prishe「ああ。元気そーでなによりだぜ、罪狩りさん。あんときは世話になったなー。」

あんときは世話になったな

Shikaree Y「あら?姉貴、もしかして顔見知りだったの?」

スカリーZによると、プリッシュこそが20年前、ミルドリオンとともにタブナジア大聖堂を操っていた女だという。

Shikaree Z「忘れたとは言わさんぞ!あのとき私たちが忠告したこと!竜の王が帰りしとき、人と竜の間に再び争いが起きる……それまでに神の歌にて眠れる神々を目覚めさせ、その助けを仰がねばならないと!」

スカリーたちが恐れたのは、今のこの未来だった、と。

罪狩りのミスラたちも、プリッシュにたぶらかされ恐るべき企み……神の歌を使って男神プロマシアを蘇らせようと企んでいること……に協力してしまったことで、罪が深いと思っているようですが……。

Prishe「おいおい、待てよ。おまえ、なんか勘違いしてねぇか?確かにミルドリオン様は、おまえたちの言う眠れる神々を目覚めさせる気なんかは、サラッサラなかったけど……俺たち、男神プロマシアを蘇らせるようなことはしてないぜ!?」

Shikaree X「でもね、キミの後ろにいる歌うたいは、神の歌を歌えるじゃん?」

Shikaree Y「それに、魔晶石っていうのは、獣人どもが闇の王を生き返らせるのに集めていたものじゃなァい?」

Prishe「やみのおう???」

Shikaree Z「とぼけるな!はなから眠れる神々を目覚めさせる気がなかったというのならば……いったいなぜ神の歌の歌い手を探す必要があった!?その魔晶石の力で、死の淵より、なにを目覚めさせたのか!?」

Prishe「だめだこりゃ。こうなったら、おまえたちにはなにを言っても聞こえねぇな。だから20年前も、おまえたちには本当のこと、話さなかったんだよ。」

だめだこりゃ

Shikaree X「ナッマイキ~!」

Shikaree Z「……確かに、その通りだ。わかっているのなら話は早い。私たちは、おまえの罪を問いに来たわけではない。罪狩りとして、罪を狩りに来たのだ。」

Shikaree X「キミは神の歌を歌った罪だ!」

キミは神の歌を歌った罪だ

Shikaree Y「アナタには今はミルドリオンの罪を担ってもらう!」

アナタには今はミルドリオンの罪を担ってもらう

Shikaree Z「おまえの罪は、説明することもないな!行くぞ!!!」

おまえの罪は、説明することもないな


スカリーX(獣/忍)、スカリーY(暗/モ)、スカリーZ(竜/白)に、スカリーXのペット(ウサギ)、スカリーZの飛竜も加わり、全部で5体との戦いです。

スカリーXYZとのバトル

かつてレベル50制限だった頃は、リゲイン持ちの相手の連携を阻止するために、サイレドンの黒焼きを使用して相手のWSを一定時間止めていましたが、今はレベル制限がないのでその必要もなし。IL119あれば、ソロでも余裕です。

サクッと倒してしまいましょう。


Shikaree Z「くっ……なぜだ……。力が……出ない……。」

Shikaree Y「……なにか、妙な力が働いている……?」

Prishe「おまえたちには俺たちは殺れネェよ。俺たちは今まで、人が触れちゃいけねぇもんに触れてきた。それが、俺たちの使命を果たせって言ってるからな。」

おまえたちには俺たちは殺れネェよ

Shikaree Z「なんだと?」

Prishe「……なぁ?今なら、おまえたちの考えてることもよくわかるぜ。ヴァナ・ディールを、人を、救いたい。そう思ってるんだろ。それは俺も同じさ。男神プロマシアを復活させる必要があると思ったんだ。」

Ulmia「プリッシュ、それは!?」

Shikaree Z「ミルドリオンめ……!やはり……そのようなことを……!?」

Prishe「その罪をつぐなえってんなら、いくらでもつぐなってやるさ。でも、それはおまえたちにじゃない。バハムートたち霊獣にでもないし、眠れる神々にでも、もちろん獣人にでもない。」

俺は俺自身につぐなう

Shikaree Z「!?」

Prishe「俺は、俺自身につぐなう。なぜなら俺の罪は、俺が俺自身を捨てたことなんだ。だからわりぃけど、教えてもらうぜ?タブナジアの魔石のありかをよ?」

そういうと、プリッシュはスカリーたちの心を読み始めました。

Prishe「ここは……?ウルガラン山脈……?20年前の戦争のとき、獣人たちはあれを、あんな遠くにまで運んでいったのか。」

ウルガラン山脈……?

Prishe「でもあれは俺の魔晶石だ!早く取り戻さねぇと!」

そういうと、プリッシュは走り去ってしまいました。

Ulmia「プリッシュ!?」

Shikaree Z「待て!」

PM5-3C-3 迎え火

ウルガラン山脈へ行き、熊爪嶽へ向かいます。テレポヴァズもしくはSurvival Guideでザルカバードへワープし、F-7テンキー7あたりからウルガラン山脈へ行きます。

ザルカバードからウルガラン山脈へ

ウルガラン山脈に入ったら、J-9テンキー6あたりにある穴に落ち、そこから北方向に道なりに進みます。

ウルガラン山脈から熊爪嶽へ

ウルガラン山脈の穴

熊爪嶽へ入る手前にHome Pointがあるので、未開通の場合は開通を。モンスターが絡んでくるので、移動はマウント推奨。

熊爪嶽に入ったら、道なりに進んでいくと突き当りにWind Pillarがあるので調べます。

Wind Pillarを調べる

バトルフィールド「迎え火」に突入しますが、結界が施されていて、近付くことができません。

Prishe「お、来たな。」

お、来たな

Prishe「おしかったな!もうちょっと待っても来なかったら、プリッシュさまのお仕置きコースにご招待してやるとこだぜ!?……と、あれがあのとき見えた獣人の結界だな。まぁ、俺に任せておきな!」

そういうと、プリッシュが結界を解いてくれました。奥へ進んでみると……。

すげぇ場所だな

Prishe「わぁ! こりゃすげぇ場所だな!」

獣人たちは、なぜこんなところにまで魔晶石を運んだのか……プリッシュが首をかしげています。ここにある魔晶石に封じられた「虚ろなる闇」は、特別なものらしい。

30年前、タブナジアの魔石と呼ばれる魔晶石の破片が、タブナジアからバストゥークに渡りました。その魔晶石を持ってウルガラン山脈へやってきた調査隊は、案の定、その破片に封じ込められた闇の声に毒されてしまったとのこと。

「おまえの本当にしたいことをしろ」

「おまえの本当の姿に戻れ」

その声は、誰もが持っている闇に向かって、何度も何度も囁いてくる……。それで、その調査隊にいた人たちは、人としてやってはならないことをやってしまった。

しかし、それは仕方ないという。その声は、男神プロマシアの声なのだから……。

Louverance「男神の声だと……?」

Prishe「だぁっ!?まーた、盗み聞きかぁ!?」

Louverance「その話、よく聞かせてもらおう。私は、ルーヴランス・ミスタル。30年前の調査隊に参加してた、王立騎士フランマージュ・M・ミスタルの孫だ。」

私はルーヴランス・ミスタル

Prishe「……ああ、おまえはそっちか。おまえのことも、よーく知ってるぜ?やっと帰ってきたんだな。おまえの爺さんの仇は、その手で討てたのか?」

Louverance「なぜ、それを!?……そうか、おまえが……!?」

Prishe「ああ、そのとおりさ。運がわりぃな。俺は、プリッシュ。」

Louverance「……おまえたちが……」

Prishe「へっへっへ。俺たちのこと、得体の知れネェ奴らだって聞いてるだろ?でも、そんなことは気にしちゃいねぇから安心しな。」

プリッシュが聞きたいのは、ルーヴランスが北の地で見た「闇の血族」の親分のこと。

Louverance「北の島々でつかんだ話では、あの闇の神は、ここに眠っていたのだという。しかしあるとき、闇の王がここを訪れ、闇の神の声に答えた。闇の神は、闇の王を強大な力を持つ石に導き、自ら生み出した悪魔たちを遣わしたとか。」

Prishe「なぁるほどな、なんとなくわかってきたぜ。獣人たちに男神プロマシアって言われてる正体が……。」

Louverance「なに?それはいったい、なんなのだ?」

そのとき、プリッシュを呼ぶ声と共に、妙な気配を感じました。

Louverance「待て!安易に近づくな、妙な気配がする!」


スノール族NMのSnoll Tzar

スノール族NMのSnoll Tzarが襲ってきます。

Snoll Tzarは、戦闘が始まってから60秒ほど経過すると砕氷を使い、これを使われると強制失敗になってバトルフィールドから追い出されてしまいます。

「シュ・メーヨ海の塩」を使うことで、砕氷を使われるまでの時間を20秒程度延長することができるので、かつてレベル60制限だった頃は必須に近いアイテムでしたが……IL119の今は、時間延長する必要もなく、あっという間に勝負がつくことでしょう。

…ということで、サクッと倒してしまいましょう。


Prishe「やっぱり、おまえは強ぇな!さっすが、俺の見込んだ冒険者だけあるぜ!武運も悪運も天下一品だ!」

Shikaree Z「なぜだ?眠れる神々の閨(ねや)がない……。」

Louverance「ここに眠っていた神のこと、おまえは知っているのか?」

Shikaree Z「ここには巨大な闇のクリスタルがあったはずだ。……まさか……おまえの言う、獣人の神というのは……!」

Prishe「おおっ!?」

あれはタブナジアの魔石

Shikaree Z「近寄るな!忌むべき声に捕われるぞ!忘れもしない、あれはタブナジアの魔石!30年前の調査隊員を惑わせた魔晶石だ!」

Louverance「あれが、我が祖父を!?」

Prishe「戻ってきたな……おかえり、俺の魔晶石……。」

おかえり、俺の魔晶石


これまでのことをシドに報告しておきましょう。バストゥークの大工房2階H-8にいるCidの元を訪ねます。

Cid「ウルミア君!?この方々は、もしかして……!?」

Ulmia「……はい、罪狩りのミスラの方々です。ミスラの本国より、プリッシュを捜しに来たそうです。」

罪狩りのミスラの方々です

Cid「罪狩りのミスラだと!?まさかプリッシュ君は、既にその武器の錆に?」

Ulmia「いいえ!私たち、プリッシュを見つけることはできたんです!でもプリッシュは、いなくなってしまいました! あの魔晶石を持って!」

Cid「魔晶石だと?その話、もらさず詳しく教えてくれ!」

これまでの話を、事細かにシドに話しました。

Cid「……そうか。あの時、タブナジアからもたらされた魔晶石は、それほど恐ろしい力を持つ石だったというのか。調査隊の精神に、多大なる影響を与えるほどの力を持っていた。そういうのだな?」

Shikaree Z「そのとおりだ。合同調査隊に参加したミスラは、その魔晶石の破片を持ち帰り、私たちはあれが持つ恐ろしい力を身をもって思い知らされた。」

しかし、北の地ではさすがのミスラも鼻がきかないようで……魔晶石がどこからもたらされたものなのかは、どうしてもわからなかったようです。

ですが、ウガレピより持ち出された「竜の絵」を追っていった先に、その答えがあったとか。

Ulmia「……タブナジア大聖堂でプリッシュとミルドリオン枢機卿さまにお会いしたのですか?」

Shikaree Z「ミルドリオンに詰め寄ると、奴はあの恐ろしい魔晶石の塊、タブナジアの魔石を見せてくれたよ。私たちは、それがどれほど危険なものかを説いた。直ちに人の手が届かぬ場所、北の地に捨てるべきだと。」

タブナジアの魔石を見せてくれた

Shikaree Z「しかし、ミルドリオンは、どうしてもあの石を渡そうとはしなかった。眠れる神々を目覚めさせるために必要だとうそぶいてな。」

Cid「神を蘇らせる……? まさか……!?」

Ulmia「私も信じられませんでした。けれども私も同じお話を、サンドリア大聖堂で聞かされたのです。タブナジア大聖堂が聖歌隊に歌わせようとしていた歌には、そのすべてを歌うことで、神を蘇らせる力を持っていると……。」

そこへ、コーネリアが慌てた様子で飛び込んできました。何でも、プリッシュがジュノに向かったと。

Cornelia「指名手配されているということを説明したのに、聞く耳もたなかったらしいわ!プリッシュさんになにがあったの?わざわざ捕まりに行ったようなものよ!」

プリッシュがジュノに向かった

Ulmia「……ジュノ……。もしかして、プリッシュはあの方に会いに……?」

Cid「ん?なんと言ったのかね?」

Ulmia「私、行きます!」

Cid「ライバート!テンゼン君、ルーヴランス君に連絡してくれ。至急、ジュノへ向かうようにな。」

ムバルポロスの見張りは黄金銃士隊に任せてくれるようですので、我々も急いでジュノへ向かいましょう。

プリッシュが見つからなかった場合は、ジュノの大使館邸あたりで一度集合です。もしもプリッシュが捕まってしまっていたら、大使館邸に連れて行かれるはずですから。

レルフィー
レルフィー
もー、プリッシュは1人でどんどん突っ走って行っちゃうんだから!

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初稿:2023年7月13日
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