今回は、オファーリストにもコンプリートリストにも載らない、ミッション後のエピローグ4「メーガスの名は永遠に」を進めていきます。
攻略手順
マウラに行きます。Home Pointワープでもいいですし、ブブリム半島から入ってもいいですし、何なら船で入港してもOK。
イベントを見るだけで終わります。
ストーリー
マウラの街中を歩いていると、スカリーXに呼び止められました。
Shikaree X「おーい!ちょっと待ってよー!」
Shikaree X「……あれえっ?姉さんは一緒じゃないの!?ってことは、もしかして、本国へ帰るために、姉さんがここから船に乗るって話を聞きつけてきたの?」
Shikaree Y「馬鹿ネエ。そんな一介の冒険者に、罪狩りの極秘情報が流されるわけないでしょう?姉貴なら、ここの鍛冶屋に住み込んで働いているコゥ・レンバララコに会ってるところよ。」
Shikaree X「えっ!?あの人は確か、母さんの……」
そんな話を聞いているところに、スカリーZが出てきました。
Shikaree X「……あっ! 姉さん!」
Shikaree Z「久しぶりだな、スカリーY、スカリーX。それに、レルフィー。参ったな、ここに来るとは良い勘だ。おまえは狩人に向いている。」
スカリーZは、一度本国へ戻らなければならなくなったとのことで、マウラから途中の港まで行って、本国行きの大型船に乗り換えていく予定だそうです。
Shikaree Z「これがおまえとの最後の別れとなるかもしれない。……ふふ、不思議だな。自ら言葉にすると、二度と会えぬかもしれぬこの別れが辛くなるとは。」
Shikaree Z「しかしおまえにとっては、この別れは、喜ばしいはずだ。罪狩りとの別れは、獲物にとっての狩人との別れ。そうだろう?」
あなたにとっては残念かもしれませんが、別れが嬉しいなんてこと、ある訳がないじゃないですか。
Shikaree Z「変わった女だ。しかし別れは美しくありたい。だから今、私が言うべきことは、美しく簡潔に語ろう。」
これからスカリーZは本国へ帰り、男神プロマシア、女神アルタナ、人の罪、この3つを包み隠さず女王に報告する、とのこと。
そして、その罪を知りながら足掻こうとした人々の戦いを示し、ミルドリオン、プリッシュ、真龍の罪を否定する。
Shikaree Z「そして……、私は罪狩りの名を捨てるつもりだ。」
Shikaree X「えぇっ!?」
Shikaree Y「なんだって!?」
Shikaree Z「私はずっと考えていた。」
30年前に、スカリーたちをたぶらかしたと思っていたミルドリオン、そしてプリッシュの罪を狩るべきか、ずっと考えていたそうです。
なぜかというと、彼女らの側で行動を共にしていたスカリーに、30年前にそうしなければならなかった理由を話してくれたから。罪を狩るスカリーたちを邪魔としたのは、そもそも罪が生まれてくる前に、彼女らの手で片を付けるつもりだった、と。
……「罪狩り」とは罪を狩ること。罪を探し出し、代償によって裁くことがスカリーの任務です。しかし、スカリーが狩るべき罪というのは、いったい誰に対する罪なのでしょうか。スカリーが与えるべき罰とは、誰のための罰なのでしょうか。
そうして惑い悩み、いつしか「ある女」が残した言葉が、耳元で繰り返されるようになってしまったようです。
「罪狩りこそが罪を生む……罪を狩らない選択肢もある」と。
Shikaree Y「それは……」
Shikaree X「……母さん、の……。」
この言葉は、罪狩りとしては決してたどり着いてはいけない、呪わしい結論。だからこそ、この迷いを断ち切るためにも、男神プロマシアに戦いを挑んだようです。
Shikaree Z「そして……私は知った。自らの中に眠る正義を。罪狩りの名を失っても、いや失うからこそ、行える正義を行おうと。」
これは、人が生きていくうちに知ることができる自分の本分のことなので、言葉でいくら語ったところで、意味はありません。だから、スカリーXやスカリーYが、まだわからないことだからといって嘆く必要はなく、ただそれが、スカリーZが知った「私の生きる道」だということを、それだけを知ってほしい、と。
Shikaree Z「おまえとの旅は、私に多くの経験と時間をくれた。礼の言葉も意味はないが、言っておこう。ありがとう。」
Shikaree Z「おまえが虚ろなる闇を狩るものになれば、また会うこともあるかもしれん。今度、会うときは、私を名で呼んでくれよ。」
そういうと、スカリーZは船に向かって歩き出しました。
Shikaree Y「……なに、ぼーっとしてるのさ。いくよ、姉貴を見送りに。」
Shikaree X「……うん。姉さんは、ボクらの姉さんだもんね。それだけは永遠に変わらない。」
Shikaree Y「そうさ。アタシたちはただの罪狩りじゃない。憎むべき敵を狩り、愛する者を守る守人なのさ。」
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