今回は、オファーリストにもコンプリートリストにも載らない、ミッション後のエピローグ3「悠久の名を求め」を進めていきます。
攻略手順
南サンドリアA-6テンキー6あたりにいるヒナリー夫人を訪ねます。
イベント後、ウルガラン山脈へ行きます。エリアチェンジをするだけでいいようですので、Home Pointワープで飛んでしまいましょう。
もし開通していなければ、上記記事にあるようにザルカバードからマウントに乗ってウルガラン山脈へ。
イベント後、南サンドリアB-6あたり、ヒナリー夫人の家に行きます。Home Pointでウルガラン山脈にワープした場合は、そのまま南サンドリアのHome Point #4へワープ。ザルカバードからマウントで移動した場合は、一旦デジョンリングで戻るか、ザルカバードのアウトポストにあるSurvival Guideで北サンドリアやル・ルデの庭などにワープし、改めてHome Pointから南サンドリアへ。
ストーリー
南サンドリアのヒナリー夫人を訪ねます。
Hinaree「冒険者さん。お久しぶりです。……あら?」
ヒナリー夫人に話しかけたところへ、ルーヴランスが飛び込んできました。
Louverance「冒険者やっと見つけたぞ!今までいったいどこにいたのだ!?ギルド桟橋でおまえに伝言したこと、きちんとヤツに伝えたか!?」
Louverance「カッファル伯爵夫人様、あなたの平穏な時間をかき乱して申し訳ない。しかし私にとっては、生死に関わる重要なこと。……冒険者、おまえなら知っているはずだ!卑しき血流れるヤツはどこだ!?」
Hinaree「卑しき血?ルーヴランス、もしやあなたが言っているのは、赤い仮面の男のことですか?」
Louverance「!?……ヒナリー叔母様、ヤツは、まさか、あなた様に何か!?」
Hinaree「落ち着きなさい、ルーヴランス。実はこの方、赤い仮面の男からあなたへの伝言を申し付かったそうなのです。」
Louverance「いったい、何て!?」
「ウルガラン山脈にて待つ。騎士として誇りある戦いを望む」
その言葉を聞いた途端、ルーヴランスは家を飛び出していきました。
Hinaree「あんなに頭に血をのぼらせて。ルーヴランスは大丈夫でしょうか?ウルガラン山脈まで、彼のことを追いかけてくださいませんか? 」
急いでウルガラン山脈へ向かいましょう。
ウルガラン山脈に着くと、2人のルーヴランスが大剣を構えていました。先ほどヒナリー夫人の家に駆け込んできたルーヴランスと、もう1人は……赤い仮面のルーヴランス。
2人は遥か高い崖の上で戦い始めました。咄嗟に、声を掛けてしまいます。
「やめて!ルーヴランス!」
その声に反応した赤い仮面のルーヴランス。
その隙をついて、もう1人のルーヴランスが強烈な一撃を叩き込み、赤い仮面のルーヴランスは吹っ飛ばされてしまいました。
Louverance「はっはっはっは!ようやくこの技が決まったぞ!」
起き上がる気配のない、赤い仮面のルーヴランス。
Louverance「もし生まれ変わりがあるならば、次には、僧侶にでも生まれ変わるといい!この世で犯した罪を償うためにな!」
Louverance「おまえのおかげだ、礼を言う。ヤツめ、私のことをなめきっていたようだ。」
Louverance「しかし私は、昔の私とは違う。ドレッドドラゴンに敗北したときから修行をしなおした。生まれ変わったのだ!」
Louverance「……それもすべて世界の平和を守るため!闇の王を追い、黒き神を追った私は、彼らの上にのさばる謎の存在、世界の終わりにくる者に挑まなければならん!」
Louverance「おっと、余計なことを言ってしまったようだ。世界の終わりにくる者については、この私に任せておきたまえ。では、またどこかで会おう。私がこの世界を救うときに、また。」
どうやらこちらのルーヴランスは、世界の終わりにくる者についてはもう解決していることを知らないようです。このまま、そっとしておきましょう。
南サンドリアのヒナリー夫人の家へ戻ると、ヒナリー夫人と一緒にいたMeransargetが家から出てきました。
Meransarget「これはこれは。あの騎士の方、大変なけん幕でしたから血が流れるのではないかと怖れておりました。ご無事で戻られたようでなによりです。」
いえ、相手の方は、あのルーヴランスによって命を落としたと思います。
Meransarget「それは痛ましい。その方のために、私が祈りを捧げましょうか?」
そうですね、祈っていただきましょう。
Meransarget「フフフ……その方の御魂は、あなたにこうおっしゃっておりますよ。」
「ギルド桟橋に仕掛けた罠を、おまえが無残にうち破りさえしなければ、私は死ぬ必要もなかったものを……」
……そうですか、そういうことでしたか。
Meransarget「やれやれ、おまえの無反応さには呆れるな。俺の芝居は退屈か?仕方ないか。今まであったことを思えば、おまえがちょっとやそっとのことで驚くはずもないからな。」
Meransarget「まったく、腹立たしいな。俺たちが命がけで切りひらいた運命は、まるで予定通りだったかのような平穏さだ。容赦なく狂わされたのは、俺たちの運命だけ。ことが予定通りに進んでいれば、西国からタブナジア復興の援助をもらえる手はずだったんだが……」
Meransarget「目をつけていたタブナジアの魔石は、プリッシュの手で男神に打ち込まれて消えてしまった。加えて、枢機卿の正体がああだとわかった今では、奴を敵にまわすはこれ以上ない愚策となった。それに、皆が望む楽園、アル・タユの地をこの目で見てしまった俺には、楽園の扉への興味も失せたよ。」
Meransarget「……しかしまぁ、いい。これ以上、奴の名を名乗らずに済むようになるだけマシだ。凡庸な人間になりきるは楽だが、身のほど知らずの愚か者になるのは苦行だからな?」
Meransarget「おまえも奴と何度か会ってわかっただろう?ミスタル家に生まれつく者は皆、熱血で目立ちたがり屋……そのうえ愚か者だ。なにしろ、奴はミスタル家を貶めるもととなった決闘を、二つ返事で受けてたったんだぜ?」
でも……彼が愚か者だったからこそ、あなたのあんな芝居で片がついたんじゃないですか?
Meransarget「そうだな。」
Meransarget「俺の望みを叶えるためには、名を変え、今一度、再出発すればいいだけのことだ。再生の鏡さえあれば、私にはどのような罪も見ることができる。どのような者でも俺に協力することだろう。タブナジア復興、侯爵家の再建、騎士団の新生。そして……レヴメルの名が復活する。」
Meransarget「俺も奴も、ひとつだけ似ていることがある。歴史に名を残すまで、決して諦めぬということだ。」
Meransarget「では、失礼するよ。さようなら。」
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