今回は、アトルガンミッション第24話「悪魔と悪鬼と」を進めていきます。
攻略手順
第23話「宴遊の終幕」を終えてから、エリアチェンジ&翌日(ヴァナ・ディール時間で0時越えの後)に、サラヒム・センチネルに入ります。
ストーリー
Naja Salaheem「ハァ~……。」
Naja Salaheem「モ~……。」
Naja Salaheem「ダァ~。」
Naja Salaheem「……うまい話には必ずオチがあるってこと……。この、あたいとしたことが、なんだってスッポリ忘れちまってたんだろう!?」
ナジャ社長は、支社の話が無くなってしまったことにだいぶショックを受けているようです。
Naja Salaheem「ったく、忌々しいったらないよ、あの高慢ちきの守銭奴大使め!……ん?銭といえば……あぶくーば。」
Abquhbah「……はいっ♪」
アブクーバは、ナジャ社長が1日ぶりに自分の存在を思い出してくれたことで、とても嬉しそうに駆け寄って行きました。
Naja Salaheem「あんた、あの傲慢大使から今回の報酬を受け取ったかい?」
Abquhbah「いっ、いえ!」
不穏な空気が流れます。アブクーバの、やっぱり僕のことを思い出して欲しくなかった、という表情。
Naja Salaheem「ああ、もう、まったく……。あたいともあろうものが、夢にかまけて、よりによって代金の回収まで忘れちまうなんて……。」
Naja Salaheem「おお!ヤダヤダヤダヤダっ!こいつにカタをつけないことには、あたいの気分はいつまでたっても晴れやしないっ。」
Abquhbah(ひえー……。)
Naja Salaheem「決めたよっ!」
その矛先は、レルフィーに向かいました。
あの大使サマは、レルフィーをあれだけ持ち上げておきながら、ビタ1ギルも払っていない。そこで、レルフィーがひとっ走りして、大使サマに代金を督促してこい。
そして、もし、あのこまっしゃくれた大使サマから報酬をぶんどることができたら、そのときは全部お給金として、自由に使っていい。
だけど、これを回収できなければ、サラヒム・センチネル社のメンツはまるつぶれになるから、多少手荒な真似をしてでも、きっちり回収するまで戻ってくるな、と。
Naja Salaheem「アブクーバ、後は任せたよっ。」
アブクーバの元には、ゲッショーから矢文が届いていたようです。それによると、あの大使は昨日宰相と会談を終え、今日にも帰国の途につくとか。
Abquhbah「すぐに追いかけてくださいっ!」
その頃、カラババとキングは帰国のため、アルザビ港前の広場に出てきていました。
Karababa「あらあらまぁまぁ。国賓の特命全権大使が帰国しますというのに……見送りの者ひとり寄越さないなんて、我が国では想像もつかない非礼ぶりですこと。」
King of Hearts「ノー、カラババ様。サーチ結果では、隠れて監視しているブルークロスはたくさんいまーす。」
Karababa「あら、奥ゆかしい見送りですこと。」
King of Hearts「それに、イエスタデーの晩餐会は、カラババ様の魔法円舞で台無しでしたから。」
Karababa「オホホ……だって、聖皇との謁見をセッティングしてもらえなかったんですもの。つい……。」
King of Hearts「そーでーす。結局エンプレスはどんな人?私のメモリにはアンノウンのままでーす。」
Karababa「いいですことよ。代わりに、風変わりなお嬢さんに会えましたから……。」
King of Hearts「おー!ストレンジなデクも一緒でしたねー。」
Karababa「ま、いずれにしろ、わたくしの真の姿にだれひとり気づかないようでは、この国のお人形技術もまだまだですわね。」
King of Hearts「フフフ……!カラババ様はいじわるでーす。」
King of Hearts「あいつ、また……カラババ様のシールド接近中でーす!」
そこへ、レルフィーが走って来る姿が見えました。どうやらカラババたちが帰ってしまう前に話ができそうです。
Karababa「ほほほ……わくわくするじゃ、ありませんこと?この国は大きく変わりつつありますことよ。望む、望まぬにかかわらず……例のお嬢さんと、あのレルフィーによってね……。」
カラババたちの元へ駆けつけたレルフィーは、まだ報酬分の代金をもらっていないことを告げました。
Karababa「オーホホホホホ!そういえばそうでしたわね。わたくし、すっかり忘れておりましたわ。キングや。アレをお渡しなさいな。」
King of Hearts「りょーかいでーす!」
すると、アトルガン黄金貨を5枚、手渡されました。
この代金は、現地ガイドの報酬ではなく、カラババの個人的な依頼をやり遂げてもらうための、いわば軍資金とのこと。
Karababa「どういうことか、おわかりかしら?察しはついているでしょうけれど……」
カラババたちが今回アトルガンを訪問した最大の目的は、アトルガンを糾弾する国際世論を盛り上げるための情報収集だったようです。もっと正確に言えば、その主導権を握るため。
それについては、レルフィーのおかげでずいぶんはかどった、とのこと。
古代技術を応用した機械兵士と、その民間流出。ツァヤ条約をまるで無視した、生物の闇合成。どれもこれも、たいへんおもしろいモノを見させていただいた、と。
しかし、どこの国も後ろ暗いコトがあるのは当たり前。これらについては、カラババの目にはさほどの脅威とは映らなかったようです。
King of Hearts「イッエース!キメラ、魔法でメラメーラ、弱かったデース!」
Karababa「だからこそ……もっともこの国で危険な代物は、やはり魔笛とわかりましたわ。」
King of Hearts「残念でーす!カラババ様、昨日の夜もう少しでゲットでした!ガッデム!サーペンツ、ジェネラルズめ!」
Karababa「いえ、むしろ失敗してよござんした。あの強力なアストラル風が、聖都の星の大樹に吹きつけたらいったい、どうなっていたことやら……。」
すると、カラババが魔法を詠唱しながら真剣な表情でこちらを向き直し……。
Karababa「いいですこと?皇国で名を成して、もっと皇宮中枢に近づき、魔笛の情報を収集することですわ。それから、あのお嬢さんとからくり人形のコンビにもう一度、接触を試みることですわね。」
King of Hearts「ホワット?デクと皇宮と何のリンクが?」
Karababa「わたくしとの連絡には、ロディンコミディンを使いなさい。粗忽者ですけれど、その分、見つけやすいですわよ。オーホホホホホ!」
そういうと、カラババとキングはデジョンで帰っていきました。
……その様子を少し離れたところで見ていたのは、インプのフリット。
Flit「……あの人間傭兵でありながらスパイだったとは、正直おどろきましたよ。なかなかおもしろくなってきましたねぇ……。」
カラババたちが帰ったのを見送って、フリットもワープ魔法で消えていきました。
場面は変わって、ブラックコフィン号。船内にはルザフと、先ほど戻ったであろうフリットの姿。
Luzaf「……冥路の騎士よ。……どうやら、俺は独りではなさそうだ。」
船内に飾られた巨大な絵を見ながら、ルザフは肩を揺らして笑っていました。
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