ToAM45 ラグナロク

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アイキャッチ「アトルガンミッション」 アトルガンミッション

今回は、アトルガンミッション第45話「ラグナロク」を進めていきます。

ToAM44 少女の決意
今回は、アトルガンミッション第44話「少女の決意」を進めていきます。 攻略手順 アトルガン白門から移送の幻灯を使い、ナイズル島監視哨へワープし、すぐ目の前にあるポールのようなもの(ターゲットしても名前がない)を調べ、イベントを見ます。 イベ...

攻略手順

第44話「少女の決意」でアレキサンダーを倒したところからの続きです。

ストーリー

Alexander「私を……崇めよ……私を……畏れよ……」

Alexander「私を……私……を……お……畏れ……おそ……れ……。」

Nashmeira「と、止まったの……?」

そのとき、聞き覚えるある声が……!

Alexander「……おそレルニ、タラ~ズ!」

Nashmeira「アヴゼン!?」

そのままアレキサンダーは沈黙してしまいました。

Nashmeira「……ありがとう、アヴゼン、メネジン。レルフィー!わたし……わたし、やったわ!!」

Nashmeira「巨人を操作して機関を停止させたの。あなたが、巨人の注意を引きつけてくれた、おかげよ!ありがとう♪」

あとは、ラズファードをあの中から助けないと。

ちょうどそこへ、ルザフが駆け付けました。

Luzaf「アフマウ!」

Nashmeira「ルザフ!?無事だったのね!よかった……。」

機関巨人を止めることができました。アレキサンダーは還っていったようです。

だから、ルザフが倒す相手はいない……オーディンになる必要もない……ルザフはもう自由なのです。そう言いながら、ナシュメラはルザフに駆け寄って行きます。

Luzaf「気をつけろ、アフマウ!俺の中のオーディンは消えては……」

しかしそのとき、アレキサンダーが再び動き始めました。そして、アレキサンダーが放った聖なる矢が、レルフィーとナシュメラを貫きます。

Luzaf「アフマウ!!」

Alexander「……崇めぬ……者に……天罰……を……。」

Luzaf「ァアレキィサンダァァァアッ!!!」

ルザフの怒りは頂点となり、その怒りをきっかけとしてオーディンが復活。

Odin「ハハハハハハハハッ!我が騎士よ、見事だ!実に心地よい怒り……。」

ふたつのかたまりが出会うとき。

Alexander「……オーディン……再び、裁きの時、満ちれり……汝に、審判を、くださん……。」

Odin「笑止!アレキサンダー、汝が鉄屑の骸、再び現象の世にさらすがよい。」

Ghatsad「まさか、ラグナロクが始まるというのか……!?」

Alexander「XIII……」

Alexander「XII……」

Alexander「XI……。」

アレキサンダーがカウントダウンを始めました。そして、カウントダウンしながらも、オーディンに向かって聖なる矢……審判の光を放ちます。

Odin「懐かしや、審判の光なれば、我も魔槍を馳走せん……。」

審判の光に向かって、オーディンが魔槍を放ちました。

両者互角かと思われましたが、オーディンの魔槍が打ち勝ち、アレキサンダーに突き刺さります。

突き刺さった魔槍から、激しい電撃が放たれました。

Ghatsad「ぅわあぁああああッ!」

ひとつのかたまりは黒きを感じ。

Alexander「VI……」

Alexander「V……。」

さらに攻撃をしかけるオーディン。今度は斬鉄剣にパワーを集中させ、強力な一撃を放つ用意しています。

ひとつのかたまりは白きを思い。

Alexander「II……」

アレキサンダーも構えなおし、先ほどよりもさらに強烈な光を溜め始めています。

大きな嵐が生まれる。

嵐は天にのぼりはじめ。
ぶつかり砕け散るだろう。

Alexander「I……。」

Nashmeira「……ダメ、よ。やめてぇえええーーーーっ!」


Nashmeira「ここは……?」

Razfahd(ナシュメラ……。)

Nashmeira「……兄さま……?」

Razfahd「……安心しろ……。……愛する……アトルガン……神々の……好きにはさせん……。」

Nashmeira「……ねぇ、兄さま、なんて言ってるの?よく聞こえないわ……。」

Razfahd「もう……一度……お前の……笑顔……が、見たかった……。」

Nashmeira「……ま、待って!」

Razfahd「……さらば……だ……」

Nashmeira「……マウを……マウを独りにしないで……」

Nashmeira「兄さま……兄さまぁ!!!……にいさ、ま……」


Razfahd「…………ナ……シュ……。」

アレキサンダーから、ラズファードの声がかすかに聞こえたような気がしました。すると……。

Odin「……何故、剣を納めた?」

その問いにルザフは答えません。しかし、オーディンが剣を納めたことで、アレキサンダーも集束していた光を解放し、動きを止めました。

Odin「……余の騎士よ……我が神意に……背く…………とは……血迷うた……か。」

そう言うと、オーディンは消えていきました。

Luzaf「……くっ、アフマウッ。」

あわててナシュメラ(アフマウ)に駆け寄ります。

Luzaf「……君にはまだ、なすべきことが山ほど残されている……死なせはしない……死なせは…………。」

ナシュメラを抱き上げ、ナイズル島にあるガッサドが作った魔笛の祭壇(と思われる場所)の前へ行くルザフ。

Luzaf「冥界の主オーディンよ!俺は、貴方の意に背いた!だが、俺は生きている……。」

Luzaf「何故だ?俺は神意を知りたい……。だから、この娘アフマウに、この仮初の命を譲り……貴方に会いにふたたびヴァルハラに行こう。」

ルザフは、自分の命と引き換えに、魔笛から生命の力を受け取っている……のでしょうか。

その力を、ナシュメラに与えます。

Nashmeira「……う……んっ……。」

魔笛からの力を授かり、ナシュメラが気付いたようです。

Luzaf「アフマウ……。」

Nashmeira「……ん、ルザフ……?マウは……いったい……」

Luzaf「よかった……君とはもっと話をしたかった……。だが、もう俺には時間が残されていない……。」

Nashmeira「ルザフ……。」

Luzaf「君には、未来がある。いや、君だけじゃない……皇国の民、イフラマドの民……君は、みんなの未来を背負わなければ……。」

Nashmeira「行かないで……!だったら、あなたもいっしょに……。」

Luzaf「君はひとりじゃない。愛すべき将兵や民がいる。頼りになるレルフィーも……。」

ナシュメラは何かを考え……そして。

Nashmeira「うん、そうね……マウに、すべて……まかせるがよい!」

Luzaf「ははは……その意気だ、アフマウ。」

そう言いながら、ルザフは崩れ落ちました。そろそろ時間のようです……。

Luzaf「……おお、海が見える!おもしろい、今度の戦場は冥界の海のようだ。」

ルザフは、ナシュメラの腕の中で、光となって消えていきました。

悲しい気持ちを振り切るかのように立ち上がったナシュメラは、レルフィーに向き直り、表情を引き締めました。

Nashmeira「……レルフィー。わらわは長らく、皇宮を空けてしまった……。」

Nashmeira「帰りましょう、アトルガンへ!」

レルフィー
レルフィー
立て続けに辛いことが起きたはずなのに…ナシュメラは強いわね。

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初稿:2023年11月30日
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