ToAM32 逢魔が時

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アイキャッチ「アトルガンミッション」 アトルガンミッション

今回は、アトルガンミッション第32話「逢魔が時」を進めていきます。

ToAM31 暗雲の去来
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攻略手順

アトルガン白門I-10あたりのサラヒム・センチネルにいるNaja Salaheemに話しかけると、イベントが始まります。

ストーリー

ペリキアからアトルガン白門へ戻ったレルフィーは、足取り重く、サラヒム・センチネルへ向かいました。どのように報告したらよいものか……悩みつつも、ナジャ社長の元へ。すると……。

噂はもう耳にしてるね!?

Naja Salaheem「レルフィー!噂は、もう耳にしてるね!?」

いきなり大声で言われましたが、噂……ここは知らないフリをしておいた方がよさそうですね。

Naja Salaheem「なぁあんだって!?まだ知らないっていうのかいっ!」

ナジャ社長は、そう言いつつもニヤリと笑い、いかにも「仕方がないねぇ」という素振りで話し始めました。

その話によると、何でもあのコルセアの一派が、あろうことか聖皇の命を狙った、とのこと。

そんな大胆不敵なことをするヤツが、アトルガンにいたとは恐れ入りますが、しかも警備が厳重で、堅牢無比と言われる白門を突破して、さらに皇宮内にまで忍び入ったらしい。

なんだか、だいぶ尾ひれがついた話になっているような気がしますが……。

Naja Salaheem「だけどさ、不謹慎だとは思うんだけど、ちょいとわくわくしないかい?」

うーん、本当のことを言いたいような気がしますが……いや、止めておきましょう。

あんたなんか知ってるね!

Naja Salaheem「おやぁ……なんだか目が泳いでるネェ……。さては、あんたなんか知ってるね!!」

ナジャ社長の、こういう勘のようなものは非常に鋭いんですよね……。

Naja Salaheem「それについて、あたいにきっちり話してもらおうじゃないか。んんん?」


一方、皇宮内。ラズファードと、オートマドン工房の親方ガッサドの姿がありました。

ラズファードとガッサド

Razfahd「……魔笛が完成した、というのは本当か?」

Ghatsad「はい。座に設置してみましたが、間違いなく認証されました。」

ガッサドが、新型の魔笛を完成させたようです。

これにより、これまで不可能だと思われていた「魔笛探索という束縛」から解放され、アトルガン歴代王朝にまたがる宿望を果たすことができるのでしょうか。

しかし、それはまだ早計だ、とガッサドは言います。魔笛が揃ったのに、なぜでしょうか。

確かに、ガッサドが作った新型魔笛は、古の魔笛と同様……いや、それ以上の力を発揮できるものだと確信できるようです。

古の魔笛以上の力を発揮できる

しかし、5つある魔笛を制御するための装置……その装置が完成する目途が、まだ立たないとのこと。

Razfahd「それは、あれには不可欠なものなのか?」

Ghatsad「……はい。」

5つの魔笛が生み出す力はあまりにも膨大なため、ひとつ制御を誤れば、アトルガンの国土が一瞬にして灰燼と帰すだろう、と。

Ghatsad「ご存知でしょうか?我々人間は心の臓で考えているのではなく頭の中、つまり脳で考えているということを。」

Razfahd「ああ。幼少の頃、お前から教わったな。」

Ghatsad「恐れ入ります。」

人間は、脳の制御なしには、見る、聞く、話す、手足を動かす、ということは無論のこと、呼吸や鼓動すら、ままなりません。

つまり、心臓にあたる魔笛は完成しましたが、脳にあたる制御装置がまだ不完全なため、いまはまだ木偶にすぎない、ということです。

制御装置は見つからなかった

そして、残念ながら、つい最近行われた第2次遺跡調査でも、制御装置は見つからなかったようです。

もう少し詳しく言うと、制御装置が設置されていたらしき場所は発見できたものの、恐らくは前回の騎士との戦闘後、墜落する前に意図的に破壊もしくは退避させた可能性がある、と。

Razfahd「破壊、だと?おかしいではないか?復活は、アレキサンダーの意思でもあるはずだぞ?」

Ghatsad「……はい。そこでございます。まずは、こちらをご覧ください。」

カッサドは、目の前にある地図の元へ移動しました。

Ghatsad「ご存知のように、墜落地点は全部で5ヶ所……。」

墜落地点は全部で5ヶ所

地図の上に、光る駒のようなものが5つあります。

Ghatsad「ナイズル島にある指令ユニット……。」

ナイズル島にある指令ユニット

Ghatsad「アラパゴ諸島にある右推進ユニット……。」

アラパゴ諸島にある右推進ユニット

Ghatsad「バフラウ段丘沖にある左浮揚ユニット……。」

バフラウ段丘沖にある左浮揚ユニット

Ghatsad「ゼオルム火山のふもとにある左推進ユニット……。」

ゼオルム火山のふもとにある左推進ユニット

Ghatsad「そして、銀海に沈む右浮揚ユニットです。」

銀海に沈む右浮揚ユニット

まず考えられるのは、これらのいずれかに制御装置が、いまだ発見されずに保管されている可能性。

第2次遺跡調査で大規模な調査を行いましたが、それでも調査できたのは、広大な遺跡全体のわずか3割程度だったそうです。

ということは、調査の手が及んでいない場所に隠されているかもしれませんし、あるいは、発見したもののまだ用途を解明できていない遺物の中に含まれている可能性も考えられるでしょう。

Ghatsad「ひとつだけ確かなことは、各々の遺構が緊密に連絡をとりあっている節がある……ということです。」

Razfahd「……ほう?崩壊して、ばらばらの状態にあるこれらが、か?」

各々の遺構が緊密に連絡をとりあっている節がある

各遺構の内部では、今も修復装置や防御装置が機能し続けていて、それらは状況に応じて離れた遺構間を自在に行き来していることがわかったようです。

それはつまり……それらに指示を出している指令装置が必ずあるはずだ、ということ。

それに、遺構を調査していると、ふと気配を感じることがあるようです。それはまるで、視線のようだ、と。

Razfahd「どうした?空想話など、お前らしくもない。」

Ghatsad「恐れ入ります。」

Razfahd「まぁいい。いずれにしろ、我々には気長に調査結果を待つ余裕はない。」

そして、もうひとつの可能性。

これだけ大掛かりな施設なので、もしものときでも修理や再建ができるよう、必ずどこかに、ある程度恒久的な方法によって記録が残されているはずです。

設計図を見つける方が早いかもしれない

その記録……設計図を見つける方が早いかもしれません。

Ghatsad「しかし、それも私の推論にすぎません。はたして、いかなるものか、皆目……。」

すると、ラズファードが突然高笑いを始めました。

Razfahd「その設計図とやら、すでに我々の手中にあるかもしれんぞ。」

Ghatsad「なんですと?」

Razfahd「ナシュメラは愚かよ。……だが、やはり聖皇の血は濃いのかもしれん。幼き頃より、あれに異常な関心を示していたからな。」

灯台下暗しとはこのことだな

Ghatsad「まさか……あのゴルディオスが?」

Razfahd「灯台下暗しとは、このことだな。」

Ghatsad「しかし、そうだとしてもワラーラが死んだ後、かれこれ数百年あの謎を紐解いた者は1人としておりませぬが。」

Razfahd「安心しろ。……方法ならある。急がねばならぬ。審判の日は、そこまで迫っている……。」


Naja Salaheem「ったく、バカもやすみやすみ言っとくれっ!」

バカもやすみやすみ言っとくれっ!

サラヒム・センチネルでは、頭の血管がブチ切れそうな勢いでナジャ社長が怒鳴り声を上げていました。

Naja Salaheem「大御言まで、賜っておきながら!!!聖皇さまが家出しただなんて、ご無礼なホラ話っ!!いったい、どの口が言ってるんだいっ!」

まー……信じられないのも無理はないですよね。本当の話なんですけどね。

Naja Salaheem「あんたのくだらない妄想より、あたいの方がずうぅぅぅ……っとおもしろい話を知ってるよ。耳かしなっ。」

耳かしなっ

レルフィーが帰ってくる少し前に、宰相の王虎の紋章が押された封蝋付きの封書が1通、早便で届けられたとのこと。

封書の中には、長い黒髪の男の似顔絵がついた緊急手配書が入っていて、手配書によれば、その男の名は「腹黒のドゥザフ」。コルセア頭目の1人らしい。

罪状は、皇国民殺害、船舶強奪、輝金密輸、通貨偽造、結婚詐欺、狩場独占、と、派手な経歴のオンパレード。

しかし、言ってみれば、そんな程度の海賊1人。なのに、賞金額はなんとアトルガン黄金貨2,000枚。最近、アトルガンを騒がしている海猫党の首領クルタダより、50倍も高いという賞金額は、ちょっと高すぎる気がします。

Naja Salaheem「ふふん……あんたは、なんでだと思う?」

なぜ、そんな高額な賞金が掛けられているのか……ナジャ社長は、既に推理できているようです。

なぜそんな高額な賞金が…

Naja Salaheem「この、腹黒のドゥザフが、聖皇さまの御命を狙ったと巷で噂の犯人だからさ!」

なるほど、良い線を突いていますね。

Naja Salaheem「いいかい?こいつは一攫千金、金蛇勲章ものの、またとないチャンス!」

どんな汚い手を使おうと……いかなる犠牲を払おうと……皇宮御用達企業の名にかけて、サラヒム・センチネルが捕まえる!と気合十分。

しかも、生死を問わず、と書いてあるものですから、いっそ殺ってしまった方が手っ取り早いかもしれない……などと言っています。

サラヒム・センチネルが捕まえる!

Naja Salaheem「ちょいと殺すには惜しい色男のようだけど……。」

その言葉に敏感に反応するアブクーバ。

そんなアブクーバを見て、さっきから後ろで何をチョロチョロしているんだい!と怒鳴り上げるナジャ社長。

Abquhbah「すっ、すみません!先ほど皇宮から伝令の方が来られて、報酬……それも大金を置いてゆかれましたッ!」

Naja Salaheem「なんだって!?大金!!!!!」

ナジャ社長の目の色が変わりました。しかし、ウチはまだドゥザフを捕まえてはいないよ、と不信がります。

Abquhbah「やだなぁ、もう。違いますよ~。」

レルフィー宛に、皇宮から届いた報酬……アトルガン金貨10枚だそうです。ペリキアで、ラウバーンが「金なら送る」と言っていた分ですね。

皇宮から届いた報酬

Naja Salaheem「……お待ち。アブクーバ。」

Abquhbah「はい?」

Naja Salaheem「……マージンや諸経費は、きっちりさっぴいてあるんだろうネェ?」

マージンや諸経費は…

公務仲介料、傭兵保険料、傭兵年金、モグ社宅管理費、傭兵所得税、現金一時保管料、社長薫陶費……以上でアトルガン黄金貨9枚が天引きだそうです。

とてもじゃありませんが、そんなもの承服できるわけがありません。

Abquhbah「そんなあ!じゃあ、僕と死んでくださいー。それが嫌ならお願いしますー。」

いくらお願いされても……ねぇ。

Abquhbah「マージンと諸経費……アトルガン黄金貨9枚、天引きさせていただきますからッ!!!」

Naja Salaheem「……ん?何かご不満でも?あんた、傭兵の癖に細かいことほざいてんじゃないよっ!」

ええ、ご不満もご不満、ご不満だらけですよ。

Naja Salaheem「アブクーバッ!!!レルフィー二等傭兵!!!」

アブクーバッ!

Abquhbah「はっ、はいぃぃ!」

Naja Salaheem「社歌、『山猫傭兵隊歌、第壱番』斉唱!愛社精神を骨の髄まで叩きこみなっ!」

Abquhbah「はっ、はいぃぃ!さぁ、レルフィーさんも御一緒に!」

傭兵は、行く~、いくさ場へ~♪
敵は~、邪悪な~、蛮兵ぞ~♪
社章の山猫~、胸につけ~♪
社長の言葉~、胸に抱く~♪
我らは~、無敵の~、傭兵隊~♪

我らは~無敵の~傭兵隊~♪

Naja Salaheem「はいっ、第弐番斉唱!」

Abquhbah「ふっ、ふひー!」

傭兵は、散る~、いくさ場で~♪



レルフィー
レルフィー
ラズファードたちは、新型の魔笛を作り上げて、一体何をしようとしているのかしらね……。

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初稿:2023年10月31日
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