今回は、アトルガンミッション第31話「暗雲の去来」を進めていきます。
攻略手順
アトルガン白門の移送の幻灯から、ドゥブッカ島監視哨へワープすればすぐなのですが、残念ながらまだドゥブッカ島監視哨を開通していません。徒歩でドゥブッカ島監視哨を目指します。
まずはHome PointかSurvival Guideでナシュモにワープし、西側出口G-7テンキー4から、カダーバの浮沼に出ます。
カダーバの浮沼に出たらそのまま西へ直進すると、アルザダール海底遺跡群への入口に到着します。入口にいる不滅隊員にアトルガン白銀貨を1枚渡して通過し、アルザダール海底遺跡群へ。
アルザダール海底遺跡群に入ったら、I-9テンキー8あたりにあるワープ装置でG-7テンキー5へワープし、そのまま北上して道なりに進み、カダーバの浮沼へ。
カダーバの浮沼へ出たら、通路の先にいる不滅隊員に話しかけて外に出してもらい、マウントに乗って右手壁沿いに北上すれば、I-9テンキー6あたりにドゥブッカ島監視哨の入口があります。
ドゥブッカ島監視哨からアトルガン白門への開通は、このあとのイベントを見てからでOK。まずはミッションを進めてしまいましょう。
ドゥブッカ島監視哨にあるRunic Sealを調べ、バトルフィールド「暗雲の未来」に突入します。
このバトルフィールドはアサルトの殲滅作戦に近い感じになっていて、ペリキアのマップH-9あたりにいるK23H1-LAMIAを3体倒せばクリアになります。
討伐後、イベントを見終わったら、ワープ開通させるため移送の幻灯を使ってアトルガン白門へ戻ります。
ストーリー
アミナフから与えられた新たな任務により、レルフィーはドゥブッカ島監視哨へやってきました。目的はペリキアの捜索。
監視哨の奥にあるRunatic Sealに「アサルト領域特別通行許可証・ペリキア」をかざすことで封印が解かれ、ペリキアに行くことができる、と教わってきたのですが……実際に許可証をかざしてみたところ、本当に封印が解かれてペリキアへの入口に進むことができました。
ペリキアは、迷路のように複雑な、洞窟のような場所。しかも、薄く霧がまいていて、涼しいのにジメッとしています。
警戒しながらも先へ進んで行くと、しばらくして急に視界が開けた場所が見えてきました。…が、なんとその先にはたくさんのラミアの姿が。
先へ進むためには、どうやってもラミアが邪魔。仕方がないので、このラミアたちを討伐することにしました。
一方、幽霊船(ブラックコフィン号)では……。
Ovjang「オイ、ていとくトヤラ!コノふねハいま、ドコヘむカッテイル?」
Luzaf「ドゥブッカ島だ。」
Ovjang「ホーゥ♪」
Mnejing「……分かったぞ……ペリキアだな……?」
ペリキアは、かつてこの近海でアトルガンの商船ばかりを襲っていた恐ろしい海賊……イフラマドのコルセアの根城だった場所。
だからある日、嵐が起こり、イフラマドのコルセアはみんな海の底に沈んでしまった、と言われているらしい。
そんなイフラマドのコルセアたちがいなくなってしまった今、ペリキアはどうなっているのでしょうか。まさか、冥界の者ども……亡霊コルセアの巣窟に……。
Luzaf「ふっ……だったら、どうする?」
Aphmau「……そ、それは……」
Ovjang「たのシミダゾ!」
Aphmau「そうね、楽しみよ!!」
まさかの反応に、ルザフが驚いています。
Luzaf「なぜだ?命を奪われるかもしれんぞ?」
しかし、亡霊になったとはいえ、元は海賊。家族や友だちがいる人間だったわけです。だから、寂しくて、悲しくて、会いたくて、長いあいだずっと苦しんできたんじゃないでしょうか。
だから、今は反省して、もう悪いことはしないはず。
それに、ブラックコフィン号にいる人たちは、アフマウたちにとても優しくしてくれたから。メネジンなんかは、兜の金具が軋んでいたからと、油まで注してもらったらしい。
Luzaf「あいつらがそんなことを……。」
そんな話をしていたところ、どこからともなく、首をしめられたアプカルの鳴き声のような音が聞こえてきました。
Luzaf「……この音は、間違いない……この音はッ!忘れるものか……。いや、忘れることなど……できない……。あの日の、涙……血……骨……すべて……。」
ルザフによると、この音は、皇国軍がラミアを操るために用いる笛の音色に間違いないらしい。
ラミアは皇国の敵だと思っていましたが、200年前にルザフたちコルセアの隠れ家を一掃しようと、皇国軍がペリキアに送りこんだ兵器こそが合成獣ラミアだそうです。
Aphmau「そんなの嘘!!だって、皇都にまであいつらは攻めよせてきてるのよ!?」
Luzaf「ふっ……。飼い犬に手を噛まれたってわけか。どんな汚い手をも使う皇国らしい失策だな……。」
皇国軍……アトルガンは無敵だから、ラミアなんて必要ない。そんなこと聖皇は命じない、とアフマウは必死ですが……。
Luzaf「……いいだろう。見せてやる。ついてこい!」
……嘘かもしれない。きっとそう。
でも……こんなとき、丞相ならきっとこう言うだろう。己の目で確かめろ、と。
レルフィーがラミアを3匹ほど討伐すると、残ったラミアたちが逃げ出しました。その後を追いかけていくと……。
その先には、ラズファードたちの姿がありました。
Razfahd「……まだ、見つからんのか?」
Whafael「ははっ。八方手をつくしてはいるのですが、何分にも、迷路のような場所でして……。」
Razfahd「言い訳は聞きたくない。お前たちがラミアの嗅覚ならば、というから、諸将の反対を押し切り、禁を破ったのだ。陛下を無事に保護するまで、帰れんと思え。」
Amkeen「御安心ください。このラミアは、我らが錬金術の粋を集めて改良を加えたもの……必ずや御期待に応えましょう。」
Razfahd「だと、いいがな。」
レルフィーは、ラズファードたちの前へ出ていきました。なぜ彼らとラミアが……。
Razfahd「驚かせてしまったようだな。とんだ失態を見せてしまった。まさか、お前がここまで足を伸ばしていようとは、思わなかったのでな。」
レルフィーがラズファードの前に現れたのとほぼ同じタイミングで、ルザフたちもラズファードの姿をとらえていました。
Luzaf「やはり、か……。」
Ovjang「あれハ? あれハ?アノ、あかイよろいノひと……。」
Mnejing「……はて、丞相に似ておるが……。」
Aphmau「まさか!……見間違いよ……きっと……。」
Luzaf「どうした?ラミアと馴れ合う自国の者にショックでも受けたか?それとも、あの赤い鎧の男……見知っているのか?」
Aphmau「……ええ。」
Luzaf「だろうな。何しろ、あいつは皇国の……」
Aphmau「……兄……です。」
Luzaf「……なに?」
Aphmau「マウの兄さま……です……。」
Razfahd「ラミアは、なんと言っている?」
Amkeen「それが……確かに、この辺りにいると……。」
Razfahd「ならば、もう一度、しらみ潰しに捜せ!」
Amkeen「御意……。」
Aphmau「ウソよ……。マウの傭兵がいる……。」
Aphmau「……そうだわ!きっと、なにか事情が……そう、きっと複雑な……事情があるのよ。聞けばわかるわ!兄さま!!!」
そういうと、アフマウは駆け出しました。
Luzaf「……仕方ないな。……連れてってやるか。」
ルザフが手を掲げると、アフマウたちが浮かび始めました。
そしてルザフも浮かび、レルフィーたちがいる場所へと飛んでいきます。
アフマウは何とか着地したものの、メネジンとアヴゼンは見事に着地失敗でした。
Razfahd「……お前……。」
Aphmau「兄さま、ここで……何してるの?」
Razfahd「さらわれたと聞いた……無事なのか?」
Aphmau「……見ての通りよ。」
ラズファードは少し離れた場所に立つルザフを見て……。
Razfahd「貴様か?アフマウをかどわかして……」
しかし、すぐにアフマウが否定します。
Aphmau「違うわ!マウが勝手に彼についてったの!」
Razfahd「なに?どういうつもりだ!?見ず知らずの男についていった、だと……お前は、自分の立場をわかっているのか?」
Aphmau「なによ。に、兄さまこそ……こんなとこで、そ、そんな、皇国の敵の蛮族の女……ラミアなんかと仲良くして……。」
Razfahd「わからんのか?お前を捜すためだ。」
Aphmau「だからって、そんな……ラミアは敵よ?邪悪な蛮族なのよ!?兄さまだって、子供のころ、マウにそう教えてたじゃない!……ちがうの!?」
Ovjang「じょうしょう!あふまうノしつもんニ、こたエヨ!」
Razfahd「いいか、アフマウ……彼女らは、お前の憎む狡猾なラミアではない。我が軍を助けてくれている……いわば、人間の味方なのだよ。お前の傭兵のようにね。我々に害をなすことは絶対にない。」
Luzaf「クククッ……笑わせてくれるっ。その合成獣が無害だと?ラミアを作り出した貴様らにとっては、だろう?」
Luzaf「ククッ……人間の味方だと?半死半生の俺の仲間をもてあそんだ挙句、喰い殺したこいつらがか!?」
Razfahd「貴様、何者だ?……何を知っている?」
Luzaf「……すべてを。」
Razfahd「ふっ、狂信者の戯言だな。その身なり、コルセアの末裔か?……いや、違うな。連中が俺の前に姿を見せるなど、あり得ぬ。……そうか、貴様が漆黒の……。」
Luzaf「ならば、どうする?」
Luzaf「けしかけるか?そいつらを……かつて、貴様の父祖がそうしたように。」
Aphmau「そんな……」
Ovjang「ていとくノ、いっテルコトガまことナノカ……?」
Mnejing「……丞相、……答えよ。」
Razfahd「……アフマウ。我らが父君の末期のお言葉を覚えているか?」
Mnejing「……我は聖皇……聖皇は国家なり……。」
アフマウも好むこの言葉……単に聖皇の絶大な権力を述懐しているだけではないようです。
東西内外に幾多の敵を抱えるアトルガンの広大な領土……そして、そこに暮らす一千万の皇国民の命を護らなければならない聖皇の、重大な責任をも意味している。そのためには、時に非情に徹しなければならない、という。
しかし、「皇国を治むるに覇道はいらぬ。王道をもって治めよ。」という言葉も残しているとのこと。
Aphmau「ラミアを使うことは、誰の目から見ても正道ではないわ。父さまの教えに反してる……違う?」
Razfahd「……アフマウ、今にわかる時がくる。」
ラズファードはいつでもそう。肝心なことになると、アフマウを子ども扱いし、ただ言うことを聞いていろ、と。
Aphmau「それなのに、聖皇の責任は押しつけるなんて……」
その言葉が、ラズファードを激高させました。
Razfahd「ナシュメラッ!!!お前には、聖皇としての覚悟がなさすぎる。いかなる王といえど、己が手を、己が心を汚さずに臣下に血を流させることなど、できんのだ。なぜ、それがわからん?」
Nashmeira「……知らない。……そんなの関係ない。だったら……だったら……兄さまが聖皇になればよかったじゃないっ!」
Razfahd「ふざけるなっ!いいか、聞けっ!」
かつては、ラズファードが第一皇位継承者でした。しかし、彼らの父が死に際に後継者として口にしたのは、ナシュメラ(アフマウ)だったのです。
Nashmeira「……そんなの知らない。……マウは……マウは……。」
Razfahd「なぜだか、わかるか?」
Nashmeira「……知らない。……知りたくない。だって、マウは……マウは……聖皇なんてなりたくなかったんだもの!」
そのとき、ラズファードの身体には、ラミアたちと同じ魔物の血が流れていたから、後継者にはなれなかったそうです。ナシュメラが嫌い、彼らの父も蔑んでいた、ラミアと同じ青い血が……。
Nashmeira「……どういう……こと……?」
Razfahd「これだけは、言いたくなかったが……」
ナシュメラが寺院に預けられた後のこと、ラズファードは東方戦線で、父の命に背いて前線で戦い、瀕死の重傷を負ったそうです。助かるためには、一か八か、再生力の高い魔物の血を輸血するしか、方法がなかった、と。
Nashmeira「……マウ、知らなかった。」
Razfahd「もう、わかったな?大人しく皇宮へ帰れ。」
Nashmeira「……うん。でも、兄さ……」
ナシュメラが大人しく皇宮へ帰ることを決めた瞬間、ルザフが口を挟みました。
Luzaf「いい加減にしろッ!」
Luzaf「このまま帰すと思うか?アトルガンの皇族どもめがっ!冥路の騎士よ……このルザフ、礼を言おう!ついにここで我が民の……我が仲間の仇を討つことができる。」
何やらルザフの様子がおかしい。
Luzaf「貴様らを、根絶やしにすることによって、な……!?」
Ovjang「ドウシタノダ、ていとくハ!?」
Mnejing「……あの幻影、どこか……。」
Nashmeira「……あれは、冥路の……」
ルザフから、冥路の騎士と思われるものが飛び出してきました。
Razfahd「死に損ないの魔物めがっ。かかれっ。」
ラズファードは、ルザフに対してラミアをけしかけました。
しかしルザフの……冥路の騎士と思われるものが、強烈な爆発による攻撃でラミアを消し去ってしまいました。
Flit「くすくすくすっ!予定よりも早かったですね~。」
Nashmeira「ルザフ、やめて!!!」
Razfahd「ナシュメラ、下がれ!」
冥路の騎士と思われるものは、さらに力を放出しはじめましたが……その力が突然弾け、冥路の騎士もろとも消えてしまいました。そして、その場に倒れ込むルザフ。
慌ててフリットが倒れたルザフの元へ。
Flit「あれ、あれれ……?おかしいですねぇ??こんなはずでは……」
フリットの姿を見るや否や、アヴゼンが早く我々を船まで連れていけ、と指示を出しました。
ぼくに命令するなんて100年早い……フリットがそう言いかけたところで、ナシュメラも語気を強めて言いました。
Nashmeira「いいから、はやく!フリット!つべこべ言わないで、マウとルザフを船へっ!!」
さすがにその気迫に圧されたのか、フリットは「はっ、はいっ!?」と返事をするしかありませんでした。
その様子に気付いたラズファード。
Razfahd「ナシュメラ、何をしているっ!」
しかし、ナシュメラはルザフの元に駆け寄り……。
Nashmeira「兄さま。ごめんなさい。……マウは今は、この人の側にいたいの。」
Nashmeira「さよなら。」
Ovjang「しんぱいスルナ。」
Mnejing「……さらばだ。」
そしてナシュメラはレルフィーに向き直り……。
Nashmeira「あなただけはマウの味方でいて!せっかく来てくれたのに……許してね。」
そう言い残し、フリットの移動魔法で消えていきました。
Razfahd「待て!……くそっ。……ナシュメラ。俺は、お前を……。」
しかし、悲しんでいる余裕はありません。ラウバーンが、至急耳に入れておきたいことがある、と。
Razfahd「……本当か?」
Raubahn「御意。至急、お戻りを。」
何かあったようです。
ラズファードから、ルザフの関与がはっきりした以上、もはや傭兵であるレルフィーの手に余るため、アフマウ捜索の任を解く、とのこと。
そして、不滅隊もアフマウの捜索を打ち切り、すべてをアシュタリフ号の監視に回す、と。
Razfahd「ルザフ……おそらく、やつが次に選ばれた騎士だ。油断するな……。」
次に選ばれた騎士……とは何のことでしょうか……。
ラズファードが去り行く中、ラウバーンから、この件については他言無用だときつく指示がありました。もちろん、山猫の社長にも。
Raubahn「金は送る。社長には、無事、皇宮の任務を完遂したと伝えるのだ。行けっ。」
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