アルタナM11 彼の世に至る病

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アイキャッチ[アルタナミッション] アルタナミッション

今回は、アルタナミッション第11弾「彼の世に至る病」を進めていきます。

アルタナM10 白い涙、黒い泪
今回は、アルタナミッション第10弾「白い涙、黒い泪」を進めていきます。 攻略手順 現代の南サンドリアG-6テンキー5あたりにいるAmauraに話しかけ、イベントを見ます。 ジャグナー森林へ行き、Wandering Saplingを探してケル...

攻略手順

南サンドリア[S]I-7テンキー2あたりにいるRaustigneに話しかけ、イベントを見ます。現代で北サンドリアへ行く門のあたりです。

南サンドリア[S]のRaustigne

ストーリー

アモーラから鎮静薬を受け取ったレルフィーたちは、ラジュリーズに渡すため、ドラギーユ城へ向かいました。

Raustigne「これは、レルフィー殿、先日は失礼いたしました。ラジュリーズ殿から話は伺っております。」

先日は失礼いたしました

Raustigne「どうぞ、お通りください。」


Ragelise「……お考え直しください。ナグモラーダ殿!」

Nag'molada「ならん、既に、デスティン国王にはご報告申し上げたのだ。」

お考え直しください

Ragelise「しかし……!それでは民は納得せんでしょう?」

レルフィーたちが部屋に入ってみると、ラジュリーズは来客中で、しかも取り込み中だったようです。

あの者。来客か。

Nag'molada「……ん、あの者。来客か。では失礼する。」

Ragelise「お待ちください。彼女は、第四共和国軍、第7独立戦隊のレルフィー。連合軍の一員です。」

Nag'molada「ほう……。」

ほう…

Ragelise「レルフィー、きみも、連合軍のひとりとして、ここで、ナグモラーダ殿をお引きとめしてくれ。」

いえ、ラジュリーズに薬を渡しに来ただけで……。

Ragelise「……ん、薬?ちょっとまってくれ、今取り込み中でな。」

ちょっとまってくれ

Ragelise「……ナグモラーダ殿がただならぬ報せを、お持ちになられた。なんでも、ジュノは、これから獣人軍に……」

Nag'molada「降伏する心づもりだ。」

先より、ジュノ周辺で繰り広げられている大規模な攻防戦、その度重なる獣人軍の猛攻がすさまじく、抵抗を続けているものの兵力は消耗するばかり。もはや、これ以上耐えるのは厳しい状況とのこと。

このまま、獣人軍に国力を削がれ続けるくらいなら、降伏を受け入れよう、と大公は考えているようです。

Nag'molada「ひいては、3国も、我々に続く準備をなされよ。」

我々に続く準備をなされよ

Ragelise「……自分が。自分が、国王に、改めてジュノへの派兵を進言しましょう。どうか、それまで……」

Nag'molada「お心遣いはありがたい。……が、おそらく、無駄であろう。サンドリアとて、敗戦続きで窮状は同じ。無理をしていただくのは忍びない。」

Ragelise「……フ。我が国の軍では、心もとないと申されるか。では、自分が、ウィンダス、バストゥークに赴き、同様に、ジュノへの派兵をお願いして回りましょう。それで、如何か?」

お願いして回りましょう

ラジュリーズの申し出に、ナグモラーダは考え込んでしまいました。

Ragelise「ナグモラーダ殿!」

Nag'molada「……話くらいは、してみよう。しかし、大公のご意思はかわらんだろう。」

失礼する

Nag'molada「……時間の無駄だ。失礼する。」

ナグモラーダは一方的に話を打ち切り、部屋を出て行ってしまいました。

ナグモラーダに続いて、ラジュリーズも部屋を出て行こうとするところで、ポーシャが呼び止めました。

Portia「ラジュリーズさま、どちらへ……?」

どちらへ…?

Ragelise「決まっている。国王に謁見しにいく。ジュノへの出動を要請しなくては。」

そう言うと、ラジュリーズは走って行ってしまいました。

Lilisette「……大丈夫かな?」

大丈夫かな

後を追うようにポーシャも部屋を出ましたが、部屋を出たところでナグモラーダが話しかけてきました。

Nag'molada「……心配か。」

…心配か

Portia「……っ!!……な、ナグモラーダさま……」

Nag'molada「……ラジュリーズ殿は、胸が、お悪いと見えるな。」

Portia「……!あ、あの、お願いです。そのことは、どうかご内密に……」

Nag'molada「……了解した。」

Portia「よかった……。」

Nag'molada「ジュノに良い薬師がいる。なんなら、薬を処方させよう。」

ジュノに良い薬師がいる

そう言いながら、ナグモラーダはポーシャに近付いていきます。

Portia「いえ、あの。大丈夫です。薬なら、レルフィーさんたちが持ってきてくれたみたいで……」

いえ、あの

Portia「ナ、ナグモラーダさま?」

Nag'molada「悪いことは言わぬ。私と一緒に来い。」

私と一緒に来い

Nag'molada「今はわからぬだろうが、それが、貴女の、ひいては世界のためでもある。」

世界のためでもある

Portia「……は、はい?せかい……?」

は、はい?

Nag'molada「さあ……」

さあ…

しかし、ポーシャは身をひるがえし、ナグモラーダと距離をとりました。

Portia「……触らないで。」

触らないで

Portia「ただの踊り子風情と思って見くびらないでください。」

Nag'molada「……フフフ。そのご気丈。さすがと申し上げられましょう。」

失礼致しました

Nag'molada「失礼致しました。お許しください。」

それだけ言うと、ナグモラーダは去っていきました。

Portia「……ふぅ。なんなの……?」

ふぅ。なんなの…?


しばらくすると、ラジュリーズが戻ってきました。

出動許可が下りた

Ragelise「出動許可が下りた。鉄鷹騎士団、鉄羊騎士団がジュノに援軍に向かう。オレは、他国を回ったのち、ジュノに合流する予定だ。」

Portia「で、でも。そのお体じゃあ……」

Ragelise「心配ない。支度をして、く……グゥッ……」

く…グゥッ…

Portia「ラジュリーズさま!」

Ragelise「だ、大丈夫だ……」

Portia「……こんなお体では、長旅は無理です!」

長旅は無理です

Ragelise「ダメだ。ボーレル卿にも、ご協力していただけることになったのだ。ここで行かずにどうする……」

Lilisette「……あ、あの。これ!薬です。使ってください。」

使ってください

Lilisette「それと……わたしたちに、代わりに他国を回らせていただけませんか?」

リリゼットの申し出に驚くラジュリーズ。

Lilisette「レルフィーは、地理にも詳しいし……うってつけです。行かせてください!」

行かせてください

Lilisette「ハルヴァー宰……じゃなくてボーレル卿がご一緒してくださるなら、心配ないですよね?」

Portia「ラジュリーズさま、大丈夫、ふたりならきっとできます。まかせましょう。」

Ragelise「……わかった。レルフィー、リリゼット。よろしく頼む……。」

よろしく頼む

Lilisette「はい、おまかせください!」

Portia「さ、ラジュリーズさま、ひとまず横にならなくては……。こちらへ……。」

ひとまず横にならなくては


リリゼットとレルフィーは、すぐにでも出発するため、ボーレル卿のもとへ。

ボーレル卿

Halver M Borel「……まさか、マヤコフ舞踏団の踊り子と、道中一緒することになるとは。」

Lilisette「リリゼットでっす!よろしくお願いします!」

リリゼットです!

Lilisette「こっちは、パートナーのレルフィー。」

こっちはパートナー

Lilisette「わたしたち、タッグを組んでいて、先日は、ラヴォール村で、ドラゴンをぎったんぎったんにしました!腕には、ちょっと自信があります!」

腕には、ちょっと自信があります

Halver M Borel「……う?うむ?」

う?うむ?

Halver M Borel「まあ、戦時下とあって、どこの騎士団も人手不足だからな。戦力は大歓迎だ。協力、感謝する。」

Lilisette「はい。じゃあ、さっそく出発しましょう!」

Halver M Borel「うむ、ウィンダス連邦には、元老院警備隊のベルダガルダ。バストゥーク共和国には、戦略指令局のラドフォードという知己がいる。」

知己がいる

Halver M Borel「彼らに、これから赴く旨の公文を出しておいた。それぞれ元帥と大統領に、取り次いでもらえるはずだ。訪ねてみよう。」

Lilisette「了解です!」

レルフィー
レルフィー
ラジュリーズが心配だけど、まずは彼の代わりに私たちが頑張らないと。

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初稿:2023年12月21日
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