今回は、アルタナミッション第41弾「彼女の想ひ出」のクエストのひとつ「帰郷」を進めていきます。
第41弾「彼女の想ひ出」は、全部で4つのクエストから成り立っています。
- 彼女の想ひ出~不治の病
- 彼女の想ひ出~帰郷
- 彼女の想ひ出~キューピッド作戦
- 彼女の想ひ出~?の足跡
過去での所属国がサンドリアの場合は「紅の足跡」、バストゥークの場合は「蒼の足跡」、ウィンダスの場合は「翠の足跡」
それぞれのクエストで「想ひ出のかけら」を集め、それが4つ集まることでミッションクリアとなり、次のミッションへ進みます。
4つのクエストはどの順番で進めてもいいですし、全てを同時進行することもできます。記事化する都合上、上から順番に、単独でひとつひとつ進めていきます。
攻略手順
現代の東ロンフォールから南サンドリアに入り、イベントを見ます。ワープ等で直接南サンドリアに飛んでもイベントは発生しません。一旦東ロンフォールに出てから、南サンドリアに入り直す必要があります。
イベントの後、このクエストはさらに3つのクエストに分岐します。分岐したクエストも、どの順番でも進められますし、同時進行もできます。
3つのクエストをクリアすると、3つの「小さな想ひ出のかけら」が変化し、「想ひ出のかけら」が手に入ります。
涙の豆料理
現代のサンドリア港G-7テンキー1あたりにいるThierrideに話しかけ、イベントを見ます。
イベントの後、現代の南サンドリアG-6テンキー5あたりにいるAmauraに話しかけ、イベントを見ます。
イベントの後、再度現代のサンドリア港G-7テンキー1あたりにいるThierrideに話しかけ、イベントを見ます。
イベントの後、「小さな想ひ出のかけら」が手に入ります。
彼と少女の事情
現代の北サンドリア大聖堂M-7テンキー7あたりにいるAbiolegetに話しかけ、イベントを見ます。
イベントの後、再度Abiolegetに話しかけ、情報を得ます。
情報を得た後、北サンドリアE-4テンキー6あたりの上段にいるBertenontに話しかけ、イベントを見ます。
選択肢でリリゼットの名前を教えるまで、無限ループっぽいです。
イベントの後、「小さな想ひ出のかけら」が手に入ります。
墓前の決意
現代のドラギーユ城H-9テンキー6とI-9テンキー4の間あたりにいるHalverに話しかけ、イベントを見ます。
イベントの後、現代のバタリア丘陵I-10テンキー6あたり、南古墳の入口の上あたりにある墓標Weathered Gravestoneにライラックをトレードし、イベントを見ます。
イベントの後、「小さな想ひ出のかけら」が手に入ります。
ライラックは、ジュノ上層G-6テンキー5あたりにあるM&PマートのAreebahから、120ギルほどで購入できます。あらかじめ準備していくと楽です。
ストーリー
リリゼットの記憶を辿るため、現代の東ロンフォールから南サンドリアへ入ってみると……、
何気ないいつものサンドリアの風景に、突然リリゼットの記憶がフラッシュバックしました。
Lilisette「ふふ……。あいも変わらず賑やかね。」
Lilisette「さてと、この前は急いでたから何もできなかったけど……あらためて里帰りって事で、少し歩き回ってみようかな。」
リリゼットの記憶によると、サンドリアを少し歩き回ってみたようです。
涙の豆料理
リリゼットが行きそうなところ……サンドリア港にある「錆びた錨亭」に行ってみました。
Thierride「いらっしゃい。注文は給仕の方に……ん?なんだ、わしに何か用か?」
はい。以前ここに赤髪の女の子が来ませんでしたか?
Thierride「人探しか?悪いが今忙しくてな、すまんが……」
Thierride「いやちょっと待て、あんた冒険者か?」
あ、はい、そうですが……。
Thierride「おお!それはちょうどいい。一つ頼まれごとを聞いてはくれんか。」
Thierride「アモーラという婆さんに、こいつを届けて欲しいのだ。」
テリードが出してきたのは、新作の豆料理。完成した暁にはアモーラに食べてもらって、感想をもらう約束をしているんだそうです。
ただ、忙しくて配達もできず、早く持って行ってあげたいのにそれができないでいる状態。そこへタイミングよくレルフィーがやって来た、と。
Thierride「タダでとは言わん。配達が終われば、お前さんの話を聞くとしよう。それじゃ、よろしく頼んだぞ。」
テリードは一方的に話し、「テリードの新作豆料理」を手渡してきました。
これこそFF11を代表するおつかいクエスト。話を聞いてもらうため、アモーラのところまで配達しましょう。
アモーラは、南サンドリアの猟犬横丁に住んでいます。豆料理が冷めないうちに、と、急いでお届けに上がりました。
Amaura「いらっしゃい。何か薬でも必要かね?……ん?いい匂いだ。」
はい、豆料理をお届けに参りました。
Amaura「……うん?見たことない料理だね。こりゃあ一体?」
テリードが作った新作の豆料理です。アモーラに食べてもらいたいとのことで、お持ちしました。
Amaura「なるほど、テリードさんとこの新作か、久々だねぇ。それじゃ、一口いただこうか。」
アモーラは、さっそく豆料理を口にすると……。
Amaura「……うまい!」
Amaura「……そういえば、テリードさんの新作を試食する時は、いつも女の子と一緒だったような……。」
その女の子は、テリードの豆料理が大好きで、食べるときはいつもニコニコしていたそうです。
しかし……アモーラは、その子の顔がどうしても思い出せない様子。
Amaura「……おっと、あんたに愚痴っても仕方ないね。配達ご苦労さま。『新作はおいしかった。』、そうテリードさんに伝えてもらえるかい。」
サンドリア港の「錆びた錨亭」に戻ってきました。
Thierride「おや、配達は終わったのか?こちらも一息ついたところだ。それで、アモーラ婆さんは何と言っとった?」
それはもう、満面の笑みで「新作はおいしかった。」と伝えて欲しい、と言っていました。
Thierride「そうか!出来は上々の様だな。今度メニューに加えてみるとしよう。」
Thierride「それじゃ、今度はお前さんの頼みの番だったな。確か人探しだったか?お前さんの探しているというのはどんな奴なんだ?」
赤髪で耳の長いヒュームの女の子なのですが……。
Thierride「……ううぅぅむ。だめだ!思い出せん。すまんな、お前さんの力になれそうもない。」
Thierride「だが、まてよ……、見た事あるような……無いような……。」
すると突然、リリゼットの記憶がフラッシュバックしました。
Lilisette「テリードさん!」
Thierride「おお!リリゼットじゃないか!?元気にやってたか?」
Lilisette「もちろん!いつだって元気全開よ!」
Thierride「わっはっはっはっ!それは何よりだ。そうだ、豆料理の新作が出来たんだが、試食していくか?」
Lilisette「本当っ!?やったぁ!あたし今お腹ぺこぺこだったのよ。」
Thierride「わっはっはっはっ!そいつはちょうどよかったな。待っとれ、今よそってやろう。」
Thierride「はいよ、おまちっ!熱いから気を付けて食べるんだぞ。」
Lilisette「おいしそ~。いっただっきま~す!!!!」
Thierride「食べ終わったら、いつもみたいに感想を聞かせてくれ。」
……すると、テリードの記憶が……。
Lilisette「……ふぅ、ごちそうさま~。テリードさ~ん!!」
Thierride「……ん?なんだ?」
Lilisette「新作料理なんだけど、これあんまり美味しくないよ。」
Thierride「なに!?」
Lilisette「いつもと塩が違う……かな?……コクが全くないし、豆の良さもうまく引き出せてないような……。」
Thierride「こ……、小娘が何を知ったような口を聞くかっ!!お前の様な奴に食わせる豆料理など無いわっ!!さっさと出てってくれ!!!」
Lilisette「ひっ!!ご、ごめんなさ~い。」
リリゼットは確かにテリードの元を訪れていたようですが……今のテリードに、リリゼットの記憶はないのかもしれません。
しかし、レルフィーが立ち去ろうとすると……テリードがその時のことを思い出したようです。
Thierride「以前わしの新作料理の試作品を貶した娘がいてなぁ、確かそいつは赤髪だったと思ったぞ。」
その時は、はらわたが煮えくりかえってしまい、店から叩き出してしまったそうです。
しかし、その後その女の子の言う通り味付けを元に戻したら、これが全く言われた通りで……今回の新作も、その女の子の助言がなければ出来上がらなかったかもしれない、と。
Thierride「あの時はついカッとなって追い出してしまったが、悪いことをしてしまった。」
Thierride「……そういえば、それ以前にもわしの料理にずけずけと意見を言う娘っ子が居たと思ったが……ううぅぅむ。だめだ!思い出せん。年はとりたくないものだな。」
やはり、リリゼットの記憶が消えてしまっているようです。
Thierride「あんたには世話になったのに、力になれなくてすまんな。また今度来てくれ!その時新作を腹いっぱい御馳走しよう。」
すると、光の欠片がわずかに集まってきて、いつの間にか「小さな想ひ出のかけら」を手に入れていました。
しかし、以前手に入れた「想ひ出のかけら」よりも小さく、光も弱いようです。
彼と少女の事情
リリゼットはサンドリアを歩き回ったようなので、まだ他にも辿るところがあったことでしょう。次に、北サンドリアの大聖堂に行ってみました。
中に入ってあたりを見回していると、熱心にお祈りをしている男性の姿が。
あまりに熱心なので気にしていると、入口付近にいるアビオレージェが声を掛けてきました。
Abioleget「大聖堂は初めてですか?どうぞ大聖堂内を自由に御覧下さい。」
あの……熱心にお祈りされている方がいらっしゃいますね。
Abioleget「……ん?ああ、彼ですか?」
Abioleget「何やら、赤毛の女の子を傷つけてしまったと、毎日あの様に懺悔に来られるのです。」
その男性はお祈りを終えたようで、こちらに向かって歩いてきました。
Abioleget「熱心なお祈りでした。あなたの罪は必ずや女神様がお許し下さるでしょう。」
Bertenont「はい、そうだと良いのですが……。」
Abioleget「それでは私も、皆様の願いが女神様に届くよう祈りを捧げましょう。皆様に楽園への扉が開かれますよう。」
赤毛の女の子を傷つけてしまった……その言葉が気になり、お祈りしていた男性が向かったという、北サンドリアの工人通りへやってきました。
Bertenont「あ、君はさっき大聖堂に居た……。」
あの……赤毛の女の子とのことについて、詳しく知りたいのですが……。
Bertenont「……え?そうか、大聖堂でボクの事聞いたんだね。別にかまわないけど……君は一体?」
その赤毛の女の子は、私の知り合いなのです。
Bertenont「えっ、あの子を知っているのかい?彼女は今どこに!?」
それが……分からないんです。
Bertenont「……そうか。分からないのか。それで君は彼女を探しているんだね……わかった。あの時何があったかを話すよ。」
Bertenont「あれはちょうど講話会を聞きに大聖堂へ行った時の話なんだけど……大聖堂へ入って行く彼女に、ボクは何か惹かれるモノを感じてしまってね。」
Bertenont「小さくて……可愛らしくて、羽根の髪飾りが赤い髪と良く似合っていたのを覚えてるよ……。」
Bertenont「外に出ようとした時の彼女の横顔が、とても悲しそうで、思い詰めた様に見えたんだ。ボクはそれでいてもたっても居られず、つい彼女に声をかけてしまった。」
Bertenont「すみませんっ!」
Lilisette「……はい?」
Bertenont「あっ……いや……その。あのっ、悩んでいる事があるなら、ボクが相談に乗るよっ!」
Lilisette「……?あの、……いえ、結構です。」
Bertenont「そう言わずにお願いだ。君の力になりたいんだっ!」
Lilisette「えっ、でも……、……わ、分りました。お話します。」
Bertenont「本当!?ありがとう!」
Bertenont「それから彼女は話してくれたんだけど……、彼女の口からはとんでもない事ばかりが出て来たよ。」
リリゼットが、過去と現代を行き来できるアルタナの神兵であること。過去の世界で、もうひとつの未来からやってきた強大な敵と戦っていること。
その最中に、大切な人が悪い奴に連れて行かれてしまったこと。そして、みんながリリゼットのことを忘れてしまったこと。
Bertenont「どれもこれも信じられない事ばかりでさ。はぐらかされて、作り話をされているんだと、思い込んでしまったんだ。」
Bertenont「……その思い込みがイケなかった。作り話をされていると思い込んでしまってからは、どれも幼稚に思えてしまってね……それで、笑ってしまったんだ。」
Bertenont「あっはっはっはっはっ……!」
Lilisette「なによっ!何がおかしいのよ。」
Bertenont「ごめん……、だって、あまりにもおとぎ話みたいで……。おかしくって……。」
Lilisette「……なによ。あなたが力になりたいって言うから。全部話したのに、笑う事はないじゃないっ!!」
Lilisette「ふ……ふんっ、そうよ。今の全部わたしの考えた作り話。おもしろかったようで、なによりだわっ!」
Lilisette「じゃあねっ!!」
Lilisette「……わたし、バカだな。こんなこと人に話すなんて……。」
Bertenont「え、あっ……?ちょ、……ちょっと。」
Bertenont「……後々思い返してみると、あの時の彼女は真剣そのもので、とても嘘を言っている様な感じじゃなかった。やっぱりあれは、本当の事だったのかな……。」
Bertenont「どちらにしても、折角話してくれたのに、笑い飛ばしたりして、彼女を傷つけてしまった事に変わりはないんだ。出来る事なら、彼女にもう一度会って直接謝りたい。」
Bertenont「……そうだ。君、彼女の知り合いなんだよね?お願いだ、ボクに彼女の名前を教えてくれないか?」
Bertenont「都合のいい事を言っているとは思ってる。でも、彼女の名前も聞かずに別れてしまって、いまひどく後悔しているんだ。」
そんな酷いことをしておいて、都合が良すぎます。
Bertenont「……そ、そこをなんとか!頼む、お願いだっ……!」
教えません。
「……そ、そこをなんとか!頼む、お願いだっ……!」
イヤです。
「……そ、そこをなんとか!頼む、お願いだっ……!」
ダーメ。
「……そ、そこをなんとか!頼む、お願いだっ……!」
ノー。
「……そ、そこをなんとか!頼む、お願いだっ……!」
嫌。
「……そ、そこをなんとか!頼む、お願いだっ……!」
…。
「……そ、そこをなんとか!頼む、お願いだっ……!」
うぐぐ、教えないと先に進まないようですね……。
わかりました。彼女はリリゼットと言います。
Bertenont「そっか。リリゼット……。とても可愛らしい素敵な名前だね。」
Bertenont「……どうもありがとう。君に色々話せてよかったよ。なんだかお祈りをしている時より、とても晴れやかな気分だ。本当にありがとう。」
すると、光の欠片がわずかに集まってきて、いつの間にか「小さな想ひ出のかけら」を手に入れていました。
しかし、このかけらも以前手に入れた「想ひ出のかけら」より小さく、光も弱いようです。
墓前の決意
リリゼットと一緒に行ったところ……次に、ドラギーユ城のハルヴァーに会いに行ってみました。
Halver「私に何か用か?」
あ、いえ……特に用事がある訳ではないのですが……。
Halver「そういえば以前話をしていた人物には会えたのか?」
ラーゾスですね。はい、会うことができました。
Halver「何か困った事があるようなら、彼に、もう一度会ってみてはどうだ?」
なるほど……そうですね、会ってみようかな。
Halver「……うむ、それにしても今回は一人なのだな?」
え?
Halver「あ、いや……、いつも一人か?すまん。今のは忘れてくれ。」
バタリア丘陵にあるラジュリーズのお墓に行けば、ラーゾスに会えるかもしれません。
さすがに空っ手で行くわけにもいかないので、ジュノ上層のM&Pマートに寄ってライラックを購入してから、お墓に向かいました。
お墓に添えられてた花が枯れかけていたので、持ってきた新しいライラックに取り換えていると……。
Larzos「……ん?よぉ、あんた、また会ったな。今日はどうしたんだ?」
なんてタイミングがいいのでしょう。ラーゾスがやってきました。
Larzos「何やら深刻そうだな。どうだい?オレに話してみないか?力になるぜ!」
はい、相談したいことがあって……。
Larzos「そうこなくっちゃな。で、どうしたんだ?」
レルフィーは、リリゼットのことや、過去世界のこと、未来から来たリリスのことなどを、隠すことなくラーゾスに話しました。
Larzos「……すまん。さっぱりわからん……。過去の未来がどうのと言われても、いまいちピンと来やしねぇ。」
Larzos「だが、あんたには救いたい奴がいて、そいつを出来るのはお前さんだけ……なんだろ?」
Larzos「なら、最後まで諦めるんじゃないぞ。その志が折れちまったら負けだぜ。」
すると突然、リリゼットの記憶がフラッシュバックしました。
Larzos「こ、こいつは一体!?」
Lilisette「……わたしね、正直もうダメかも……、って思ってたんだ。」
Lilisette「お母さんが連れていかれて……、お父さんからわたしの記憶が無くなって……。もう何もかも終わりなんだ……って。」
Lilisette「そんな時、ケット・シーとレルフィーが、わたしを勇気づけてくれてね……わたしは一人じゃないって、はじめてそう思えた。」
Lilisette「リリスなんかに負けるもんかっ!……皆でこの現代を守ってみせる。」
Lilisette「だから見ててね……、わたし、頑張るから……。」
Larzos「……今のは?いったい何だったんだ……?」
Larzos「いやぁ、不思議な事もあるんだな。長生きはしてみるもんだ。」
Larzos「それに……、何となくわかったぜ。あんたの救おうとしているモノがな……。」
Larzos「気の強そうな、きれいな嬢ちゃんだったな。なぜだろうな。ラジュリーズ殿と面影がかぶっちまった。」
Larzos「色々と振り回されそうだが、大事な人なんだろ?無事に救い出してやんな。応援してるぜ。」
そういうと、ラーゾスは去って行きました。
レルフィーの周りには光の欠片がわずかに集まってきて、いつの間にか「小さな想ひ出のかけら」を手に入れていました。
そして、これまでに手に入れた2つの「小さな想ひ出のかけら」と纏まり、「想ひ出のかけら」に変化しました。
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