今回は、アトルガンミッション第18話「泡沫の宝冠」を進めていきます。
攻略手順
第17話「賓客の資格」を終えてから、エリアチェンジ&翌日(ヴァナ・ディール時間で0時越えの後)に、サラヒム・センチネルに入ります。
ストーリー
Abquhbah「まだかなぁ~。まだまだなのかなぁ~。……ハァ~。」
謁見を終えた翌日、サラヒム・センチネルに行ってみると、アブクーバがそわそわしながら何かを待っていました。
アブクーバの独り言によると、ウィンダスから特命全権大使が来るらしいです。そしてナジャ社長は、その大使が到着して早々に、商談するつもり……?
Abquhbah「あっ。レルフィーさん、いいところに!レルフィーさんからも社長に、急がれるよう言ってください。このままじゃ、大使のご到着に間に合わなくなります。ふひー!」
それで、そわそわしていたのですね。でもちょうど社長が出てきたようですよ。
Naja Salaheem「アブクーバ!!」
Abquhbah「はっ、はいぃぃ!」
Naja Salaheem「後ろもちゃんとなってるかい?……ちょいと見ておくれよ。」
またまた赤い礼服に身を包んだナジャ社長。ちゃっかり例のクラウンを頭に乗せています。
Abquhbah「はっ、はい……バッチリですっっ!さぁ! ナジャ社長っ。急いで行かないと!!」
Naja Salaheem「……なんでだい?」
Abquhbah「そんなの決まってますよっ。大使がご到着されたときに、せめて顔だけでも見せておいて心証をよくしないと……」
Naja Salaheem「へぇ~!あんたも、ちょっとばかし営業ってヤツがわかってきたようじゃないか。んん?」
Naja Salaheem「あたいは、てっきりウィンダスに行ってるイブワムからの手紙にあった、カーディアンとやらを見たいだけか……なんて、思っちまったよぉ?」
Abquhbah「ち、ちがいますよっ。あんなの、我が国のオートマトン、特にメネジンさまと比べれば、月とカプルンバァですからっ!」
Naja Salaheem「……めねじんさま?ああ、あのネジの外れたアヴゼン人形とやらの片割れかい?無能の傀儡師をお供に連れた……」
Abquhbah「わわわわわっ……シーッ! 不滅隊に聞かれでもしたらどうするんです?メネジンさまとアヴゼンさまは、前聖皇さまご夫妻のお人形であらせられるんですよ?それに、無手の傀儡師さまは……」
アブクーバの話が退屈になったのか、ナジャ社長は先に歩き出してしまいました。
Abquhbah「あっ、待ってください!置いてかないでほしいですー。」
ナジャ社長と共に、アトルガン白門の船着き場近くまでやってきました。船着き場の近くでは、1人のタルタルが落ち着かない様子でウロウロしています。
Rodin-Comidin「そろそろだな。チャーター船が着くのは……」
Rodin-Comidin「はたして、どちらが優れているのか?それを突きとめるまでミンダルシアの土を踏むなと、あの御方に命じられていたけれど……」
Rodin-Comidin「はっ!ま、まさか……情報が少ないことに痺れを切らして、御自らいらっしゃるのだとしたらじ、自分の首はいったい……。」
そこへ、大使が乗っているであろう船が到着し、1体のカーディアンが降りてきました。
Rodin-Comidin「ようこそ、ようこそ、ようこそ!はるばる、このような遠地までよくぞ御み足を運んでくださりましたぁ。このロディンコミディン首を長ぁく長ぁくして、お待ち申しあげておりましたぁ。」
King of Hearts「デ★ムカエ ゴ★クロウ ロディン★コミディン。」
Rodin-Comidin「ありがたき星の御言葉!キング・オブ・ハーツ様。」
King of Hearts「ダ★ガ……ナガ★イ アイサツ★ハ ジカン★ノ ムダ★ダ。ソレ★ニ ココ★ハ テキチ★ダゾ?」
???「オーホホホホ!キング・オブ・ハーツ?そのくらいで許しておあげなさい。」
キング・オブ・ハーツに遅れて、女性のタルタルも降りてきました。
Rodin-Comidin「シャントっ……じゃなくて、カラババさまぁ!」
どこからどうみても、連邦の黒い悪魔にしか見えませんが……彼女はカラババという名前なのですね。
カラババをはじめとした一行を、アトルガン国の方々が出迎えに来ています。それを見たキングは一言……「ずいぶん暇なことですな」と。
とは言え、仮にもカラババは一国の特命全権大使として来ているのですから、当たり前といえば当たり前のこと。
Rodin-Comidin「シャンっ……じゃなくて、カラババ様。くだんの冒険者があそこに……。」
ロディンコミディンがそう言いかけた瞬間、飛んで来たのはキングが持つ片手棍。
King of Hearts「イッタ★ハズ ダ★ナ?ココ★ハ テキ★チ ダ★ト。クチ★ヲ ト★ジロ。」
Karababa「ふふん……。いいですこと?これは情報戦。今はその戦場の只中にいること、忘れてもらっては困りますわ。」
Rodin-Comidin「……は、はい。」
……何か訳アリのようですね。
※キングのセリフが読みにくいので、以降、普通の言葉に置き換えます。
Amnaf「ようこそ、アトルガンへ……。聖皇陛下が皇宮でお待ちです。カラババさま……、こちらへ。」
Karababa「ずいぶんとものものしい警備ですことね?」
Amnaf「恐れ入ります……。」
Karababa「わたくしの警護のためかしら?それとも、まさかわたくしを警戒なさってのことですかしらね?」
Amnaf「左様なことは決して……。」
少々雰囲気の悪いところ、メネジンが一歩前に出て一言。
Mnejing「……控えよ。」
Karababa「あら。今なにか、おっしゃりまして?」
King of Hearts「こいつ、壊れているのか?」
Mnejing「……控えよ、と述べたまで……。」
King of Hearts「フフフ……やはり故障か。所詮、魂無き人形、我々カーディアンとは比べるべくもないな。よしよし……もう一度ちゃんと挨拶してみろ?」
Mnejing「……面倒なことだ。ご免こうむる……。……我が国には我が国の作法がある。……異邦人ども、口を慎むがよい。」
Mnejing「……ウルグームは、西へゆくほど民度が低いというが、まことのようだな……。」
King of Hearts「フフフ……王にでもなったつもりか?これは全部品交換かもな。私はカーディアンのキングである。おまえの階級を報告せよ。」
Mnejing「……なんと申した?」
King of Hearts「んん……?2か?3か?それともジャックかな?……フフフ。」
Mnejing「……な!?……そなたは、わらわを何と心得……」
……とそのとき、突然メネジンが動かなくなりました。
King of Hearts「……んん?ついに本格的に壊れたのか?」
Aphmau「どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう?このままじゃまた、丞相に怒られちゃう……。」
Ovjang「……ドウシタ?イツモ、いッテルダロウ?なイテタッテ……」
Aphmau「何も、解決しない……?」
Aphmau「えぇ、そうね。わたくしが何とかしなきゃ。だって……だって……メネジンが、聖皇さまの真似事をしてしまったんだもの。」
Aphmau「アヴゼン、おねがい。なんとかメネジンを起こしてあげてちょうだい。」
Ovjang「フゥ、ヤレヤレ……。ショウガナイゾ、マッタク……!」
Karababa「オホホホ!ずいぶんと興味深い趣向ですこと。おたくのカーディアンもどきには、よくあることですかしら?」
Amnaf「いえ、そのようなことは……。」
Karababa「我が国の優秀なカーディアンには、このような不具合まず起こりませんわ!」
King of Hearts「フフフ……カラババ様、お止めください。このようなデクと比べられるのも興冷めです。」
Mnejing「……無礼者!」
King of Hearts「急に突然、どうかしましたデスか?訳がわかりませーん!クレイジーなデクでーす!!」
Mnejing「……もうよい。下がれ。」
King of Hearts「これ以上、どこへ下がれと言うのですか?下がっていったら、いずれ海に落ちてしまいマース!」
Aphmau「んもうっ!」
Aphmau「でも、なんとか話は逸らせたかしら……。」
Ovjang「ソンナことヨリモ、ムカッぱらガ、タッタゾ。アノヨウなヒレイ、ゆるしてハおけヌゾ。あふまうヨ。」
Aphmau「うん。そうかも……。でも、アヴゼン。あのお人形と、カラババとやらは丞相の、大切なお客さまなのよ?」
Ovjang「……ツンツーン!」
Aphmau「……もうっ。」
Ovjang「ソレデ、よイノカ?アノようニ、ばかニサレテ、あふまうハくやシクハナイノカ?」
Aphmau「……平気よ。」
Ovjang「なにヲがまんシテイル?きっトめねじんハ、くやシクテくやシクテ、ないテルゾ!」
Ovjang「あのキングおぶ……なんたらトカ、イウやつメ!ドウシテクレヨウ……。」
Ovjang「イイコトおもイツイチャッタ♪」
Aphmau「良いこと……?」
Ovjang「あふまうヨ。こしょこしょこしょこしょ……。」
King of Hearts「ヤレヤーレ。またですかー?アトルガンでは、不良のデクに挨拶をさせマースカー?」
Amnaf「失礼しました……。カラババさま、こちらへ……。」
アミナフがカラババ一行を誘導しようとしましたが……しかし、メネジンがキングに向かって構えました。
Karababa「……あら?わたくしの歓迎セレモニーはまだ続いてるようですことよ?」
King of Hearts「オーノー!口では勝てないならば、拳ですか?カラババ様、これは明らかに正当防衛ですね?第3種兵装、鈍器の使用を許可してくだサーイ。」
そう言いながら、キングも構えました。
Karababa「……オーホホホホ。これも余興のひとつのようですわ。存分に楽しませていただきなさいな。」
その言葉を合図に、メネジンとキングの戦いが始まりました。
しかし、キングの圧倒的な強さに為す術もなく倒されるメネジン。
King of Hearts「……フフフ、耐久力だけは高いやつだな……。」
キングのレベルがあがった…!
Karababa「あら?もう、セレモニーは終了ですこと?わたくし、もっとすごいものを期待しておりましたのに。虎の子と噂のマーリド兵とか、巨大なからくり人形とか……。」
Amnaf「恐れ入ります。聖皇さまがお待ちかねですので、皇宮へ……。」
Karababa「さて。それは、どうですかしらね?」
Amnaf「……は?」
Karababa「ロディンコミディン!」
Rodin-Comidin「は、はいっなんでございましょう!?」
Karababa「わたくし、何か甘いものがいただきたいですわ。案内してくださりますこと?」
Rodin-Comidin「よろこんでっ!さ、さ、こちらによい店がございます。ただ多少客層に難がございますが……。」
Karababa「あらあら、それは楽しめそうですこと。というわけで、わたくしちょっと寄り道してから皇宮に参りますわ。」
Amnaf「それは……困ります……。」
Karababa「……あらあらまぁまぁ。一国の大使であるわたくしに人形をけしかけるなど、本来なら国際問題に発展しかねぬ事態。その深~い心の傷を甘いもので癒して、忘れようというのに何か不都合でもございますかしら?」
King of Hearts「疲れたときにはスィーツでーす。」
Amnaf「……承知致しました。」
Karababa(このカーディアンは、航海中、体内の星の実が湿気って、少々オツムの機能が落ちておりますのに……。)
Karababa(からくり人形とやら、底が知れましたわね。)
Karababa「オーホホホホホホ!!」
Ovjang「……。」
Ovjang「……。」
Ovjang「……。」
Ovjang「……!」
Aphmau「……起きた?アヴゼン。」
Ovjang「あふまうヨ……ドウシテ……ドウシテアノときニ……ナマ・イッテンジャ・ナイヨ!ト、めねじんハ、いエナカッタノダ……?」
Aphmau「……ごめんね。でも……見て見て! アヴゼン。」
Ovjang「……。」
Aphmau「ほらほら♪マウ、表着に着替えてみたのよ!」
Ovjang「ナニ、おもてぎ?」
Aphmau「クスッ。」
Ovjang「オオオ!?そ、それハ、あかふくデハナイカ!」
Aphmau「これを着てれば、誰もマウたちには気づかないんじゃなくって?」
Ovjang「デハついニ、れいノけいかくヲじっこうスルきニ、ナッタノダナ?」
Aphmau「そうよー。今度こそは、ホントにホント。アヴゼンにだけは、マウは嘘をつかないって知ってるものねー?」
Ovjang「ウム、ソウダッタナ。」
Aphmau「もちろん丞相にだってぜーったいに、内緒にするの!わかるでしょ?」
Ovjang「すばらシイ。ソレデ、ソレデ?どこヘ、どこヘ?ヤハリ、しゃらら……フゴッ。」
すぐそばにいる不滅隊の目があることに気付いたアフマウは、すぐにメネジンの口を塞ぎました。そして……。
Aphmau「ふわぁ~あ!なんだか疲れちゃった……。そろそろ寝間に行こうかなー……。」
……と言いながら、広間から出ていきました。
Ovjang「……これハおもしろク、なってきたゾ。」
Naja Salaheem「まっ。それなりに、おもしろいものが見られたじゃないか♪東西お人形対決だなんて、そうそうあるもんじゃないしネェ。」
Naja Salaheem「さてと、問題は……どうやってあの大使にヒョウタン人形なんかより、我が社の傭兵の方が優秀だってアピールするかだよ。なにしろ実際は、ウチの社員ときたら、どいつもこいつも……」
Naja Salaheem「ん?おやおや、これはこれはレルフィー二等傭兵。どうだったかい?人形相撲は?ちゃ~んと楽しんだんだろうネェ?」
そうですね、楽しませていただきました(棒)
Naja Salaheem「ほ~……。ウチにはねっ、道楽者のごく潰しを養ってる余裕なんてコレっぽっちもないんだよっ!」
Naja Salaheem「ぼさ~っと、突っ立ってないでさっさと仕事をしておいでっ!」
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