今回は、アルタナミッション第13弾「威風凛凛」を進めていきます。
攻略手順
ソロムグ原野[S]F-6テンキー4と7の間くらいにあるBulwark Gateという、ジュノへの入口となる扉を調べ、イベントを見ます。
この場所へ行くには、ソロムグ原野[S]のSurvival Guideへワープするか、現代のソロムグ原野のSurvival Guideへワープし禁断の口で過去へ行くかのどちらか、が近道でしょうか。
イベントでハッチのカギを受け取ります。
ストーリー
過去のバストゥーク共和国とウィンダス連邦の両国から援軍の要請を取り付けたレルフィーたちは、急ぎジュノへ向かいました。
ジュノが近付くにつれ、辺りにはものすごい数の獣人たちの姿が。
Lilisette「なんて数なの……今は、こう着状態みたいだけど……このまま、降伏を待ってなだれ込むつもりかしら……?」
ジュノ側にも、迎え撃つべく兵たちが構えています。
Lilisette「でも、これじゃあ、もう、あまり保ちそうにないわ……。急いで大公に会わなくちゃ!」
ジュノへと続く扉の前には、門番と思わしきヒュームが立っていました。
Irwyn「この先はカムラナート大公殿下の治めるジュノ大公国である。この状況下で何用か。」
Lilisette「……わたくし、サンドリア王国のボーレル卿、そして鉄鷹騎士団団長のラジュリーズ・B・バルマの代理で参りました。名をリリゼットと申します。こちらは従者のレルフィー……。」
Lilisette「これを……ボーレル卿の書状です。我々は、貴国の降伏をなんとか回避せんと奔走しております。どうか、ナグモラーダさまにお会いさせていただきたく……」
門番と思わしきヒューム……イルウィンは、一瞬考え込んだように見えましたが、すぐに……。
Irwyn「……わかりました。御助力、感謝します。どうぞ、こちらへ……。」
扉を開け、招き入れてくれました。
イルウィンに連れられて歩いていると、そこかしこに疲弊した兵や、怪我をした兵たちの姿がありました。
Lilisette「ひどい……。」
思っていたよりも、ジュノの状況は良くないようです。
レルフィーたちは、宮殿内の会議室のような部屋へ案内されました。外の様子とは違い、会議室の中は綺麗に整えられています。
しばらく待っていると、ナグモラーダの代理ということで、ジュノ親衛隊隊長のブランドルフ、そしてジュノ親衛隊の隊員数名が現れました。このブランドルフは、なんと現代のジュノ親衛隊隊長ウォルフガングの父親だったりします。
Brandolf「ジュノの周辺はご覧になっただろう。醜態をさらすようで忍びないが……これが、現状だ。」
Lilisette「ブランドルフさま、どうぞ、ご安心ください。わたくし、さきほどボーレル卿とともに他国を回り、援軍の要請を取り付けてきたところです。」
Lilisette「各国とも、早急にこちらへ軍を向かわせる手筈を進めております。そのことを、ナグモラーダさまに……大公にお伝えいただき、どうか、降伏のお取り下げを!」
Brandolf「……お心遣い、感謝する。が……」
せっかくの援軍の申し出に対して、ブランドルフの様子は芳しくありません。
Lilisette「……ブランドルフさま?」
Brandolf「要らぬ世話だ。いずれ既に決定したこと、大公のご意思は変わらん。」
Brandolf「まもなく、ジュノは陥落する。他国の者を巻き込むのは、本意ではない。」
Lilisette「どうして……?」
Brandolf「悪いことは言わぬ、早々に立ち去られよ。」
Lilisette「なんでよ!?そんなんでいいわけ!?最後まで、がんばってみたらいいじゃない!なに諦めてんのよ、あんたたち、バカじゃないの!?」
リリゼット、ちょっと言い過ぎですが……しかし……。
Brandolf「……我々とて!」
リリゼットの言葉を否定するかのように、ブランドルフの口調が強くなりました。
Brandolf「この剣折れるまで、戦い続ける所存であった。たとえ、味方が己一人となろうとも!最後の時まで立ちあがり続けるのが、ジュノ親衛隊の誇り、そして正義である、と。そう思っていた。」
Lilisette「なら、一緒に……戦いましょうよ!サンドリア、それからバストゥーク、ウィンダスも、同じ気持ちなのよ?」
Brandolf「……リリゼット殿。それからレルフィー殿。命をかけることだけが、正義ではないのだ。」
ブランドルフは最後の時まで立ちあがり、戦い続けたい。しかし、ここで抵抗を続ければ続けるほど、兵に長きにわたる過酷な戦いを強いることになってしまいます。
そうすれば、ジュノだけでなく、連合軍は日に日に疲弊し、兵や市民を問わず、全世界に大変な犠牲を払うことになってしまうのは必至。
それこそが、実質上、ジュノの……そして人間の未来の終焉である。しかし、仮にいったん降伏を受け入れたとしても、人々が生きていれば、それは負け……つまり終焉ではない。
国がなくても、何度でもやり直すことができる。機会を待てば、再び一矢報いることができるかもしれない。
……ナグモラーダは、ブランドルフらを集めて、大公の前でそう演説したのだそうです。そして大公も、そう決断したのだという。
Brandolf「我々は、ジュノ親衛隊。カムラナート様の進退に従い、命運を共にするのが使命である。」
Lilisette「……で、でも!いま、各国の援軍がこちらへ向かってるはずなの。せめて彼らが着くまで、降伏の調印式は待って……」
Brandolf「できぬ。大公のご意思は変わらぬ。……わかってくれ。」
Brandolf「我々も、苦渋の決断なのだ。カムラナート様とナグモラーダ殿、そして側近の間で、検討がなされているのは知っていたが……。どういうわけか……こんなにも早く、上層部が降伏の空気に染まってしまうとは……」
ブランドルフも、この決断には歯痒い思いをしているようです。
……と、そこへ……。
所用で外出していたナグモラーダが戻ってきたようです。
Nag'molada「……おや、客人か。」
Brandolf「……ナ、ナグモラーダ殿……。他国へ、降伏の報せを届けに行かれていたのでは……?」
ブランドルフの慌てようからして、思っていたより早い帰還だったようです。
Lilisette「……あ、あのナグモラーダ、さま……?お聞きいただけたでしょうか?どうか、もう暫くお待ち……」
しかし、リリゼットの言葉を遮るように、ナグモラーダが話し始めました。
Nag'molada「今から、降伏の調印式が、執り行われる。場所は、地下。このヘブンズブリッジの真下……」
Nag'molada「ふん、わざわざ穴倉の中に我々を呼びつけるとはな。屈辱を味わわせようという腹積もりだろう。下品な豚が考えそうなことだ。」
Brandolf「居住区からの、人員の退避は済んでおります。」
Nag'molada「娘、徒労であったな。せめて、ジュノという国の有終を、ともに見届けようではないか。」
そう言うと、ナグモラーダは会議室を出て行きました。
ナグモラーダから調印式の話があったことで、ブランドルフとの話も終わり……レルフィーたちも退室しました。
Lilisette「……どうしよう。止められなかった……。これじゃあ、本当に、ジュノが降伏しちゃう……。どうしたらいいの?」
もう少し待てば援軍が来るはず。とにかく、今は時間を稼ぎましょう。
Lilisette「……そうね。諦めちゃダメよね!各国の援軍が来るまで、なんとか、時間を稼ぐしかないわ……!」
Lilisette「調印式は地下で行われるって言ってたわよね。入口はどこかしら……?」
すると、ジュノ親衛隊の1人と思われるバーナバスが部屋から出てきて、話しかけてきました。
Barnabas「……お嬢さん。わざわざ御足労いただいたのに、こんな結果になって、申し訳ない……。」
Lilisette「いえっ!わたしたち、地下へ行ってみます。どうなるかわからないけど、何かできるかもしれないし……。」
Barnabas「そうですか……。ジュノ地下への入口はバタリア丘陵の、防壁の上にある開き戸です。それから、これがその扉をあけるカギ。」
バーナバスは入口の場所を教えてくれるだけでなく、ハッチのカギまで手渡してくれました。
Lilisette「あ、ありがとう……!」
それだけでなく、カギの替えが必要になったときは、ここまで案内してくれたイルウィンに言えば、予備をくれるとのこと。
Barnabas「貴女方の熱意に、なんだか……喝を入れられた気分でした。我々も、諦めきれん……の、です。最後の望みにかけてみたい。」
Lysander「地下の作戦決行にあわせて、我々もこちらで、最後の攻撃を開始しましょう。ブランドルフ隊長は、なんとか我々が説得します。」
バーナバスに続いて部屋から出てきたライサンダーも、レルフィーたちに協力してくれるようです。
Lilisette「わかったわ。まかせてください!」
Barnabas「リリゼット殿、レルフィー殿……お願い申しあげます。どうかジュノに、力を貸してください。」
Lilisette「まかせて!」
Lilisette「よーし、地下に乗り込んで、ひと暴れしてやりましょう。おもしろくなってきたわ!フフ……フフフフフ………」
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