今回は、アルタナミッション第37弾「黒天、閃電」を進めていきます。
攻略手順
ズヴァール城外郭[S]から、ズヴァール城内郭[S]へ行きます。
外郭1枚目のマップでは、現代のズヴァール城と違って、F-8テンキー7あたりの正面扉Iron Bar Gateから中に入れます。
外郭2枚目のマップでは、今回北ルートを通ってみました。南ルートでも通れるかどうかは未確認です。G-8テンキー9あたりのIron Bar Gateから内郭へ入ります。
ズヴァール城内郭[S]から、王の間[S]へ行きます。
内郭1枚目のマップの小部屋には視覚感知のガーゴイル(Gnarled Gargouille)がいるので、扉(Iron Bar Gate)を開ける際に絡まれないよう注意。もしくは、フェイス(ヴァレンラールあたり)を呼んでおいて、絡まれたら倒していく方が楽かも。
内郭2枚目のマップの小部屋はクゥダフしかいないので、スニークだけでやり過ごせます。
内郭3枚目のマップでは、ワープを4回使いますが、ワープする瞬間にインビジが切れるので、ワープ先での絡まれに注意。インビジなしで行く場合は、ワープ起動待ちで絡まれることもあります。
内郭4枚目のマップでは、視覚見破りを持つタウルス(Titanotaur)が2匹います。動きが止まったタイミングで、速やかに後ろを通過すればOK。王の間の手前にあるHome Pointの開通を忘れずに。
王の間[S]にエリアチェンジして、イベントを見ます。
イベントの後、王の間[S]の最奥にあるThrone Roomを調べ、バトルフィールド「黒天、閃電」に突入します。
バトルに勝利した後、イベントを見ます。
ストーリー
ズヴァール城の最奥にある王の間までたどり着いたレルフィーたち。そこにはラジュリーズやポーシャだけでなく、リリス一味もいました。
Lilisette「……リリス!ふたりを返してッ!!」
Lady Lilith「……のこのこと性懲りもない……。久しぶりの水入らずだ。邪魔をするな。」
Lilisette「はっ?」
Lady Lilith「今、ちょうど聞かせていたところ……本当の黒い未来と、お前たちの、まやかしの白い未来の話を……」
Lilisette「まやかしの未来……?」
Lady Lilith「……おやおや。やはり、何も知らないのだな。暁の神兵が聞いて呆れる。」
Lady Lilith「ならばお前たちも聞いていけ。なあ、ケット・シー?」
突然話を振られたケット・シーでしたが、険しい表情のまま、何も言葉を発しません。
Lady Lilith「……ねえ、そこのへちゃむくれ。お前、未来から来たのだったか。ならば、この大戦がどうやって終わるのか、わたくしに教えなさい。」
Lilisette「だれがへちゃむくれよ!」
Lilisette「……え、えっと、ジュノ攻防戦で勢いづいた連合軍をザルカバード会戦で、おと……いや、ラジュリーズさまが率いて、包囲戦を……そして、五種族の英雄が闇の王を打ち破って……」
Lady Lilith「アッハハハハハ!」
リリゼットの説明に、リリスは大笑い。
Lady Lilith「なんだその絵空事は。子供でももう少しマシな作り話をするぞ。」
Lilisette「……なによっ!」
Lady Lilith「そんな都合の良い話があるわけない。お前たちでは、闇の王に勝てないよ。大戦には負ける。現に、今しがた身をもってそれを痛感した者がここにいる。」
そう、まさにラジュリーズが、身をもって痛感したところでした。
Lilisette「で、でも、じゃあ……」
Lady Lilith「お前たちの未来……お前たちのヴァナ・ディールは、アルタナが願ってそこのネコがでっち上げた……ただの、幻だ。」
Lilisette「なによそれ。どういうことなの……?」
Cait Sith「ま、待って。アタクシから、きちんとお話するわ……いつか、言わなきゃと思っていた……のン……」
……本当の歴史はこうでした。
863年、連合軍は、ズヴァール城を包囲しましたが、圧倒的な力の差により返り討ちに遭いました。闇の王に、完膚なきまでに叩きのめされてしまったのです。
そう、まるで今の状況と同じ。
その後、中の国……そしてエラジア大陸……南方のオルジリアや、北方のラゾアまで……ヴァナ・ディールは徐々に闇の王の手に落ちていきました。
……しばらく暗黒の時代が続き、数少ない人間の生き残りは、血盟軍の脅威に怯えて暮らすことになりました。
しかし、その後……焦土と化した世界で、諦めず着々と力を貯えた者がいたのです。雪辱と無念を晴らすべく、再び、戦うことを選んだ者たち……。
Lady Lilith「それが、わたくしたちだ。」
Cait Sith「でもっ!でもっ!!その手段は、とても人として許されるものではなかったっ!」
Lilisette「……いったい、なにを?」
Cait Sith「彼女らは、黒き神と契約し、闇の王と同等の力を得たのですわっ……!」
Lady Lilith「……そう。わたくしたちは、この身を、不死の体に変えた。終わらない大戦を、戦い続けるためにな。」
Ragelise「……まさか。」
すると、リリスの配下となったラーゾスが、ラジュリーズに声を掛けました。
Larzos「お久しぶりでございます……ラジュリーズどの。」
Ragelise「……お前、ラーゾス……!?」
Lilisette「……でも、それじゃあ、わたしたちがいた、大戦が終わったヴァナ・ディールは……」
……アルタナは、その修羅界と化した未来のヴァナ・ディールを見て、変わり果てた人の子の姿を見て、たいそう嘆きました。そして願ったのです。
世界を、人の子を、あるべき姿に戻そう……と。
それから、9人のケット・シーたちは、眠っていた「時を司る番人アトモス」を覚醒させ、それぞれ過去に飛び……アルタナの願った「大戦に勝った」ヴァナ・ディールの可能性を作り上げました。
神兵の助けを借りて、歴史を徐々に修正し、より白き未来を強固なものにして……そして、アトモスが「要らなくなった」リリスたちの未来を食べて、すべてが終わるはずでした。
Cait Sith「でも……それを知ったコイツらは、後から追ってきて……再び歴史を修正しようと、ごちゃごちゃに……」
Cait Sith「結果、ひとつの未来を奪い合う……アトモスに互いの時間を喰わせあう形になってしまったわ……」
Lady Lilith「……つくづく、ふざけた話だ。分かっただろう?どちらが、正しい?どちらが、正義だ?」
Lady Lilith「わたくしたちがいた未来こそ、真のヴァナ・ディール。お前たちのいた未来は、遡って一瞬で作られた、ただのまやかしだ。」
Lilisette「本当なの……?」
Cait Sith「ええ……。」
Lilisette「どうしてっ?なんで黙ってたのよ!?」
Cait Sith「こ、これは……最重要機密で……決して明かしてはならないと……」
Lilisette「……おかあさんの思い出も、おとうさんの記憶も……全部、作りものってこと……?」
Cait Sith「ち、ちがいますわっ!」
Lilisette「でもっ!」
Cait Sith「お願いッ、信じてッ!アータたちは幻なんかじゃありませんわっ!」
Cait Sith「アタクシたちは、少し、お手伝いをしただけ。未来を作り上げたのは、まちがいなくアータたち、人の子の力なのよン!」
Cait Sith「アータたちの想いも、記憶も、全部本当よン!心が揺らいだら、それこそヤツらの思うつぼですわッ!」
Lilisette「でも……でもっ……」
そのとき、辺りの空気が変わったような気がしました。
Lady Lilith「さあ、茶番はここまで。お目覚めになった我が主が、おいでになる……」
王の間の中央に、力が集中し始めました。巨大な魔法陣のようなものが浮かび上がっています。
Cait Sith「……ふたりになにをしたのっ!アータっ……!」
Lady Lilith「わたくしたちは女神とやらの救済を待つほど、気が永くはないのでな。寄り代を用意し、自ら力ずくで、未来を手に入れるまで。」
ラジュリーズとポーシャの周りにも、黒い炎と魔法陣のようなものが浮かび上がりました。
Lady Lilith「黒き神よ!光を遮り、時を創りしオーディンよ!」
Lilisette「黒き……神……」
Lady Lilith「大丈夫……アストラル風を浴びても、大事無い……その胸の印は黒き神の眷属が験……」
Lady Lilith「そして、黒き神を呼ばう引き金となるのは人の魂の高ぶり……黒き神は、激しい情を好む……憎悪、悲哀、憤怒、そして……愛……」
魔法陣からの力が一気に膨れ上がり、強力なアストラル風が吹き荒れはじめました。
Lady Lilith「寄り代の、力と想いが強ければ強いほど……契約後の、わたくしたちの力はより強大なものとなる……!」
寄り代となったラジュリーズとポーシャに引かれるかのように、魔法陣からオーディンが飛び出してきました。
Ragelise「……グゥゥゥゥッ!」
Lady Lilith「さあっ!契約なさい。白き未来の可能性など微塵も残らぬよう、消し去ってしまえ!」
Odin「奇しき縁に惑わされ……俗界に遊びて幾星霜……余を呼んだのは……汝なりや……?」
Odin「……存念を……申すがよい。」
ラジュリーズは顔を上げ、オーディンに向かって話し始めました。
Ragelise「オレは……戦い続けなくてはならん……軍を追われようとも、帰る場所などもうなくとも……」
Ragelise「力を、くれ……あの、闇の王に匹敵する、奴を打ちのめせる強さを……!鎮めてくれ……この怒りと……無念をッ……!!」
すると、オーディンは手を高く掲げ……。
その契約は完了しました。
Lady Lilith「見事耐えるとは、さすが父上……。」
Ragelise「……父?」
Larzos「左様、あなた方はこのレディ・リリスのお父上とお母上であられる。」
その言葉に驚きを隠せないポーシャ。
Lady Lilith「おとうさま、おかあさま……あんな、バカで軽薄な小娘なんかより、わたくしの方が、強くて立派な、いい娘に育ったわ。そうでしょう?」
Lady Lilith「うんといって。そうしたら、わたくしあの娘を……殺してしまうから……!!」
リリスが言い終わると同時に、その場からレルフィーとリリゼットの姿が消えました。
Cait Sith「……レルフィーっ!リリゼット!?」
気付くと、レルフィーとリリゼットは別の部屋にいました。
Haudrale「あちらは、親子水入らずの対面中だ。邪魔をしてさしあげるな。」
どうやらオドラールの仕業のようです。
Lilisette「なによそれっ!やめてよっ!みんなして……!!」
Lilisette「いったい、どうしたらいいのよッ!?……わたし、猛烈に腹が立ってきたわ……!!」
バトルフィールドで、オドラールとアクウィラとのバトルです。リリゼットが共に戦います。
オドラールは赤魔道士のようで、エン系を使います。また、闇属性は吸収される他、一定時間、魔法とブレスダメージ吸収モードになります。
アクウィラは格闘系魔道士のようで、物理攻撃は格闘ですが、精霊魔法も使ってきます。また、一定時間、物理ダメージ吸収モードになります。
IL119あれば特に苦戦することもなく、とりあえず盾フェイス(ヴァレンラール等)を1人呼んでタゲを取っておいてもらい、先にアクウィラを攻撃。
アクウィラが物理吸収モードになったら、ターゲットをオドラールに変更し、オドラールを倒したらゆっくりアクウィラを……という感じで楽勝でした。
Haudrale「……クッ。我々が、このような……」
Aquila「うぅうっ……ッ……ちくしょう……ちくしょう……お前ら……みたいなのが……!!」
Haudrale「白き未来、か……遥か……過去、あるいは……遠い未来に……再び……会うこともあろう……」
Haudrale「レルフィーとやら……今生は、せいぜい我が未来の贄となれ……」
Aquila「オドラール……あっちの世界の……僕ら……は……どんな……だったのかな……オドラール……」
そう言い残し、2人は消えていきました。
急ぎラジュリーズたちの元へ戻ると……。
Ragelise「……ッ!」
Odin「ハハハハハハハハッ!我が戦士よ、見事だ!実に心地よい怒り……汝が情……冥府の業火にて、とくと熾せ……!」
笑い声を上げながら、オーディンは去って行きました。
Lilisette「……ポーシャ!ラジュ……」
Lilisette「いいえ……ちがうわ、ふたりは、わたしの……おとうさん、おかあさんっ……!!」
Lady Lilith「オドラールとアクウィラが……ふたつ駒を取られたか……まあ良い。」
すると、ラジュリーズとポーシャの顔に、オーディンとの契約の証が現れました。
Lilisette「そんなっ……!やめて……やめてっ、おねがい……!!」
Lady Lilith「ふむ……。新しい冥護四衆にひとり足りぬか。」
リリスは、アトモスから何かを呼び出しました。
Cait Sith「……あ、あれは……?」
そこに現れたのは、なんと……。
Lady Lilith「レルフィー……最後の、冥護四衆、だ。」
なんと、レルフィーでした。少し様子が違うようですが、黒い未来から連れて来たのでしょうか……。
Lady Lilith「お前のを見て、わたくしも欲しくなってしまってな。いいだろう?」
リリスがレルフィーを呼び出したことで、リリゼットはパニック状態。
Lilisette「そんなっ……!」
Lilisette「そん……な……そ……んな……」
Cait Sith「ダメッ!リリゼット、しっかりするのよンっ!!」
正気ではいられないリリゼットの体が光り始めました。
Lilisette「……レルフィー………………」
そのまま光に包まれると……アトモスに吸い込まれてしまいました。
Cait Sith「ああっ!なんてことっ……!!」
Lady Lilith「アハハハハハ!良い気味!」
Cait Sith「ああああああ!!どうしましょう!どうしたらいいのっ!リリゼットが……リリゼットがぁッ……!」
Cait Sith「いけませんわッ!ここはいったん引きますわよッ……!」
レルフィーとケット・シーは、ケット・シーの力でワープし、撤退しました。
Lady Lilith「さあ、すべての駒は揃った。」
Lady Lilith「父上、母上……アルタナ連合軍に代わって、わたくしと共に、その志、示されよ。」
Lady Lilith「あの女と、あのネコを……そして、女神アルタナの意思を……その手で、掃討されよ……!」
Ragelise「……良いだろう。」
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