今回は、アルタナミッション第38弾「さようなら、リリゼット」を進めるために必要な連続クエスト「潜みし影」を進めていきます。
アルタナミッション第38弾「さようなら、リリゼット」を進めるためには、過去三国に対応したクエストを規定されたところまで進める必要があります。
レルフィーはバストゥークに所属しているので、まずは過去バストゥークのクエスト「囚われし者」の続きである、「潜みし影」を進めます。

なお、このクエストを進めるためには、以下の条件が必要です。
- 過去のバストゥーク関連連続クエスト「囚われし者」を終わらせてから、エリアチェンジをしている
- 過去のバストゥーク関連連続クエスト「囚われし者」を終わらせてから、ヴァナ・ディール時間で0時を越えている
- アルタナミッション「さようなら、リリゼット」を受けている

攻略手順
このクエストを進めるためにはエリクサーが必要になるので、用意しておきます。持っていない場合は、「栄誉と背反」の報酬でもらったエリクサータンクから取り出しておきましょう。
バストゥーク商業区[S]の大工房前にいるGentle Tigerに話しかけて、イベントを見ます。
イベントの後、ズヴァール城外郭[S]へ行き、イベントを見ます。Survival Guideでワープすれば、すぐイベントが始まります。
イベントの後、ズヴァール城内郭[S]へ行きます。
ズヴァール城内郭[S]の最初のマップにいる3匹の白いインプ「Rikke」「Rakke」「Rokke」に話しかけ、1匹だけいる正直者インプにエリクサーを渡し、話を聞きます。
話が聞けたら、ズヴァール城内郭[S]3枚目のマップ(ワープ装置があるマップ)の左下の部屋G-9テンキー1あたりにある???を調べて、イベントを見ます。
イベントの後、同じマップの右上の部屋H-7テンキー6あたりにあるDisplaced Blockを調べて、イベントを見ます。左下の部屋から右上に進んで段差を下り、H-8テンキー1あたりのワープ装置から右上の部屋へワープします。
ちなみに、間違ったインプにエリクサーを渡してしまった場合はクエスト失敗です。ヴァナ・ディール時間で0時を越えると正解のインプが入れ替わり、やり直しができます。エリアチェンジは不要っぽいです。
ストーリー
数日後、レルフィーは再度ジェントルタイガーを訪ねました。
Gentle Tiger「フォルカーさんが、探していたぞ。クララ隊長のことで、話があるそうだ。会議室に、顔を出してみてくれよ。」
会議室に入ると、いつものメンバーが集まっていました。
Volker「来てくれたか。先日は、世話になったな。」
Volker「連合軍は、ザルカバードでの戦いでなんとか勝利への足がかりをつかんだようだ。そして、われわれはその後別件として、ザルカバード近辺でクララ隊長の行方を捜索中だ。それで……」
Nicolaus「はい。黒鉄の旋風事件と、二度の大統領への襲撃……隊長が血盟軍と何らかの関係があることは、間違いないです。」
Nicolaus「おそらく、いま隊長は敵の牙城であるズヴァール城に身を潜めているとみて、まず間違いないでしょう……。」
Volker「これから、われわれは、連合軍の別動隊としてズヴァール城での作戦に参加する。道中、隊長の捜索にもあたれれば、と思ってな。」
Volker「しかしズヴァール城は、獣人血盟軍の本拠地であり、それらを統率する闇の王の居城……捜索には、かなりの危険が伴うだろう。協力してくれると心強いんだが……引き受けてくれるか?」
もちろんです。
Volker「君なら、きっと協力してくれると思っていたぞ。感謝する。」
Zeid「決まりだな。行こう。」
そういうと、ザイドは早々に部屋を出て行きました。
ザイドがいなくなったことを確認したニコラウスは、ゆっくりレルフィーに近付くと……。
Nicolaus「ぼくは、やはりザイドさんと仕事をするのに抵抗があります。過去とはいえ、多くの尊い命を奪った罪人なんですから……」
Nicolaus「大統領のお言葉がなければ、今回も引き受けなかったでしょう。だから、これが終わったら、もうザイドさんと関わることも……。」
それだけ言うと、ニコラウスも部屋を出て行きました。
Volker「ニコラウス……。」
Volker「……さ、われわれもズヴァール城へ向かおう。細かいことをあれこれ言っていても仕方ない。」
Volker「いまは真実を探り出すこと。それを第一に考えよう。」
一行を追いかけ、ズヴァール城へやってきました。
Volker「無事、潜入できたようだな。」
Nicolaus「……おや?フォルカーさん、あれを見てください。」
Volker「連合軍の潜入部隊かもしれないな。クララ隊長のことを聞いてみよう。」
前方に、魔物と戦っている部隊がいました。
Leki Shameene「まったく、あとからあとからきやがる!埒が明かないね!」
Allenberge「一々処理している時間はない。雑魚はサイレスとバインドでもかけて捨てておけ!」
Leki Shameene「了解!じゃ、あんたたち、頼むわ。」
Premas-Lamas「はいさ!」
部隊の戦いが一段落ついたところで、話を聞くため声をかけてみました。
Allenberge「ん?なんだ、君たちは……?」
Volker「私はフォルカー。バストゥーク軍属の者だ!」
Volker「作戦中すまない、人を捜しているのだが、城内で赤い髪のヒュームの女性を見かけなかったか?背の高い、髪を片方でまとめた感じの……」
Allenberge「私はハイドラ戦隊のアランベルジュ。」
Allenberge「このような状況下で人捜しとは……まあ良い。おまえたち、見かけたか?」
Leki Shameene「ん~、そういう人は見てないですね~。こんな狭い通路で行きあったら、気づかないわけないですし……」
Volker「そうか……。」
Allenberge「お役に立てず、申し訳ない。そうだ、そのインプなら何か知っているかもしれん。聞き出してみたらどうだ?」
そこへ、ハイドラ戦隊の隊員と思われる戦士が奥から走ってきました。
Hippolite「アランベルジュさん、H-7地点に地下へ続く怪しげな入口が……」
Allenberge「なに、それは本当か?闇の王親衛隊の別部隊が潜んでいる罠かもしれん……確認しに行くぞ。」
Allenberge「では、われわれはこれで失礼する。」
アランベルジュたちは、慌ただしく奥へ向かっていきました。
残されたのは、我々と……サイレス&バインド中のインプ。話を聞くため、ニコラウスがサイレスを解いてあげました。
Nicolaus「では、さっそく聞かせてもらいましょうか。」
Flap「バインドも解いてくださいよう。」
Nicolaus「それは、あなたの心がけ次第です。」
Flap「そ、そんなこと言われましても……赤い髪のヒュームの女なんて、オレ知りませんですよぅ……。」
Volker「嘘ではないだろうな?」
Flap「へへっ、旦那。知らないもんは、どうしようもないですよぅ。」
Nicolaus「しかたありませんね。ファイブムーンズ。」
Five Moons「口を割るのなら、いまのうちだぞ。」
Flap「ちょ、ちょちょ、ほ、本当に知らないんですよぅ!……あ!そうだ、内郭にいるオレの仲間なら、何か知ってるかもしれませんよぅ……!」
Volker「仲間?」
Flap「は、はい!オレとは違って、体の白い貧相なやつらがいるんですよぅ。そいつらに聞いてみてください。」
Nicolaus「フォルカーさん、どうやらウソではなさそうです。これ以上の情報は期待できないですね。」
Volker「よし、手分けして白いインプを捜しだし、隊長の居場所を聞き出すぞ!内郭は、ここよりも危険が伴うだろう。なにかあったときは無理せずに、外郭で落ち合おう。」
フォルカーがそう言うと、一行は内郭を目指して走り始めました。
Flap「あ、あの、ちょっと!」
Nicolaus「ああ、そうでしたね。」
ニコラウスは、フラップにイレースをかけてバインドを解くと、フォルカーたちを追って走っていきました。
Flap「ふ~っ。思わず、仲間を売っちまったぜ。ま、人間なんかの言うことを、あいつらが聞くわけないしな……問題ないだろ。」
Flap「ふぁあ……なんだか急に眠くなってきたな……まさか、あいつオレにスリ……プ……」
フラップが言っていた白いインプを捜すため、ズヴァール城の内郭にやってきました。
内郭の最初のフロアには、小さな部屋がたくさんあります。そのうち、北西にある小部屋には、リッケというインプがいました。
Rikke「なんですか?私に何か用ですかい?」
クララという女性を捜していることを伝えると、居場所を知っているかもしれない、とのこと。
しかし、ここは闇の王のお膝元。人間なんかに目こぼししているのがバレたら大変。なので、エリクサー1つと引き換えで教えてくれるそうです。
Rikke「えっ?私があなたを騙そうとしてるんじゃないかって?失礼な人ですね!私の南東にいる奴は信用できないけど、私は違いますよ!」
本当かどうかわからないので、他のインプにも話を聞いてみましょう。
たくさんある小さな部屋を見て回っていると、南西にある小部屋に、ラッケというインプがいました。
Rakke「ん?なんですか、あなたは。」
クララという女性を捜していることを伝えると、手ぶらでのこのこやって来て、教えてもらえるとでも思ったのか、と怒られました。
エリクサー1つで教えてくれるようですが……そんな上手い話がある訳がないでしょう。
Rakke「それなら、私の東にいるインプのところへ行ってみるんですね。そいつなら、本当のことをおしえてくれますよ。」
本当かどうかわからないので、他のインプにも話を聞いてみましょう。
たくさんある小さな部屋を見て回っていると、南東にある小部屋に、ロッケというインプがいました。
Rokke「おや、人間がこのようなところまでやってくるとは、珍しいこともあるものですねぇ。」
クララという女性を捜していることを伝えると、私が人間に情報を提供すると思います?と言われてしまいました。
しかし、どうやら古傷が痛むようで、エリクサー1つくれれば、少しくらい情報を教えてあげてもいい、とのこと。
Rokke「あ、ちなみに、私の北西にいる奴は信用できないから、私に聞いたほうがいいと思いますよぅ。」
3匹のインプに話を聞いたので、まとめてみます。
北西にいるリッケは、南東にいるヤツは信用できないけど、自分は違う、と言っていました。
南西にいるラッケは、東にいるインプは本当のことを教えてくれる、と言っていました。
南東にいるロッケは、北西にいるヤツは信用できないから、自分に聞いた方がいい、と言っていました。
さて、誰が本当のことを言っているのでしょうか……それぞれ整理してみると……。
リッケが本当のことを言っているとしたら、ラッケとロッケが嘘をついていることになります。
ということは、3匹の言葉を言い換えると、ロッケは信用できず、リッケは正直で、ロッケは本当のことを言わず、リッケは信用できる。
ラッケが本当のことを言っているとしたら、リッケとロッケが嘘をついていることになります。
ということは、3匹の言葉を言い換えると、ロッケは信用できて、リッケは嘘つき、ロッケは本当のことを言って、リッケは信用できる。
ロッケが本当のことを言っているとしたら、リッケとラッケが嘘をついていることになります。
ということは、3匹の言葉を言い換えると、ロッケは信用できて、リッケは嘘つき、ロッケは本当のことを言わず、リッケは信用できない。
ということは、つまり……。
リッケの発言に矛盾はありません。
ラッケの発言には矛盾があります。
ラッケが本当のことを言っているならロッケが嘘つきのはずなのに、ロッケは信用できることになってしまいます。また、リッケが嘘つきなのに信用できる、というのもおかしい。
ロッケの発言にも矛盾があります。
ロッケが本当のことを言っているはずなのに、ロッケは本当のことを言わないことになっています。
ということで、この場合はリッケが正直者ですね。
インプの話は人によってパターンが変わるので、必ずしもこのような結果にはなりませんが、落ち着いて考えれば矛盾が見えてきます。
どうやらリッケが正直者だということがわかりましたので、リッケにエリクサーを渡します。
Rikke「くくく……エリクサー、たしかに頂戴しましたぁ!それじゃあ、約束どおりおしえて差し上げましょう。」
Rikke「あなた方が捜してるクララって女は、上層のG-9あたりの部屋にいますよ。あそこは、私らみたいな下っ端は近づかせてもらえないんですよ。ありゃ、きっと、なんかありますねぇ。」
Rikke「侯爵の考えは知りませんけど、計画に人間を使うのはやっぱり頂けないですねぇ。こうやって、余計な奴らまで……まあいいです。あなた方に頼むのも妙ですけど、あの女、そろそろ邪魔です。さっさと連れ戻しちゃってくださいよ。」
インプから話を聞いていると、ちょうどそこへニコラウスがやってきました。
Nicolaus「その顔は、ひょっとして隊長の居場所を聞き出せたんですか?」
ええ、もちろんです。ちょうど今、聞き出すことができました。
Nicolaus「わかりました。先にその場所へ向かってください。フォルカーさんたちには、ぼくから伝えておきます。」
インプから聞いた部屋……上層のG-9あたりへ向かってみました。……が、特にこれといったものはありませんでした。
Volker「レルフィー、クララ隊長は!?」
レルフィーに遅れること僅か、フォルカーたちが駆け付けました。
残念ながら、クララどころか、これと言って何もありません。
Five Moons「どうやら、インプどもに一杯食わされたようだな。やはり、力ずくで吐かせるべきだったか……。」
すると……。
???「なんだ、お前たち。こんなところにまで入りこんだのか。」
Volker「隊長……!」
みなが驚いている中、ザイドがゆっくりクララに近付き……。
Zeid「あなた、いや……おまえは……何者だ?答えろ。」
Klara「悲しいことを言ってくれるな。しばらく見ない間に、命の恩人の顔を忘れたか?」
Zeid「……黙れ。おまえに命を助けられた覚えはない。本物のクララ隊長は、どこにいる?」
Klara「……やれやれ、強情な奴だ。ならば、あの日この身に負った火傷の跡でも見せれば、わかってくれるのか?」
Klara「……話は終わりだ。どうやら、鼠が罠にかかったようだ。また会おう。」
そう言うと、クララは呪符を使いワープしていきました。
Volker「どういうことだ、ザイド?ボスディン氷河で隊長に捕捉されたとき、なにかあったのか?」
その問いに、ザイドは沈黙しています。
Nicolaus「心当たりがあるようですね。ということは、あれは本物の隊長ってわけですか……。」
Volker「しかし、じゃあなぜこんなことを……」
Zeid「……それを確かめるためにあとを追う。」
Volker「あとを追う?どこへ行ったのか、わかるのか?」
Zeid「冷静になれ、フォルカー。隊長が最後に言った言葉を思い出してみろ。」
Volker「たしか、鼠が罠にかかった、と……まさか!」
Zeid「罠……。さっき連合軍が何か見つけたと言っていたな。あの地下通路……隊長はそこに違いない。」
Volker「たしか、H-7地点で発見したと言っていたな。われわれも向かおう!」
Nicolaus「……ちょっと待ってください。」
Volker「どうした、ニコラウス?」
Nicolaus「ぼくはこの部屋を調べます。インプは、この部屋で侯爵がなにか企んでいると言っていました。」
Nicolaus「侯爵……つまり、デーモンと隊長の秘密がここにあるかもしれません。」
Five Moons「ならば、自分もここに残ろう。ひとりでは危険だからな。」
Volker「わかった。ふたりとも、頼んだぞ!」
この場を2人に託し、罠があるというH-7地点へ向かいます。
H-7地点から地下通路へ。そこでは、既にアランベルジュたちが調査をしていました。
Hippolite「アランベルジュさん、こちらも不審な物は見当たらないみたいですが……」
Allenberge「……わからぬな。ここはいったい、何のための場所だ……?」
???「鼠は暗いところに集まる、か……。」
Allenberge「……!赤い髪の……!?」
Hippolite「こ、こんなところでなにをしている?」
Klara「フッ、気になるか?だが、私のことよりも貴様らの命を心配したほうがいい。」
アランベルジュたちは、あっという間にデーモンたちに囲まれてしまいました。
Klara「暴れるのは久し振りだからな。役者は多いほうがいいだろう?」
そこへ、フォルカーたちが駆け付けました。
Volker「隊長……!」
Klara「また、お前たちか。本当に鼠は穴ぐらが好きだな。ちょうどいい。まとめて始末してやろう。」
Allenberge「望むところだ。われわれの力、見せてくれる!皆の者、かかれーッッ!!」
うおおぉおおぉぉぉーーーっ!!!
一行の活躍により、デーモンたちを蹴散らすことができました。残るはクララのみ。
Allenberge「……どうやら、残りはおまえだけのようだな。」
Klara「クッ、役立たずどもめ……!うっ……!」
Volker「隊長!?」
Allenberge「な、なんだ……!?」
クララは突然苦しそうに頭を押さえたかと思うと、その場に倒れてしまいました。
Leki Shameene「だ、誰か、何かしました!?」
Hippolite「アランベルジュさん……み、見てくださいっ……!」
倒れたクララの影が突然大きくなり始めました。
Allenberge「な、なんだ!?これは……!!」
クララの影から小さな影が分裂。その分裂した影が大きくなり、何者かがその影から出てきました。
影から出てきたデーモンのような者が、激しい闇の力をその武器に集中させ始めました。
Allenberge「いかん……!全員、退避しろッ!!!おまえたちも逃げろ!!」
Hippolite「……くっ、だ、だめだ……!」
そのとき……。
Klara「みんな……逃げろッ……!!」
……気が付くと、地下通路の外……H-7地点にいました。
Allenberge「ここは、地下通路の外……?……どうやら、あの女が外へ飛ばしてくれたようだな。」
Allenberge「われわれに手下をけしかけた後、助けてくれるとは、わけのわからん奴だ……。それにあのデーモンは、いったい……なあ、君たちが捜していた女ってのは、あいつのことか?」
Allenberge「やはり、そうか……。事情は知らぬが、あの様子は尋常ではない。あまり関わらないほうが……いや、よけいな世話だったな。」
Allenberge「君たちが、このようなところまで捜しにくるくらいだ。あの者は君たちにとって、よほど重要な人物なのだろう。とにかく、君たちのおかげでこちらも助かった。これは礼だ。受け取ってくれ。」
アランベルジュから、魔滅の数珠を受け取りました。
Allenberge「それを身につければ、ここでの戦いも、少しは楽になるだろう。」
Allenberge「……さて、私は、はぐれてしまった仲間たちを捜しに行くので、失礼する。この城内で一人で動き回るのは危険だ。まずは、合流せねばな……。」
Allenberge「君も、仲間と緊急時の集合場所について取り決めているのではないか?そこへ向かうといい。」

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