今回は、アドゥリンミッション第3章第3節第4項「意識の共有」を進めていきます。
攻略手順
東アドゥリンの女神像広場の南側H-9テンキー7あたりにある家のドア「Door: Boarding House」を調べ、イベントを見ます。
ストーリー
エヌティエル水林で無事ナイリーヌを保護したレルフィーたちは、彼女を送り届けるため、ポリミオ家までやってきました。
Nyline「おとうさん!」
Pollimio「ナイリーヌ!無事か!」
Pollimio「無事なんだな!ああ、アシェラさま、ありがとうございます!」
Cassard「む……。」
Ingrid「ふ……ん?」
Pollimio「ありがとうございます、若姫さま。それと、開拓者の……。」
Arciela「レルフィーです。」
Pollimio「ありがとう、レルフィー。これは……少ないけれども、お礼です。どうか、受け取ってくだされ。」
ポリミオから同盟戦績をいただきました。目には見えませんが、経験値もいただいたようです。
Nyline「ありがとうございます。アシェラさま、レルフィーさん。」
Nyline「おとうさん!これにコリて、これからはあまりヘンなものを道楽で集めてこないようにね!おかあさんにも前から言われてるでしょ!」
Pollimio「わ、わかったよ。」
Arciela「うふふ。そうですよ。ウルブカの奥地には、人間の手がまだ触れないものが多く存在します。わたしたちの知っていることなんて、そのうちのわずか。もっと慎重にならないと……。」
Cassard「ふん。その通りですな。そもそも森には手を出さないのが一番なのです。」
Arciela「そこまでは言いませんけど……。」
Ingrid「ふん……。まあ、この件は解決したようね。ここにわたしのいる必要はなくなった。帰らせてもらうわ。」
機嫌を損ねたイングリッドは、鼻息荒くポリミオ家を出ていきます。
Cassard「わたしもイルドベール様に報告せねば。これで失礼する。」
カサルもバツが悪くなったのか、イングリッドを追うようにポリミオ家を出ていきます。
Arciela「ふう。お互いに譲りませんね。どうしたらいいのかな……。」
Arciela「それにしても、よく精霊の仕業と見抜きましたね。わたしも、あなたに言われなければ、精霊の気配に気づいたかどうか……。」
Arciela「あのままだったら、ナイリーヌさんは精霊から解放された後、たったひとりで、エヌティエル水林に取り残されていたはず……ほんとうに危ないところでした。」
ふふっ、アシェラもまだまだ修行が足りないですね。
Arciela「むぅ……いじわるですね。」
ごめんなさい、冗談です。あれは自分の手柄じゃないんですよ。
Arciela「えっ?自分の手柄じゃない?どういうこと?」
実は、ケイザック古戦場でナイリーヌを保護したとき、一緒にいた人が教えてくれたんです。
Arciela「誰?えっ……。」
その人は、黒髪に立派なヒゲがあって、きっちり黒づくめで、マントをひるがえし、宝石のついた杖を持っていました。
Arciela「……黒いおじさんだった、って、ずいぶん細かく覚えてるね。それってもしかして、テオドールのおじさまのこと?」
はい、正解です。
Arciela「そっか……確かに、長くこの地に暮らしてるお方だから詳しいかもしれないけど。そう……だったんだ。」
Arciela「ねえ、今思いついたんだけど、ひょっとしてあにさまが何を伝えたかったのか、テオドールおじさまに聞けば、いいのかも。何か教えてくれるかもしれない。」
そう言って走り去ろうとしたアシェラでしたが、急に振り返って……。
Arciela「わたし、あなただったら、あにさまのかけた謎を解けるって思ってるから!それと!わたしのほうでも、テオドールおじさまを探してみるわ。」
Arciela「それじゃあ、またね!」
それだけ言うと、今度こそ走り去っていきました。
一方、イングリッドは……腹の虫が治まらないようです。
Ingrid「よくも恥をかかせてくれたわね、あの小娘……そして、中の国の冒険者っ!」
Ingrid「ん、もうっ!あいつらと会ってからロクなことがない!!」
怒りに任せ、壁を叩くイングリッド。
Ingrid「はあはあ。落ち着いて。落ち着くのよ、イングリッド。……この件、ヴォルティミア様に知られるわけにはいかない。次は負けないと誓ったのに……。」
Ingrid「中の国の冒険者、あれは放っておこう。所詮は部外者よ……それよりも、あの娘……アシェラ・V・アドゥリン。やはり、我らエクソシストたちの復権には邪魔な娘……。」
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